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NO.805               Ryo Onishi              10/16/2011  

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雑貨屋のひとり言

お腹ポッコリの人を見るたびに、ああいう風にならないようにしようと強く思います。ポッコリお腹になっていること自体、何か悪いことが身体に現れているのです。
それは格好が悪いだけでなく、体の内面の問題を警告しています。
私がいつも参加しているヨガ教室では、常に姿勢を良くすることを言われます。そのためには腹筋を鍛え引き締めて置くことが大事なことがわかってきました。最近ヨガが大変な人気になっているのもこの辺のところがあるのかもしれません。≪R.O≫

 

サムシング・グレート(2)

 ――― 前号からの続き −――
例えば今、私がこの駄文を書いている行為も初めから、そうすべく決まっている筋書きであり、明日どうなるか、そして明後日どうなるか、私の一生はすべて決まっている筋書き通りなのです。ただ私が知らないだけなのです。

この世の森羅万象はすべて必然の結果であり、初めから筋書きの決まっているドラマに過ぎないとしたらどういうことになるのでしょう。例えば私が生まれてから死ぬまでのすべての行動と出来事が自分の意志ではどうにもならない力(神、運命、宿命、サムシング・グレート)に支配され、しかもその筋書きがはじめから全部決まっているとしたら、私が あくせく努力することも 新しい目的に向かってチャレンジすることもすべて無駄な抵抗だといえるかもしれません。だから何もしないで時の流れに身を任せれば、という生き方が考えられます。もしそういう生き方を選んで実行すれば、私の人生の筋書きがそうなっていた、ということなのでしょう。

でも思うに私の人生の筋書きは 「時の流れに身を任せ」 とはちょっと違うと自分では信じています。きっと私の筋書きは「いつも新しい何かに興味を示し、好奇心と前向き発想」 を信条とした生き方をするようなシナリオになっているんだと勝手に決めています。

これから先の私の生きざまは、確定していても自分で知りえないならば、ネガティブ(後ろ向き)な未来を予測するより ポジティブ(前向き)発想の方が良いと思います。そこで自分の生涯はポジティブな筋書きになっていると信じれば、ポジティブに生きられるのではないでしょうか。私は『人事を尽して天命を俟(待)つ』という言葉を常に座右の銘とすることにしています。

人生とは複雑・無情なものであり、幸福の女神より不幸の悪魔に出会う機会の方がはるかに多いのが実際です。そんな悪魔(望まぬ運命)も決まっていた筋書きだったらやむを得ないことです。この場合も、もっと悪いことになる運命でなくて良かったと感謝できます。この世のすべては必然の結果であり、筋書きが全部決まっているドラマに過ぎないのだとするならば、何かの行為の結果が期待に反したとしても、それは始めから決まっていたことであり、避け得ない流れだったとあきらめがつき、納得できます。

目的に対して最大限力を尽しさえすれば、結果が期待に反してもそれはそういう筋書きだったと理解すれば良い訳です。だから「後悔」 なんて無意味なことです。だって結果は初めから決まっている筋書き通りなのですから。

「人事を尽す」のが自分の運命の筋書きであると信じ、そして「天命を俟(待)った」 結果がどんなであっても これまた同じ筋書きだと思えば納得出来ます。人事さえ尽せば後はその結果がどんなになるのか楽しみに待つ心境にもなれます。

思う通りの結果が出なくとも、それが運命ならば悔やむことも怨む必要もありません。極端な事を言えば 自分が何か犯罪に巻き込まれ被害者になった時、これもはじめから決まっていた「人生の筋書き」通りなのだからやむを得ないことであり、むしろ自分が加害者という「筋書き」でなかったことに感謝さえ出来るはずです。(実際はなかなかそこ迄 悟りきるのは至難の技ですが・・・)
 河合 将介( skawai@earthlink.net )

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さくらの独り 言

今週はお休みです。

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )

宮出しに皆江戸っ子の顔になる

宮入に喧嘩神輿の向う傷

じいちゃんの愛弟子孫の祭り笛

病む床に遠音囃子が風と来る  
 
古代史に島の祭りが見直され


( ニュースやぶにらみ )

「武器輸出三原則を緩和」
こっちはずうっと前から −非核三原則

「首相指導の試金石」
尿道に詰まらすなよ −TPP

「スマートフォン」
老化度測定機だな −高齢者


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(202)「動き出した尖閣諸島の警備強化」

翁は、かねてより日本領海の警備強化を訴えていた。とりわけ東シナ海の尖閣諸島を狙う中国の度重なる領海侵犯に対して、翁は「東シナ海の日本領海内にイージス艦を配置し、国際法も国際常識もわきまえない中国の海賊行為をこれ以上許すな」と訴えてきた。昨年9月7日に発生した中国漁船の領海侵犯と海上保安庁・巡視船への体当たり事件の後『龍翁余話』(149)「中国の脅迫に屈した菅政権(当時)〜これでいいのか日本」で下記のように吼えた。

(抜粋)日本の対中総合戦略は“戦略的パートナーシップによる互恵関係の樹立”を謳っている。「日中が相互の利害の食い違いを武力で解決するのは道義的にも実利的にも許されない選択肢であり、両国は共生・共創・共存共栄の精神で問題解決への方策を求めるべきである」――いかにも平和主義、紳士の国・日本らしい“美しい主張”であるのだが、それが、いかに甘っちょろい対中戦略(分析)であるか、今回の中国の本性丸出し(卑劣で恥知らず)の愚行(領海侵犯と巡視船への体当たり)を見れば思い知るだろう。戦争は仕掛けてはいけないし他国への侵略はもってのほかだが、中国はすでに日本領海で侵犯行動を展開しているではないか。これは、いわゆる挑発行為だ。日本固有の領土である尖閣諸島を守るためにも、また沖縄(石垣市)漁民の生活権を守るためにも東シナ海の日本領海に護衛船団(軍艦)を配備、魚釣島に軍事用へリポートを設置せよ・・・と、書いた。

あまり大きなニュースになっていないが、ロシア機、中国機の日本領空(不法)接近による航空自衛隊機のスクランブル(緊急発進)は年毎に増えている。防衛省が発表した昨年度上半期の集計では、航空自衛隊によるスクランブルは合計で203回、対ロシア機が最多の106回、中国機97回、北の空はロシアに脅かされ、南の空は中国に・・・特に東シナ海の日中間のせめぎ合いは、海上・海中にとどまらず空にも広がっている。

海上自衛隊は、P3C哨戒機に加え、EP3電子戦データ収集機や、OP3C画像情報収集機などの“偵察機”を尖閣諸島周辺の上空にほぼ連日飛ばし、中国軍の動きを監視しており、航空自衛隊もYS11EB電子測定機で電波を傍受しているとのこと。いずれも主に日本の防空識別圏(ADIZ)の内側、日中中間線付近を飛んでいるという。 こうした「偵察活動」に対し、中国側はこれまで戦闘機や攻撃機を発進させてもADIZの外までにとどめていた。ところが、(昨年の)尖閣事件以来、中国海軍のJH7攻撃機がADIZ内に入るだけでなく日中中間線も越えて、自衛隊機が視認できる距離まで近づいてくるようになったという。当然、航空自衛隊がスクランブルをかける、すると中国機は引き揚げる、いわば日中間で“スクランブル合戦”を繰り広げている有り様だ。専門家の間では「中国軍パイロットの技量は日米に比べ劣るうえ飛び方も乱暴」として「このままエスカレートすれば、2001年に南シナ海上空で米海軍のEP3が中国の戦闘機と空中衝突したような重大事故が起きる危険性がある」との懸念の声も聞かれる。(対ロシア軍の領空・領海侵犯については、いずれかの機会に吼えることにする)

尖閣諸島周辺海域での、中国船の活動も更に活発化し、最近、漁業監視船?2隻が日本の領海に侵入した。既成事実を積み上げ尖閣の領有権を認めさせようとするかのような(韓国の竹島不法占拠と似た)陰険な手口に、海上保安庁は敢然と挑む態勢を整えだした。海上保安庁は尖閣警備を強化するため、尖閣諸島に最も近い警備の拠点、第11管区海上保安本部・石垣海上保安部に、最新巡視船『いしがき』を就役させた。『いしがき』は全長89メートル、総トン数1300トン、ヘリコプターが発着出来る甲板や射撃制度を向上させた30ミリ機関砲、機動力に優れたゴムボートなどを搭載している最新大型巡視船である。

防衛省も対中有事を想定して警戒監視・起動(防衛・反撃)態勢を図っている。そのシナリオを大別すると【@偽装漁民の不法上陸】――漁民を装った中国の海上民兵が尖閣諸島に上陸、中国は「漁船が難破した」と言い訳する。しかし、そんな言い訳は通用させない。沖縄県警の警察隊が尖閣に乗り込み、入管難民法違反の現行犯で逮捕。海上保安庁の巡視船も周辺海域を警戒する。【A海上警備行動で自衛隊出動】――中国はこれに対抗して国家海洋局の海洋調査船『海監』を派遣。中国艦船は大型・高速化が進んでいるので海保の巡視船では排除できない場合は、海上警備行動発令により海上自衛隊の艦艇や航空機が出動する。これに対して姑息な中国は「日本が不当な軍事行動を仕掛けてきた」と国際社会にアピールするだろうが、笑止千万。【B南西諸島に武力攻撃】――中国が海軍艦艇を投入する。海自艦艇などは武力衝突に発展する危険性を避け、いったん海域を離脱。警察隊も撤収する。その間隙を突いて中国はアメリカ空母の介入を防ぐため宮古島や石垣島に武力侵攻する。この段階に至り日本は防衛出動を発令、海自・空自の艦艇や航空機、陸自部隊も集結させ、米軍と協力して奪還行動に入る。更に防衛省は陸上自衛隊の沿岸監視部隊新設や実動部隊の設置着手のほか、巡航ミサイル対処に向け航空自衛隊那覇基地の戦闘機を現行の1.5倍となる36機に増強、また早期警戒機E2Cの常時運用を可能にする基盤整備や移動警戒レーダーの展開も打ち出した。沿岸監視部隊は日本最西端の与那国島に相当数の隊員配備を計画中とのこと。

“動き出した尖閣諸島の警備強化”に翁、少しは安堵しているが、しつこくて陰険で激情型の中国は逆切れして、いかなる軍事的行動を取るか分からない。日本は中国(や他国)の脅迫に屈しない“強い日本”を築かねばならない。しかし翁の意見は、全て軍事力で外交問題に立ち向かおうという暴論ではない。可能な限り“紛争”は避けたい。それもこれも中国(や他国)が覇権主義(行動)を止め、日本が主張する”共生・共創・共存共栄の精神“に同調するか否かによる・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

大阪堂山TSUTAYAでCDを借りた場合、返却のために2往復しなければなりません。
それを1往復で済ませる方法がありました。
借りたCDを専用のバックで郵便で返却できます。これならたった100円で利用できます。さっそく利用してみました。これなら離れたところのショップで借りても返却が簡単にできるので助かります。

今週もジャズボーカルをご紹介したいと思います。26歳の美貌のジャズシンガーソングライター、Halie Lorenです。
美貌だけでなく、素晴らしい歌声です。アルバムタイトルのBlue Skiesはリズミカルで心をウキウキさせてくれます。
"Blue Skies"  Halie Loren

01-They Oughta Write A Song
02-A Whiter Shade Of Pale
03-Blue Skies
04-Autumn Leaves
05-Fever
06-God Bless The Child
07-My Rainbow Race
08-Perhaps, Perhaps, Perhaps
09-How Should I Know
10-Summertime
11-I Don't Miss It That Much
12-The Dock Of The Bay
13-As Time Goes By
14-Free To Be Loved By Me
15-I Still Haven't Found What I'm Looking For
16-Danger In Loving You
17-Sunny Afternoon

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

 

編集後記

2009年に訪れたタイのアユタヤが洪水でえらいことになっています。
タイに進出している日本企業が今度は別の国でも大きな被害を受けています。
世界中が異常気象でおかしくなってきているのでしょうか?
iPadアプリ
Book Live!
最新の話題の本が立ち読みできます。
試しに20冊ほどダウンロードしてみました。
購入した本棚とはべつに立ち読みの本棚に保管されいつでも何度でも読めます。立ち読み用の内容ですが、結構読めて勉強になります。
続きが読みたければ、その場で電子ブックを注文できます。

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.805

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com