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1278号

No.1278     Ryo Onishi              11/8/2020

 weekly
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雑貨屋のひとり言

アメリカ大統領選挙はトランプを支持する人とトランプにやめてもらいたい人の対立構図になっています。選挙結果によっては暴動が起こるかもしれないから自衛のために銃を購入した市民が増えたのはとても残念なことです。
2008年にジョンマケイン候補がオバマに敗れて名スピーチで敗北を認めた時のようにスカッとする結果にはならないようですね。
北朝鮮のあの人はこれをどう見ているのでしょうか?《R.O.》

 

 

 

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

母と娘で父に内緒のパスワード

削除キー未練の指が震えてる

削除キーポンで男を五・六人

ツイッターで濾過をしている今日の鬱

パソコンを離れて今日は休脳日


( ニュースひとりよがり )

「270」

越えろ −バイデン。  越えるな  −東京

「第二幕」

法廷編 −トランプ劇場

「1割が閉店」

〽 酒は涙かため息か −大手居酒屋


河合成近
nakawai@kf7.so-net.ne.jp

 

龍翁余話

龍翁余話(651)「秋のGo To トラベル・キャンペーン」

10月以降、東京では、他県のナンバープレートの車を多く見かけるようになった。当然のことだが週末の高速道路の交通情報では“自粛時期”より渋滞情報が多い。本格的な秋の行楽シーズン。“コロナ禍”で大きなダメージを受けた観光産業の復興のため、政府が今年7月にスタートさせた『Go Toトラベル・キャンペーン』が功を奏して来たのだろうか、人々は動き出した。しかも10月1日から(それまで対象外だった)東京もスタートした。実は翁、コロナが怖くて“3密回避”、“外出自粛”を忠実に守っており、旅をしたいという気落ちなんか全く湧かなかったので『Go Toトラベル・キャンペーン』には興味関心も無く、つまり内容を知らないまま今日に至っているのだが、友人たちの「どこどこへ行って来た」と言う話を聞くと、翁もつい「オレも・・・」と言う気になってくる。

コロナ感染拡大により落ち込んだ消費や需要を活性化させるために行なわれている『Go Toキャンペーン』の中で最も多額の予算を投じているのは『Go Toトラベル』、その総額は1,1兆円だそうだ。確かに国民の心身リフレッシュ、観光地活性化として期待されるのだが、その一方で予断を許さないのが“コロナ感染拡大”だ。したがって『Go Toトラベル・キャンペーン』に対して懐疑的な意見も少なくない。更に『Go Toトラベル・キャンペーン』自体の認知度は高いが、(翁同様)内容まで理解している人は案外少ない。観光庁の調べでは(『Go Toトラベル・キャンペーン』の中身を)「熟知している」が16%、「詳細を知らない」が84%。そこで翁、“オレもどこかへ、行ってみようかな”という気になったのを機に、今更だがキャンペーンの中身(政府支援の概要)を改めて調べてみた。

『Go Toトラベル・キャンペーン』とは国内旅行者(旅行代理店を経由して旅行商品を予約した人)を対象に旅行代金の35%相当の1人1泊あたり14,000円(上限)、日帰りバス旅行の場合は1人7,000円(上限)が補助される。また、旅行代金割引に加えて旅行先で使える“地域共通クーポン”(1人1泊あたり6,000円(上限)、日帰りバス旅行は1人3,000円(上限)が付与される国の支援事業である。そのクーポンは、旅行先の加盟店(お土産店・飲食店・各種観光施設・アクティビティ・交通機関など)で使うことが出来る。7月にスタートしたこの『Go Toトラベル』、いろいろなトラブルが発生したニュースも伝えられたが、国民にはおおむね歓迎され、その証拠に(10月1日からの東京から地方へ、地方から東京への観光が認められるようになってから)観光旅行者が大幅に増加した、と旅行業者や各地の観光業者は「ひと息付けそうだ」と胸をなでおろしているそうだ(観光庁談)。

”コロナ禍“で家籠りしていた国民が、観光支援事業のお陰で安く旅行が出来(心身のリフレッシュが出来)、観光地も多少なり潤い、社会経済が上向きになるのなら『Go Toトラベル』事業は大いに結構と言いたいところだが、やはり”コロナ感染拡大“が心配だ。案の定、東京都が『Go Toトラベル』の対象に追加されて以降、各地の観光地で感染者が大幅に増え、都内では、旅行先や帰省先から帰京した後に感染確認が相次いでいるとのこと(東京都発表)。しかし、専門家は「感染拡大は、旅行や帰省そのもの(人の動き)ではなく、旅行先(公共施設・飲食店など)や帰省先(家族)の感染対策の在りよう、個人の感染予防対策(意識)の在りようが感染拡大の要因である」と指摘している。”旅行先や帰省先などの感染予防対策の在りよう“と言っても、その具体的な”程度“を測ることは難しい。北海道・東京・名古屋・京都・大阪・福岡・沖縄などの繁華街で、接待やパーティ、会食によるクラスター(集団感染)発生が報道されているのを見ると、翁が思うに(感染責任は)やはり”個人個人の感染予防対策(意識と行動)の在りよう”に尽きるのではあるまいか。

さて、秋の行楽シーズンたけなわ、“オレもどこかへ行こうかな”という気になって、ならば“旅をするならどこがいいか”と手元にある『旅マガジン』(ジパング倶楽部)のページを開いて見た。「函館・五稜郭」、「賢治のふるさと花巻」、「羽黒山五重塔」、「二本松城跡」、「角館武家屋敷」、「松島と南三陸で海の幸」、「加賀百万石の城下町」、「紅葉に染まる京都」、「お伊勢詣で」、「高野山神社巡り」、「奈良の古刹巡り」、ほかに山陽・山陰・四国・九州など魅力たっぷりの観光ガイドが満載。関東信越・東海地方の日帰りコース(バス旅行)だって行って見たい所がいっぱいある。ちょっと遠いが、沖縄の旧友たちにも会いたいし復興の進む首里城も観たい、そう言えば我が故郷(大分県)にも長い間、帰省していない。余談だが、先日、日本経済新聞・地方版で「大分のもてなしの味“とり天”」と言う記事を見つけた。確かに大分県は(某食品会社N社の調査によると)唐揚げを食べる量は日本一(2位は千葉県、3位は北海道)。大分県中津市は(以前は)「唐揚げ発祥の地」と宣伝していた(記憶がある)。そんな大分県だから“とり天”はお手の物だ。(記事によると)「下味をつけた鶏肉をカラッと揚げ、酢醤油ベースのつけタレで食べる。薬味はカラシ、付け合わせの野菜は胃に優しいキャベツというのが一般的。まさに“唐揚げ天国”大分県ならではの郷土食。普通の食堂・洋食店・居酒屋・喫茶店など提供する店も多い」――久々の郷土自慢(PR)、ご容赦を――更に蛇足だが、翁は小さい頃から最近まで鶏肉は食べられなかった。“鳥肌”(鶏の毛をむしったあとの皮膚)を想像しただけで気持ちが悪くなった。ところが何かのはずみで(多分、テレビCMに乗せられて)最近、“唐揚げ”を食べてみた。美味かった。たまに食べたい。だが、まだ“とり天”は食していない。

話を戻そう――(前述のように)コロナは怖い。だが“自粛疲れ”もそろそろ限界だ。政府の、せっかくの支援事業だから、それを活用して旅に出れば、個人の経済負担も少なく心身のリフレッシュが出来ると同時に、地方(観光地)の活性化にも多少は貢献出来るかも知れない。懸念の“コロナ感染”については個人個人がもっと自己防衛、社会防衛の意識を高めて“感染予防”(3密回避・マスク・うがい・手洗い)に徹し、咳・くしゃみエチケットを遵守すれば、“コロナ禍”を避けることも不可能ではあるまい、と思う。万一、『Go To トラベル』ほかのキャンペーン事業によって“コロナ感染拡大”が生じたら、その場で当該キャンペーンを中止すればよい。国民生活の基幹を成す制度制定などはコロコロ変えられないが、このような一時的(キャンペーン)事業は不都合が発生した時点で修正、または中止したって、ちっとも構わない。そんなことで政府批判をする馬鹿はいないだろう。中止されないうちに翁も(来年2月1日までの『キャンペーン』期間内に)旅に出たいと思っているが、正直なところ“コロナ恐怖”は消えないし、泊りがけの独り旅も気が引けるし、果たして実現出来るかどうか・・・老身を考え、せめて日帰り旅行くらいは・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

法と証拠

日本でも米国でも今、話題になっているのは米国選挙。この選挙戦が始まってからトランプ側を応援する人、バイデン側を応援する人、日本にいる日本人、海外にいる日本人と両方から話を聞いた。其々の選挙演説や過去の実績、今回の選挙現場の雰囲気を見て私は圧倒的にトランプが勝つと思った。数か月前、この選挙に関して友人3人と夕食を賭けた。11月3日の時点では、バイデンに賭けた友人が苦々しい顔でトランプが優勢だと言いに来た。私ともう一人はトランプ側に賭けたので夕食は寿司にしようかとウキウキしていた。ところが郵便投票の開票が始まるとあっという間にバイデンの票が追い上げてきた。11月5日バイデンに賭けた友人がやって来てニコニコ満面の笑みを浮かべて言った。“どうやら俺が夕食をご馳走になれそうだな〜”と。郵便投票は不正選挙の温床になると言われてきたが今年は武漢発の肺炎があるので郵便投票をするべきだとバイデンチームは主張していた。日本のメディアはバイデン寄りの主要メディアの情報しか流さない。これは海外に住む日本人の人にとっては不思議な現象だと思う。でも、ここ米国では主要メディア以外にニューヨークポストやフォックスニュースなど少数であっても両方の言い分が聞ける場があるので日本よりは偏りの無い報道を聞く事が出来る。主要メディアがいくらバイデンを押しても現地の状況を見て疑問に思う人が増えてきたのも事実だ。ところが、今回、特に激戦州で不正選挙が起きたようで、その事がネットで出始めた途端、また検閲され削除されたりアカウントが停止になったりして驚いている。これでは、自由な言論空間が無い。まるで赤い国と同じだ。嘘は後からバレるので誰が何を言っているか何を報道しているのか我々に判断させて欲しい。一体誰が、どんな基準で検閲しているのか知りたいものだ。特に驚いたのは不正選挙に関しての報告が続出し、この数日一斉に動いた弁護士が証拠を集め始め証拠が揃ったので、この不正郵便投票に関して高裁に持ち込む事になった事をトランプが発表している最中、主要TVが放送を打ち切った事だ。
トランプが勝てば前代未聞、今まで赤い国から恩恵を受けてきた大物が芋ずる式で
捕まる歴史的な展開になると私は今でも期待している。
それにしても沼地の泥は底なし沼で簡単に、お掃除は出来ないようだ。そして、この、お掃除は日本にも波及するかもしれない。それにしても、こんな状況は予測されていたはず。大統領選挙の結果は今年一杯ぐらいかかるのかもしれない。だから友人と賭けた夕食はしばらくお預け。その間、日本の尖閣や台湾はずっと赤い国からの恫喝が続きそうだ。


茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

今週は久しぶりにEddie Higginsのピアノが聴きたくなりました。
これまでEddie Higginsのアルバムは20枚登場しているのですが、まだ紹介できるアルバムがあります。今回は1961年にリリースされた"That's Why The Moon Was Smiling"です。聴き覚えのある懐かしいSatin Dollから始まるアルバムは60年前にリリースされていますが、今聴いても新鮮に聴けます。軽快なジャズがちょっと元気にしてくれます。


"That's Why The Moon Was Smiling”
 Eddie Higgins   

01-Satin Doll 4:19
02-Ab's Blues 2:28
03-You Leave Me Breathless 4:24
04-Zarac, The Evil One 5:13
05-Falling In Love With Love 4:33
06-Foot's Bag 7:11
07-Blues For Big Scotia


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

私たちの住むマンションの修繕積立金が値上げされました。値上げが実施されてホッとしています。というのは私たちが修繕積立金の値上げを提案し、一年以上かけて準備活動してきたからです。
値上げを提案しても、住民に十分理解してもらい、総会で承認してもらわなければ実現はできないので時間をかけてやってきました。
昨年3月から計画し、一年がかりでなぜ今、修繕積立金を値上げしなければならないかという合理的な説明をするための資料作りをしました。コロナ禍の中、細心の注意を払いながら、住民説明会を3回開催しました。3年前に自分たちで大規模修繕をやり遂げた経験と知識が大きな力になりました。その甲斐あって5月の総会では大きな混乱もなく承認を得て、今月からの値上げにこぎつけました。住民も高齢化になってきているので今、やらないとむつかしくなるかもしれないという思いがあったのでほっとしています。

 

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1278

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/indexY.htm

              tenshu@zakkayanews.com