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1283号

No.1283     Ryo Onishi              12/13/2020

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雑貨屋のひとり言

黄金世代、プレミアム世代と呼ばれる若いプレーヤーがひしめき合う女子プロゴルフは人気も実力もすごいことになっています。19人のプレーヤーが日本から全米女子オープンに参戦しています。期待が大きかった古江彩佳、原英莉花は残念ながら予選敗退しましたが黄金世代の渋野日向子がトップで予選を通過し、3日目を終えた時点でトップにいるので、最終日に期待したいと思います。昨年の全英女子オープンでの優勝に続いて快挙を達成できるか楽しみです。
コロナ禍で暗いニュースが多い中、明るいニュースで元気にしてもらいたいものです。《R.O.》

 

 

 

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

第三波コロナに怖いネズミ算

牛の目にデジタルの世がせわしすぎ

茫々と老虎千里をかけた夢

兔より亀 長生きは俺の方

竜頭の気取りに蛇尾の見え隠れ


( ニュースひとりよがり )

「コロナ感染率のグラフ」

指をくわえて見てる −下落の内閣支持率

「医療費2割負担」

頭が痛い −75歳 年収200万円

「語録」

負けても勝ち −トランプ大統領


河合成近
nakawai@kf7.so-net.ne.jp

 

龍翁余話

龍翁余話(656)「深刻!大麻乱用」

どうして、こうも薬物乱用者が増えるのだろう。昨年から今年にかけて芸能人や著名人の薬物逮捕が相次いでいる。昨年は、3月にはミュージシャンで俳優のピエール瀧が麻薬取締法違反、5月には元KAT−TUNの田口淳之介が大麻取締法違反、11月には女優の沢尻エリカが麻薬取締法違反で逮捕された。今年に入って2月には歌手の槇原敬之が覚せい剤取締法違反、9月には俳優の伊勢谷友介が大麻取締法違反で逮捕された。彼らのような有名芸能人は直ぐに新聞沙汰になるが、実は、法務省が先月(11月)に公表した「2020年版の犯罪白書」によると一般人の薬物取締法違反、特に若者を中心とする大麻取締法違反者が増加(昨年の大麻取締法違反の検挙数は前年比21.5%増の4570人と過去最多を更新)しているとのこと。

同じ薬物事件でも(前述のように)違反の内容によって法律名称が異なることにお気づきだろうか――実は翁、若い頃『三悪追放協会』(麻薬・売春・性病を追放する厚生省の認可団体=当時の会長:菅原通済)のキャンペーン協力や、これも厚生省管轄の『(当時名称)関東甲信越麻薬取締官事務所』(現:厚生労働省関東信越厚生局麻薬取締部)の麻薬Gメンたちの365日を追って麻薬追放キャンペーンのテレビ・ドキュメンタリー番組を制作したことがあり、その時期に学んだ薬物の種類や薬物に関する取締法の記憶を辿ると、薬物犯罪には4つ(または5つ)の法律がある。

「覚せい剤取締法」――覚せい剤とは、脳神経系に作用して心身の働きを一時的に活性化(興奮状態化)させる成分を含んでおり、乱用を続けると“幻覚(誇大妄想・被害妄想)”、“幻聴“、”歯が溶ける“などの症状が現われ、常習性(中毒症状)になって心身破壊、最悪の場合は死に至ることもある。「覚せい剤」は俗に“シャブ”とも呼ばれる。

「大麻取締法」――「大麻」とは、大麻草のことで“マリファナ”、“ハッパ”とも呼ばれる。「大麻」も依存性があり、心拍数の増加、嘔吐、(覚せい剤と同じように)“幻覚”、“異常行動”などを引き起こす。また、乱用を続けると知能の低下など精神障害をもたらす。

「あへん法」――「あへん」とは、ケシの実から採取される果汁(アルカロイド)を乾燥させたもので、そこから合成される化合物(モルヒネ・ヘロイン・コデオンなど)は鎮痛、陶酔の作用があり、常用すると昏睡や呼吸困難を引き起こす。余談だが「あへん」と言えば1840年から2年間、イギリスと清国(今の中国)の間で起きた“アヘン戦争”が有名だ。結局はイギリスが勝利し、1842年に香港を英国の割譲地(植民地)とした。それから155年後の1997年7月、イギリスから中国へ主管移譲(返還)が行なわれ香港特別行政区政府を樹立、“一国二制度”がスタートした。思えば、騒乱続く“香港民主化デモ”の根底は、“アヘン戦争”後の155年間のイギリス流民主主義と近年の習近平の独裁政治(共産主義)との闘いではないだろうか、そんな気がする。

「麻薬及び向精神薬取締法」――この法律の解釈はややこしい。前述の3つの法律が全て包含されるので、対象薬物を特定するのは難しい。あえて言えば「向精神薬」とは中枢神経系に作用し精神活動に支障をきたす薬物、その内訳はコカイン・ニコチン・カフェインなどの“精神刺激薬”、ヘロイン・あへん・モルヒネ・大麻などの“抑制剤”、LSD・シロシビン(ハラタケ目のキノコに含まれる)などの“幻覚剤”――つまり、麻薬や向精神薬を同時に規制する法律、と言うことになる。もう1つ、国際協力による“規制薬物に関わる不正行為を取り締まる法律”があるが、一般的ではないので省略する。

さて、翁が今号に『深刻!大麻乱用』を取り上げたのは、冒頭で述べたように去る11月下旬に法務省が出した『2020年版犯罪白書』で「若者の大麻乱用が過去最多を更新した(検挙数4570人)」との公表に注目したからである。「大麻」は、覚せい剤など他の薬物使用のきっかけになりやすい“ゲートウエードラッグ”(入門薬)である。薬物犯罪に関しては、実は「覚せい剤取締法違反の検挙数」は2016年から毎年減少傾向にあるのだが、その一方で「大麻取締法違反の検挙数」は4年連続で増加、特に若者の“大麻への誘惑”が増え、20歳代は30%増、10歳代は何と42%増という驚くべき現状を看過する訳にはいかない。

何故、若者は「大麻」に手を出すのか――「友人に勧められて」、「興味本位で」、(今年のコロナ禍で)「仕事が無くて何もすることがないから」、「休校・休講が続いてヒマを持て余したから」、「インターネットに“大麻は無害”と書いてあったから」など理由はさまざま。しかし、若者たちよ、考えても見よ“無害”であれば法律で取り締まる訳はない。もう一度「大麻」の有害性について認識を深めて貰いたい。「大麻」に含まれる“THC”と言う麻酔成分は、脳などの中枢神経系に作用するため、視覚・聴覚・味覚・触覚に異常をきたし、思考が分裂して過去・現在・未来の概念が混乱する。簡単に言うと酩酊感や陶酔感を催し、その感覚を味わうと依存症(中毒症)になり、知能や肉体の衰えが進み、やがて誇大妄想や被害妄想、非現実的な幻覚を引き起こして異常行動(非人間行動、反社会行動、自殺)に走る危険性がある。「大麻」(ほか薬物)如きにせっかくの人生を奪われるなんて、何とももったいない話ではないか――

薬物は、それを使用する人の“心と体”を蝕むばかりでなく家族や友人たちをも悲哀の渦に巻き込む。最近、千葉県が県下の小・中・高生を対象に「麻薬追放キャンペーン標語」を募集した。その応募作品の中から3つ紹介しよう。「あっ、その薬 あなたに未来はありますか?」「一度だけ 甘い誘いに負けないで」「使ったら あなたと家族に 明日はない」――翁、これらの標語に“あっぱれ”を謹呈・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

“ ヒエッ “

人はびっくりした時、想定外の事に遭遇した時にキャ〜とかワ〜とか色んな言葉を無意識に発する。このヒエッという言葉を発したのは不正選挙を疑われているジョージア州の公聴会で上院議員のエレナペアレントが発したものだ。今回そんなものは無かったと、このエレナ民主党議員が青筋を立ててまくし立てていたその時、映像に映し出された自分の姿を見てびっくりしたのだ。まさか、隠し撮りされていたとは思いもよらなかったのだろう。相当あせったようで目は泳ぎ呼吸は粗くなっていた事を何人かのYoutuberが話していたので、そのヒエッという言葉を聞いてみたいと思いジョージア州の公聴会の動画を探して見たら本当に、この女性がヒエッと声をあげていたので笑ってしまった。この、しゃっくりのような声は何度も繰り返しであちこちの動画に登場していた。

それにしても今回の米国における不正選挙は国を超えた組織ぐるみの前代未聞の酷い選挙だ。州によってパターンを変えた不正選挙があり、それを見つけた、たくさんの善良な人が勇気を持って告発している。ただし声を上げた人への個人情報がさらされたり選挙戦の行方に影響を与える人の家の前に死体袋が置かれたり仕事を失ったり、殴られたり恫喝されたりする事には憤りを覚える。ジョージア州の知事が不正選挙の再調査をやりますと言った途端、知事の娘さんのボーイフレンドの不審な車爆発事故が起こった事も偶然では無いだろう。とにかくやる事が尋常ではない。
今まで、だんまりを続けてきたメディアは一昨日ハンターバイデンが司法局による本格的な取調べが始まった事を伝えていた。証拠があるのに1年も隠し続けてきたFBIも問題だらけだけれど、どれだけ上からの圧力がかかっていたかと思うと根が深い。
報道しない自由があってもいいのかもしれないけれど自由な言論空間が抹殺される事は許せない。昨日からユーチューブの検閲が強化されますという警告が来ていると複数のユーチューバーが言っていた。特に厳しくなるのが今回の米国選挙に関しての動画に規制がかかるらしい。まだ、この機に及んで情報をコントロールしようとするビックテックの罪も大きい。
昨日は何とテキサス州が不正選挙を騒がれている4州を相手取って最高裁判所に訴えたというニュースを聞いた。現時点ではテキサス州に続いて17州が参加表明したらしい。また、またものすごい展開になってきた。この展開が日本の未来の明暗にも関係している事を知っている人は多い。他人事では無いのだ。残念ながら事実は与えられる情報だけを頼りにしているとわからない。自分から情報を探しに行かないとわからない。最近、アメリカ人もこの選挙に不信感を持って調べ始めている人も多い。そこを妨害し削除しなければならないほどビックテックも追い詰められているのかもしれない。近い将来、TVのチャンネルボタンを押せばユーチューバーの動画も見る事が出きるようになればいい。一人一人の民意が国を動かす時が来ている気配を感じる。
 

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

今週はオーストラリア人のJoe Chindamoのアルバム"Arias"です。こんな美しい音色の楽曲はどのようにして生まれるのだろうと思います。優しく心に染みる楽曲です。
こんな素晴らしいアルバムが見つかると嬉しくなります。ジャズは実に幅が広いと思います。


"Arias” Joe Chindamo   

Joe Chindamo(p)
Doug De Vries(g)
Ben Robertson(b)
Rajiv Jayaweera(ds)
Nigel MacLean(vln)

1. O Mio Babbino Caro(私のお父さん)
2. E Lucevan Le Stelle(星は光りぬ)
3. Un Bel Di Vedremo(ある晴れた日に)
4. Quando Men Vo(私が街をあるけば)
5. Chi il Bel Sogno Di Doretta(誰がドレッタの美しい夢を)
6. Ch'ella Mi Creda(やがて来る自由の日)
7. Che Gelida Manina(冷たい手を)
2019年作品


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

毎日、面白いこと楽しいことを探しています。面白そうだと思ったら試したくなります。もちろん懐具合を考えながらですが。テレビでYouTubeやPrime Videoのような動画コンテンツを楽しむためにiPadやiPhoneをケーブルTVのWi-Fi経由でつないでいますが、使いにくさがありました。以前から興味を持っていたテレビに直接つないで動画コンテンツを観れるFire TV Stickを購入しました。主に毎日のビデオヨガと孫たちがきた時のアニメを観るために使っています。Prime Videoでトミーリージョーンズとウィリースミスが主演のMIBを観ました。ニューヨークが舞台でワールドトレードセンターのビルが背景に映っているので懐かしい思いで観ていました。いろいろ楽しいことができそうですので、これから研究して面白い使い方を見つけようと思います。

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1283

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/indexY.htm

              tenshu@zakkayanews.com