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1273号

No.1273     Ryo Onishi              10/4/2020

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雑貨屋のひとり言

絶対に詐欺には引っかからないと自信を持っていた人が簡単に騙されてしまっています。頻繁にテレビで紹介されていたので、電話でお金の話をして来たら詐欺だから無視しようと決めていたのに、息子と偽って電話してきた人を簡単に信用し、まんまと大金を騙しとられ ました。いざとなると冷静になれないんですね。
なんてずる賢い奴らなんだろうと思いますが、悲しいことにそんなことをして他人の金を奪おうと考えている輩がいっぱいいるのが現実ですから、防衛するしかありません。電話は留守録できる電話機にし、表示された電話番号に覚えの無い、登録されていない番号には出ないこと。インターフォンはカラー画像付きのものにし、映像を見て知らない人、くる予定のない人の場合は無視をしてドアを開けない。
スマホやPCにメールで送られてくるお金やクレジットカードに関する怪しいメールは絶対開かず全て捨てる。これくらいでちょうど良いと思います。《R.O.》

 

 

 

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

ぐうたらの亭主で髭だけが立派

家計簿も嫌煙権を言ってくる

生ゴミの量が言ってる妻の留守

三世代仕切って妻は独楽の芯

カラットを知らない指の味噌醤油


( ニュースひとりよがり )

「コロナに感染」

ババを引いてしまった −トランプ大統領

「GoTo東京初日」

誰も来なかった −東京証券取引所

「至誠一貫」

菅首相にも願いたい −国民

河合成近
nakawai@kf7.so-net.ne.jp

 

龍翁余話

龍翁余話(646)「高齢者の転倒防止」

本格的な“収穫の秋”、“読書の秋”、“芸術の秋”、”スポーツの秋“がやって来た。コロナ禍によってそれぞれの分野で自粛・制約が強いられているが、やはり秋はいい。それなりの”実りの季節“を実感したいものだ。

ところで10月10日は、以前は「体育の日」であった。1964年の東京オリンピックの開幕日が10月10日。その日を記念するため2年後の1966年に「体育の日」に制定された(1999年まで)。2000年以降は10月第2月曜日になり、更に今年2020年から「スポーツの日」と改称された。それはともかく――今号のテーマは10月10日『転倒防止の日』について、である。10月10日が何故『転倒』になるのか――日本人が好きな語呂合わせ「10(テン=ten)」と「10(とう)」で『転倒』――2004年に発足した「転倒予防医学研究会」(現・日本転倒予防学会)が制定したもの。命名の仕方は“こじつけ感”が拭えないが、「日本転倒予防学会」は、転倒予防に関する様々な分野(医療・保健・福祉・介護・スポーツ・栄養・環境などに携わる人)に、実に重要な必要情報を提供しているとのこと。そこで翁、10月10日の『転倒予防の日』に際し、特に『高齢者の転倒防止』について考えてみた。

転倒は若い人なら軽いケガで済んでも高齢者にとっては大きな事故に繋がることがある。
厚労省の「高齢社会白書」によると、高齢者が「要介護」となる主な原因は、脳血管疾患(脳卒中)・認知症・老衰に次いで“転倒・骨折”が4番目の多さになっている。実は翁の叔母が80歳の時、自宅の(障子の)敷居につまずいて転倒、右肩から右腕にかけて骨折、直ぐに入院手術、3か月の治療を終えて退院した後も(亡くなるまでの10年間)右腕右手が使えず、週3回のホームヘルパーや、(近所に住む)翁の実姉や兄嫁が世話を焼いていたが、その人たち自身が高齢化で身体的に十分な介護が難しくなり、結局は施設のお世話になることになった。幸いに叔母は比較的足腰が丈夫で施設の庭を散歩するなど、けっこう動き回っていたようで寝込むことはなかったそうだが、一般的に老人は転倒によって動けなくなると歩行などの身体機能が衰え「要介護度」が高まる。

では、高齢者の転倒が多い場所はどこだろうか――翁の場合は、坂道や階段はかなり注意して歩いているので(今のところ)ヒヤリハットはないが、考え事をしながら平地を歩いている時、ちょっとした凸凹に足を取られ「オットット」となることがある。それは何も屋外ばかりでなく、自宅内でも起きるのだから困ったものだ。厚労省の調査でも屋外よりも“室内転倒”が多いことが明らかにされている。室内では特に「居間・茶の間」に次いで「玄関・寝室・階段・廊下・風呂場・トイレ」、いわば自宅のあちこちが老人にとっては“転倒の場所”なのだ。実は翁、1999年4月初旬、風呂場で足を滑らし転倒しかけたことがある。その時、とっさにバスタブの縁に掴まり危うく難を逃れた。しかし、腰に激痛が走り翌日から整体院通い。それが1ヵ月も続いた。当時は毎週土曜日がグループのゴルフデーだったが、ギックリ腰ではゴルフどころではない。それでも(うずうずして)7週間経った5月末の土曜日、近くに住む仲間のI君に頼み込み(彼の車に乗せて貰って)ゴルフ場へ。パターを杖代わりに恐る恐るプレーしたら、何と171ヤードのショート・ホールで(初めての)ホール・イン・ワンをやってのけた。翁自身も驚いたがグループ皆が呆れていた。ともあれ、1999年5月29日は忘れられない翁の「ホール・イン・ワン記念日」である・・・っと、これは余談(自慢話)デシタ。

さて――転倒の原因には身体的なものが原因となる「内的要因」と生活環境からくる「外的要因」とがある。「内的要因」としては病気や加齢による筋力の衰退、身体機能の低下が考えられる。ほかに(翁の場合)血圧を下げる薬を飲み忘れたり睡眠不足で足元がふらついたりすることも転倒要因になる。「外的要因」としては、わずかな段差でも足をつまずかせたり、人混みの中で押されて倒されたり(猛暑日は去ったが)交差点などで信号待ちをしている時、強い日差しで立ち眩みをするなど外的転倒要因はいっぱいある。

では、高齢者の転倒を予防するにはどうしたらいいか――日頃から筋力とバランス感覚の低下を防ぐことが大切。普段、散歩やストレッチで柔軟性を高める。だからと言って無理な運動や体操をすると逆に転倒や骨折、あるいは腰痛になることもあるので自分の体力に合った軽めの運動が望まれる。

自宅で出来る簡単なトレーニングの例を2つ紹介しよう。1つは「大腿四頭筋(だいたいしとうきん=大腿骨を挟み四方に存在する筋肉)のトレーニング」――椅子に腰掛け、背もたれに寄りかからないで(両手は椅子の端を掴み、片脚を上げて伸ばし、つま先を天上に向け、5秒間そのまま。終わったら反対側の脚も同じように行なう(それを数回繰り返す)。もう1つは「ふくらはぎ筋力強化のトレーニング」――椅子の背やテーブル、壁などに片方の手を添え、体を安定させる。足を肩幅と同じくらいに開き、つま先立ちをする(両方のかかとをしっかり上げ、ゆっくり下ろす(これも数回繰り返す)。その際、お腹やお尻に力を入れると効果的だそうだ。(この項=「日本理学療法士協会」資料を参考)

ところで、公園を散歩していると杖をつく老人の姿をよく見かける。『高齢者の転倒防止』には杖も役立つ。翁もかつて2回、杖にお世話になったことがあった。1回目は(前述の)1999年4月のギックリ腰をやった時の約2か月間と2回目は2010年8月ガンの手術をして退院後の1か月間。杖をついて街中を歩くのは(最初は恥ずかしかったが)慣れれば“頼もしい相棒”だ。(以後、翁は“杖推進派”だ。)いずれ翁も“相棒”が必要になる時が来る。ダンディな英国紳士風とまではいかないが“杖を友“にして胸を張って闊歩する(今以上の)”気取り屋老人“になろうと考えている・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

テレビ討論会

先週、火曜日の夕方からトランプ大統領とジョーバイデン氏の第一回テレビ討論会が行われた。残念ながら、ちょうどその時間はサンペドロの定例イブニングハイクに参加していたため私はライブで聞く事が出来なかった。ボランティアでハイキングのリーダーを務めてくれているイタリア移民のL氏は熱心なトランプ支持者だ。その日、L氏は胸のポケットにアイフォンを入れて時々この2人のやりとりのライブ中継を聞きながら歩いていた。この2人の司会者は民主党員のクリスウオレス氏。この2人の論戦を聞いてどちらの方が勝利したかというTVのアンケート調査を行ったところバイデンが優位に立っていた。ところが後日、聞いたのは、そのアンケートは殆どが民主党員に聞いたものだったらしい。そして、その結果を日本のNHKや民放が、いつもどおり、そのまま流すという構図だ。もちろんネットの反応は、このTVのアンケート調査とは全く違う。私はこの国の市民権は持っていないので、あ〜だの、こ〜だの言う権利も資格も無いし親米派でも反米派でも無い。その時の状況によって是々非々の立場だ。ただ、1番気になる事は日本にとって、どちらが国益になる人なのだろうかだ。この2人のやりとりを改めて聞くより、その後の評価の方に興味があったので其々の日米のメディア、TV、ネットでの感想を聞いてみたら、殆どが酷評だった。お互いに非難の応酬、聞かれた事には答えない。見ている人にとっても不愉快だったらしい。それにしても、あまり電波というものを特定の思想、概念を持っている人達が独占し続けると若者にそっぽを向かれ既存のTVや新聞は益々廃れていく。特に日本のニュースや報道番組は酷い。娯楽番組でさえ優秀なセンスのあるYoutuberがたくさん活躍しはじめているのだから、、、、

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

梅田の300円ショップでBluetoothイヤホンを見つけました。値段は300円ではなく1500円でした。以前からBluetoothイヤホンを使ってみたいと思っていたのですが、安価なものでも5000円、高級品は3万円くらいするので、どれを選んでいいのか分からず購入を躊躇していました。1500円ではおもちゃみたいなものだと思っていましたが、ネットで試用体験を読むと十分実用的な製品でコスパ抜群と評価されていたので、試しに買ってみることにしました。
iPhoneとペアリングしAmazon Music、YouTube、ハンズフリー電話で試して見ましたが、これで十分使え、装着感も悪くないです。
ケースが充電器になっているので使用しない時はこのケースに入れます。5時間連続使用できます。
イアフォンを軽く押して音楽操作や通話操作をやります。知らずにイアフォンに触れると勝手に操作されることがあるので戸惑いますが慣れると便利です。これからワイヤレスイアフォンを購入するなら入門用におすすめです。中国で製造されていますが、設計は日本ですので安心感があります。
このBluetoothイアフォンを使ってアルバムを探しました。
今週紹介するのはDiana Krallのアルバム、"This Dream Of You"です。3年ぶりにリリースされたソロアルバムです。 さわやかな秋の夜長にピッタリなアルバムではないでしょうか。Bluetoothイアフォンで彼女の素敵な歌声を楽しんでいます。


"This Dream Of You" Diana Krall  

01-But Beautiful
02-That’s All/Azure-Te
03-Autumn in New York
04-Almost Like Being in Love
05-More Than You Know
06-Just You, Just Me
07-There’s No You
08-Don’t Smoke in Bed
09-This Dream of You
10-I Wished on the Moon
11-How Deep is the Ocean
12-Singing in the Rain



ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

先週、ユニバーサルスタジオに孫たちと行ってきました。気持ちの良い気候で楽でした。平日でしたが8月のガラスキ状態と比べるとずいぶん入場者が増えていました。でも以前のように外国人が来ないとビジネスとしては苦しいと思います。10月から東京からも来られるのではないかと思います。

 

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1273

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/indexY.htm

              tenshu@zakkayanews.com