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1125号

NO.1125     Ryo Onishi              12/3/2017

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雑貨屋のひとり言

昨日、私のiPhoneが十数秒ごとに再起動を繰り返すという奇妙な状態になりました。このことを長男に相談したら色々調べてくれて同じ現象が世界中で起こっていました。一部のアプリの通信機能がこの不具合を引き起こしていることがわかりました。私の場合は家計簿アプリの通信を設定でオフにする事でこの不具合が解消されました。
毎日スマホに頼っている生活ですからこのような不具合が起こると本当に困ります。
読者の中にもiPhoneを使っておられる方は新しいバージョンのOSにした方がいいようです。≪R.O≫

 

 正攻法の着想

私は当地ロサンゼルスを中心とする日系バイリンガル新聞である羅府新報の『磁針』欄に、ほぼ月一度寄稿をしています。ここで磁針寄稿250回を迎え、これまでの寄稿文を整理しています。

ほとんどの文章は当、雑貨屋ウイークリーに投稿しているコメントですが、『磁針』のほうはロサンゼルスを中心に滞在している日本人や日系人を対象にしており、また紙面の都合上、文字数に制限があり(860文字)、雑貨屋用とは若干ニュアンスが異なった書き方、内容になっています。

そこで過去の磁針寄稿文をここにも連載させていただき、ご参考に供します。

『正攻法の着想』(羅府新報、2000年3月掲載)
 当地ロサンゼルス日系社会の重鎮の一人である金井紀年氏のビジネス及び人生哲学を記述した本に『正攻法の着想』(市川 隆著)がある。

氏は、まだアメリカに本格的な日本食がほとんどなかった30年以上も前からアメリカに日本食を普及させるために努力し、そしてアメリカ全土に本格的な寿司と寿司屋を根付かせた功労者の一人として知られている。
 
『正攻法の着想』には金井氏が第二次大戦中から戦後にかけて体験した壮烈な人生ドラマから、その後アメリカに渡って日本食を普及させて行く過程が、あるページではドラマティックに、そしてまたあるページでは淡々と述べられている。
 
氏の発想で私が特に興味を引かれるのは、アメリカに日本食を売りこむにあたって「本格的な日本食」にこだわっているところだ。

通常の場合、アメリカという市場でビジネスをするのならまず現地の人々(アメリカ人)をターゲットに選ぶのが常識だ。

なぜならアメリカ人全般をターゲットにすれば相手は2億人以上であり、日本食を扱うとしても、一般アメリカ人向きにアレンジした日本食とした方がはるかに有利な筈だ。
 
ところが、氏は強硬に「本格的な日本食」にこだわっている。ここに金井氏の「信念」を見いだす事が出きる。

すなわち、日本食とは日本文化そのものであり、日本文化は世界に誇れる文化である。アメリカに日本文化の良さを理解してもらうためには「ほんもの」でなければならぬ、ということなのだろう。
 
これは「ビジネスの現地化」という観点からみれば、大きなマーケットより小さなマーケットをターゲットにするという、まさに「逆転の発想」である。
 
日本文化に絶対の誇りを持ち、短期の利益や稼ぎでなく、消費者の動向・ニーズをふまえた上で、常識にとらわれないビジネスを展開する氏は、この「逆転の発想」を「正攻法の着想」と名付けているのだ。

「逆転の発想」を「正攻法の着想」とあえて呼ぶ金井氏に未熟な私はビジネスの真髄を知らされた思いがする。

(注;金井氏は本年(2017年)4月22日、逝去されました。心からご冥福をお祈り申し上げます)

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


脱皮できぬまま一寸の虫でいる

矢面に立ってトカゲの尾と知らず

後略のそこの本音にしてやられ

竹光の見栄が吐いてる捨てゼリフ

生き残り策がしている毛繕い



( ニュースひとりよがり )


「ミサイル日本海に落下」
危ねえなあ −北朝鮮の漁船

「流行語大賞に『忖度』」
『モリカケ』でなくてよかった −安倍首相

「インスタ映え」
インスゆうばえ(夕映え)ってなんだ −アナログ人間


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(502)「師走を元気に乗り切ろう」

前号の『龍翁余話』(501)の冒頭に【「あ〜あ、もう師走か」――これ、後期高齢者にとっては、うら寂しい響きの呟きである。(中略)翁は八十路を迎える前年の暮れから“師走とは残り日数える覚悟月“】と書いた。更に【幸いなことに、まだ残されて(生かされて)いる。感謝である】とも付け加えた。先日の(翁たち高齢者の集まりである)”シニア会”
の昼食会でも、そのことが話題になった。そして結論は「どうせ生かされているんなら、元気に生きなきゃ損だよね。とりあえず、この師走を元気に乗り切ろうよ」ということで落着した。

“落着”までの話の内容は(いつものことながら)『高齢者の病気』が主流だ。メンバーのほとんどが、かつては様々なジャンルの専門家(元教育者)であったが、現在は、一様に“老人病に関する(体験的)専門家”である。つまり“シニア会”のメンバーは、今や、“病(やまい)と闘う日々”を過ごしているのだ。ご承知のように老人に多く見られる病気と言えばガン・心臓病・高血圧症・糖尿病・高コレステロール症・前立腺肥大症・リウマチ・膝痛・腰痛・便秘・白内障・骨粗鬆症・認知症など。幸いにも“シニア会”のメンバーには認知症はいない(翁を含め、それぞれに多少の健忘症的傾向が見られるが・・・)しかし11人のメンバー全員が幾つかの老人病(老年病)を抱えている。(いつも)昼食の後、彼らの前のテーブル上には数種類の薬が並ぶ。翁の場合は昼に飲む薬はないが、朝は高血圧の薬と胆汁分泌促進(肝機能を改善する)薬、夜はその2種類の薬に加え高コレステロールを抑える薬を服用している。メンバーの中で3種類の薬を飲んでいるのは平均的だ。いつだったか、メンバーの1人(76歳)がテーブルの上に5種類の薬を並べたのを見て誰かが「どれが、何の薬か分かっているの?」と訊ねたら「どれが何の薬かよく分からないが、出かける時、女房に、これだけ飲め、と渡されたので・・・」に、みんな大笑い。でも、危ない、危ない“正しい薬の知識”は持っていたいものだ。

“シニア会”のメンバーが抱えている病気で多いのは“生活習慣病”と呼ばれる『高血圧症』・『高コレステロール』・『糖尿病』の3つだ。聞くところによると『高血圧症』は男女ともに通院者率は最も高く、約4,000万人いるとのこと。現在、65歳以上の高齢者人口は3,461万人(平成28年9月現在)。高齢者全員が高血圧症ではないので、65歳以下の人にも、かなりの『高血圧症』患者がいるということになる。『高血圧症』の原因は塩分過多、飲酒、喫煙、疲労蓄積、ストレス、睡眠不足、肥り過ぎ(メタボ)。翁は生来が下戸、煙草も8年前のガン手術以後禁煙しており、塩分摂取も気を付けているし、よく眠る。70歳から現役を退いているので日々ストレスを重く感じることはない。ならば翁の『高血圧症』の主な原因はメタボということになる。8年前までは63キロ前後の痩躯であったのに禁煙以来、急に肥り始め、今は74キロ前後。主治医から「メタボは万病の元」と厳重注意されているのだが・・・“シニア会”11人のうち(翁を含む)8人が『高血圧症』だ。

偶然にも、『高血圧症』の8人が一様に『高コレステロール症』の薬も服用している。翁は8年前のガン手術以後『高コレステロール症』と診断された。ドクターから「卵類・ウニ・イカ・エビ・イクラ・チーズ・バター・シュークリームなどは高コレステロールを促進する」と注意された。だが実のところ、これらは全部、翁の好物ばかりだ。ドクターにその旨を話して(懇願して)高コレステロールを下げる薬を服用するようにした。おかげで、以後は何を食ってもコレステロール値は(善玉・悪玉ともに)正常値だ。

『糖尿病』も“生活習慣病”の1つ。日本人は遺伝的にインスリン(膵臓から出る体内ホルモンの1種で、血糖値を下げる働きをする)の分泌が弱い人種だそうで、その遺伝的な体質に加え過食(特に高脂肪食)、運動不足、肥満、ストレスなどの生活習慣や加齢が主な要因だそうだ。“シニア会”11人のうち5人が『糖尿病』。その予防法は『高血圧症』や『高コレステロール』予防と同じく飲酒・喫煙・塩分や糖分を控えるとのこと。幸いにも翁は『糖尿病』はない。

ところで、“シニア会”11人の中に『前立腺肥大症』に苦しんでいる人が2人いる。『前立腺ガン』が心配なので、勿論、2人とも定期検査を受けている。検査の種類は、血液検査(PSA)、直腸診・経直腸エコー、前立腺生研、画像診断(CT,MRIなど)がある。この2人、単なる肥大症か、それともガンの疑いがあるのか詳しく聞いていないが、かなりキツイことは確かなようだ。実は翁も古希を過ぎた頃、前立腺肥大症になりかかった時期があったが、8年前にガン手術をした際、主治医が(ついでに)肥大部分も切除してくれた。そのおかげで極端な肥大症状はない。前述の2人も早く手術して貰いたいのだが・・・

このように翁たち“シニア会”の面々は、それぞれに“老人病”を抱えてはいるが、抱え込んでしまった以上は、荒治療で克服するか、年齢的なことで無理が出来ないようであれば、もう開き直って病気とウマク折り合いながら出来るだけ進行を緩やかにする方策を選択することが肝要だろう。医師に対しては(自分の命がかかっているのだから)遠慮せず言いたいことを言えばよい。また“セカンドオピニオン”を持つこともいいだろう。この“セカンドオピニオン”については別の機会に取り上げたい。

「師走を元気に乗り切ろう」のタイトルなのに“老人病”の話になってしまった。改めて「師走を元気に乗り切る」ために翁が気を付けたいこと『風邪』、『食べ過ぎ』、『イライラ』。そして行ないたいことは『語り合い』――病気のことだっていい、世の中のこと、家族のこと、友のこと、趣味のこと、昔話、何でもいい、大いに語り合い、自分流でこの師走を元気に乗り切ろうではないか・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

オープンホスピタル2017年

今年も昨年に続いて日赤医療センターのオープンホスピタルが開催された。今年は隣にある日赤看護学校と日赤総合福祉センタースの3つが同時に開催されたので昨年よりも人が出て賑わっていた。土曜日だったので入院されている患者さんやそのご家族やお見舞いに来ていらっしゃる友人の方も立ち寄ってくださった。日頃とはちょっと違った病院の雰囲気があって来場者の方は楽しまれたと思う。日頃、病院に来るチャンスの無い人も病院の内側では何をしているのかを知るいい機会だと思う。日頃、病院に縁の無い人であっても知っておくと役に立つことがたくさんある。
昨年と同じくオープンホスピタルではホスピタルのツアーとして手術室を見学する事と同時に外科医体験や検査技師体験も出来るようで予約の人が並んでいた。まちの保健室として血圧や視力測定コーナーもあり救急隊の方の仕事内容も見る事が出来る。
ワークショップなど様々なブースが出ていて、まるで文化祭のような感じだ。来客の人達の表情も明るかった。私は、そこでハーブティーサービのお手伝いをさせて頂いた。病院の敷地にあるハーブガーデンで採れたレモングラスとペパーミントの生の葉を使ってハーブティーを作る。採りたてのハーブは香りがあってドライのものより飲みやすく美味しい。今年はブースに立ち寄ってくださった方々のお土産としてラベンダーの匂い袋やローズマリーの小枝や手作りのハーブクッキーが用意されテーブルの上に並べられていた。そこに立ち寄ってくださった来客者の方の中にも勉強熱心でハーブティーの効能についていろいろ質問される人もいた。こういう試みが其々の地域の病院でも行われるといいとは思うのだけれど実際にやるとなると病院側の理解やそれを支えるボランティアの人達がいないと出来ない。それを考えると日赤のボランティアに登録をされている人は何百人もいる。創立131年という歴史もあってボランティア精神が育っているのだろうか、、、ボランティア意識を持って自分から率先して、自分が出来る事、提供出来るものをさりげなく皆がやっている。
誰がリーダーとかでなく上下関係が無く其々に尊重しあっているところもいい。ハーブティーサービスの隣ではハーブオイルを使ったハンドマッサージも昨年同様人気があった。日本の医療やサービスに対する考え方と米国では其々国民性もあって違う所がたくさんあるけれど其々の利点を取り入れてくれたらな〜と、、、、、、

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。前回の記事は「風景・・・小さな写真館」です。http://www.zakkayanews.com/zw/zw1119.htm

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

久しぶりに女性ヴォーカルJAZZを聴いてみようと思いました。843号で紹介したJaimee Paulのアルバム"P.S. I Love You"を紹介します。
Jaimee Paulのハリのある魅力的な声、バックのすっきりしたピアノとトランペットが素敵なアルバムです。
 

“P.S.I Love You"  Jaimee Paul

01-I Could Write A Book
02-Spring Can Really Hang You Up The Most
03-Black Coffee
04-My Romance
05-P. S. I Love You
06-Summertime
07-The Nearness of You
08-L.O.V.E.
09-A Child Is Born
10-The Man I Love
11-That's Life
12-Angel Eyes

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

先週の水曜日USJに初めて行きました。私の記憶にあるロスの ユニバーサルスタジオと全く違っていました。天気は良くなかったのですがそれでも多くの入場者でにぎわっていました。入園して気づくのはアジア系の外国人が多いことです。70分待ちのミニオンハチャメチャランドで楽しみました。結構激しい揺れでしたが孫は大はしゃぎでした。USJは家から30分くらいのところにあり簡単に行けます。年間パスを買ったので、これから何度も行こうと思います。

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雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1125

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com