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1120号

NO.1120     Ryo Onishi              10/29/2017

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雑貨屋のひとり言

1982年、私がロスに赴任し、ガーデナ市のアパートに滞在していたときのことです。
10月31日は日曜日でしたので、たくさんのお菓子を買って準備していました。夕方、チャイムが鳴ってドアを開けるとたくさんの子供たちが"Trick or Treat!"と叫んでいました。子供たちにお菓子をあげていたら小さな手に混じって大きな手も伸びていました。その子たちの保護者も参加されていたのでした。あれから35年、いつからか日本でもハロウィンがイベント化されて楽しまれています。今日はこのイベントを口実に我が家でパーティーをやる予定です。≪R.O≫

 

 Y 2 K 対 応 備 蓄

私は当地ロサンゼルスを中心とする日系バイリンガル新聞である羅府新報の『磁針』欄に、ほぼ月一度寄稿をしています。ここで磁針寄稿250回を迎え、これまでの寄稿文を整理しています。

ほとんどの文章は当、雑貨屋ウイークリーに投稿しているコメントですが、『磁針』のほうはロサンゼルスを中心に滞在している日本人や日系人を対象にしており、また紙面の都合上、文字数に制限があり(860文字)、雑貨屋用とは若干ニュアンスが異なった書き方、内容になっています。そこで過去の磁針寄稿文をここにも連載させていただき、ご参考に供します。

『 Y 2 K 対 応 備 蓄 』(羅府新報、1999年10月掲載)
 1900年代も余すところ2ヶ月となった。コンピュータの誤作動による不測の事態、所謂Y2K (コンピュータ2000年問題)は関係者による最後の追い込み対応の時期に入ったようだ。

 現実に2000年になり、発生するであろう一部コンピュータの誤作動は当然我々の日常生活に何かしらの影響を及ぼすであろう。

しかし事ここに至って私達がもっと心配し、恐れるべきはコンピュータの誤作動自体の問題よりもむしろ人々の心理パニックではないだろうか。

年末ぎりぎりになってY2Kに絡めて不安をあおったり、世の中の空騒ぎにつけ込んだ諸物価の一時的便乗値上げなどは充分考えられる事だからだ。

実は我が家ではここでY2Kに備え、今のうちに最低 2〜3週間分の生活必需品の特別備蓄をしておく事にした。

特に食料や日常必需品を中心に普段より少し余計に購入・保存しようという訳だ。そうすれば、ぎりぎりの年末になって予想される不安や便乗値上げの被害から少しは免れることが出来るのではないかと思うからだ。

でも考えてみれば、私のような考えの人間が多数になると、そこにつけ込む便乗値上げが発生する訳で、そもそもこんな考えこそが便乗値上げを誘発する元凶なのかもしれない。そこでせめて年末前に備蓄しようという訳だ。

新聞報道によると、アメリカの通貨と景気の元締めであるFRB(米連邦準備制度理事会)議長のグリーンスパン氏は10月15日の講演で、Y2K(コンピュータの2000年問題)について「残された最大の不確定要因は消費者の反応だ」と述べたそうで、消費者心理の予測についてはFRBの議長でさえ頭を悩ませているという。

日本政府も国民に対し、年末年始の注意・点検事項として、食料や水の備蓄ほか、インターネットの利用自粛、コンピューターウイルスへの注意喚起などをまとめ、国民に注意を呼びかけている。

日常生活必需品に関しては、理屈はともかく年末になる前の今のうちに多少は備蓄をしておくことが(便乗値上げを誘発する元凶と言われようと)やはり一般生活者としては賢明な事ではないだろうか。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


ライバルの無策に支持率が笑う

改憲を催促させる北の核

当選で公約賞味期限切れ

正論もここまでだった多数決

千兆の赤字あっけらかんといる



( ニュースひとりよがり )


「ロフテッド軌道」
百合子軌道とも −支持率

「東京五輪まであと1000日」
国政どころではありません −小池都知事

「無資格検査発覚」
日産に追いつけ追い越せ −スバル


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(497)「奢ること勿れ、自民党」

第48回衆院選から1週間が経過した。政治の世界は“明日が分からない”くらい目まぐるしく動く。「だから政治関連は、あまり断定的に論評しないほうが賢明な場合もある」とは某政治評論家の呟きだが、翁は(素人の強み)当たるも八卦、当たらぬも八卦とばかり(これまで)独断と偏見で政治批評を試みて来た。そうした翁の論評に対して反論読者もおられたが、大部分の読者が多少なり賛意を示してくれたことに意を強くして、これからも(己れの信念に従い、良心に恥じない範囲で)翁のスタンスは変わることなく“翁流・政治の善悪“を吼えまくろうと思っている。

そこで今回の衆院選――“大義なき解散”直後、安倍・自民党の支持率が急落したので、翁は“もしかしたら自民党は議席(選挙前290)を2割ほど減らすのでは”と予想していた。そんな中、あの劇場型だけで人気を得ていた小池が、突然、「リセットします」と言って希望の党なる政党を立ち上げた。”政党“と言っても、執行部の人事も決まっていない、党規もマニフェスト(政策)もない、つまり”政党“の体(てい)を成していない単なる
”俄かグループ“だ。おまけに、金バッジ欲しさだけの小者議員(主として民進党議員)が小池人気にあやかろうと、その劇場型集団に飛び込んで来た。更に民進党代表になったばかりの前原の浅はかな策謀が小池劇場を(一時期)賑わせた・・・その間隙をぬって、想定外の政党が突然現れた。民進党左派系の枝野が立憲民主党を立ち上げた。これでいよいよ、自民党の票は減る、と大方のマスコミが(選挙戦突入前)”自民党暗雲“を報じた。翁も連立与党の議席は過半数を割るのでは、と危惧した。だが――

22日の投開票の結果、23日に衆院選の全議席(465議席)が確定した。翁の危惧をよそに自民党284、公明党29、合わせて313、自公は公示前より11議席減らしたが(今回から衆院定数10減)、憲法改正の国会発議に必要な3分の2(310)を3つ上回る勢力を確保した。他の政党では野党第1党となった立憲民主党55(40増)、希望の党50(7減)、共産党12(9減)、日本維新の会11(3減)(いずれも10月28日現在)・・・支持率も(読売新聞調査=10月25日現在、カッコ内は公示前)自民党43%(33%)、立憲民主党14%(4%)、希望の党5%(8%)、公明党4%(3%)、共産党3%(3%)、日本維新の会2%(1%)、社民党1%(1%)など。但し、この支持率調査はメディア(新聞社・テレビ局)によって多少異なる。翁が“左系新聞”と呼んでいる朝日・毎日の支持率調査は常に政権に辛い。

それはともかく今回の衆院選で自民党は大勝した。安倍首相は2012年衆院選以来、国政選で5連勝だ。だが、言うまでもなく(今回の選挙結果は)安倍内閣と自民党を全て支持するという意味ではない。「自民党の勝利は野党の分裂が原因だ」とする分析もある。それ
も1つの要因だろう。だが、今の野党に日本の舵取りを任せることは出来ない、安定政治
の維持、経済再生、国の安全(国防)が確保出来るのは(好き嫌いは別にして)政策遂行の総合力を有する安倍政権しかない、という有権者の現実を踏まえた選択であったろうと翁は思う。安倍内閣支持率も前回、衆院選公示前の調査の41%から11ポイント上昇して52%に達した(読売新聞=10月25日現在)。

我が国は今、北朝鮮の核・ミサイル、中国の海洋覇権行動(特に尖閣諸島の日本領海侵犯)、ロシアとの北方領土問題など多難な国際環境に直面している。国内的には、デフレ脱却、財政再建、少子化・高齢化対策など様々な課題を抱えている。そんな時期、衆院選で大勝した安倍首相は外交・内政で更なる中・長期の政策戦略を練り、日本を「安全・安心の国」に導く責任がある。その成果が来年秋の総裁選3選への布石になるだろうが、ここで肝に銘じておかなければならないことは“驕り”である。再び言うが、このたびの大勝は、安倍首相及び自民党が全面的に支持されたものではない。そのことに関して安倍首相自身も党幹部も「今回の選挙は、いろいろな要素が重なって勝たせて貰った。いずれにしても、これからは謙虚に国民の声に耳を傾け、日本国家と国民の安全・安心のために責務を果たしていかなければならない」と言っている。その言たるや良し、実行やいかに――

ところで(前述のように)政府与党は憲法改正の国会発議に必要な3分の2以上の議席を得たので、遠からず“改憲問題”が浮上するだろう。この問題に関して翁は無責任な論評を下すことは控えるが、言えることは、平和憲法の基本精神を残し、それでもなお日本国の現状に則さない部分の改正は必要だろう。その「非現実的部分が何であり、その部分をどのように改めるのか」を国民に分かり易く説明する責任が政府にはある。そこで1つ、翁が声を大にして吼えたいことがある。それは憲法第9条第1項と第2項だ。第1項では
「武力行使の放棄」、第2項では「陸海空その他の戦力不保持」を謳っている。これは、敗戦後にマッカーサー(連合国軍最高司令官)に押し付けられた典型的な“非現実的部分”の最たる条文だ。海外へ出かけてドンパチするのは、翁は絶対反対だが、外敵から攻撃を受けた際、(日米安保に基づく米軍支援もあろうが)誰が前線に立ち国と国民を守るのか?現実問題として自衛隊に頼るしかあるまい。今や自衛隊の存在(憲法第9条に明記)を否定するバカは(共産党、社民党のほかに)いないはず、と思っていたら立憲民主党の枝野も「自衛隊明記反対」だそうだ。そんな非国民連中に日本の未来は託せない。

さて――今年8月20日配信の『龍翁余話』(487)「安倍首相よ、国民と真摯に向き合え」の中で「思い上がるな自民党」と吼えた。“思い上がり“とは、己れを過大評価し、いい気になって増長し、尊大な態度で振る舞うことを言う。こんな現象が現れたら(その時こそ)安倍も自民党も国民から完全に見放されること翁は断言する。そこで翁、重ねて言う「奢る勿れ、自民党、目線の狂いを正し“国民あっての国家”であることの原点を忘れずに、国民と真摯に向き合え」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

今週はお休みです。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。先週の記事は「風景・・・小さな写真館」です。http://www.zakkayanews.com/zw/zw1119.htm

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

最近TSUTAYAの店舗の閉鎖が増えていると報じられていました。Amazonのような音楽やビデオのインターネット配信が進んだのが原因のようです。私の利用しているAmazon Primeでビデオも音楽も年間会費を払えば無限に観れる、聴けるのですからこれまでとおなじビジネスでは生き残れないのかもしれません。
二人で夕食を食べるときはテレビを観ずにジャズを聴くようにしています。昨日聴いたジャズアルバムを紹介します。Jim Adkindsのギターです。明るくすっきりしたスムースジャズです。
 

“City Streets" Jim Adkins  

01-City Streets 4:55
02-Lost In the Moment 4:16
03-Let's Stay Together 4:24
04-Lost In Love 4:11
05-Feels Good 4:30
06-Out & About 5:01
07-After the Rain 4:32
08-Mystic Vista 4:44
09-Manhattan 4:33
10-Curtain Call 5:23

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

東京モーターショーでEV車が注目を集めています。日本の自動車は高い技術を誇っていますが、EV車の時代になると様子が大きく変わってしまうかもしれません。部品数の少ないEV車はグーグルやダイソンなどの他業種からの参入が増えて来そうです。
日本は技術力が高いと言われますが、技術力が高くてもグローバルなビジネスで負けてしまうことがあります。最近企業の品質に関する不正が続出していますが、これが足を引っ張らなければいいと思っています。

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雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1120

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com