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1237号

No.1237     Ryo Onishi              1/26/2020

 weekly
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雑貨屋のひとり言

皆さん、毎日ワクワクして生活されていますでしょうか?ワクワク感には個人差があると思います。毎日の小さなことでもワクワクできる方もいれば、なかなか感じられない、ワクワクってなんやという方がいるかもしれません。
私はどちらかというとワクワクすることが多い人間です。ワクワクしないことはできるだけやらないようにしています。
自分の周りにはどこにでもワクワクが転がっていると思っているので、そういう目で物事を視ています。そう信じて生きているだけで面白いことに出会えると思っています。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

父さんのペン胼胝我が家遺産です

百歳も生きちゃだめだと預金残

一匹と二人隣もお向かいも

2引く1 答えが辛い老夫婦

父母の墓移し故郷にする別れ


( ニュースひとりよがり )

「施政方針演説」

もっと頭を低くして −相撲解説者

「終末時計残り100秒」

カク カク カク −秒針を刻む音

「マスク買い占め」

新参者めが −インフルエンザ、杉花粉
 

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(610)「お蔭様、お互い様、そして信じ合う」

2年前に愛車を手放して以後、翁がゴルフへ行く時、いつも車に乗せてくれる(K君と言う)若いゴルフ・フレンドがいる。翁とは親子ほど歳は離れているが、ゴルフに関して、翁は(上級者の)彼から学ぶことが多い。彼は「龍翁さんのお年(老齢)で、常に向上心を持ってゴルフに向き合っている人は珍しい」とお世辞を言ってくれるので、翁もその気になって遠慮なく教えを乞うている。普段は威張り屋の翁だが、ことゴルフに関しては(自分で言うのも憚るが)実に素直にアドバイスを聴き入れる。いつの間にかK君と翁の間には“つねに一歩前へ”が阿吽の合言葉のようになっている。若い時に比べれば翁のゴルフの腕前はかなり落ちたものの、高齢者にしては、まあまあのレベルを保っている(と、自惚れていられる)のも、K君や他のゴルフ仲間たちの“おかげ”だと思って感謝している。

K君から貰った新年の挨拶メールの中に「橋本 勲神父のスピーチ“つねに一歩前へ”」が記されていた。翁は橋本神父を知らない。そこで早速インターネットで調べてみた。橋本神父は1942年生まれ、長崎県平戸市出身で現在は長崎・某教会主任司祭、とある。平戸と言えば翁も若い頃、一度旅をしたことがある。鎖国前(平戸藩松浦氏の城下町だった頃)中国・ポルトガル・オランダなどと国際貿易で栄えたが(現在もその名残が随所にある)一方、教会の建物が多い町で、翁はどちらかと言うと“キリスト教の町”の印象が強い。橋本神父もそんな土壌で育ったのだろう。その橋本神父のスピーチ記録の中に「一歩前へ」があった。この言葉、実は(60年以上に亘って)屈強・明治大学ラグビー部を育て上げた北島忠治(1901年〜1996年)と言う名監督だった人の言葉を引用したもの、と橋本神父ご自身が述べている。橋本神父いわく「(要旨)自分の全てをぶっつけてボールをつかみ取って走る。しかも“つねに一歩前へ”出て、自分より後ろにいるチームメートにそのボールを渡し、ゴール(トライ)して得点を挙げる。あんなに必死につかんで運んだボールを、何のこだわりもなく手放し、そっと大地に返して行く、それはあたかも(気まぐれな)運命に翻弄された人間の五体を(最期に)そっと大地に返して行くように」・・・実は、K君も大学時代はラグビーの選手だった。今でもラグビー関係者との交流は続いているそうだが、昨年のW杯以後、翁が“にわかラグビー・ファン”になったのもK君の影響によるもの。当然、彼もまた北島監督の名言「つねに一歩前へ」を知っていたに違いない。

さて、今号を執筆するに当たって、当初は『つねに一歩前へ』をテーマにしようと考えたのだが、橋本 勲神父のスピーチ記録の中にある『お蔭様、お互い様、そして信じ合う』に目がとまったので、今号はその橋本神父語録(の1部)を紹介することにした。

【・・・私たち日本人は、『お蔭様、お互い様、そして信じ合う』と言う素晴らしい言葉を持っている。まず『お蔭様』だが、目に見えない“陰”に対して“様”をつけ、“陰”には何か尊いものが潜んでいるような感覚を(日本人は)持ち合わせているのではあるまいか。いったい“陰”とは何だろうか?私たちの背後(奥)にあって常に私たちを見守ってくれる何かがある。“陰”としか言いようがないもの。その“陰”に対しての感謝の気持ちを『お蔭様』と言うことばで表しているのではないかと思う(中略)・・・例えば、赤ちゃんと母親の微笑ましい“対話”を思い浮かべよう。母親が自分の顔を手で覆って「いないいない」をする。赤ちゃんは心配そうに母親の仕草をじっと見入る。しばらくして母親が顔から両手を外して「ばあっ」と赤ちゃんに微笑みかける。赤ちゃんは(本当に安心したように)嬉しそうに笑う。そして赤ちゃんは“母親が自分の陰にいて、いつも自分を守ってくれている”ことを自然に悟りながら育って行く】

【(中略)・・・人間は人と人との間に存在するところから“人間”と言う文字が生まれた。“間”は、“あいだ”と言うが“ま”とも言う。“ま”が違ってくると“間違い”になり“ま”が抜けると“間抜け”になる。つまり“間”が人間創造”の原点にあるように思う。それだけに“間”を調整するのが難しい。人は他の人と交わりを持って生きている。楽しい(満足する)こともあるが、苦しい(不満に感じる)こともある。“煩わしい”と思って独りになると、今度は“不安”を覚える。人と繋がっていても“不満“、人との繋がりを無くすと”不安“、それほどに”間“を調整することは難しい。それをどのようにバランスを取って行くか、そこには人としての知恵と徳が求められる。他人との”間“が取れるようになって『お互い様』が生まれる(中略)・・・『お蔭様』や『お互い様』という感情が生まれ育つと次に『信じ合う』ことが出来るようになる。『信』の文字は、『人(にん)』と『言(げん)』で作られている。これもまた『にんげん』なのである】―-橋本神父のスピーチ記録はここで終わっているが、橋本神父は「人間形成は人と人との関係の在りようと、己れの心の在りようで決まる」と言いたいのではあるまいか。だとしたら翁もその論に賛成である。何故なら”愛・信頼・感謝・奉仕が人間としての基本である“と思うから・・・

米国女子プロゴルファーにステイシー・ルイス(34歳、ツアー通算12勝、内メジャー2勝)と言うスタープレイヤーがいる。彼女の言葉に「Everything starts with believing and love(何事も信じることから始まる。そして愛)」がある。自分(これまでの練習の積み重ね)を信じる、キャディ(プレイヤーのゴルフ用具を運び、プレイヤーに助言を与えたり士気を鼓舞したりする人)やゴルフ用具を信じる、同伴競技者に敬意を払いギャラリー(観客)、トーナメント開催関係者への感謝(愛)を忘れない、と言う意味だろう。彼女に限らずスポーツ関係の一流選手は、そういう考え方(精神)の持ち主が多い。競技の後のインタビューに応じる若きアスリートたちの言葉の奥に『お蔭様、お互い様、そして信じ合う』が滲んでいることを翁は感受し彼らを頼もしく思う。2020年の初春にK君から素晴らしいプレゼント(橋本神父の言葉)を頂戴した。よし、今年も『つねに一歩前へ』そして『お蔭様、お互い様、信じ合う』を深めよう・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

女王様のお怒り

先日、IRONNAというNetの記事を読んでいたら面白い話題が出ていた。その記事に
よるとヘンリー王子とメーガン妃がエリザベス女王様に事前の報告も相談もせず、いきなりNetで王室離脱を発表した後、エリザベス女王様は2日連続で自らランドローバーを運転してハンティングに出かけたというのだ。よほど頭に来たのだろう。かなりの弾をぶっ放したに違いない。この女王様、第2次世界大戦中は自ら軍用トラックを運転して軍用車両の整備までして国を後方支援したというのだから筋金入りの国防女子だったようだ。ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式では英国のしきたりを無視したもので何か違和感のある結婚式だった。この事に関しても、ずいぶんエリザベス女王様は包容力のある方なのだな〜と不思議だった。あるノンフィクションライターの方が言っていた。エリザベス女王様は今後、この2人にアフリカに向けての公務を託したかったとか、、、赤い国に染められたアフリカの覇権を再び自分たちが取り戻す。ところが女王様の願いは見事に裏切られたようだ。そもそも、このメーガンというハリウッド女優とヘンリー王子の手引きをしたのは、誰なのだろう、、、、彼女の親しい人、彼女を応援する人達の顔ぶれの中にミッシェルオバマやヒラリークリントン、エルトンジョンもいる。
エリザベス女王様は2人の王室離脱に関して早期に承諾し同時に王室称号もはく奪された。英断だったと思う。パートで公務をしたかった、お二人には未練があったに違いないが、、、、
現在カナダに在住しているメーガン嬢は今後カリフォルニアでも活発に様々な活動をするのではないかと思う。当初からある目的と意志を持ってこのロイヤルファミリーに入りプランしてきたような気がする。ちょうどゴーン被告が一人であれだけの事をプランし行動に移す事が難しいように背後に大きな組織がいるように感じているのは私の思い違いだろうか、、、、以下はIRONNAの記事から抜粋したものだがヘンリー氏とメーガン嬢が計画実行してきた事だ。

一年前からウェブサイト構築、ドメインネーム取得、構築会社は大麻販売会社(合法)のサイト運営、王族ブランドを商標登録、王族ブランドの商品を100以上登録
オバマの広報コンサルを雇用。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

今年4月18日に予定されているカリフォルニアクラブの懇親会でフレディ葉山さんに歌声をご披露していただくことになっています。ライヴハウスでフレディ葉山さんが出演されるので、水光さんと二人で聴きに行きました。水曜日、久しぶりに神戸三宮に行きました。会場はJR三宮駅北側にあるライヴハウスGreat Blueです。(神戸市中央区琴ノ緒町5-5-29 三経ビル地下1階)

19時30分からの公演は満員盛況でした。フレディ葉山さんのビートルズナンバーを聴かせていただきましたが、声量のある声で感動しました。(ピアノはライヴハウスオーナーの安藤義則、ベースは泉正浩、ドラム木村優一郎)
4月18日のカリフォルニアクラブでの懇親会を楽しみにしています。先日、メールで会員の方に開催のお知らせを送らせていただいていますが、ご参加の返事をお待ちしています。

ジャズアルバムを探しているときはどんなジャズに出会えるかいつもワクワクします。今日ご紹介するのは最近見つけたドイツミュンヘン(1967年)生まれのサックス奏者Thilo Kreitmeierです。"Mo' Better Blues"は彼の第1作目のアルバムですがピアノ、トランペット、ドラムスのバランスがとてもよく、落ち着いて聴ける素晴らしい作品です。


"Mo' Better Blues"    Thilo Kreitmeier

Thilo Kreitmeier(ts,as)
Peter Tuscher(tp,flh, on 3,4,6,7,9-12)
Heinz Frommeyer(p)
Rocky Knauer(b on 3,4,6,7,9-12)
Manolo Diaz(b on 1,2,5,8)
Michael Keul(ds)

01-Little Sheri
02-Shadow Of Your Smile
03-Mo' Better Blues
04-Since I Fell For You
05-There Was A Time
06-Light Blue
07-Strings
08-Roots
09-Willow Weep For Me
10-Spicy Fried Chicken
11-Blues In Maude's Flat
12-Monty's Mood

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

恐れていた通り、中国武漢から拡大した新型コロナウィルスに感染した患者が加速度的に増えてきました。ずいぶん前から日本のニュースでは報道されてい ましたが、中国は危機感のない対応をしていると思っていました。そしてとうとう中国人の大移動が始まってしまいました。中国からの観光客が多い日本国内での感染が心配です。人ごみの多いところはできるだけ避けたほうがいいで すね。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1237

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com