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1025号

2016年新年号
 

NO.1025        Ryo Onishi              1/3/2016

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雑貨屋のひとり言

2016年の幕開けです。みなさま、今年もどうぞよろしくお願いします。
ちょっと暖かな新年ですがいかがお過ごしでしょうか?
年末、喉の調子が良くなく、早めに医者に診てもらい薬を処方してもらおうと思いました。28日の朝、近所のクリニックに出かけたのですが、クリニックに近づくと体調が良くなってきた感じがして、「別に診てもらうほどではないかな?」と思いながらクリニックの前まで来ると、"本日より休診"と表示されていました。ちょっと残念、でもなぜかホッとしながら家に帰ってきました。≪R.O≫

 

2015年、年間大予測結果

 2016年が始まりました。新しい年が皆さんにとって良い年でありますようお祈りいたします。

 昨年も国内外を騒がす大きな出来事が矢継ぎ早におきました。また、年初の予想から大きく外れた結果が出たりし、世の中が「一寸先は闇」であることを思い知らされたりもしました。

 二人の日本人学者がノーベル賞を受賞する快挙があり、うれしいニュースでした。梶田隆章博士(物理学賞)、大村智博士(生理学・医学賞)で、一昨年の赤崎勇博士、天野浩博士、中村修二博士(ただし中村博士は米国籍)に続く快挙でした。

毎年恒例の年間大予測について、一年前の新年に記した項目について結果が次のようになりました。この一年間で経済、世相がいかに予想以上に急変したかを改めて語ってくれる気がします。皆さんの予測に対する結果はいかがでしたか?ご確認ください。新年度(2016年)の予測項目については次回のこの欄でお知らせいたします。

(1)日本円・US$の2015年末の値は?(結果:1$US=\120.26)

(2)日本円・ユーロの2015年末の値は?(結果:1ユーロ=¥130.67)

(3)2015年末の東証(日経)平均株価は?(結果:\19,033.71)

(4)2015年末のニューヨーク・ダウ平均株価は?(結果:$17,425.03)

(5)2015年末(11月)日本の完全失業率は?(結果:3.3%)

(6)2015年末、NY原油先物相場(WTI)の価格は?(結果:$37.04)

(7)2015年末、日本国首相の名は?(結果:安倍晋三氏)

(8)2015年中に日本の内閣総辞職または衆議院解散はあるか?( ノー)

(9)2015年中に首相は靖国神社へ参拝するか?( ノー)

(10)2015年中に尖閣諸島で国有施設建設、公務員常駐、中国との武力衝突
のいずれかが起こるか?( ノー)

(11)2015年中にロシアのプーチン大統領は来日し、日米首脳会談が行われるか?( ノー)

(12)2015年中に公式な日中両首脳による会談は実現するか?(ただし、国際会議での挨拶、立ち話などは除く。(イエス:11月1日於ソウル)

(13)2015年中に公式な日韓両首脳による会談は実現するか?(ただし、国際会議での挨拶、立ち話などは除く。(イエス:11月1日於ソウル)

(14)2015年末、北朝鮮は金正恩氏による指導体制は維持されているか?(イエス)

(15)2015年中に北朝鮮の日本人拉致被害者が1人でも日本へ帰るか?
( ノー)

(16)2015年中に錦織圭選手はテニス世界四大タイトル個人戦のいずれかで優勝するか?(注:四大タイトルとは:全米オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全豪オープン)(結果: ノー)

(17)2015年、松山秀樹USPGAツアーのいずれかで優勝するか?( ノー)

(18)2015年度日本プロ野球優勝チームは?(セ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)(結果:東京ヤクルトスワローズ)

(19)2015年度日本プロ野球優勝チームは?(パ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)(結果:福岡ソフトバンクホークス)

(20)2015年、日本人(日本国籍保持者)のノーベル賞受賞者はいるか?
(イエス:梶田隆章博士(物理学賞)、大村智博士(生理学・医学賞))

(21)2015年、日本の国民栄誉賞受賞者(個人、団体)はでるか?( ノー)

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


宝船今年も海が荒れている

お供えの立派3Dプリンター

モナリザがくしゃみの顔の福笑い

十二桁寿限無も惑うIT化

塞翁が馬と八十路をなお辿る


( ニュースやぶにらみ )


「四猿」

真似ざるも入れて −新五輪エンブレム

「医療事業の売却打診」」

他人の体より自分の体が先です −東芝

*「世界最速エレベーター」

下降が気になる −中国経済

  (*印がUSO 掲載作品です)


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(406)「2016年(丙申)の始まり」

2016年(平成28年)の始まりに際し、皆さまのご健勝・ご多幸を祈念申し上げ、併せて『龍翁余話』を本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今年は(十二支で言うと)『申年(さるどし))』、動物の当て字は勿論『猿』。正式には『丙申』(ひのえさる・へいしん)と言い、“丙”とは、脚が張り出した台を象ったもので、そこから芽が地上に出て葉が広がる状態を意味する(大辞林)。しかし、80歳以上の人なら“丙”は、あまり好まないだろう。何故なら、昔の学校の通信簿(生徒の学業成績の評価などを家庭に知らせる通知書)“甲”(優=5)・“乙”(良=4)・“丙”(可=3)・“丁”(不可=2)を思い出すだろうし、軍隊経験者たちはもっと嫌な思い出があろう。徴兵検査(徴兵制度下、一定の年齢に達した者に対して身体検査を行ない、合格した者を徴兵対象にするための検査)で、たいていは甲種合格者が候補者になっていたが、大東亜戦争(太平洋戦争)の末期には兵員の不足で、甲種に満たない乙種・丙種でも徴兵されることになった。“丙”はギリギリの合格点で常に3番目の意味。(新年に際し声を大にして吼える「徴兵制度なんて、二度とそんな時代をつくるな!」)

“丙”の意味はともかく、『申年』生まれの人は合理的、現実的で頭の回転が速く、洞察力や行動力に富んでいる人が多いそうだ。昭和の『申年』生まれは7年(1932年)、19年(1944年)、31年(1956年)、43年(1968年)、55年(1980年)、平成の『申年』生まれは4年(1992年)、16年(2004年)。もし身内や知人友人に『申年』生まれの人がいたら、その人が合理的・現実的で、洞察力・行動力の持ち主かどうか(そっと)観察し直すのも面白かろう、お正月だから・・・

古くは豊臣秀吉が天文5年(1536年)の『申年』生まれだ。だから彼のあだ名が“サル”という訳ではない、顔が“サル”に似ていたから。そして秀吉に認められ重用された石田三成も(秀吉より2回り下の)永禄3年(1560年)の『申年』生まれ。更に、その三成と“密謀”を交わすほど親密関係にあった米沢藩の直江兼続(少年時代、上杉謙信にその才気を認められ、後に初代藩主・上杉景勝の家老となり、秀吉や家康に恐れられた武将)もまた三成と同年の『申年』生まれ(藤沢周平の小説『密謀』より)。NHKの大河ドラマ『天地人』(2009年)の以前に、翁、直江兼続研究を行なったことがあるが、兼続は確かに合理的、現実的で頭脳明晰、洞察力、行動力に富んだ男、という印象を強く深めた。しかし、三成については(小説やドラマから受ける印象は)合理的ではあるが現実・状況分析の甘い、権力固執型の陰険な男、をイメージする。余談だが、頭脳・人物共に1級の直江兼続の最大の失敗は、石田三成を信用し過ぎたこと(反徳川派に傾いたこと)。そのことによって徳川政権成立以来、米沢藩は窮地に追い込まれることになる(詳細は割愛)。

ところで、『猿』と言えば大分県生まれの翁、大分市の“高崎山の猿公園”を紹介しない訳にはいかない。別府湾に沿って大分市と別府市を結ぶ別大国道の境界に位置する標高628メートル、面積330ヘクタールの釣り鐘のような形をした山が高崎山。大分市のホームページによると「高崎山の猿は飼育しているのではなく自然発生した野猿で、彼らは独自の群団生活を営む習性がある。昭和28年に開園した頃は約220頭だったが、その後、群れが増え始めると最初の猿群団(A群)は寄せ場に姿を見せなくなり(当時の猿のほとんどは死亡したと想像される)、現在はB群(約700頭)とC群(約800頭)が、それぞれ適当な時期に交替で寄せ場に姿を見せ、観光客を喜ばせている。その交替シーンが一番の見せ場で、猿たちは群同士の争いを避けるため(B、Cそれぞれの群団のボス猿の指揮で?)数百頭の大群が寄せ場からスムーズに立ち去る場面や、一方の群団数百頭が寄せ場にやって来る様(さま)は実に壮観で他の動物園では見ることが出来ない」とのこと。と今回『余話』でPRしているのに、申し訳ないが実は翁、まだ一度も高崎山の猿群団を見たことがない。
(写真は、大分市のホームページから。赤ちゃん猿が母猿から乳を貰い、兄弟猿が仲良く蚤を取り合っている)

『猿』と言えば、もう一つ、日光東照宮の『三猿』が有名だが、ご承知のように、ここの猿は8面の彫刻で構成されている。すなわち@面は、母猿が手をかざして子猿の行く末を見ている。最も有名なのがA面の耳・口・目をふさいでいる三猿。B面は、座っている猿(自立する直前を表している?)、C面は、大志を抱いて天を仰ぐ猿(青い雲が“青雲の志”を暗示している?)、D人生(猿生)の壁にぶち当たり、迷い悩む時、励ましてくれる友猿がいる、E物思いに耽っている猿(恋の悩みか?)、F結婚した雄猿と雌猿、G妊娠した猿(やがて母猿になって@面に戻る)・・・

『申年』生まれの人に見られる合理性・現実性・洞察力・行動力、高崎山の猿群団に見られる“社会規範(秩序)”と“家族愛(絆)”、そして日光東照宮の8面の彫刻に見られる“人間の生き方”の示唆、(いささか、こじつけになるかも知れないが)いずれもが2016年(平成28年)の我々への課題であるように思えてならない。翁の今年の書初めは『社会規範と家族・友人との絆』にした・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

お節料理(LAから)

今年は数年ぶりでお正月をLAで迎えた。ハウスオーナーの仲間や知人の人達が心を
込めて作ってくれたお節料理をただ呼ばれて食べるだけで朝も昼も夜も今回は何も作らず楽をさせてもらった。
祖母がまだ元気だった頃はお正月というと年末の1週間前から買い物をして料理の準備をしたものだ。殆どのお節料理は手作りだった。母の時代になると働く主婦も増え家事にそんなに時間を割く事が出来ず大抵のものは近所のお惣菜屋さんやマーケットで購入し、それらを重箱に入れて並べるだけになっていった。作るのは、お雑煮や煮物ぐらいだったと思う。
 

祖母がいなくなって私の世代になると好んでお節を絶対に食べたいと思うほどお節料理は美味だとは思わなくなっていった。子供の頃は商店街や店も数日間は開いていなかったので日持ちのする味付けの濃いお節料理が必要だったのだろう。その頃は減塩だの減糖などあまり気にする人はいなかったのかもしれない。数日は何も作らなくてもいいように、お客様用のぶんまで作ってあった。そのお節を数日食べて飽き飽きしたのを覚えている。今は24時間オープンのコンビニもあるのでの食品の作り置きの必要性が無くなってきた。それに日本的なお節でなく洋風お節や中華風お節なども出回っている。数年前に張り切って日本の伝統お節にチャレンジして弟家族にお節を作ったのだけれど子供たちは殆ど手をつけなかった。
こちらに住む日系人のおばあちゃんが言っていた。” こんな時こそ、孫に日本の伝統文化を教えないといけない。黒豆や栗きんとんや昆布を食べる意味をアンタは知っているかい?”と。” どうせ、私がいなくなったら、誰もこんな事を教える人はいなくなってしまうと思うけれど大人になって頭の隅の方にでも残っていてくれたらいいんだけどね”と寂しそうに言っていた。
私もアメリカに住むようになってからだと思う。やっぱりお正月は、お節料理を食べないとお正月が来たような感じがしないなと…
祖国を離れて改めて日本のいい部分が見えてきたりて気がつく事が最近は多い。
茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言「2016年、変わり三猿」

“2015年あけましておめでとうございます!”、と、つい昨日いったような・・・あら今日はもう、“2016年明けましておめでとうございます!”と、言っている。地球温暖化とともに私の記憶も早送りのコマになってしまった気がする。歳をとると1年が速く感じると聞くが、いつの間に私もその年齢に到達ということか。ある新聞のコラムで、『年齢分母理論』を読んだ。年齢と1年の速さを感じるのに、分母に年齢をおいて考えるというもの。1年が365日としても、1年の長さが、1歳の人は1分の1、60歳の人は60分の1、そして90歳の人は90分の1、の速さで感じるというもの。なんとも納得。でも同時に、歳をとるごとに、1年の流れが速く感じる分、人や物事との出会いも別れの数も多いような気がする。春を待ち望む想いが強い分、速く多く感じるのかもしれない。

今年は猿年、“猿”と聞いただけで、とても元気がいいような感じがする。私の周りで猿年の人を見渡すと、皆、賢人が多い。サル真似とはよくいうけれど、猿真似ではなく、努力家で堅実な人が多いことに気づく。そして何を隠そう、私の実兄で新聞記者の兄は、まさにそれ。人真似を嫌い、コツコツと地道に我が道を行くタイプ。努力家で誠実、義理人情に厚く、そして頑固、山猿だけど釣りが大好き。なんともハチャメチャでちょろちょろ鼠の私とは、ずいぶんと違う。何が違うのかと照合すると、地道だけど冒険的なところかも。ご承知のように、猿は群れを統率するために安定と発展の需要供給を統合して、忍耐強く行動する、兄は、まさにそのもの。猿、猿、いい意味での猿だな、と思う。こうして考えてみると、日本には、猿を題材にした童話や伝説、教えや名言などが多いことに気づく。

まず、猿といえば、誰もが知る“三猿”。目、耳、口を両手で隠している三匹の猿、「見ざる、聞かざる、言わざる」だ。悪いもの、心を惑わすもの、他人の欠点は、見ない、聴かない、そして言わないに越したことはない、という教え。この“三猿“は、古くから中国にも、ヨーロッパにも、そしてアメリカにも存在しているそうだ。しかしヨーロッパでは、“見なさい、聴きなさい、言いなさい”といういい方をするというから面白い。そういえば日本にも“変わり三猿”というのがあって「よく観る、よく聴く、大声で言う」というものだそうだ。なんと積極的で肯定的、力が湧いてくる感じがするではないか。演劇関係の友人に聞いた話に、演技者としての心得は、「見る、は見入る(よく観察する)、聞く、は聴き入る(正しく理解する)、話す、は語り掛ける(正確に相手に伝える)」――その訓練が基本であるとか。これも、ある意味“変わり三猿”のひとつだと想い出す。ともあれ、この“変わり三猿”、私は大好きになれそうだ。

この4年間ほど、私には辛いことが多かった。心身共に消極的な毎日だった。そこで今年・猿年は“変わり(・・・)三猿(・・・)”に倣って、何か、いや何でも、“やってみよう!”という挑戦意欲を湧きたたせてみたい。失敗してもいい。傷ついてもいい。泣いてもいい。悔やんでもいい。まずは、その一歩を、一手を、少しでも前に出してみようかなと、思っている。今年も出会いと別れがあるだろう。いいことも、そうでないことも沢山あるだろう。だから幸せだったと言える“猿年”の1年にしたいもの。さてさて、どんなモンキー・マジックが飛び出すか、とくとごらんあれ〜・・・っと呟く、さくらの独り言。

 

 

 

 

   

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

テレビ番組で浜松の職人が造ったピアノ調律用の工具でノルウェーのジャズビアニストのピアノが調律されているシーンがありました。そのピアニストの名前はTord Gustavsenで聞き覚えがありました。数日前にこのアーティストのアルバムを聴いていたのでちょっと驚きでした。ということで今週のアルバムはTord Gustavsenの"Changing Places"にしました。ゆったりした繊細なピアノが、気持ちをリラックスさせてくれます。まるでクラシックのような感じのジャズです。新年にふさわしいジャズではないかと思い毎日聴いています。

"Changing Places" Tord Gustavsen

01-Deep as Love (05:54)
02-Graceful Touch (03:50)
03-IGN (04:33)
04-Melted Matter (05:25)
05-At a Glance (04:18)
06-Song of Yearning (08:16)
07-Turning Point (05:47)
08-Interlude (01:01)
09-Where Breathing Starts (08:49)
10-Going Places (05:33)
11-Your Eyes (05:07)
12-Graceful Touch, Variation (04:33)
13-Song of Yearning (01:59)

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

お正月、近所にあるショッピングセンターは大賑わいでした。新年のセールとたくさんのお店の改装、移転が予定されているので、そのためのセールも重なっていたからだと思います。ガラーンとしていたら怖いですから、混雑しているのは良いことです。
福袋を数個持っている人もたくさん見かけました。福袋は商品をできるだけたくさん売って在庫を整理したい店側とお得感のある買い物をしたいというお客のニーズがピッタリ合うのだと思います。
昨年、ファッションブランド店の福袋を購入しました。メインのコート以外はなにが入っているかわからなかったのですが、予想以上にたくさん入っていて喜んだことを覚えています。でもついている値札を見て驚いたのは「これがこんな値段するの?」ということです。逆に言うと、こんな値段ではだれも買わないのでないかということです。幸い、私はこれらの服を喜んで着ているので良いのですが、自分に似合うかどうか、必要かどうかは二の次で割安感だけで買っている人も多いのではないかと思います。
《R.O.》


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1025

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com