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1210号

No.1210     Ryo Onishi              7/21/2019

 weekly
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雑貨屋のひとり言

みなさんもそうでしょうが、自分の周りで起こっていることや疑問に思っていることについて知りたいと思います。私も勉強のためにそれらについて調べることにしています。気になる記事や文書を見つけたらiPadに保存して、読み返せるようにしています。
最近、「寝たきり高齢者」について調べてみました。寝たきり、高齢者などのキーワードで検索すると寝たきりの定義、原因、入院患者数に占める割合、他国の事情などの記事が出てきました。
日本は先進国の中ではダントツに「寝たきり高齢者」が多く、スェーデンではほとんどいないことが書かれています。
これは国によって人の死に対する考え方が大きく違うことに起因しているようです。
自分なりにテーマを見つけて調べていくと面白いことがわかり、視界が開けるので、これからも続けてやっていこうと思います。そのうちなにかひらめきがあると期待しています。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


ペコちゃんのあだ名いい子に違いない

脚線美より大根の健康美

女子マネの檄に野球部活気づき

校則をミニスカートでひょいと越え

着たままでいいわとボタンつけてくれ



( ニュースひとりよがり )


「最後のお願い」

投票を終えたら公約を忘れてください −参議院選候補

「芥川賞、直木賞共に女性」

内閣改造時の参考までに −女性議員

「引退に悔いなし」

充分錦を飾りました −安美錦

 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(583)「アロハシャツ」

近年、夏場にアロハシャツ(ハワイアンシャツ)を着ている人を見かけることが多くなった。日本では昔は、アロハシャツ姿はチンピラか遊び人、つまり、まっとうな生き方をしている人間が着るシャツではない、と思われていた。“やくざ映画”、“青春映画”が全盛の頃、石原裕次郎、小林旭、渡哲也、津川雅彦、勝新太郎、田宮次郎、梅宮辰夫、松方弘樹、菅原文太らが着るアロハシャツ姿はなかなか見栄えは良かったが、所詮、アロハシャツは“不良”をイメージするコスチューム。故に翁は、若い頃、アロハシャツ姿を嫌っていた。

そのアロハシャツが、日本の都市部で次第に普及し始めたのは、アメリカのテレビドラマ『サーフサイド6』(1961年〜1963年)や『ハワイアン・アイ』(1963年)、プレスリーの映画『ブルーハワイ』(1962年)の、登場人物たちが着こなすアロハシャツ姿が実にカッコよく、日本の若者たちを魅了したからではないだろうか。それでも1970年代までは、アロハシャツを着るのはレジャーの時とか旅行先(観光地)くらいで、普段、街中や公的な場所での着用は少なかったように思う。

1980年代に入ってアロハシャツは若者よりもむしろ中高年の間で流行るようになって来た。
若者が派手なアロハシャツを着ると、やはり“不良”っぽく見られがちだが、中高年が着ても誰も“不良”とは思わない。と言うか、若者はTシャツやジーパンのようなシンプルな服装でも“若さ”で映えるが、中高年になると哀しいかなメタボ(おなかの出っ張り)を隠すようなシャツを選ぶようになる。ゆったり目のアロハシャツはメタボ隠しにはもってこいだ。翁も(ガン手術後の)70歳を過ぎた頃からおなかを気にするような体躯になり、(思えば)その頃から夏場の普段はアロハシャツを着ることが多くなった。最初の頃は、多少の気恥ずかしさはあったものの、いつの間にか“慣れ”が“平気”にさせてくれる。以後、夏季の散歩や買い物の時は、アロハシャツと短パン姿がラクでいい。今(それほどハデハデではないが)以前ハワイで買ったアロハシャツを10着くらい持っている。

開襟アロハシャツ ボタンダウンアロハシャツ

ハワイの人たちは、男女ともプライベートで普段“開襟アロハシャツ”を着るし、ホテルやレストラン、航空会社など接客業でも(ユニフォームとして)女性は“開襟”を、男性は“ボタンダウン”を着用しているのをよく見かける。そう言えば、男性は冠婚葬祭など公的な場所で着るアロハシャツは“ボタンダウン”が常識的になっているようだ。しかも柄や色もTPO(時・場所・場合)を考えて選ばれている。(写真はインターネットから)

ところで、ハワイ・オアフ島のホノルルから車で約30分、内陸へ走った所(Waipahu)に約150年前、日本・韓国・中国・フィリピン・ポルトガルなどの国々から移住してきた人たちが暮らした家や仕事道具・家財道具など当時の生活様式を展示した『ハワイ・プランテーション・ビレッジ』と言う歴史資料施設がある。翁、20数年前にこの村を見学したことがあるが、その時、ツアー・ガイド(初老の日系人)から「アロハシャツの起源には諸説あるが、日本の着物が起源である説が有力」との話を聞いた。そのガイドさんの話によると「19世紀の終わりから20世紀の初めにサトウキビ畑やコーヒー園で働いていた日本移民(1世たち)は低賃金で生活が苦しく、着る物もままならず、日本から持参した着物を再利用して作業着、生活着を作った。その再利用の1つに(ヨーロッパの船員たちが着ていた開襟シャツ)“パラカ風シャツ”があった。日本の着物の柄の美しさと絹や木綿の生地の肌触りの良さに魅かれた現地の人たちが(日本移民に対して)「キモノ・シャツを売ってほしい」との依頼殺到、現地の人たちの間で流行り出したのが起源である」――

この話を聞いて翁“なるほど、そうだったのか”と思い出したことがある。翁がハワイ旅行をし始めた最初の頃(約40年前)、現地の友人(日系3世)の奥さんから「日本の着物(古着)が入手出来ないだろうか」の相談を受けた。帰国後、九州の母にその旨を話したら「私の着物でよければ」と2枚提供してくれ、それをハワイへ送った。翌年、ハワイへ再訪した時、友人が“着物柄”のアロハシャツを着ていた。それはなかなか見栄えのいいシャツだった。友人いわく「このシャツ、見覚えありませんか?」翁、見覚えがあろうはずはない。友人は笑って「Ryuさんのお母さんからいただいた着物でワイフが作ってくれました」その時は、翁はまだ“アロハシャツの起源が着物”であることを知らなかったが『ハワイ・プランテーション・ビレッジ』のガイドさんの話を聞いて“ああ、そうだったのか”と気付かされた次第――

ところで翁、以前(ハワイの友人から)「アロハ」の意味を教えて貰ったことがある。普段は「こんにちは」「さようなら」などの挨拶言葉だが、実は「Akahai(思いやり)」「Lokahi(協調性)」「Olu’olu(喜び)」「Ha’a Ha’a(謙虚)」「Ahonui(忍耐)」の頭文字「ALOHA」だそうだ。これは言うまでもなくハワイ語であるが、翁には、150年前に日本からはるばるハワイに渡り、艱難辛苦に耐え、日本人同士が互いに思いやり助け合って生き抜いた日系1世たちの“日本魂”であると思えてならない・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

逆差別

私の永住権のスポンサーになってくれた会社のオーナーがいつも、こぼしていた。
はっきりとした人数は憶えていないけれど会社の雇用人数が30人だか、それ以上の人数になるとその地域の定められたルールにより会社で雇っている人の何パーセントかは黒人やヒスパニックを雇わなければならないのだと。それで会社の規模は大きくしたくても出来ない為、会社で請け負うある会社の仕事が独占出来なかった。
もっと能力のある人がいたとしても黒人の人やマイノリティーをそのルールに従って入れなければならないのだそうだ。ある白人の人がこれは逆差別だと憤慨していた。
女性の人権を認めろ、男女平等を全てに適用させるべきだと主張するグループがいる。
日本の政界には女性の数が先進国の中で最も少ないから、もっと女性議員を増やすべきだと、、女性でも能力があって政治に関心と情熱が注げる人がいれば、もちろん大歓迎だけれど数合わせに走るのは疑問だ。
男と女、どちらが優れているとか劣っているとかは無いけれど確かに男女の違いや特性傾向性はある。女性は細かいところに目が届くけれど感情的になりやすく大局的に物事を捕らえるのは苦手かもしれないと、ある人が言っていた。それも一理あるとは思う。
どちらにしても政治家のセンスと才能があれば男でも女でもどちらでもいい。
また、最近では日本も同性愛者を認めろ、差別するな、という声が大きくなってきていて違和感を覚える。私の友人にも昔ゲイの友人が何人かいた。その友人は人間的に優しい人で頭も良くおしゃれのセンスもあり全く差別意識などは持っていなかったし普通に友人の一人だった。以前勤めていた米国の会社にもゲイカップルがいて会社もそのパートナーの人にワイフと同じように保険もベネフィットも認め、ちゃんとカバーしていた。少し前に、日本である女性議員が同性愛者に対して話していた対談の一部を切り取られ意図的に流したマスコミによって、酷く叩かれていた。前後の文章を読めば悪意のある言葉でも何でもないのに炎上していた。その女性議員に対して汚い言葉でののしり激怒し暴力的行為で大騒ぎする人の方が私にとっては異常に見えた。何も派手なパフォーマンスやパレードで自分たちを主張する必要もないし、普通でいいのにと思う。
そういうグループにいろいろな思惑を持って集まってくる組織があって、その裏組織事の方が気になる。

余所の国から来て自分たちは差別されて働けないからと生活保護や社会保険制度を活用しながら国に対して罵詈雑言を吐いている人達もいる。本来はそういったベネフィットを受けられる日本人がいるのに肝心の日本人は恥だと思って受けられない。
何故、いつも日本人が後回しなのだろう、、、
そんなに日本が嫌いなら自分の母国に帰ったらいいのにとトランプが言った言葉をそっくり日本に住むアンチジャパニーズの彼らにも言いたい。  
それに、日本に来て神社仏閣に落書きをしたり放火をしたり強盗をしたりする犯罪者を平気で日本の入国管理は見逃してきた。(最近少しは改善したようだけれど)また、OO特権と言うのがあって日本に住んでいるO国の人は税金も特待遇で調べれば呆れるほど日本人よりも優遇されているらしい。           
おまけに日本人を逆差別するような業界が日本の中にあって長い間、そのドン達が主導権を握りパワーを誇示し暗躍してきた。 この数年ようやく、その実態に陰りが出てきて人々が疑問を抱くようになってきた。いずれ、その闇組織に光が入り実態が白日にさらされる日が来るのも、そう遠くないと信じたい。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

不安定な天気が続いています。湿気がひどくて気持ちが悪いですね。
気持ち悪く感じた時はエアコンをつけるようにしています。
こんな不安定な天気の中でも、蝉の声が聞こえてきます。
蝉が鳴いている時は雨が降っていないことを知らせてくれています。
Stan GetzとOscar Petersonが共演しているアルバムがありました。Stan GetzのSaxが主でOscar Petersonのピアノがバックをやっています。オーソドックスな感じのするジャズで安心して聴いていられます。

"The Silver Collection"    Stan Getz and The Oscar Peterson Trio

01-I Want to Be Happy 7:37
02-Pennies from Heaven 5:19
03-Ballad Medley 10:12 a) Bewitched B) I Don't Know Why I Just Do C) How Long Has This Been I'm Glad There Is You 4:41
04-Tour's End 4:58
05-I Was Doing All Right 4:11
06-Bronx Blues 5:34
07-Three Little Words 6:39
08-Detour Ahead 3:38
09-Sunday 6:10
10-Blues for Herky 3:45
11-It Never Entered My Mind 3:52*


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

孫のYK君(2歳半)とY君(11か月)が手足口病に感染しました。発症時に高熱が出て、身体中に水ぶくれが出来て痛みも伴います。孫達は発症から2日程度で、痛みはなくなり、平気な顔をして遊んでいました。物凄く流行っているようです。私たちは幸い大丈夫ですが、大人にも感染する恐れがありますので注意しましょう。


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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1210

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com