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NO.993         Ryo Onishi              5/24/2015

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雑貨屋のひとり言

先週は母が入所していた八尾にある施設に用事があり行きました。近鉄八尾駅から歩いて15分くらいのところにあるのですが、約1年間、通い慣れた道でした。"RYO"という名前のヘアサロンがあったのも印象に残っています。これからはそんなに八尾に来ることはないだろうなあと思いながら歩きました。

観光ビザ緩和や円安などが追い風になって日本を訪れる外国人旅行者が増加しています。電車に乗っているといろんな国の外国人を見かけます。2020年には東京オリンピックでさらに訪日外国人旅行者が増えるのではないでしょうか?外国人旅行者の増加に伴い、受け入れの問題もいろいろ出てきていると思います。その一つに標識や案内表示がわかりにくいことがあげられます。数か国の言葉で表記されても読みづらいだけなのでQRコードを追加してスマホで読みとってもらい、いろんな国の言葉に対応したほうが簡単にできそうな気がします。≪R.O≫

 

ジャカランダの季節

 当地、南カリフォルニア、ロサンゼルス周辺は年間を通じて雨量が少なく、土地は乾燥しています。今年はさらに降雨がなく、ロサンゼルス市では水道の25%使用制限を住民に課しているほどです。そんな乾いたロサンゼルス周辺でも夏を間近に控え、草花や樹木の花が人々の目を癒してくれる光景があちらこちらで見られ、自然の偉大さを知らされます。

ジャカランダの花の季節も今が盛りです。ただ、例年ですと、5月初旬から6月中旬までの比較的長期間、樹木いっぱいに紫色の花が咲くのですが、どうも今年はちょっとこちらが油断している間に開花が進み、5月中旬の現時点で、多くのジャカランダの樹は満開を過ぎ、(桜でいうと葉桜のように)花の間に葉っぱが出てしまっており、例年より数週間、開花のスピードが速かったようです。それにしても、満開時には大木がうす紫色の花で覆われ見事であると同時に、漏斗状の花(花冠)が樹木に溢れ清涼感を与えてくれます。

ジャカランダの木は、インターネットから検索した情報によると、『世界三大花木』のひとつなのだそうです。この『世界三大花木』という呼称がどれほど権威のあるものか、私には定かでありませんが、因みに残りの二花木は、カエンボク(火焔木、African Tulip)とホウオウボク(鳳凰木、Flame of the forest)とのこと、この二花木とも私がかつて駐在員として暮らしたシンガポールでは各所に見られ、私には馴染み深い関係でした。

私は駐在員生活をリタイヤしてから十数年の間、毎年五月はいつも日本へ行くことにしていたので、この花の盛りの時期は当地に不在であったし、ビジネス現役時代は花見の余裕もなかったのですが、ここ数年、私は体調不良のため、日本行きにドクター・ストップがかかり、ジャカランダのお花見を堪能させてもらう機会は増えました。ただ、私の体力の衰えのため外出が不自由となり、ジャカランダのお花見めぐりはしばらくお預け状態です。

ジャカランダは属名で、何種類かあるようですが、日本では「桐もどき」または「ハワイ桜」とも呼ばれ、九州、四国など限られた地域で見られるようです。また、米国西海岸でもロサンゼルス(地球の緯度上では日本の愛媛県・松山市とほぼ同じ)ではポピュラーなジャカランダですが、サンフランシスコ(宮城県・仙台市とほぼ同じ)では殆ど見かけないようです。

数年前までは我が家の前の道路に1本だけですが、街路樹として見事なジャカランダの樹木があったのですが、樹木の病気にやられたのか、市役所の作業車が来て切り倒し、排除されてしまいました。

 というわけで、今は我が家の窓からはジャカランダの樹木は見られず、このところ殆ど外出しない私には今年の異常気象とジャカランダの関係に気づかなかったのでした。

 5月10日(日曜日)久しぶりに妻の運転でジャカランダ撮影のための外出をしました。あまり良い写真は撮れませんでしたが、この日撮ったものをご覧ください。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


寅さんの酒に挫折が励まされ

かっぽれに齢を忘れた腰になる

ジャンボくじ下一けたの運で終え

修行まだ足りぬ噂に揺れる葦

昭和生き抜いた顔寄るクラス会


( ニュースやぶにらみ )


「党首討論」

3本の矢をかわされた −民主、維新、共産

「橋下劇場終演」

おもしろかったー小泉劇場

「追い込み漁禁止」

日本が追い込まれている −イルカ


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(376)「呆れた“カジノ法案再提出”」

国会議員の中に、どうしても日本を“賭博国”にしたがる呆れた奴らがいる。先頃、自民・維新・次世代の3党は『カジノ法案』を国会に再び提出した。これは昨年11月の衆院解散で廃案になったのに、性懲りも無く今国会で成立を目指すというものだ。“呆れてものも言えない”(怒り心頭の)翁だが、この阿呆な政治家どもの暴走を食い止めなければ、日本は大変なことになる、との危機感で、もう一度、吼えることにした。“もう一度”と言うのは、(まだご記憶の読者もおられると思うが)昨年10月19日号『龍翁余話』(348)「日本での“カジノ”を許すな」で、かなりやかましく吼えた。同じことを繰り返すのは、まことに無念極まりないのだが、その翁の心情を斟酌していただき『余話』(348)「日本での“カジノ”を許すな」の概要を引用しながら“もう一度”吼えることにする。

何を血迷ったか、日本をマフィア(組織的犯罪集団)の巣窟にしようと企む阿呆どもがいる。国際観光産業振興議員連盟(会長・細田博之自民党幹事長代行)がその“阿呆集団”だ。国際観光産業振興議員連盟(IR議連)とはご立派な名称だし、法案内容の「カジノを中心にホテル・レストラン・ショッピングセンター・劇場などによって形成される複合観光施設をつくる」も一見、夢を抱かせるような謳い文句だが、要は、カジノを合法化し、バクチ場のショバ代で稼ごうとする(国策と言うにはあまりにもお粗末な)浅知恵。日本中にマフィアをはびこらせかねない愚かな計画だ。翁は、細田博之を筆頭とするIR議連の阿呆どもを“亡国議連”と呼ぶ。

この“亡国議連”の連中が“カジノの幻霊”に憑りつかれた主たる原因はアメリカ(米)とオーストラリア(豪)の陰謀によるもの、と翁は推測している。米・豪に(偶然にも)「ジェームス」という名のカジノ経営の親分がいて、その2人がたびたび来日、“亡国議連”の連中にカジノ解禁を促した。米のカジノ大手・MGMリゾーツ会長のジェームス・ムーレンは「大阪にIR施設を建設するなら5千億から1兆円規模の投資を行なう用意がある」と言い、更に「客室2,500の高層ホテルを2棟、2万人収容のアリーナ(競技場や劇場などの施設)やカジノ設置で売上高は(年間)5千億円は見込める」と吹いた。

一方、豪のカジノ王(クラウンリゾーツ会長)ジェームス・パッカーも、日本をマカオやラスベガス並みの“カジノ天国”にしようと企み、「2020年(東京五輪)までに、カジノ中心の総合型リゾート(IR)を日本に建設したい」と(亡国議連に)圧力をかけてきた。このパッカーという男、アボット豪連邦首相と親交が深く、昨年7月に安倍首相が豪州を訪問した際もアボット首相に寄り添い、安倍首相と握手しながらカメラに収まった。その写真が通信社を通じて世界に配信された。安倍首相の側近は「パッカー氏がカジノ王とは知らず、アボット首相のブレーンだと思って写真撮影に応じた」と言うが、日本の首相が豪のカジノ王と握手している写真を見れば「安倍首相、カジノ解禁に動くか」と宣伝(利用)されても仕方あるまい。米・豪に限らず中・韓など外国の投資家どもは、日本民族の伝統的精神文化の破壊や、日本の治安・人心の乱れ(社会道徳の破壊)などは一切お構いなし、奴らはゼニ儲けさえ出来ればいいのだ。エコノミック・アニマル(拝金主義者)は「何と言われようと、稼ぐが勝ち」それが外資どもの本質。“亡国議連”の連中は、まんまと2人のジェームスに乗せられた。いや、乗せられただけでなく、上手くいけば(自分たちの)政治資金が見込める、という卑しい根性がIR推進の背景に潜んでいるとしたら、IR議連は、どうにも手が付けられない売国奴集団・阿呆議連だ。

国際観光産業振興議員連盟(IR議連)の計画書には「IR推進法案の制定の前提は犯罪防止・治安維持・青少年の健全育成・ギャンブル依存症などの問題を生じさせないため必要な制度上の措置を検討する」とある。つまり@暴力団など反社会的勢力の排除A青少年への悪影響防止Bギャンブル依存症の防止、の3点を重要課題とし、カジノ解禁に向けて体制を整える、ということを謳っているのだが(翁に言わせれば)これらの文言は、いずれも“まやかし言葉”。考えても見よ、カジノそのものは、いかなる制度上の措置を講じようともその場所・施設はマフィア(暴力団)の温床となるは必定。そこは賭博のほかに麻薬・拳銃の密売・売春・暴力が横行し、青少年への悪影響ばかりでなく善良なる市民の暮らしや人生までを脅かす地獄が待ち受けていることは誰の目にも明らか。それが見えないのはIR議連の“阿呆集団”だけである。

政府は東京五輪が開催される2020年までに外国人観光客を年に2000万人(現在は1000万人)にする目標を掲げている。カジノを解禁して外国人の賭博客を増やそうと(本気でそんなことを)考えているとしたら、とんでもない狂想だ。安倍政権が謳う『青少年の健全育成』は、いったい、どうなるのだ?「経済再生と並ぶ我が国の最重要課題として、21世紀の日本に相応しい教育体制を構築し教育の再生を実行に移す。つまり、教育を“未来へ
の投資”として重視し、心と体の調和のとれた人間の育成に社会全体で取り組む」としていながら“カジノ”という反社会活動の場をつくろうというのは矛盾も甚だしいし『カジノ解禁』を許すなら(ウソをついたことになる)安倍晋三は万死に値する。

翁の怒りは(これだけ吠えても)収まらない。が、国会議員の中に『カジノ法案』反対者が多いことに、一縷(いちる)の救いを感じる。公明党がこの法案に難色を示しているほか、自民党執行部でも谷垣幹事長は慎重派。また参議院の自民党議員からも「百万歩譲っても反対だ」の声が挙がっている。それにも構わず、細田は(先日)カジノ推進に前向きな経済団体幹部らと都内で会談し“早期成立を目指す”方針を伝えたとか。細田以下(ゼニ儲けに眩む経済団体幹部らを含め)“国賊人”たちの実名を挙げて糾弾しなければならない時が来なければいいが・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

世界遺産 日光東照宮

友人から誘われて東京から日帰りでも行けるからと栃木県にある日光東照宮に先週の月曜日に出かけてきた。週末の混雑をさけたつもりが人人人、東京の混雑ぶりと変わらないほど街は賑わっていて驚いた。ちょうどその日は東照大権現400年大祭とかで百者揃千人武者行列がありそれを見る為に観光客がたくさん集まっていた。駅から東照宮までのバスも一杯だったので私達は30分ほど日光街道の道をテクテク歩いて行った。両脇には歴史を感じさせる昔からの茶屋やレストラン、お土産屋がズラリと並んでいて見ながら歩くのも楽しい。江戸時代から明治、大正そして今日までどれだけの人がこの道をどんな思いを抱きながら歩いて東照宮にお参りしたのだろうとイメージを膨らませながら歩いた。
 
奥社殿 東照宮
奥社殿 叶杉 徳川家康宝殿

日光東照宮の入り口が見えてくると商店街が終わりその堺は大谷川が流れていて川を渡ると神聖な世界、手前は娑婆世界という感じだ。その手前に立っている銅像が誰なのか眺めていたら地元の人と思われる人が声をかけてきた。“ あっちにも銅像があるよ。あれは板垣退助の銅像だよ。戊申戦争の時、あの人がいたからこの東照宮が今も存在して守られてきたんだよ。”と。 友人は戊辰戦争の背景についても良く覚えていた。恥ずかしながら私などは歴史の時間は居眠りでもしていたのか戦争の名前は憶えていても頭の中には何も残っていなかった。いよいよ東照宮の入り口にたどり着くと長い石段がある。一つ一つの石段も高く両脇には手すりも無いのでお年寄りには危ない。今回、友人は東照宮よりもパワースポットである徳川家康の御遺骨が納められている奥社宝塔を訪れたいというのが希望だったので千人行列が終 わるとすぐにそこに向かった。
板垣退助
板垣退助の銅像 ベーカリー金谷ホテル

人が押し寄せる前に少しでも静寂な中でお参りしたいと思ったので私たちは人をかき分けながらそのスポットを目指して東照宮を見る前に先にそちらの方へ急いだ。奥社殿へは、息が切れそうな長い石段が山の上の方に続いている。上にたどり着くと徳川家康の宝塔が見えた。その脇に叶杉という御神木があり私たちは、そこでお参りをして混雑する前にそのパワースポットを離れた。
ところでこの世界遺産に指定されている日光東照宮、先月下旬ごろ参道に白い粉が20か所あまり、撒かれたそうだが、その頃、日本の神社や歴史的な建造物をターゲットに一斉に油が撒かれるという被害があった。その事件を聞いて少し前に日本のあちこちの図書館で一斉にアンネの日記が破られた事を思い出した。そういう組織的なグループが日本に存在するのかどうかはわからないが残念だ。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズライフ−今週のお奨 めアルバム

ずいぶん前に購入して最近は出番が減ってきているヤマハのスピーカーアンプをPCにつないでモニターすることにしました。これだけでもディスプレイについている貧弱なスピーカーで聴くより数倍良い音になりアルバム選びが楽しくなります。
今週はテナーサックス奏者、Bob Kindredのアルバムです。これまで聴いたテナーサックスの中でベストのレベルだと思います。彼のアルバムを探したいと思います。Bob Kindredをサポートしているメンバーの顔触れも素晴らしく、メリハリのあるピアノはRomantic Jazz Trioを結成している、John Di Martinoです。録音も良く、かなりレベルの高いアルバムだと思います。ジャケットがちょっとセクシーな写真になっているので、背景に使うのはやめました。

"Blue Moon" Bob Kindred Quartet  

01-Do Nothin' Till You Hear From Me
02-In A Sentimental Mood
03-Crazy He Calls Me
04-Moon And Sand
05-Body And Soul
06-The Things We Did Last Summer
07-If You Could See Me Now
08-Time On My Hands
09-Blue Moon
10-Warm Valley
11-With The Wind And Rain Inn Your Hair

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

通勤していた頃、混雑している快速電車に座って朝から酎ハイを飲んでいる中年の男性を見かけました。朝から(7時過ぎ)お酒を飲むなんてアル中やな思っていました。私だけでなく周りの人もそう思ったに違いありません。何をしても自由ですが混雑している電車の中でお酒を飲むのは遠慮してほしいなと思います。飲んだ状態で仕事なんかできないだろうと思いました。もしかしたらその人は夜勤明けで彼にとっては仕事帰りの一杯だったのかもしれません。そう考えると疑問は解消されます。今でもその一人そんなことやってる いるのか確かめに行く気にはならないですが興味はあります。スマホの画面をずっと見て いたらこんな光景に気がつかないかもしれないですね。 《R.O.》

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.993

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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