weekly


1215号

No.1215     Ryo Onishi              8/25/2019

 weekly
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雑貨屋のひとり言

ヨガクラスに参加して驚かされることがあります。それは外反母趾の人が多いことです。ヨガクラスは圧倒的に女性が多いですが、中年以上の方の外反母趾が目立ちます。女性の外反母趾が多いとは聞いていましたが、かなり多いです。鼻緒の時代には外反母趾の人はいなかったそうですからハイヒールなどの靴を履いていて足の指や足裏の筋肉がしっかり使えてなかったことが原因だとネットで知りました。そんなことはまったくお構いなしにみなさん元気です。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

残り物集めておふくろの料理

幕下で終えたと父のちゃんこ鍋

山盛りの愛です山盛りのサラダ

飽食の皿に盛られた多国籍

祝い膳長い苦労の味が沁み



( ニュースひとりよがり )

「首相在職戦後最長」

我々のおかげだ −バラバラ野党

「白紙一転カジノ誘致」

いちかばちか −横浜市

「観光地巡り」

京から富岳へ −スパコン

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(588)「行き合いの空」

翁は普段、空を見上げることはあまりないが、ゴルフの時は、たびたび上空を見上げる。
それは“空観察”ではなく“風観察”のために、だ。ゴルフプレーにとって風の動きを知ることはとても大切なことだ。風が吹いている状況(方向や強さ)を感じるには、雲の動き(流れ)方や高い木の枝の揺れ具合を観る。それによって風が吹いている方向や強さを自分なりに感じてボールを打つ方向やグリーンまでの飛距離を推測しクラブを選択する。ゴルフ番組で時々トーナメント中のゴルファーが地面の草をちぎって上の方に放り投げる仕草を視ることがあるが、それも“風を読む”ための1つの方法だ。プロでもアマでも(ゴルフにおいては)風の強弱・流れ方(方向)を認知することは実に重要なポイントとなる。

風を読まなければならない屋外スポーツは沢山あるが、翁の経験ではゴルフのほかに釣りがある。天候や潮流の変化は魚の行動に密接な関係があり釣果(釣れた魚の数量)に影響を及ぼすことはご承知の通り。昔は、漁師は空を見上げて“勘”で(雨・風の)気象を読んだそうだが、今はパソコンやスマホで(ピンポイントで)釣り場の気象を知ることが出来るから釣行計画が立て易くなった。しかし漁師は言う「釣りに必要な重要情報は雨予報もあるが、一番は風予報だ。風が強く吹くと海が荒れるので仕掛けがやりにくくなる。それはプロの漁師でも趣味の釣り人でも同じこと。釣りで怖いのは風だ」――

余談だが――翁は10年前にガンの手術をして以来(船酔いがひどくなって)釣りを止めてしまった。それでも魚が釣り針にかかった時、ググッと竿に伝わる感触と水面に現れた魚との出会いの感動が忘れられずテレビの“釣り番組”はよく視る。それらの番組の中でも漁師(船長)が出港前に「風が治まるまで船は出せない」とか(釣っている最中でも)「風が強くなってきたので、そろそろ引き揚げよう」という場面を視ることがある。“船酔い”の激しい翁は画面の中で大きな波のうねりや揺れる漁船を視ただけで気持ちが悪くなりそうになるので、視ている途中でチャンネルを替えることもあるが・・・

話を戻そう――今夏の猛暑は“狂暑”とも言うべき異常さだった。台風が夏の高気圧を強めることは知られているが、その台風が6月1回、7月4回、8月4回(8月21日現在)と多発したことで日本列島は記録的な“狂暑”に襲われ、東京では7月26日以降、“熱帯夜”(最低気温25℃を上回る夜)が8月21日まで27日間も続いた。その“狂暑”も8月下旬ともなると少しずつやわらぎ、次第に“秋の気配”を感じるようになる。時候の挨拶も「残暑の候」「晩夏の項」「処暑の候」「納涼の項」「初秋の候」「向秋の項」などが使われるようになる。そしてよく晴れた日、空を見上げれば『行き合いの空』を見ることがある。『行き合いの空』とは、夏から秋へと移り変わる頃の空、つまり夏の雲と秋の雲が行き交う空。具体的に言うと、夏空の雲「入道雲」(積乱雲)と秋空の雲「うろこ雲」(巻積雲)が空のいずれかの場所に仲良く浮かんでいる状態のこと。「うろこ雲」(魚の鱗のような形をした雲)は、形によって「いわし雲」(いわしの群れが泳いでいるように見える雲)とか、「さば雲」(鯖の背中の模様に似て、波打ったように見える雲)といった具合に名称が変化するのだが、いずれにしても「うろこ雲」は天気が崩れる前によくあらわれる雲だそうだから『行き合いの空』の日は、屋外のスポーツやレジャーは(天気の急変に)注意しなければならない。

再び話は横道に外れる――今年の夏空の“狂暑”にはほとほと参ったが、NHK朝ドラの『なつぞら』は、翁はとても楽しんで視ている。主人公“なつ”を演じる広瀬すず、は超美人ではないが実に清楚な感じのする女優で自然体の演技に好感が持てる。<前半>戦争で両親を失い、戦災孤児だった少女“なつ”が亡き父の戦友に引き取られて北海道・十勝の柴田牧場へ。好人物ばかりの柴田牧場の人々に育てられ“なつ”は成長して行くのだが、中でも草刈正雄が演じる“おじいちゃん”の影響を受けて大自然と闘う開拓者精神を養い、柴田家の“お母さん”(松嶋菜々子)と“お父さん“(藤木直人=”なつ“を十勝に連れて来た”なつ“の父親の戦友)から実の子と同じように溢れんばかりの愛情を注がれて無事に高校を卒業する。<後半>高校卒業後アニメーターを目指して上京した“なつ”を迎える面々もまた好人物揃い。アルバイト先のレストランの“ママ”(比嘉愛未)、“マネージャー”(近藤芳正)、孤児時代に離れ離れになっていた“兄”(岡田将生)と再会して(兄がお世話になっている)“おでん屋の女将”(山口智子)宅に兄と一緒に同居させて貰いながらアニメーターへの夢を実現させるためアニメーション製作会社への入社試験に再三挑戦、同社の“作画部長“(井浦新)らの協力もあって、いよいよ念願のアニメーターの道を歩むことになる。脇役陣がしっかりしていてドラマ自体に安定感があり面白い。当時は”漫画映画“とか、“テレビ漫画”と称されていた日本アニメの草創期の模様が分かり易く描かれており、今や日本アニメは世界に誇る日本文化の1つとなったアニメの製作現場がドラマになることは初めて。多少なりアニメ業界を知る翁を満足させてくれている。ところが、そんな折(7月18日)「京都アニメーション放火事件」が起き、同社のスタッフ74人が被害に遭い、うち35人が死亡、33人が負傷した。この忌まわしい事件と朝ドラ『なつぞら』のアニメ製作会社がダブってしまう。世界的にも名の知れた一流のアニメーターたちを失ったことはあまりにも残念、悲しい、犯人の畜生野郎を憎んでも憎み切れない。

さて、『行き合いの空』の季節――夏が去って秋を迎えるのだが、「立秋」(8月8日)とは名ばかりで“残暑”の厳しさはまだしばらくは続く。気象庁発表の(8月31日〜9月6日)週間予報によると、気温は、関東・東海・北陸は平年並みか やや高い。北海道・東北・近畿・九州・沖縄は平年並みか、やや高い。『行き合いの空』のこの時期、北海道・東北・関東・東海の天気は数日周期で変わるとのこと。それでも“本秋の到来”が待ち遠しい時期である。【行き合いの 空に願うや 秋の風】・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

ペルセウス流星群

8月11日、日本では何年か前に海の日に続いて山の日になった。
そして私が地球上に誕生した日でもある。

アウトドア好きの友人が山でお誕生日を祝ってくれると言うので8月11日の日曜日に出かける事になった。
近くのパロスバーデスの山には仕事でも私用でも度々行く機会はあっても、なかなか遠くまで出かける事はなくってしまった。

そこで、ちょうどペルセウス流星群も到来の時期だったので星の観測に人気スポットでもあるフレージャーパークにあるマウントピノに出かけてみようという事になった。

ちょうどサウスベイから約2時間前後で行け日帰りで自然を満喫出来る手軽な場所だ。
昔、ネイティブインディアンのグループと大地や海を癒し浄化するセレモニーを行っている不思議なおじさんがいた。ネイティブインディアンの儀式が終わると、そのおじさんは静かに祝詞をあげていた。

好奇心が強い私は何度かそのセレモニーに友人達と参加した。
その一つがマウントピノの頂上に、こんもりとした小さめの岩の山がある。すぐに登れるような岩山なのだけれど、そこにポツンと岩山があるのが何か不思議な感じがした。

初めて出かけた時に、そのおじさんは、その岩山を遠くから眺めた途端にあそこに龍神様がおられると言った。そして、そこに皆で行って手を合わせた。
おじさんは、持ってきた水を少しずつまんべんなく岩山の回りにかけて祝詞をあげた。

”本当かな〜 ”と半信半疑でその様子を眺めていたら急に雲がモクモク出てきて雲の形が龍になって表れた。
そして間もなく太陽の周りに虹が出た。何というタイミングだろう。
超常現象に遭遇したかのようにワクワクした事を覚えている。

あの岩の山は、今でもあるのだろうかと行ってみたら同じように静かにひっそりと佇んでいた。あれから10年ぐらいたったろうか、、、、

近くのキャンプ場の回りを歩いているとトンボが飛んでいた。山の秋は一足先にやってくる。もう、花も枯れて何も無いと思ったら、まだ少し夏の花が残っていた。回りを探索して日が暮れるのを待っていると一台一台車が去って夜の9時になる頃は最後の3台だけになってしまった。

どうして今日はこんなに人が少ないのだろうと思ったら満月の月明かりが眩しいくらいで今夜は流れ星は殆ど夜明けぐらいまで見えないらしいと聞いた。

どうりでスターピープルの人達がいない、はずだ。

目には見えないけれど、あの空のずっと上の方では今年もピュンピュンペルセウス流星群が流れているのだろうと想像しながら夜の10時ぐらいには退散する事にした。

実際に流れ星は一つも見えなかったけれど、やっぱり時々満天の星を仰ぎ見りボーっと過ごす時間は至福の時だ。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

猛暑続きでエアコンのつけっぱなしが続いていましたが、ようやくエアコンなしで寝られるようになりました。これまでエアコンをこんなに長く使ったことはなかったですが、これが普通の夏にならないように祈ります。

今日選んだのはDuke Jordanのアルバムです。
フランス映画「危険な関係」のサウンドトラックです。1962年に録音されています。聴き覚えのある旋律です。多分誰もが聴いたことがあると思います。映画を観た人もいるでしょうし、ラジオから流れていたのかもしれません。

"les liaisons dangereuse"    Duke Jordan

1-No Problem (Part 1)
2-No Problem (Part 2)
3-No Problem (Part 3)
4-Jazz Vendor
5-Subway Inn
6-The Feeling Of Love
7-The Feeling Of Love (Part 2)

Duke Jordan (Piano, Composed)
Eddie Kahn(bass)
Art Taylor(drums)
Charlie Rouse(ts)
Sonny Cohn(tp)


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

Apple Pencilを買いました。新しいもの好きの私がiPadを買ったのでApple Pencilに興味を持たないわけがありません。いつ買おうか思案していたのですが、ありがたいことにLine PayのキャンペーンでiPadを購入した時のボーナスが先日付与されたので、それを使わせてもらいました。 考え事をイメージ化するときにiPadに手書きで残せるので面白い使い方ができます。スケッチが得意な人には最高のツールだと思います。

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Zakkaya Weekly No.1215

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com