Zakkaya Weekly No.82

Ryo Onishi 12/7/97 No.81  No.83 バックナンバー  Homepage

出張でインディアナポリスへ行きました。さすがに冬ですね、雪が降っていまして、ロスから行った私にとってはちょっと寒かったですね。でも久しぶりの雪景色を見てトロントを思い出しました。ロスに帰ってきたら今度はすごい雨でしたね。この嵐の影響でデンバーからのフライトが遅れ、飛行機の中で2時間も待たされることになりました。土曜日のゴルフもこの雨でできず、仕方ないですねー。でもこれからロスはこんな気候が続くんでしょうか?(R.O)

左 脳 と 右 脳 (4)指 組 み / 腕 組 み(1)

――前号よりの続き――

前回まで数回にわたり人間の「左脳」と「右脳」の話を書きましたので、今回は私がこの8月に日本へ行った時、たまたま見たテレビ番組の一つをご紹介します。(Aug.26,97 NHK総合TV「面白学問人生」より)

人の個性というものは果たして どこでどのように形成されるものなのか、一つの考え方として、それは脳のタイプの違いが影響しているのではないかというのがあります。人の脳は左右に分かれ、機能が違うので 個人の 「効き脳(脳の左きゝ、右きゝのようなもの)」 がどちらであるかによって その人の個性の傾向に違いが出るのだろうということなのです。

ところで 私達が普段 何気なく指を組んだり腕を組んだりする時、いつも必ず決まった組み方をし、もし意識的にいつもとは逆に組むと何か不自然で気持ち悪いものです。 左右どちらの指(又は腕)を上にして組むかは個人にによってそれぞれ違いますが、その個人にとっては組み方はどちらか一定しており、意識して逆の組み方をしない限り必ず同じとなります。(例えば指を組む時は自然に右の親指が上になり、腕を組む時は左腕が上になるというように)そしてこの「指組み」 「腕組み」 で その人の「効き脳」 がわかり、左右どちらの脳のタイプであるかによって個人の個性・性格・考え方等の傾向がわかるのだそうです。

指や腕の組み方と脳の関係を20年以上研究している 神経心理学者の坂野登氏(神戸親和女子大学教授)によると、一般に左指/腕を上に組む人は「右脳タイプ」 の直感型(野球でいうと長嶋監督タイプ)であり、右指/腕を上に組む人は「左脳タイプ」 (野球でいうと野村監督タイプ)なのだそうです。――人間の脳と身体の殆どは神経が交叉しているので左右が逆になります。

日本人の場合、左右どちらのタイプもほぼ半々とのことですが、勿論これはタイプの差ですので どちらが上等、又は優れているという事とは全く無関係です。

また人によっては 「指組み」 と「腕組み」とで上になる方が逆 (例えば、指は右が上で腕の場合は左が上 ) の人も沢山いますが、指と腕の関係は次の通りだそうです。

「指組み」・・ものを見たり感じたりする時にどう理解するか(インプットの仕方に影響)   

「腕組み」・・ものを表現する時にどのように表現するか(アウトプットの仕方に影響)これをまとめてみると次の通りです

指、腕 共に右が上:(強い左脳タイプ)言葉や文章で論理的に理解し、論理的に表現するのが得意なタイプ

指、腕 共に左が上:(強い右脳タイプ)ものを直感的に理解し、それを絵や音楽で直感的に表現するのが得意なタイプ

指(右上)腕(左上):論理的に理解し、直感的に表現するのが得意なタイプ

指(左上)腕(右上):直感的に理解し、論理的に表現するのが得意なタイプ

―――以下次号へ続く――― 河合将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 「十字式健康法もおもしろい」

西尾誠一郎

9月頃でしたか、サンノゼの石井さんからお電話をいただきました。日本に行く機会があれば、是非十字式健康法という背骨を矯正する治療を試してはとすすめてくれました。ご主人と息子さんの50肩と腰痛がわずか1分間の治療を数回受けただけで劇的に良くなったとのこと。そして10月末、私の友人を通して「十字式健康法の秘密」(安久津政人・21世紀ブックス版)という本を貸してくれました。

背骨のゆがみが慢性病を引き起こすということはよく言われることですし、近代医学でも背骨のゆがみと関連のある病気が30ほどあると言われています。安久津先生は背骨のゆがみから発生する病気は主なもので200種類にのぼるといいます。十字式健康法とは大脳の脳神経を訓練して、前頭葉から精神エネルギー(俗に言う念力)を放出できる施療者が、そのエネルギーを患者に移植して万病の素である背骨の歪みを正し、病気を治すという療法です。

私はカイロプラクティックのように首や背骨をポキポキとやられるのは、何となく恐くて好きになれません。でもこの本を読んで「十字式」は試してみようという気になりました。札幌から博多まで全国に20の会場を持ち、口コミだけでたくさんの人が集まるのなら、実際なおっている人がたくさんいるからだと思ったのです。

松坂慶子さんの腱鞘炎、板東玉三郎さんの肩凝りと腰痛、芦田伸介さんの腰痛などたくさんの有名人の治療体験記も紹介されていました。初診料3500円、あとは1回2000円、70歳以上は5回無料。初診料3500円、あとは1回2000円、70歳以上は5回無料。あとは1回1000円というのも気に入りました。

11月4日と11日、東京・品川会場(港区高輪3−24−19京急第6ビル1F 03-3447-2551)へ行ってみました。あいにく安久津先生はその日は大船会場とのことで別の方に治療してもらいました。

12時50分、30名ぐらいの男女が待っていました。すぐ待っていた男性全員の名前が呼ばれ、治療室に入って行き、上半身裸になりました。先生はけっこう若い男性で、次々と治療を受けに来た人の背中にシッカロールをはたいて「シッー、シッー」と気合を入れながら、背骨を軽くたたいていました。

一人1分から2分の治療ですのですぐ私の番がきました。内臓の具合の悪いところを言い、ロスから来たと告げると「背骨のこことここがゆがんでいる。ここが痛いでしょう」と押しました。「アイタタ」という感じでした。ロスから来たせいか、内蔵のせいかはわかりませんが、私の時は、ちょっと長く背中をたたいてくれました。先ほどつつかれたところをまた押されましたが、痛みが明らかに少なくなっていました。

パンフレットの説明では「背骨を中心に左右に出ている300本もの交感神経が正常ならば均等に人体の内蔵、機能に配置され密着しているものが、病気によって背骨が歪んだため、交感神経と知覚神経が引っ張られて、つれた状態になっている。そこを指で押されたので痛い」とありました。

肩凝り、腰痛、神経痛、心臓病から眼疾、肝臓病、ガンまで驚くべき効果をあげ、120万人が実証したといわれる十字式健康法。私も日本にいたら週一回通いたいと思いました。もしあなたが、または友人、知人が慢性病で悩んでいるとしたら、是非2〜3度試されてはいかがですか?

編集後記

HTMLファイルでお送りした雑貨屋Weeklyはいかがでしたか?ちゃんと読めましたでしょうか?マックの方は大丈夫でしたでしょうか?まだテスト段階なので写真もなにもありませんが、雑貨屋にふさわしい面白い内容にしたいと考えています。みなさんのアイデアもお願いしますね。

 

Zakkaya Weekly No.82

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net