Zakkaya Weekly No.81

No.80 Ryo Onishi 11/30/97 バックナンバー  Homepage

サンクスギビングホリデーはいかがでしたか?久しぶりのホリデーでしたね。時間がたっぷりあったので、ゆっくりしていたら、4日間があっという間に過ぎてしまいました。子どものころの夏休みなんかもこんな調子で過ぎてしまいましたね。(私だけか?)私は特に旅行の予定もなかったのでインターネットでゴルフのホームページを見つけたり、そこで説明のあった練習方法を試したりしました。雨が降った今日(日曜日)はロスバーデスゴルフコースの練習場に行きましたがさすがに空いていました。こんな日だと予約なしでもプレーさせてくれるようです。(R.O)

左脳と右脳(3) 日本人よもっと自信をもとう!

――前号よりの続き――

  日本人の脳と西洋人の脳とでは その機能の一部に明確な違いがあり、西洋人の場合 理性を司る左脳と感性を司る右脳は それぞれ明確にその役割分担を区別して機能をしているのに日本人の場合は必ずしも西洋人ほど明確ではなく 右脳の感性的機能の一部が左脳で認識されると言うことは、日本人の脳には「左脳と右脳との間に回路がある」ということで、そのため日本人は理性的なものと感性的なものとを平気で一緒にし「あいまいに処理する」と言うことを前々回のこの欄で書きました。日本人が論理よりも義理人情のほうをはるかに重視したり、またよく欧米人から「顔が見えない」「何を考えているのかわからない」と批判されるのもこの脳の機能の違いが原因の一つなのかも知れません。

ところで日本人のこの「あいまい思考」は、欠点なのか利点なのか。――「論理・分析」重視の欧米型文化から見ればこの「あいまい思考」は確かにファジーであり、必ずしも論理に一貫性がなく、その上「Yes」なのか「No」なのかさえ はっきりしない発想なんてとても受け入れ難いことでしょう。でも現実には欧米型文化なるが故の問題点・矛盾も満ち溢れていることも事実です。世の中・世界の価値観が益々複雑・多様化されている現代では、「YesかNoか」「白か黒か」「右か左か」「0か1か」等 二者択一を迫る欧米型発想法より、日本的「あいまい・ファジー発想」のほうが、はるかに現実に通用する考え方ではないかと私は常々思っています。ただし「あいまい・ファジー」といっても、その前に きちんとした哲学・思想・戦略が必ず明確に存在していることが大前提であり、本当に何だかさっぱりわからない「意味不明」のファジーでは話にならないのは当然です。(どうもこの小文も「意味不明」になりつゝあるかナ) だから私は日本人にとって「あいまい文化」こそ最高の利点であり、21世紀こそいよいよ日本的発想・文化に出番が回ってくる時だと考えています。これまで我々日本人は「あいまい思考」のおかげで、異文化を比較的抵抗なく受入れてきました。これは 所謂「二者択一発想」に縛られ、異文化の受け入れに抵抗感を持つ欧米型に比べはるかに柔軟です。この柔軟さが 理性と感性、物と心のバランスのとれた世の中を創造するのに 重要な役割を果たすものと信じています。

日本人よ誇りと自信を持とう!――と言っても 他国の文化をけなそうという事ではなく、世界のあらゆる文化を柔軟に包み込める我が文化に誇りと自信を持とうという事です。

(注:この欄は 京大名誉教授、岸根卓郎氏「日本人のあいまいアタマが世界を救う」を参照 / 一部引用しました)

河合将介 skawai@wakao.com

健康の方程式 「たまにはお祭りもいいじゃない!」西尾誠一郎

私はこの4月、内臓にいろいろ問題が起こった時、はじめから栄養療法を中心とした自然療法で治そうと決めていました。数年前、友人と二人でメキシコのティファナの自然療法の病院を見学するバスツアーに参加したことがありました。また友人の木村さんが乳がん中期でティファナのジェネシスウェスト病院に入院した時、その病院が主催する2泊3日の研修会に参加したこともありました。ゲルソン病院のニンジンジュースもおいしかったし、ジェネシスウェストの塩分ぬきの食事(アミノ酸しょうゆの味付け?)も2泊3日なら問題はありませんでした。でも50数年米を食べ続けてきた私としては、食事は玄米菜食以外は考えられなかったのです。そんなわけで具合が悪くなった時、すぐ日本に行ってお茶の水の森下先生の自然療法を始めたのでした。でも森下先生の療法にも私にとっては大きな問題がありました。血液は腸でつくられるという腸造血説を先生の本で納得していたのですが問題は先生がすすめる健康強化食品にありました。強化食品の3分の2以上が快医学の瓜生先生のOリングテストに合格しないことです。もう一つの問題は、すすめられた強化食品を全部取ると、月に10万円を超えるのです。私は10万円を超える治療はやはり万人のためのものではないと思っています。私は安くて快い治療法を一人でも多くの人に紹介したいといつも考えているからです。私は結局、森下先生の検査と診療を受けながら、健康強化食品はとらないというやり方に決めました。先生がすすめる煎じ薬を今でも毎日飲んでいます。食事も先生の考え方に従うつもりでした。ところが瓜生先生6月の段階では、私の内臓がかなり弱まっているので当分麦を入れた胚芽米がいいでしょうというのです。私は迷った末、瓜生先生の考えに従いました。それは瓜生先生の飾らぬ人柄と、私のために守りした先生より何倍も時間をさいて、相談にのってくれたからでした。

栄養療法についても、先生によっていろいろ意見が違うので日々食事をしなければならない病人としては当惑することがたくさんあります。ある人はプロティンを1日40グラムとった方がいいというし、ある人は野菜ジュースで十分だといいます。アメリカの医者は、ビタミンミネラルは食事以外に摂らなければいけないというし、日本の医者はたいてい食事だけで十分だと言います。

20年前のマクガバン報告は「現代の医学は栄養に盲目な医学だ。医者の再教育が必要だ」と指摘しましたが、日本の大半の病院では食事と病気の関連についての研究はすすんでいません。

今朝のNHKスペシャルでは人間がつくりだしたさまざまな化学物質がいろんな生物の生殖機能に重大な影響を与え、絶滅に追い込んでいる実態が報告されていました。貝の名前は覚えられませんでしたが、メスの貝の85%にオス化が進んでいて産卵が十分にできなくなっているのです。その汚染は日本全土に及んでいました。アメリカのフロリダからはワニのペニスが十分に発育せず、数が激減している報告もありました。汚染は世界全体に及び、中には100億分の1の汚染で生殖機能に大きなダメージを与える物質もあるのです。私は自分の家族のそして自分の子孫の、そしてもう少し視野を広げてすべての生物の、健康と命を守るための教育が大至急確立されなければならないと思いました。すべての生物の頂点に立つ人間は、何でも食べるという食の側面から考えても日々体を痛めつけています。今は弱い人間にしか病気が現れていなくても、食事がどんどん弱い人間をつくり出しています。

でも一方ではこうも考えています。食事についての勉強は大切だが、神経質になりすぎてはいけないと。アルコールは私の肝臓によくないが、たまに友人と水割りを飲みながら、楽しく語り合うのは体全体にとてもいいことだと。瓜生先生はこういいました。「食事療法は大切だけど、60点の及第点を目指しましょう。たまにはお祭りもいいですよ。」たまの回数は体が教えてくれるのです。

スクーリーンセーバー

皆さんはどんなスクリーンセーバーを使ってますか?こないだ買ったPCマガジンのHPにいろいろダウンロードできるサイトがありました。中でも マカロニがマカレナダンスをするのは最高です。

http://www.zdnet.com/pccomp/1001dl/html/category/cool/screen.html

このサイト 1001ダウンロード といって、他にもいろいろためになるのがあります。 三島

編集後記

2週間ほど前、インターネットエクスプローラーの新しいバージョン4.0をインストールしました。ずいぶん進歩しているんだなあと思いました。たまには新しいことをするのはいいですね。
マーケットなんかに置いてある「VOGA」という雑誌に「一日観光スポット」の特集がありました。その中に河合さんの記事が紹介されています。雑貨屋のホームページも紹介されていました。

 

Zakkaya Weekly No.81

雑貨屋店主 大西良衛 ronishi@earthlink.net