weekly


1254号

No.1254     Ryo Onishi              5/24/2020

 weekly
LAの観光スポット ホームページ バックナンバー
 
雑貨屋のひとり言

近所のショッピングセンターが営業を再開しました。待ってましたとばかりに人が集まって来ました。街も急に人が増えて賑わいを取り戻してきています。
ほとんど全員がマスクをしていることや、店側も感染予防のための入場制限や入り口での検温をするなどしてすっかり様変わりしています。
しかし、最近、頻繁に発生している地震が不気味で複合災害を心配します。
ロックダウン中のインドを襲ったサイクロン、アメリカミシガン州の大洪水は他人事ではありませんから。
倒産の危機に瀕している人が給付金を待っている現状をはやく打破してもらいたいものです。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

駆け持ちの塾に遺伝子の悲鳴

お受験に子よりもママが熱を上げ

サインコサイン何のまじないだったっけ

天才をへこます凡才のジョーク

中卒の汗にオンリーワンの腕


( ニュースひとりよがり )

「営業再開」
検事長推奨 −マージャン店

「4月の訪日客99.9%減」
あれは夢か幻か −爆買い

「放送一時休止」
朝ドラ応援歌を作ろう −古山裕一

 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(627)「外出自粛の日々」

去る3月25日の東京都小池知事による「コロナウイルス感染拡大防止のための外出自粛要請」発表以降、政府もまた「不要不急の外出は控えるように」と全国民に対して呼び掛けた。多くの国民は“自粛”に協力した。その結果、かなりの事業者は経営・経済の危機状態に陥り、また学校教育・家庭学習・家計・家族関係などにも深刻な影を落とした。しかし第1義目的の“コロナの爆発的感染拡大”は一応防ぐことが出来ているように思える。当初“コロナ騒動”で海外メディアは日本に対し、さまざまな“エセ情報”(とるに足らない悪評)を流したが、ここに来て「日本人の度量性、常識度、マナー、社会連帯性の強さを垣間見た」と好意的論評を発するメディアも出て来た(英BBC,英フィナンシャル・タイムズ、米ウオール・ストリート・ジャーナルなど)。

「外出自粛」は(前述の経済的・社会的諸問題のほかに)個人的にもかなりのストレスを生んだ。各層の現役の人たちや学生・生徒・児童の“通常生活の変化に伴う心身のリズムの狂い”によるストレスの高まりは計り知れないものがある。そんな中、翁自身の『外出自粛の日々』を振り返ると、幸いにも気が狂うほどの精神的重圧や苛立ちは無い。と言うのも、14年前に現役を引退した後は“お宅族”になっていたので“外出自粛“後でも生活リズムはあまり変化していない。とは言え、世間の”自粛ムード“に倣って友人たちとの会食、お茶、ゴルフ、小旅行などを(自分なりに)自粛しているので多少”退屈の虫“が騒ぐ。ならば、どのように『外出自粛の日々』を過ごしているか――パソコンとテレビが中心で、加えて1日おきの散歩・買い物(平均1時間半の外出)、たまにはギター練習、あとはCDで音楽を聴いたり、軽い本を読んだり、昼寝したり――困ったことに、間食が多くなったせいで以前よりかなりデブって来た。1日に3度、ちゃんと定時に(粗食ながら)食事しているのに、パソコンに向かっている時やテレビを視ている間のイヤシ食いが多くて,もはやメタボ老人そのものになった。5月に入って衣替えをした際、(去年までお気に入りだった)Tシャツや半袖シャツが着られなくなり処分せざるを得なくなったことが、ちょっと残念。こうなると、逆に”肥らば肥れ“と開き直るのだが、心配なのは「肥満を放置していると糖尿病・脂質異常症・高血圧など生活習慣病を悪化させ、血管を傷つけたり、もろくしたり、やがて動脈硬化を引き起こし、結果、心筋梗塞や脳卒中などの重大な病気を招く」と主治医から脅かされていることだ。確かに最近、運動不足と体重増加のせいで、階段や坂道、ちょっとした急ぎ足をした時など息切れが著しくなって来た。したがって”外出自粛の弊害“と言えば、翁の場合は精神的なストレスより肉体的な弊害のほうが大である。

さて、翁の“自粛生活”の中心の1つがテレビであると述べたが、本来、翁は、お笑い芸人の番組はほとんど視ない。習慣的に視るのは朝のニュース番組、NHK朝ドラ(BS),朝のワイドショー(始まりの15分程度のニュース・コーナーだけ、しかも嫌いなコメンテーターが出ている時はチャンネルを替える)。翁が番組表を漁って選択するのは、まずは時代劇だ。テレビ時代劇の再放送(再々放送)や昔の時代劇映画の中には、以前、観たものもあるが “勧善懲悪”のストーリーが単純で肩が凝らないのがいい。亡くなっている役者もいるが、彼らが活躍していた時代の映画を観ることで翁の当時の思い出が蘇る。そのことを友人に話すと「老人になった証拠だ」と笑われる。しかし、古い時代劇を観ることで昔を懐かしむことが出来れば、それはそれで心の潤いになろうと言うものだ。

洋画は何と言っても西部劇、アクションもの、サスペンスものがいい。翁、かつて数回、ハリウッド(ロスアンゼルス)の「ユニバーサルスタジオ」を取材(撮影)したことがある。広大な敷地の中に作られた(禁酒法時代のギャングたちが暴れ回った)『シカゴの繁華街』や『西部劇ショー(実演)』、トロッコに乗って海辺を渡ると突然、鮫が海中から現れて乗客を襲う。映画『ジョーズ』の1コマだ。『E.T.』のセットも素晴らしかった。アメリカ映画やテレビドラマの(現代劇の)屋外ロケ地で、翁がかつて取材で行ったことのある街・山・川・ビーチなどが出て来ると、これまた懐かしい。特にハワイで撮影された映画やドラマ、例えば(古くは)『ブルーハワイ』『レイダース/失われたアーク』『ハワイアン・アイ』などのロケ地を回ったこともあるし、それに『ジュラシックパーク』『キングコング:髑髏島の巨神』のロケ地「クアロア・ランチ」は、今でも翁が乗馬を楽しむ牧場だ。牧場の中には「ジュラシックなどの映画ロケ地巡り」のバスツアーもある。

旅・グルメ番組も視る。昨年までは『龍翁余話』のテーマ探しに、シニア会の仲間と一緒に近郊の名所旧跡巡りや日帰りバス旅行などに参加していたが、今年は“自粛”のせいでそれも叶わず、替わりにテレビの“旅番組”を好んで視るようになった。“旅番組”の中には、俳優・火野正平の『こころ旅』もある。火野たち5人のクルーが自転車で全国の町や村を走るのだが、過去に行ったことのある場所は懐かしいし、知らない場所でも必ず、と言っていいほど“日本の原風景”を見ることが出来、気持ちが和む。テレビではないが翁が会員になっている“ジパング倶楽部”(JR友の会のようなもの)から送られて来る旅雑誌『ジパング倶楽部』を読むのも楽しい。このように翁の『自粛の日々』は、あれやこれやで何とか”退屈“を凌いでいる。

“コロナの感染者数・死亡者数”の減少に伴う「緊急事態宣言解除」の流れを見ると、次第に収束が近づいているように思えるが「気を緩めると、いつ第2波、第3波が起きるか分からない」と専門家は警告を発している。事業者や働き手の経済保障問題や学校教育問題は政府や自治体に任せるとして、我々国民は、まだまだ「うつらない、うつさない」の気張りを続けなければならない。更に翁の課題は、肥満抑制と足腰衰退防止だ。“コロナ戦争勝利の日”まで頑張らねば・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

Mistress(愛人)

今回の武漢発新型肺炎のお陰で相当米国民も怒り心頭だ。以前から噂されてきたC国の共産党幹部が隠している米国内の財産没収も発動される気配を帯びてきた。そしてついでに1号さんから5号さんまでの資産も没収される可能性も出て来たそうだ。その取り上げた財産は中国の一般の人達に返却を考慮しているらしいとも聞いた。
結局、C国共産党の一部が国の政党を乗っ取り大半の国民は、その犠牲者なのだから気の毒だ。米国でも、そのC国共産党幹部の愛人が一番多く住んでいるのがこのロスアンジェルス次にニューヨークなのだそうだ。どちらも民主党の強い地域だ。LAでも一時、大きな家にC国から旅行ビザで来た妊婦が何人も住み込み住民からのクレームで発覚し摘発されるという妙な事件が相次いだ。これは未婚でも米国で子供を産めば子供はアメリカ市民権が取れ公的なアメリカの恩恵を受けられるためだ。将来、その子供を米国でC国の為に活動し親子共に諜報活動出来るという目的でもあったらしい。とにかく摘発して潰しても、また、あちらでもこちらでもと捜査をかいくぐってゾロゾロ妊婦達やブローカー達が捕まっていた。
最近は大型都市だと取締が厳しいので他州にも移動しているらしい。それでも以前のように移民問題に厳しくなってきた今の米国政権下では、やりたい放題は出来なくなってきている。ユタの友人と話していたらユタもC国の移民が増えていると言っていた。友人のアメリカ人の旦那さんは、このところホームセンターに出かけ庭のフェンスや家の修繕を始めていると言っていた。いろいろなパーツが必要で買って来てみたらあらゆるものがメイドインチャイナと書かれてあって、それを見る度に腹が立つので黒のマジックでその部分を全部塗り潰していると言っていた。
そう言えば2020年に入ってC国は天変地異が勃発しているようだ。頭和園昆明湖の水が異常なうねりを見せていて、その状況を映像で見る限り風は無いようだった。この状況が起きた事は歴史上3度目で西太后を初め袁世凱、毛沢東とその時代の権力者の没落の前に起きた現象だとか、、、、、その他にも重慶市で木から煙が突然出て火を噴く現象が起きたり暴風が吹き荒れ家やビルの壁が剥がれ飛んで行ったりする映像も出ていた。3月18日は広東の深せんで突然昼間10時なのに真っ暗になった。一体何が起きたのだろうと思っていたら先週5月21日C国共産党大会中の午後3時半にも再び北京の空が真っ暗になり稲妻が走り、しばらくしたら大粒の雹が降った。これらの異常現象は神様からの天罰だと信じたい。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

「はないちもんめ」

東京オリンピック開催の今年2020年に還暦を迎えるから同窓会を開催すると、卒業した中学校の世話役から案内が届いた、昨年は夏のこと。開催1年前に届いたそのはがき、万障繰り合わせて出席せよとの添え書きを含めた全文が、なんと方言で書かれていた。卒業以来の再会を夢見つつ、幼き頃の遠い風景に心は独り酔いしれる。高校進学を機に15歳で離れた故郷の、愛より藍い海に映る250名あまりの同窓生と方言なまりの声が心に響き、遊び惚けた幼少を懐かしむ。その同窓生の殆どは、幼稚園から小中学校を共にした同胞。

幼少期の私の想い出は、汗にまみれ怪我の絶えない男子の世界と、ごっこ遊びで社会を学ぶ男女共存の世界が混在し、男勝りのお転婆でお祭り騒ぎの好きな今の自分が見え隠れする。泥だらけになって男子と同等に遊び、暗くなって帰る道すがら考えた遅い帰宅の言い訳は母に通用するはずもなく、こっぴどく叱られたものだ。一方で、小さな港町でありながら経済の仕組みや職業・職種の違いによる生活レベルや交流に差こそあれ、皆一様に競い合ったり励まし合ったりしたものだ。幼い頃を振り返る今の自分を想像もできなかった。

ところで、幼いの頃、み〜んなが一緒に遊んだものに、“はないちもんめ”がある。二組に分かれた仲間が手をつなぎ、歌を歌いながらメンバーを取り合う。日本人なら男女問わず誰しも体験した遊びといえる。古来日本に伝わり江戸時代に普及し、時代と地域によって、その歌詞や遊び方は変化したと聞く。私の記憶に残っている歌詞の一部は;
♪〜勝って嬉しい はないちもんめ
負けぇ〜て悔しい はないちもんめ
あの子が欲しい あの子じゃわからん
その子が欲しい その子じゃわからん
ま〜るくなって決めよう そうしましょう〜♪、じゃんけんポン!
わらべ歌などを使った集団遊びは、脳の働きを大きくすると言われ、今も昔も初等教育において大切だと、私は思う。しかし、一方で、日本や世界の童話や遊びの由来を調べると、案外ぞっとするものも少なくなく、残酷で卑劣な風習や背景の存在も否定できない。

さて、スイッチを入れたテレビの、お昼の連ドラが終わると、国会中継に切り替わった。家事をしながら、“ながら視聴”していてふと思った、国会答弁も今の国政も“はないちもんめ”みたいなことがあるなと。私の知る昔の政治家は、町や村、市や県の民ができないことをやってくれた。道なきところに道を切り開く偉業をなしてくれた。与野党の党争はあっても、地元や国民の問題解決のために、時に涙を呑んで一致団結してくれた。でも今はどうだろう。この雑貨屋への私の投稿は、毎月2回を目標に、身近な事象に響いたことを素直に呟いており、政治的もしくは宗教的な自分の持論や批評は極力避けてきた、これからもそうでありたいと願っている。“はないちもんめ”で楽しく遊んだ同窓生は今、同窓会開催延期の選択と決断に迫られている、コロナ収束を切に願うその心を皆ひとつに、何もかけることはなく・・・っと呟く、さくらの独り言。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

聴き覚えがあるメロディーのピアノジャズのアルバムを見つけました。レニングラード出身のVladimir Shafranov TrioのFrom Russia With Loveというアルバムです。ショーンコネリーが演じる007ロシアより愛を込めての主題歌になっていたので聴いたことがあると思います。
Midnight In Moscowは耳に残る印象的なサウンドで何度も聴きたくなります。

"From Russia With Love"    Vladimir Shafranov Trio


01-Midnight In Moscow (V.Pavlovich Solovev Sedoi)

02-Barcarolle (P. Tchaikovsky)

03-Karelia-Troika (Trad)

04-Valse No 2 (D. Chostakovitch)
05-Dark Eyes (Trad)
06-Baubles, Bangles And Beads (Borodin)
07-Stenka Razin (Trad)
08-Vem Kan Segla (Trad)
09-From Russia With Love (L.Bart)
10-Full Moon And Empty Arms (S.Rachmaninov)
11-Midnight In Moscow (V.Pavlovich Solovev Sedoi)-reprice

Vladimir Shafranopiano
Hans Backenrothbass
Bengt Starkdrums
Recorded at OAL Studio in Stockholm, on February 1 and 2, 2015.


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

今日は朝から私が住む住宅管理組合の総会がありました。自粛が解除されたとはいえ、会場の設定など万全を期して行いました。議案の一つに12年後に予定している大規模修繕の費用不足を勘案して修繕積立金の改定を行うことを提案しました。一年をかけて合理的な説明資料を作成し住民への説明会を3回実施していたので特に問題なく賛同を得ることができました。ちょっとホッとしています。

雑貨屋ウィークリーをスマホでお読みになる方は右のQRコードをコードリーダーで読み取ってください。
ホームページが出てきますので最新版をクリックしてください。
QRコードリーダーはアプリにありますのでダウンロードしてください。

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1254

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com