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1276号

No.1276     Ryo Onishi              10/25/2020

 weekly
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雑貨屋のひとり言

我が家のリビングルームには孫たちがきた時のために遊べるオモチャがあります。孫たちは家に着くと好きなおもちゃで遊び出します。
彼らはたくさんのおもちゃを持っているのに我が家にある限られたおもちゃで結構楽しんでくれます。そして私たちを誘って一緒に遊んでくれます。孫たちが家で暴れまわって疲れることもありますが、私たちに楽しませてもらっています。
これらのおもちゃが用済みになる頃、孫たちは今のように頻繁に家に来てくれないだろうなあと思いながらおもちゃを眺めています。
孫たちの成長を見るのは楽しみですが、その反面、そんなに早く大きくならなくていいよと思ったりもします。《R.O.》

 

 

 

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

星条旗 五紅星旗に煽られる

自由をと自由に言えぬ国がある

大国のエゴに小島が揺れている

ミサイルと核で国威を言い募る

武器を持つ手で正解は描けますか


( ニュースひとりよがり )


「JR終電時刻繰り上げ」

困る −午前様

「結婚届けの押印廃止へ」

ますます切れやすくなりそう −赤い糸

「無名から頂点へ」

別名スガヨシヒデ −デアリングタクト (今年の牝三冠馬)

河合成近
nakawai@kf7.so-net.ne.jp

 

龍翁余話

龍翁余話(649)「もったいない」

中国語に「吃飯和睡覺,再吃飯和睡覺」と言うのがある。「食って寝て、また食って寝る」と言う意味だ。コロナウイルス感染拡大予防のため今年4月7日に始まった緊急事態宣言(当初は東京・埼玉・千葉・神奈川・大阪・福岡、4月16日以降は全都道府県に発令)から半年が過ぎた。その“宣言”は発令から7週間後に全面解除されたが、翁の場合、“三密回避や外出自粛”はすっかり習慣づけられ、今も続く。翁の“ステイホーム”は(多少の趣味時間や散歩時間はあるが)ほとんどが「食っちゃ寝、食っちゃ寝」の毎日。おかげで体重がこの半年で約3kgも増えた。まさに“コロナ太り”である。

実は翁のメタボ化は“コロナ禍”以前から(正確には2009年のガン手術でタバコを止めてから)始まっていた。つまり“イヤシ食い”が多くなったのだ。翁は若い時から(平均)63kgの痩躯だったがタバコを止めて以後、年に1kgずつ増え続け、10年後の2019年には73kg、そこまでは主治医も「術後10年、異変がないので大丈夫でしょう」と言ってくれていたが今年の“コロナ太り”で76kgになった途端(今年6月の定期検診で)「程度の運動と正しい食生活を考えましょう」とのご忠告を頂戴した。それまでの着る物(シャツやズボン)は着られなくなるし(我ながら)“見苦しい”体躯に変身――

「適度の運動」は、たまにゴルフをしたり部屋の中で軽いストレッチくらいはしているが、独居老人の翁「正しい食生活」が難しい。料理が出来ないので、ほとんど毎日コンビニやスーパーの弁当、パン類、麺類、それに冷凍食品類。野菜ジュース(ボトル)を冷蔵庫に入れてはいるが、飲んだり飲まなかったりだから野菜不足を補うまでには至っていない。高血圧と高コレステロールの持病持ちだから塩分や乳製品摂取には気を付けなければならないのに(塩分は控えているつもりだが)もともと好物のチーズ、バター、タマゴ、それに甘い物には目がない(抑え切れない)。しかも翁の少年時代は物不足、学生時代は金不足だったから食べ物はあまり粗末にしないほう。つまり『もったいない』の気持ちが常に働くので、ほとんど“完食”する。そうは言っても年齢と共に多少は食が細くなって来たので“完食”出来る範囲(分量)でいただく工夫もしている。

『もったいない』と言えば、コンビニやスーパーでは毎日大量の食べ物(弁当やおにぎり、パン類、麺類など)が廃棄されているのが実に『もったいない』。食品には消費期限や賞味期限以前に販売期限と言うのがある。翁、以前、馴染みのコンビニ経営者に「販売期限切れの弁当などの食べ物はどうしているのか」を訊いたことがある。「販売期限を迎える食品は、たまに馴染み客や従業員に提供することもあるが基本的には事業系一般廃棄物として市区町村が指定する業者に引き渡し焼却処分する」とのこと。コンビニで毎日廃棄される弁当やおにぎりは全国で(1日当たり)400〜600トン)(年間約183,000トン)、それに加えて他の食べ物店や消費者が捨てる“食品ロス”は年間620万トン以上。これは日本人1人当たり毎日、茶碗1杯分のご飯を捨てている計算になるそうだ。食糧不足の時代に育った翁は、この事実を『もったいない』と思わずにはいられない。折しも今月は『食品ロス削減月間』――これは国連が食糧問題を考える日として1981年10月16日を『世界食料デ―』に制定したことがきっかけで、我が国においても昨年10月1日に“食品ロス削減推進法”が施行され『食品ロス削減月間』が制定された。世界では全人口の1割に当たる8億人以上が飢えに苦しむ一方、肥満は6億人を超えているとか(翁もその1人)。今年のノーベル平和賞に(世界各地で食料支援を行なっている団体)国連機関『世界食糧計画』(WFR)が選ばれた。世界が“コロナ禍”に苦しんでいる中、飢餓の撲滅に向けた努力が評価されたものだ。

翁、この(ノーベル平和賞受賞の)ニュースを聞いた時、2004年に同じくノーベル平和賞を受賞した故ワンガリ・マータイ女史(ケニア出身、ナイロビ大学教授・環境保護活動家、1940年〜2011年)を思い出した。アフリカ大陸全土で民主化運動や植林活動を行ない持続可能な開発の推進に取り組んだ人だが、翁が彼女に対して大いなる敬意を払うのは彼女が『MOTTAINAI(もったいない)』の言葉と精神を世界に広めてくれたことである。『もったいない』とは、本来在るべき姿がなくなるのを惜しむ気持ちを表す言葉だ。言い換えれば“物の価値を十分に生かし切れず、無駄に(粗末に)してしまう行為に対する戒め”の言葉である。マータイ女史は『もったいない』の日本語と精神をそのまま“世界共通の概念”にしてくれたのだ。

実は翁、『もったいない』を小欄で取り上げるのは2011年10月9日配信の『龍翁余話』(201)に次いで今号で2回目。1回目は(同年9月に逝去された)マータイ女史を悼んで書いた。その1部を抜粋する。【マータイ女史は、環境問題を考える上で『MOTTAINAI』(もったいない)は『WASTEFUL』(浪費、無駄)を戒める重要な概念であるとし、更に「『MOTTAINAI』は、自然や物に対する敬意、愛などの思想が込められている」と説いた】――

マータイ女史は『MOTTAINAI』の精神を、自らの運動(『3R運動』)の基本コンセプトとした。『3R運動』とは「Reduce(ゴミ削減)」,「Reuse(再利用)」、「Recycle(再資源化)」の頭文字のRをとったもの。この『3R運動』の組織は日本にもある。2002年(平成14年)に『リデュース・リュース・リサイクル推進協議会』が発足した。勿論、マータイ女史が提唱した『3R運動』の精神を基調とするものである。

『食品ロス削減月間』に際し、我々が考えること、やれることは「食べ物を粗末にしないこと」「きちんとゴミ出し分別をすること」くらいだろうが、翁の場合はもう1つ(主治医の忠告)「正しい食生活をすること」が加わる・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

情報戦―米国大統領選挙

人は、その人を判断する場合、特に公の公務についている場合どうやってその人を判断するのだろうか、、、その殆どがTVやラジオの報道、新聞や雑誌などの活字媒体、そして最近はネットからの情報も影響を及ぼしている。主なTV局(フォックスニュースを除いて)や新聞は真実を報道していないとネットユーザーからはそっぽを向かれている今日この頃、ニューヨークの元市長、ジュリアーノ氏からジョーバイデン(民主党の大統領候補)一家の赤い国からの賄賂や資金洗浄問題の証拠が暴露された途端、フェイスブックやツイッターまでが隠蔽し情報を流した人のアカウントまで削除し始めたのだから、やってくれたな〜と思った。フェイスブックやツイッターの上層幹部を調べると当然今回の事も赤い国の影響があって驚くべき事ではない。ここまで工作されていたのだと今回米国の一般市民も気が付くチャンスになった事は良かったのかもしれない。最近もアカウントを削除されたり情報を消した事は違法だとツイッター社前で抗議をしようと集まっていた人達がアンティファの連中から襲撃され暴力を振われ怪我人が出たため抗議は取りやめになった。情報は偽でも真実でも、とにかく両方、流したらいいと思う。それを判断するのは私達なのだから後から時系列で起きた事を見て判断すればいいのであって一方的に特定の思想を持った人が判断してこれは駄目これはいいと判断する事は、どうなのかと思う。相変わらず日本の報道もNHKを筆頭に全ての民放は米国の反トランプ派のメディアの情報しか垂れ流さない。どうして自分たちで取材し現場に来て見ないのだろう。とにかく今回、トランプ大統領が武漢肺炎から復活した後の選挙演説はすごかった。メモを見たりスクリーンの文字を読んだりして話すジョーバイデンと違って自分の言葉で訴えるトランプ大統領の迫力は聞く人の心にストレートに届く。今回は日本以外の海外からこの演説を聞いた人達の反応も興味があってYoutubeで聞いてみた。海外から日本のTVを見ている人は、やはり私のように違和感を感じている人が多いのだな〜と思った。今回の大統領選の討論会に関してケントギルバート氏がYoutubeで、わかりやすく解説、分析している。やっぱりTVではバイアスがかかるので自分のチャンネルをYoutubeから発信しているのだ。ところで最近、ノーベル経済学賞を米国スタンフォード大学の研究者2人が選ばれた。“電波オークション”の周波数の割り当ての透明性や効率性に関しての研究らしい。私も、まだ、このノーベル経済学賞とは、どんな功績なのか詳しくは調べていないので、わからないけれど電波を牛耳っている既存日本のメディアに無視されているからには、きっと彼らにとって都合の悪い事なのだろうと思う。いろいろな情報が飛び交う中で、私達は偏った情報の中だけでは選択出来ない。テレビのチャンネルを押せばネットにも簡単に繋がる電波を割り当ててくれればいいのにと思う。
大統領選まで10日を切った。これからが見ものだ。この選挙が日本の未来にも直接影響を及ぼすものだからこそ目が離せない。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

今年は酷暑だったので急激な冷え込みで紅葉が美しいんだろうなあと想像しています。秋といえばAutumn Leavesです。Autumn Leavesは多くのアーティストが演奏、歌っています。そこでアーティストを女性ボーカルに絞ってみました。Eva Cassidyが歌っているAutumn Leavesを見つけました。
ギターを弾きながらのハートフルな歌声を聴かせてくれます。
残念ながら"メラノーマ"という皮膚癌でわずか33歳でこの世を去っています。


"Autumn Leaves" Eva Cassidy   

DISC 1:
01-Blue Skies
02-Ain't Doin Too Bad
03-Ain't No Sunshine
04-Fields of Gold
05-Baby I Love You
06-Honeysuckle Rose
07-Route 66
08-Bridge Over Troubled Water
09-Eva Introduces the Band
10-Chain of Fools
11-Fever
12-Autumn Leaves
13-Fine and Mellow
14-Cheek to Cheek
15-It Don't Mean a Thing (If It Ain't Got That Swing)
16-Late in the Evening
17-Next Time You See Me
18-Waly Waly

DISC 2:
01-Take Me to the River
02-Nightbird
03-People Get Ready
04-Letter, The
05-Son of a Preacher Man
06-Stormy Monday
07-Tall Trees in Georgia
08-Something's Got a Hold on Me
09-Time After Time
10-Over the Rainbow
11-You're Welcome to the Club
12-Caravan
13-You've Changed
14-What a Wonderful World
15-Oh Had I a Golden Thread


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

iPhoneのイアフォンジャックが無くなった4年くらい前から、Bluetoothワイヤレスイヤホンが人気で売れているようです。従来タイプのイヤホンはコードが絡んでいざ使おうとしたらそれを解くのに時間がかかったりします。それと手がコードに引っかかってイアフォンが耳から外れてしまうという事もあります。
Bluetoothイヤフォンはコードがないのでこれらの問題はなくなりましが、イヤフォンを落とす人が増えているようです。耳にフィットしていないか、小さいので耳に装着しようとしたとき手から滑り落ちることが考えられます。駅のプラットホームでは線路側に落ちると回収するのがとても難しいようです。どこかに忘れたり、落としたりしてそれが見つかったとしても自分のものだと言う証明ができないのが厄介です。
3万円の高級品でも1500円の安価品でも失くすとショックですから気をつけて大切に使いたいものです。。

 

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1276

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/indexY.htm

              tenshu@zakkayanews.com