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1257号

No.1257     Ryo Onishi              6/14/2020

 weekly
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雑貨屋のひとり言

梅雨に入りどんよりとした空になり、しかも家の中がジメジメしてきて気持ちが悪いですね。こんな時期だからこそ健康維持に努めたほうがいいと思います。
自宅でYouTubeを利用したヨガを始めてもう2ヶ月半になりました。
もともとスポーツジムでヨガしかやっていなかった私たちですから自宅でやることに抵抗はなくむしろ自由度も変化もあるので毎日続けられています。
図のような法則(1.01の法則と0.99の法則)をご存知でしょうか?
小さな努力をコツコツ続ければ大きな力(効果)になりますが、逆に少しずつサボれば力を失うというものです。
1日1%成長を続ければ1年で37.8倍になります。逆に1日1%サボりを続ければ1年で100分の3の力になってしまいます。たった1%ですがこの考え方を取り入れて毎日少しの努力を続けることで健康を維持向上させたいと思っています。1年後を楽しみにして続けようと思います。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

野良の字が消えて座敷でいい寝息

おあずけも お手も目線は餌に向き

痩せ蛙一茶に詫びてするごろ寝

二兎を追う表と裏の顔で追う

茫々と老虎千里をかけた夢


( ニュースひとりよがり )

「内閣支持率40%」
嫌いな言葉四捨五入 −安倍首相

「韓国との通信を遮断」
脅せばわかる ―北朝鮮

「早くも猛暑日」
37度5分を越えたら危険です −コロナ

 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(630)「コロナの合間に“尖閣”を襲う卑劣中国」

翁、普段は出来るだけ平静を保とうと『龍翁余話』でのテーマ決定や表現方法には多少、“穏やかさ・柔らかさ”に神経を使っているつもりだが、“自粛疲れ”で心の中に不平不満や怒りなどの感情が積り(鬱積)、いつ、どこで爆発するか、よほど用心していないと・・・と、懸命に自制に努めていたのだが、ここに来て“憤懣やるかたない事象”を知り、遂に心中のマグマが暴れ出した。“憤懣やるかたない事象”とは何か――『コロナ禍の合間を縫って日本領土・尖閣諸島を襲う卑劣中国の覇権行為』である。したがって今号は思い切って翁の感情を本欄にぶっつけることにする(多少の暴言、悪しからず)――

翁の最も嫌いな政治家は、と言えば、躊躇なく「習近平」「プーチン」「金正恩」「文在寅」「トランプ」の名を挙げる。「トランプ」は安倍とは(表面的な)友情関係が見受けられ、“日米友好”が(まあまあ)円滑に進められているので敢えて批判は避けるが、他の連中は、あらん限りの悪口雑言を浴びせても、なお浴びせ足りないほど嫌いだ。特に「習近平」に対しては、どんな悪口雑言が妥当かを考えたが「陰険(いんけん)」(表面は穏やかさを装いながら心の内にはある種の陰謀を隠し持つ)、「老獪(ろうかい)」(ずる賢い)、「狡猾(こうかつ)」(他人・他国を無視して自分・自国だけの得を目論む)、「貪欲」(節操の無い飽くなき欲望)しか言葉が見つからない。他の4人も似たり寄ったりだ。無論、これは翁の個人的感情と偏見であるかも知れない。だが「習近平」の執拗な“覇権主義”は「陰険・老獪・狡猾・貪欲」が要因となっていることに間違いはない。

“覇権主義”とは――(言うまでも無く)自国の実利だけを追求にして他国の迷惑を考えず、他国(敵対国=例えば日本)に対し、何らかの挑発行為をすることによって敵対国に怒りを誘発させ、敵対国に言論闘争・武力闘争の口火を切らせ、その責任を敵対国に押し付けるなど巧みなプロパガンダ(情報戦・宣伝戦)とゼニのばら撒きを通して自国の正当性、独りよがりの正義を捏造し国際世論を自国に招き寄せ、領土の拡大や自国利益を誘導させようとする独善戦法、つまり「陰険・老獪・狡猾・貪欲」に因をなすものである。

さて、「習近平」の陰謀(覇権主義)の最たるものの1つが、執拗な「尖閣諸島領海侵犯」である。世界各国がコロナ感染対応に追われるなか、中国はその間隙を縫って東シナ海・南シナ海・西太平洋に進出し軍事的存在感を強めている。海上保安庁のデータによると、今年(1月〜4月)に中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)の領海侵犯、及び接続水域侵入は確認されただけでも409隻を数え、2012年9月の統計開始以来、同期比で過去最高となった。この覇権行為を「陰険・老獪・狡猾・貪欲」と言わずして何と言うか。

翁が推察するに、習近平の“覇権行為”は中国古来の戦略思想<孫氏の兵法>をベースにしているように思える。つまり「戦わずして勝つ」戦略だ。近代において会社経営(ビジネス戦略)ではよく応用される手段の1つだが、そこには、おのずからルールやマナーが背景に存在する。だが<習近平の兵法>には、ルール(国際法)も無ければマナー(礼儀作法=品格)も無い。あるのは“盗人(ぬすっと)根性”だけだ。

去る8日、尖閣諸島周辺の領海内で操業していた日本漁船を中国公船が”追尾“した。日本の領海内で日本漁船が操業をしているのに、いきなり他国の船(中国の武装船)がやって来て(武器を持たない)日本漁船を追い払った、と言うアホな話。そのことに対して中国外務省は「中国の領海で日本漁船が違法操業をしていたので追尾した」と強弁、「尖閣諸島は中国のものだ」と世界に向かって言い張った。”盗人猛々しい“とはこのことだ。これに対し官房長官・菅義偉は「中国側の発言は全く受け入れることは出来ない」と不快感を示しただけ。何と言う”腑抜け発言“だろう。また、外務大臣・茂木敏充は「様々な国の協調・連携が必要だ。中国側には前向きな対応を強く求めたい」と、これもまた不明瞭な”ピンボケ発言“。2人とも日本政府の重要なポストにいる政治家だから、翁のような暴言を吐いて事を荒立てることは出来ないが、日本のスポークスマン(政府見解を内外に発信する代弁者)たる2人がこのような弱腰では、とうてい中国の陰険さには勝てない。日本の政治家は元来、物事を遠回しに言う癖がある。とりわけ外国に対しては極めて紳士的発言を”よし”とした。それはそれで相手が紳士国なら”日本の奥ゆかしさ“を理解するだろうが、中国やロシア、朝鮮半島にはそれが通用しない。のみならず日本の”紳士発言“を”弱腰“と見て、あらゆる面で言い掛かり(難癖)を付けて来る。「北方領土問題」「竹島問題」「尖閣諸島問題」「拉致問題」「靖国神社問題」などが未だに解決されないのは、ひとえに日本の弱腰外交にある、と翁は断言する。いつまでも中国政府の言いたい放題を放置しておくと、実情(歴史)を知らずして中国政府からゼニを貰っている国は「中国発信は本当だ」と洗脳されかねない。したがって日本も習近平を見習って「孫氏の兵法」(戦わずして勝つ)狡猾・強腰の外交に転ずるがよかろう。

元海上保安官・一色正春氏は言う【尖閣諸島が歴史的にも日本の領土であることを知らない国の人々は、このままだと中国政府の発表を信じてしまいかねない。日本政府は、何故、世界に向かって中国の覇権行為を非難しないのか?中国が「尖閣は中国の領土」と公言し、領海侵犯を繰り返しても日本政府はただ「尖閣は日本固有の領土」との呪文を唱えるだけ。日本は(中国の覇権行為を)もっと毅然たる姿勢で国際世論に訴えるべきだ】―-

中国はすでに“尖閣戦争”のシミュレーションを作っている。日本もまた“有事”に備え、万全の”海上優勢・航空優勢“の態勢を整えるべきだ。そのための法改正も急がねばならない。日本政府に物申す「戦うべき敵はコロナだけに非ず、卑劣な中国の陰謀に、厳しく果敢に対処せよ」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

演出

キッチンで料理をしながらニュースを見ていたら白馬に引かれた白い棺が物々しく通り過ぎる様子が生中継されていた。一体、どこの国のお偉いさんの葬儀なのだろうと思ったら先日、白人の警官に取り押さえられて亡くなった黒人のG.F.という人の棺だった。白い棺には派手なゴールドで縁取りされとても高価な棺に見えた。その棺が教会に運ばれた後は何人ものゴスペルシンガーが唄を歌い教会の中はさながらコンサートホールの中のイベント会場のようだった。彼の身内は全員、高級そうな白い衣装に身を包んで用意されたメモを見ながらスピーチをしていた。この模様が、どこのチャンネルでも中継されていてフォクスニュースでさえ延々と、この中継を流していた。少し前までは、どこのチャンネルも一斉にコロナコロナと騒ぎ立て必要以上に人々の恐怖と不安をあおってきた。ここに至って、ようやく注意しながらも日常の生活を取り戻そうとしていた矢先に黒人VS白人という対立を生み出すような事故が起きてしまった事は残念だ。今年は特に1989年6月4日に起きた中国共産党による天安門事件がこの米国でどのように報道されるか興味があった。ところが、この事件で天安門事件も現在起きている香港の酷い状況やウィグル人の人権問題など一遍に吹っ飛んでしまった。
TVは電波ジャックされたかのように連日、黒人差別のデモやそのデモに便乗して暴れまくり店を滅茶苦茶にして物を盗んでいく人、組織されたアンティファというテロリストグループ、おまけにC国の大使館から命令を受けた留学生までこの暴動に参加している。サンタモニカではC国の留学生3人が捕まり、ワシントンのホワイトハウス近くの教会に火炎瓶を投げたのもC国の留学生で“早く逃げろ、逃げろ”という映像に加えて北京語の音声まで入ってしまっていた。 そこに以前の米国大統領の娘までがこのデモに参加していて民主党も入り乱れ、この時がチャンスとばかりにあらゆる機会を狙って今の政権打倒に必死だ。その、惨憺たる状況を目にした私のClientさんがポツンと言った。“そんなにアメリカが嫌いなら元の自分の国に帰ったらいいのに”と。自分のルーツであり母国の為にアメリカで培った経験を元に自国に回帰し国の為に土になるという考え方もありだ。ともかく、このデモを装った暴動で一番犠牲になった人は、貧しい黒人の地域で店を経営しているパパさん、ママさんのような小さな商店だ。大きなデパートなどは保険もかけられるけれど、小さな個人商店などは、保険をかける余裕も無いのだ。泣きながら途方にくれている店のオーナーを見て本当に気の毒に思った。背後でお金を動かし人を煽りメディアを操っている人達は逮捕される日が来るのだろうか、、、
日本の友人達からも米国で起こっている黒人差別のデモに関して、一体何が起きているのかとメールが来た。日本で報道されるニュースの殆どは赤い国のフィルターを通したものでしか報道されないので現地にいる私から様子を知りたかったのだろう。
その友人のメールに、この事件はどうもコロナと同じ匂いがすると書いてあった。そして漠然とだけれど私も同じように感じていたので同じ思いを抱く人は少なくないのだな〜と思った。
話は飛んで先日、北朝鮮に拉致された横田めぐみさんのお父様が亡くなられてその親族の会見があった。私もYoutubeでその会見の模様を一部見た。そして、めぐみさんの弟さんの言葉がストレートに心に響いた。特に、この拉致事件が起きた当時の社会党の党首は、ろくに調べもせずに、そんな拉致事件は一人もありませんときっぱり言い切ったそうだ。そんな、ろくでもない政権が日本を牛耳っていた時期もあってメディアもダンマリ、拉致問題は長い間封印されていた。その40年間、政権は変われど日本政府は今もたくさんの日本人拉致被害者を取り戻せないでいる。当初真剣に捜査してくれれば、こんなに長い年月がかからないで姉は取り戻せたのではないか。初動ミスがあった政権の過ちのしりぬぐいをしているのが今の安倍政権で、その安倍政権だけを批判するのはおかしいと。当時からTVやメディアは拉致事件に関しても一切、伝えてくれなかった。むしろ邪魔をしてきた。というような事を感情を抑えつつ冷静にかつ真摯に話していた。これはノーカットで今もYoutubeで出ているので日本国民として、しっかり再度見てみようと思う。やはり、この会見、メディアにとって耳の痛い言葉だったようで主要な新聞はカットしたようだ。今まではインターネットで見る事、聞く事が出来なかった情報が容易に手に入るようになったから嘘は時間が経てばバレル。
話は戻り何故、亡くなった黒人は逮捕されたのかは主要メディアでは言わないので調べてみたら偽札の20ドルを店で使ったそうで、店主が通報して御用になったらしい。その20ドル札はどこで手に入れどこで作られたのか、、、もちろん、もうFBIは調べて分かっているのだろうとは思う。亡くなったJ.F.彼の経歴も調べれば、あのりっぱな葬儀に値するほどなのか疑問に思ってしまう。今はまるで世界の英雄に祭り上げられているようにメディアが騒いでいるけれど、どれだけの人が熱くなっているだろうか、、、正直、白けている人も多いように思う。先日も壁に描かれたJ.F.の等身大の似顔絵前で誰かが熱弁を振るっていた。頭には白い輪、背中には天使の羽、いつの間にかJ.F.はエンジェルになっていた。きっと本人も上から見下ろして事のあり様を見ていたら困惑しているに違いない。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

先週に続いて、以前紹介したことのあるアーティストのアルバムを紹介します。
今週は私の好きなトランペッターの一人であるChris Bottiのアルバム"The Very Best Of Chris Botti"です。ジメジメした空気をスカッとさせてくれるトランペットジャズです。

"The Very Best of Chris Botti"    Chris Botti

01-Regroovable 4:49
02-First Wish 4:59
03-Drive Time 5:31
04-Midnight Without You 4:27
05-Worlds Outside 4:36
06-Forgiven 5:07
07-Why Not 3:39
08-Mr. Wah 4:57
09-Like I Do 4:52
10-The Way Home 4:51
11-Irresistible Bliss 5:00


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

アフリカを襲ったバッタの大群が、その数をどんどん増やしながら東に移動し、インド北部を襲っているとネットのニュースで見ました。
バッタは農作物を食べ尽くしさらに繁殖をしながら移動するので恐怖を感じます。おそらく次は中国に移動ということになると思われます。日本も他人事ではないような気がします。もともと雨の少ないところで大雨が降りバッタが大量発生しました。これも異常気象の影響ですね。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1257

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com