Zakkaya Weekly No.83

No.82 Ryo Onishi 12/14/97 No.84 バックナンバー  Homepage

最近、テレビやラジオで長距離電話のコマーシャルを見聞きしますね。電話番号の前にある番号をダイアルして、一定時間以上かけると料金が割引されるというもので、もう一方のコマーシャルは、特別な番号をダイアルしたり、一定の時間以上かける必要がなく、はじめの一分から適用されるというものです。私はどちらがどうというつもりはありませんが、これらのコマーシャルが同じ番組上で(スポンサーとして)放送されているというのがなんとも面白いなあと思って聞いています。(R.O)

左 脳 と 右 脳 (4)指 組 み / 腕 組 み(2)

――前号よりの続き――

前回示した「指組み」、「腕組み」と人のタイプとの関係は、統計的に現れたもので実際には当てはまらない人も、中間型の人も多く存在することは当然のことでしょう。

人が 「左脳タイプ」 か「右脳タイプ」かを調べる別の方法に心理学を応用したテストによる方法があるのだそうです。一つは 「同音異義連想テスト」 というもので、例えば 「アツイ」 という言葉で連想する事を言ってもらいます。「お湯が熱く沸いた」 「お風呂熱い」 「あつい想い」 「電話帳が厚い」 「夏は暑い」 「篤い志」・・等々です。左脳タイプ の強い人ほど いろいろな連想が湧き出ますが、右脳タイプ の人の場合は 「お湯が熱い」 「火が熱い」 「ヒーターが熱い」・・と ワンパターン的連想になるのだそうです。もう一つのテストは 「用途テスト」 といって 例えば 「新聞の使いみち」 で思い付くものを言ってもらいます。「本来の用途で記事を読む」 「物を包む」 「畳を置く時下に敷く」 「水をひたし、小さくちぎって掃除の時 撒いてほこりを取る」 「細かく切って小鳥のの巣箱に入れる」 「たき火の時、火種とする」 「文字を切り取って脅迫状を作る時使う」 「細く巻いてチャンバラごっこをする」・・等々です。右脳タイプの強い人ほど 多くの用途が言えるそうです。

自分が左脳タイプの人間なのか 右脳タイプの人間なのかを知ることは、自分の潜在的な得意分野・不得意分野の傾向を知る事です。自分の能力が充分発揮出来るかどうかは もしかしたら 「きゝ脳」 ををいかに有効・効果的に使うかにかかっているのかも知れません。また 他人のタイプを知る事により その人の性格・個性の傾向を知る事が出来るでしょう。

番組の最後に 坂野教授による 「上手な脳の使い方のアドバイス」 というのがありましたのでご紹介しておきます。

脳は同じ仕事を効率的にこなせるのは一時間半が限度、言葉や文章を使う左脳的な仕事の後には図や絵を描くなど右脳的な仕事に切り替えて気分転換を図るようにしよう。

もう一つはよく夢を見る事。夢をみることは右脳を鍛えることにつながる。夜 寝る前に空想をふくらませるようにすると結構夢を見られるので試してみよう。

以上がNHKテレビの内容でした。この内容を信じるか、信じないかは 皆さんの勝手です(どちらの「きゝ脳」 の人がより信じるのですかね)

「指組み」 「腕組み」 の他 例えば 「脚組み」と脳の関係はどうなっているのか調べてみたら面白いかも知れません。

 ところで こんな駄文を毎度恥ずかしげもなく書いているこの私の 「きゝ脳」 は何タイプなのか改めて調べて見ましたら「手組み」は左脳タイプ、「腕組み」は右脳タイプでした。即ち私は論理的に理解し直感的に表現するのが得意なタイプであるという事になります。私は自分ではあまり論理的に理解するタイプとも思えませんが 表現の方は論理矛盾する事を書いて平気でいられる所なんてまさに直感的に表現するタイプの典型ですから大よその線ではあたっているようです。(陰の声:「お前は両方とも『無能タイプ』ダ!」・・・ゴモットモサンデス。せいぜい空想ふくらまし夢でも見る事にしよう!!)

河合将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 「癒しと蘇生の技術」

西尾誠一郎

12月3日の“たの研“で主催者の高島さんが「この本を今一番必要としているのは西尾さんだと思いましたので、一冊取っておきました」と雑誌を貸してくれました。感謝!船井幸雄編のThe Funai 32号「癒しと蘇生の技術」(副題:人と地球、健康革命の時代へ)でした。船井さんに21世紀はすばらしい地球、すばらしい人間社会ができると確信させた「本物技術」が8つ紹介されていました。それらの情報は暖かくなったら日本に行きたいと考えている私に、日本に行ったらこれを学んでこようという目的意識をはっきり持たせてくれ、私をハッピーにしてくれました。その中から静岡で渋谷脳外科クリニックを経営している支部や直樹さんの「”情報“”意識“を機能させる生体エネルギー」の一部を紹介してみましょう。

アインシュタインのE = mc2という有名な等式は、私たちに物はどこまでいっても物であるという考え方を改めなければならないということを教えています。Eはエネルギー、mは質量、cは光の速さを表しています。この式から、質量、すなわち目に見える物体は、エネルギーに置きかえることができるということが導かれます。それをさらに押し進めて、すべての物質は「情報」でできているという考えを打ち出している学者もいます。そしてその理論を実践の段階にまで高めたのが生体エネルギー理論なのです。

渋谷先生はこの理論を知って何より驚いたのは、「言葉で情報が変わる」のを実践していることでした。すべて存在するものは「情報」でできていると仮定し、それが本当なら、同じ「情報」である言葉によって、内容を変えることができるはずだとして、たとえば「ナス」を「トマト」に変える実験が行われました。生体エネルギー水で「情報処理」されたナスの種に「あなたはトマトですよ」何回か言葉かけ(いわゆる教育)をしたところ、成長したナスはトマトのように丸く育ち、切ってみると、トマトのように部屋のある実がなったのです。このような実験は昆布でも行われ、また水晶のような鉱物でも行われ、同じような結果が得られました。この実験で大切なのはすべての存在が「情報」によってできており、「情報」は同じ「情報」である言葉によって変えられることを実証したことです。私は生体エネルギーとなる浄活水器を医院と住宅に設置し、毎日この水を使っています。先生は生体エネルギーを医院の「場」の改善や、治療に応用したところ、ガンの患者さんの白髪が黒くなったり、抜けてしまったところにうぶ毛が生えたり、治療を待っている間に頭痛が消えたりと、さまざまな効果が出ているそうです。

生体エネルギー研究所(Tel 0268-64-1436 Fax 62-1782)は、長野県小県郡にあり、代表者の佐藤政二さんは40年の農業のプロです。彼は平成2年、この理論を一般公開しました。生体エネルギーを事業や生活に応用する方法を学びたいという人々が全国から集まり、毎月熱気あふれる勉強会が開かれているそうです。私も平成7年11月のフナイミーティングでその入り口まで行きましたが、他の講演会にすべて参加できなくなるのであきらめました。この講演だけ3日間ぶっ続けで参加しなければならなかったからです。この理論を学んだ会員は、それぞれの事業の中で独自に生体エネルギーを生かす方式がとれるのです。私もぜひ近い将来この理論を学び、私のくもん教室にこの生体エネルギーを生かし、すべての生徒が集中して楽しく学習できる“場”をつくりたいと考えています。

あとがき

河合さんは今週からしばらく日本に行かれます。日本にいる間にインターネットができるように、ノートブックPCを持って行くそうです。河合さんこの雑貨屋Weekly83が日本でうまく受取れましたら連絡くださいね。

 

Zakkaya Weekly No.83

雑貨屋店主 大西良衛ronishi@earthlink.net