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NO.985         Ryo Onishi              3/29/2015

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雑貨屋のひとり言

柔らかい風が心地良いです。ついに春が来ました。桜のシーズンです。これからは花見をする人(いやお酒を飲んでいる人?)で公園はいっぱいになりますね。調子に乗ってお酒を飲んで人に迷惑をかけないようにしてほしいと思います。

先週、郵便局に行く途中、横断歩道を渡ろうとしたら珍しいことに車が止まってくれました。滅多にないことなのでちょっと戸惑いましたが、「よくぞ止まってくれてありがとう」とその人に言いたかったです。私が見る限りほとんどのドライバーは横断歩道を渡ろうとしている人がいても止まろうとしません。明らかに道路交通法違反なのに警察は取り締まろうともしないし指導もいていません。歩行者の方が止まってくれないのが当たり前のように思っているようです。こんないい加減なドライバーが運転する車がいっぱい走っているのですから、事故は減らないと思います。≪R.O≫

 

おやじ狩り

 強盗目的または“憂さ晴らし”が目的で若者達が年長者の男性を脅したり、襲ったりするのを「おやじ狩り」というのだそうです。この他にも男女のカップルに対する「カップル狩り」などというのもあるのだそうで、不快この上ない行為であり、また言葉です。この世の中を真剣に生きている多くの若者達の評価がこのような一握りの不良のせいで失墜するのは本当に残念なことです。

 以前、日本からの朝のテレビニュースを観ていたら、とんでもない「おやじ狩り」事件を放映していたのを今も記憶しています。被害者は東京の歯科技工士で、16〜17才の少年3人に強盗目的の「おやじ狩り」の対象とされ、野球のバットで殴られ打撲、骨折に加えて左目失明という悲惨な事態になったのでした。歯科技工士と言えば、視力は命であり、その命の眼を片方、それも年端も行かない少年達の遊興費欲しさの凶行の犠牲になるとは、何ともやりきれない話です。

 被害者の歯科技工士に対するインタービューのあと、この被害者の母親もテレビのインタービューに“怒り”の答えをしていました。「被害者の親としては、加害者にウチの子と同じ苦しみを与えて、そしてその親にも私と同じ苦しみをわかってもらいたい・・。警察がなかったら、私は加害者であるその子の眼をくり抜いていたかも知れません・・」 ―― 悲惨な目にあった被害者の母親の心情が痛いほど伝わる言葉でした。

 ところが、テレビの画面でこの「被害者の母親」が次に続けた言葉に私はハッとしました。 「でも今になって落ち着いて考えてみれば、こちらがやられた方で良かったかな。他人(ひと)さまにもし、ウチの子がやったとしたら私は生きてはいられないと思ったでしょうから・・」

 このお母さんは、自分が死ぬのがいやだから被害者の母親でいる方が良いとったわいけではなく、“他人に迷惑をかける位なら、迷惑をかけられる方を良い”といいたかったのでしょう。第三者の立場ならともかく、被害者の母親という当事者の言葉だけに重みを感じます。

 以前私はこのZakkaya Weekly にこんなことを書いた事があります「この世のすべては録画済みのビデオテープを再生しているようなもので、その筋書きは初めから決まっており、だから偶然の出来事など入る余地は全くない『すべて必然』の世界なのです。(略)例えば私が生まれてから死ぬまでのすべての行動と出来事は自分の意志ではどうにもならない力に支配され、しかもその筋書きが初めから全部決まっている・・(略)極端な事を言えば 自分が何か犯罪に巻き込まれ 被害者になった時、これも『人生の筋書き』通りなのだからやむを得ない事であり、むしろ自分が加害者という『筋書き』でなかった事に感謝さえ出来る事にもなります。(略)」【Zakkaya Weekly No.101、102「荒唐無稽のはなし」】

 「おやじ狩り」被害者のこの母親は当初、加害者の少年達の眼をくり抜いてやりたいと怒り狂ったにも拘わらず、心の平静を取り戻したあとは「加害者」よりは「被害者」サイドであったことにむしろ感謝している様子であり、私にとって大きな感動でした。このお母さんは、私がただ観念的に捉えている人生観、価値観を現実の体験の中から実感されたのです。

 でも、できることなら、こんな体験はしたくないですね。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


鬼の目の涙不覚の棒グラフ

突破口プラス思考の目で見つけ

鼻歌がご機嫌今日の予定表

アンテナがまだアナグロのままの耳

耳穴で薄めて話聞いている


( ニュースやぶにらみ )


「安全対策」

副は置かない −大塚家具社長

「春順調に」

日本はいいな −アラブ

「パリも大気汚染深刻化」

姉妹都市になれそうだ −北京


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(368)「五反田・目黒川の夜桜」

翁、歳をとるごとに、だんだん“せっかち”になってきた。一番如実に表れる(感じる)のはゴルフの時だ。前のグループのプレー(動き)がスローだったり、マナーが悪い連中だと、後ろでじっと待たされる時間が長く感じて、ついつい苛立つ。それを抑えなければ自分のショットが乱れるし人間が小さく見えるから、そんな時、翁は(持ち歩いている)スマホで新聞を読んだりして気持ちを落ち着かせるようにするのだが、実は昨日のゴルフは苛立ちを抑え切れず爆発した「あんな連中の後ろでは、せっかくのゴルフも台無しだ」そして(案の定)ショットをミスった――ゴルフに限らず、ルール、マナーは(自分の技術・実力とは関係無く)遵守しなければ他の人への迷惑や全体の流れに支障をきたす。とまれ“せっかち”もまた、時には(今、自分と関わっている人たちの)リズムを狂わせ、迷惑をかけることもある。歳をとれば、少しは丸く、穏やかに、ゆったり気分になるかと思っていたら、とんでもない、“せっかち“や”我が儘“は、ますますヒドくなる・・・

せっかちが故に、先日、骨折り損のくたびれもうけを演じた。東京に“開花宣言”がなされたのは3月24日。2日も経てば3分咲きくらいにはなっているだろうと勝手に思い込み、
26日の昼、桜の名所で有名な多摩丘陵最東部『緑ヶ丘霊園』(津田山霊園=川崎市多摩区)へ(カーナビ頼りに)ドライブした。我が家から1時間程度だし、比較的分かり易い場所だったのでドライブ気分は上々。さて、碁盤の目のように整理された霊園の中を走るが、一向に桜の花に出会わない。桜並木は延々と連なっているが、どれもこれも“蕾の木”ばかり。気持ちがだんだん寒くなって来た。頂上の噴水広場の“蕾の下”で(小さな)宴を催している若者たちに訊いたら「ここの桜の満開時期は、あと1週間先だそうです」・・・ああ無情、己れのせっかちさ、思い込みの強さに呆れ、帰路のハンドルの重かったこと。

翁の友人の1人に、数年前『品川歴史館』を訪問した時に知り合ったFさんと言う郷土史家がいる(元高校教師)。翁より1つ年下だが、品川区の歴史に関して翁はいつもFさんに教えを乞うている。彼は五反田の隣街・大崎に住んでいるので、出会って以後、時々、五反田で会食したりお茶したりしていた。それがいつの間にか、1人、2人と(仲間が)増え、現在、6人の“老人グループ”になった。翁は“老人”と言う言葉が嫌いなので『五反田シニアサークル』と呼んでいる。そして時々、皆が集まって会食、お茶しながら交誼を深めているのだが、さて、そのFさんに(26日の夜)電話で『緑ヶ丘霊園』での桜空振りの一件を話したら、電話の向こうで大笑い。そして直ぐ真顔(真声)になって「だったら、28日(土曜日)、龍翁さんがゴルフからお帰りになった後、そう、6時半頃、皆で大崎橋(池上線の五反田駅と大崎駅の間を流れる目黒川に架かっている橋)脇の『ふれあい水辺広場』に集まり夜桜見物をしませんか?」のお誘い。翁、勿論、快諾した。

『目黒川の桜スポット』と言えば、大橋(目黒区)から下目黒の3.8キロに亘る約800本のソメイヨシノが有名だが、五反田・大崎・更には北品川へと続く目黒川の両岸にも桜の小群が点在しており、(この時期は)それなりに目黒川を彩っている。とは言っても、思い起こせば翁、約40年前に当地(西五反田)に引っ越して来て以来、一度も“五反田・目黒川の夜桜”を見物したことが無い。それと言うのも翁がこの地にやって来た頃の目黒川は、別称“鼻つまみ川”と呼ばれていたぐらい“東京一、汚い川”だった。Fさんの説明によると、高度成長期、下水道の普及が追い付かず汚水を垂れ流しにしていた。20年前の1995年、東京都の“清流復活事業”によって(新宿区にある)都下水道局落合水再生センターから下水道高度処理水が導水されるようになったこと、同時に目黒川沿いにある荏原地下調節池内に取り入れた浸出水(地下水)を放流するなど、水質改善への取り組みがなされるようになったこと、2008年から高濃度酸素溶解水の注入による浄化実験も実施されている、と言う。気が付けば “鼻つまみ川”が、いつの間にか子供が水遊びしたり、魚も棲むほどの清流に変わっていた。『五反田ふれあい水辺広場』も次第に“憩いのスポット”として地域の人や勤め人たちに親しまれるようになっているそうだ。

まだ5分咲き。ライトアップこそされていないが、それなりに見応えはある。『五反田シニアサークル』の人たち(当夜は4人)と隣街・大崎まで続く『ふれあい水辺広場』を歩いた。寒くもなく、暑くもなく・・・昼間、ゴルフ場でけっこう歩いたのに、翁の足取りは軽かった。“せっかち歩き”ではなく、誰からか貰った“塩飴”をしゃぶりながらの“ゆったり散歩”だった。途中でFさんの“目黒川談義”を拝聴した。目黒川は、世田谷区、目黒区、品川区を流れ東京湾に注ぐ2級水系の本流。この目黒川の河口付近は、昔は“品物が行き交う港の役割をしていた川”であったことから(河口を)“品川”と言い、それが現在の『品川』の起こりとされている。また。江戸時代には、目黒川を“こりとり川”と呼んでいたそうだ。“こりとり”(垢離取り)とは、神仏に祈願する時、冷水を浴びる行為(“水垢離”“水行”とも言う)。江戸時代の人たちは、この川で身を清めてから目黒不動尊に詣でたのであろう。「そう思うと、この目黒川が甦ってくれたことは本当に喜ばしいことです」とFさんの顔がほころぶ。生粋の地元民の感慨だろう。ともあれ、Fさんのお蔭で“五反田・目黒川の夜桜”と“目黒川の歴史”が堪能出来た土曜の夜だった・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

アンチョビ缶とオリーブオイル

アンチョビと聞くと、とにかく“しょっぱかった”というイメージしかない。以前ピザの上に少しだけアンチョビがのっているものを食べた時にも、これさえ無ければもっと美味しいのにと思った。その後、友人の家でアンチョビが載ったクラッカーをいただいた事があったが、やはり塩味が強いのと少し生臭い匂いがあった印象しか残らなかった。だから自分からアンチョビを買ってまで食べたいとは全く思わなかった。それ以来アンチョビとは、ご縁が無いままだった。ところがヨーロッパのフードショーに行った友人からイタリア人に進められて食べたアンチョビが美味しかったのでちょっと食べてみてくれないかとサンプルを頂いた。その時、カリフォルニアのオリーブオイルの味も試してほしいとそのサンプルも頂いた。 オリーブオイルは一頃と比べるとだいぶ日常に馴染んで殆どの日本の家庭でも使うようになってきていると思う。でも、まだまだアンチョビの方はレストランでは出てくる事があっても一般の家庭料理には登場するケースは多くない。
アンチョビ アンチョビ缶詰パッケージ アンチョビとキャビア

改めてアンチョビとはなんぞやと調べてみたらカタクチイワシ科の小さい海水魚と出ていた。アンチョビの缶詰めは、その魚の内臓をとって3枚におろし塩漬けにしたものだそうで、それを時間をかけて発酵させてオリーブオイルなどに付けたものが保存食にもなるアンチョビ缶なのだそうだ。パッケージも今までのアンチョビのものと違ってなかなかおしゃれな感じだ。缶を開けてみると上品に8枚アンチョビがオリーブオイルの中に漬かっていた。ウロコが嫌いな私にとっては食べやすそうだと思った。しょっぱいのだろうなと覚悟して端の方切ってそれだけ味わってみる事にした。口に入れると塩味はもちろんあるのだがそれほど強い感じではない。その塩味の奥からアンチョビの発酵した風味と旨みを感じた。今まで食べたアンチョビの中では1番美味しいと思った。それからアンチョビを包丁で細かくたたいて、アンチョビが漬かっていたオリーブオイルに少し生醤油を入れレモンを絞ってドレッシングを作ってみた。その中に手でちぎったキャベツを入れて包丁でたたいたアンチョビを入れて食べてみたら絶妙に美味しくて昼間なのにワインとフランスパンが欲しくなった。
カリフォルニアオリーブオイル オリーブオイル+ブレンドスパイス

そして次に友人のお勧めのオリーブオイルをそのまま一匙口に含んでみた。ふんわりとした柔らかい空気のような軽さ、そしてほのかにシトラスの香りがした。思わずレモンでも入っているのかと思わせるような実に爽やかなオリーブオイルだった。オリーブオイルと言ってもそれなりの店に行くと様々なブランドのものが出回っておりイタリアやギリシャのもの、そしてこの同じカリフォルニアのオリーブオイルもたくさんの種類がある。其々の土地や時期によっても全く違う味わいがある。
試に小さなガラスの容器にオリーブオイルとブレンドスパイスを入れて少し馴染ませてからチャバタというパンを薄く切ってバターの代わりに付けて食べてみた。これもなかなか美味しかった。
前回、東京でオリーブオイルの量り売りの店があって何種類ものオリーブオイルが置いてあったのを思い出した。オリーブオイルも極めればワインのように、どこ産のものがどのような味だとかわかるようになるのかもしれない。そして、どこのオリーブオイルは何の料理に合うと…やっぱり美味しいものに出会うと脳みそが反応する。そして幸せな気持ちになる。Uさん、美味しいものを紹介してくれてありがとう。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズライフ−今週のお奨 めアルバム

みなさんお馴染みの日本の歌をジャズピアニスト木住野佳子がピアノで聴かせるアルバム”ふるさと”です。どれもすばらしい曲ばかりです。ジャズを通じて日本の美しい曲を再認識させてもらえるアルバムです。じっくり聴ける素晴らしいピアノジャズアルバムを再発見できました。
 
"ふるさと" 木住野佳子  

01 故郷         
02 上を向いて歩こう  
03 朧月夜        
04 浜辺の歌       
05 リンゴ追分      
06 早春賦        
07 さくらさくら   
08 赤とんぼ      
09 冬の夜        
10 ちいさい秋みつけた  
11 海          
12 見上げてごらん夜の星を
13 かえり道   

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

携帯会社を変えました。そしてスマホをiPhone6にしました。iPhone5に比べて画面が大きくなり、見やすくなりました。一番気に入っている機能はロック画面の解除を指紋認証でできることです。それよりも電波環境が良くなって電話が途切れなくなったことが大きいですね。《R.O.》
 


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.985

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com