weekly


1234号
令和2年新年号

No.1234     Ryo Onishi              1/5/2020

 weekly
LAの観光スポット ホームページ バックナンバー
 
雑貨屋のひとり言

みなさま、あけましておめでとうございます。令和2年になりました。
今年も地道に雑貨屋を続けていきますのでよろしくお願いします。頭と身体を錆びさせないように健康に生きるように心がけます。今週号は1234号で調子のいいナンバーです。

年末、ヨガクラスに来てる方と、お酒とおつまみの話になりました。その方から一週間前に隣の町のスーパーで"サントリーの山崎"や"ニッカの竹鶴"などが売られてたという情報を得ました。何年か前から日本のウィスキーが外国人に人気で、店頭から姿を消していて残念な思いをしていました。ヨガの後、となり町にあるスーパーに行ってみました。さすがに"山崎"や"竹鶴"は売り切れていましたが、"白州"と"宮城峡"を買うことができました。正月はこれらのウィスキーを楽しませてもらいました。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

新年が魔女の一撃から明ける

平成の重荷も積んで 令和号

令和2年五輪五輪の合言葉

老眼の度数 令和の世に合わす

平和の和なれと令和の和に願う鶴 


( ニュースひとりよがり )

「お年玉」
10%引かれてた −子ども・孫

「賞味期限」
開けるまで −福袋

「時短店を契約解除」
セブンイレブンはだめ −セブン本部
 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(607)「子年」

今年は『子年』(ネズミどし)、十二支の始まりである。何故、ネズミが十二支のトップになったかご存じの方も多かろう。今はまだお屠蘇気分が抜けない幕の内、そこで、ほろ酔い加減の講談師が登場【エー、まずは正月早々のお運び、御礼を申し上げまして、本日はお馴染み“十二支の順番取りレース”の一席でお付き合いを願います・・・昔むかし、ある年の暮れのこと、神様が動物たちにお触れ(通達)を出した。「元日の朝、私の所へ最初に挨拶に来た順番に1年交代でその年の大将にしてあげよう。ただし12番までだ」・・・動物たちは“我こそ1番”と張り切った。ところが、そのお触れを聞き漏らしたネコは、ネズミに訊ねた。するとネズミは「正月2日に神様の所へ集まることになった」とウソを教えた。さて元日の前の晩(大晦日の夜中)、足の遅いウシが出発した。牛小屋の天井裏でそれを見ていたネズミは、こっそりウシの背中に飛び乗った。それに気づかないウシは神様のお社に到着するとまだ門は閉まったまま。ウシは“我こそが1番”と喜び開門を待った。朝が来た。開門と同時に(牛の背中にいた)ネズミがポンと飛び降り“1番到着”となり、ウシが2番、以下、12番目のイノシシまでが十二支に決まった。ネズミに騙されて番外となったネコは終生ネズミを恨み、追い回すようになった・・・と言うお粗末、これだけの話を聞くと皆さん“ネズミって言う奴は、ずる賢くてすばしこい”という印象をお持ちだろうが、いやいや、そうではない。『子年』生まれの皆さんのために吾輩(講談師)の持論である「子」の講釈を更に追加――上記の写真「子」(ひと筆文字)を御覧(ごろう)じよ、これは親から子へ、子から孫へと繋がる太い血脈を示している。そもそも「子」(ね)は「根」(ね)に通じ、物事の始まり、物事の生産(繁栄)の根底を成すものなり・・・と言うところで“十二支の順番取りレース”のお粗末、ここらで“語り締め“といたしまする】・・・

講談師が語ったように『子年』は新しい運気の始まり。植物に例えると成長に向かって種子が膨らみ始める時期。“ネズミ算”と言う言葉があるように子どもを沢山産んで数を増やして行くところから“子孫繁栄”の象徴でもある(と言われている)。株式市場にも「子年は株価上昇」と言う格言があるそうだ。2020年は東京オリンピック・パラリンピックの年、その経済効果を期待したいものだ。

『子年』生まれの人の特徴は(勿論、個人差はあるが総体的には)“ねずみ(寝ず身)”と言われるほど勤勉でよく働き、経済観念が強い、とされている。また、極めて鋭い感覚と閃きを持ち、「火事が起きる前にネズミはいなくなる」とか「沈みかけた船の中にネズミの姿はない」など、ネズミは危険察知能力に長けた動物。したがって『子年』生まれの人は、組織においては経営の中核(法務部=セキュリティ担当)で活躍する人が多いそうだ。

また、ネズミはドブだろうが床下だろうが天井裏だろうが、どこででも生きていけるので人や場所の選(え)り好みはしない。とは言うものの、翁の友人(子年生まれ)の中には、それとは全く異なり極端な潔癖症、人への好き嫌いが激しい性格の人もいる。ただ、その人も環境への適応性やコミュニケーション能力も高いので“やれる人・持っている人”の評価も高い。しかも(あまり人付き合いが上手ではないその人でも)ひとたび信頼関係が生まれると、とことん信用して(相手のために)尽くす性分だそうだ。(まるで、翁によく似た性格である、と、ほくそ笑む翁である)。

畏れながら今上天皇も1960年『子年』のお生まれ。今上天皇におかれては俗説の『子年』生まれの性格などは別次元。昨年『令和』に入った直後に、今上天皇の皇太子時代の恩師、ご学友、護衛官らが語り合った「今上陛下のお人柄」に関する皇室関連の本を拝読すると「ご聡明で、常に穏やか、周りには自然と人が集まってくる親しみ深い人」、「実直で他人への気遣いを忘れない人」、「海外訪問時、香辛料をふんだんに使った料理でも戸惑うこともなく、ごく自然体で食された。もてなしてくれる相手側の気持ちをお察しなさる人」、「ご公務以外で登山やスキーに行かれた時など、周囲の人たちと笑顔で挨拶を交わされ、“どちらから来られましたか”とか“お元気で”など気さくにお声をおかけになり、国民との距離を感じさせないお人柄が印象的」、「どこの国へ行かれても日本の伝統文化をきちんとお示しになり、同時に相手国の歴史や文化を尊重される国際感覚の持ち主」・・・

さて、いよいよ「令和日本」が本格的に歩き始めた。政治は「安心・安全・強固な日本」の構築、そして激動する国際社会にあって日本が果たすべき「国際平和への道」を探り、行動しなければならない時代に入った。翁が思うに今、国際秩序を乱しているのは中東、中国、北朝鮮である。一触即発の危機にある中東情勢の中に日本が直接関与することは避けなければならないが、独裁・独善・無恥・無謀の国(中国、北朝鮮)に対しては(日本は)もっと毅然たる姿勢で臨むべきである。日米など先進7か国(G7)が主導して来たのは「自由と民主主義、法の支配、人権の尊重」と言う国際秩序だ。北朝鮮の拉致・核問題がいつまでも闇の中にある限り、日本は独自の対処戦略を考えなければならない。一方、中国の香港、新疆ウイグル地区での人権弾圧、南シナ海や東シナ海への覇権行動を絶対に許してはならない。日本政府は、まずは同盟国と協力して、国際法を無視した中国の横暴を抑止すべきである。勿論、内政においても「経済・福祉・教育・憲法」など難題は山積している。『子年』の幕開けに際し、日本の政治家たちよ「国家国民のために己れは今、何を為すべきかを真摯に考え、自覚せよ」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

明治150年 真の日本の姿 ひらめきTVを見て

今年も、お正月は日系人の方の家に招いて頂きご馳走になった。そんな中で除夜の鐘がうるさいから辞めろと言う声があがっているらしいと母から聞いて驚いた。あの静寂な中に響き渡る除夜の鐘がうるさいという感覚は日本人とは違うのでは?それを大きく取り上げるマスコミも日本の伝統文化を嫌いな方々も多いのだろうか、、、と。
戦前と戦後、日本のお正月はどんな風に変わってい
ったのだろうかとYoutubeの動画で探していたら明治から大正の頃、ソ連が日本に来て銀座や東京駅、下町などの撮影をしていた記録フィルムを見つけた。その中で朝鮮や中国の民族衣装を着た人や西洋人が闊歩して歩いている姿もあった。祖母が生まれ育った明治、大正そして戦前の日本に興味を持って見ていたら“明治150年 真の日本の姿”というタイトルの動画に出会った。

1話から6話まであり、一つが20数分ずつで、わかりやすく納得のいく内容だった。
その中で昨年亡くなってしまった私のクライアントさんから聞いていた話と同じ内容の事を話されていた事には驚いた。
私のクライアントさんはハワイで生まれた日本人である。3才の頃に母親が亡くなり1人息子だった父親に連れられて彼女の祖父母の住む山口県の岩国に行き、そこで18歳まで育っている。父親は本家を継ぐのが嫌で彼女をそこに預けてそのままハワイにとんぼ返りをしてしまったそうだ。その3才から18歳まで過ごした日本での暮らしをいつも私に話してくれた。戦争が始まって岩国の軍事工場で働いていた頃の事と今回“明治150年真の日本の姿”ひらめきTVという動画で語られている事はいくつも一致する話が出てきた。私は半信半疑で彼女の話を聞いていたが、それは本当だったのだ。
そして年末からお正月に飛び込んできたカルロスゴーンのニュース。何でも4つもパスポートを持っていてフランスのパスポートは2つも?所持していたらしい。
性善説を信じる日本人は明らかに外国の盗人集団から見たらやりやすい国なのだろう。
今までどれだけの善良な日本人が日本でも海外でも個人でも会社でも騙されてきたのだろう。私は、たまたまLAにも滞在しながらそういう個人や会社を見てきた。暗いニュースの中で一つだけ今朝は明るいニュースが飛び込んできた。台湾で昨年12月31日ぎりぎりで“反浸透法”が可決したと藤井厳喜氏が速報でアナウンスしていた。これは中国や海外からの工作活動を防ぐ為の法案らしい。日本は?と言うと、その壁は、まだまだ遥か遠い。 

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
先週の記事はこちらでご覧いただけます。 http://www.zakkayanews.com/zw/zw1233.htm

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

Echo DotやAirplayで音楽を聴いているとたまに音が途切れることがありました。Wi-Fiのルーターが離れたところにあるので電波が弱いからだと思っていました。よく調べていくとWi-Fiの電波が電子レンジから出る電磁波の影響を受けているからだとわかりました。幸い5Ghzを使用しているルーターに変えることで解決することができました。ワイヤレス化は便利ですが、こういう問題が起こるので注意が必要です。何しろそこいら中から電磁波が出ていますから。本当は電磁波を減らす対策をとったほうがいいと思います。

今週も素晴らしいジャズアルバムを見つけました。
Gene Harrisの"Ballad Essentials"です。
Gene Harrisのピアノは繊細な指の動きが感じられ、一音一音を楽しませてくれます。Scott Hamilton Quintetとの共演でさらに充実したアルバムになっています。最近は朝からこのアルバムを聴いています。これまで聴いたピアノジャズの中でも、かなりランクの高いアルバムです。

"Ballad Essentials"    Gene Harris

01-Sweet And Lovely
02-Nobody Knows You When You're Down And Out
03-Until The Real Thing Comes Along
04-This Masquerade
05-At Last
06-Everything Happens To Me
07-Black And Blue
08-When You Wish Upon A Star
09-You Don't Know What Love Is
10-That's All
11-Angel Eye

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

昨年末からお正月の短期間にいろいろなことが起こり、生活のリズムがちょっと乱れました。昨日は一週間ぶりのヨガのおかげで血液の流れが良くなったような気がします。やはりゆったりとした日常生活に戻すことが大事ですね。

昨年12月19日、家の近所にスターバックスがオープンしました。ブランド力があるってすごいです。連日行列ができて大盛況です。同じ場所にあった珈琲店はゆったりとしていて好きだったのですが、今のスターバックスはつめつめの感じがするのであまり好きになれません。

雑貨屋ウィークリーをスマホで読みたい方は右のQRコードをコードリーダーで読み取ってください。
ホームページが出てきますので最新版をクリックしてください。
QRコードリーダーはアプリにありますのでダウンロードしてください。

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1234

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com