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1195号

No.1195     Ryo Onishi              4/7/2019

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雑貨屋のひとり言

ほとんどの食品にくっついてくるプラスチック容器や紙パックを普通のゴミと分別してスーパーの回収箱に持って行くようにしています。ゴミを減らす目的もありますが、スーパーまでこれらを持ってわざわざ歩いていくことに意義があると思っています。ラベルをはがしたり、水洗いしたりと面倒いのですが、普通のゴミの日に出すゴミの量がグッと減るので、 気分がいいです。《R.O.》

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


戦争と平和 昭和を駆けた足

足裏に昭和のタコがまだ残り

コシヒカリ昭和の飢えを知らぬ味

昭和平成 生き抜いた顔寄るクラス会

八十路坂 令和を行けるところまで



( ニュースひとりよがり )


「頑張ろう」
令和2年8月に向けて ―ミライトワ、ソメイテイ

「今年の流行語大賞候補」
大賞 −令和。 カムバック賞 −忖度

「穴掘り」
クレーター −はやぶさ。 墓穴 −塚田副大臣

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(568)「新元号『令和』」

4月1日、東京・恵比寿の某レストランで友人と早めのランチをしている時、(顔見知りの)ウエイターが「今、テレビで官房長官から新元号の発表がありました」と言って『令和』と走り書きしたメモを翁たちのテーブルに持って来てくれた。「れいわ?何だこれは?ピントこないね」が翁の第一声。ともあれ『令和』の意味を知ろうとスマホで調べようとしたが(『令和』そのものが)出て来ない。そこで官房長官の新元号発表の記事を検索した。

(要旨)「政府は新元号を『令和』(れいわ)と決定した。出典は万葉集。日本最初の元号『大化』から数えて248番目。元号が日本の古典から採用されたのは初めて。『令和』は、万葉集巻五、梅花の歌三十二首の序文にある“時に、初春(しよしゆん)の令月(れいげつ)にして、気淑(き よ)く風和(かぜ やわ)らぎ、梅は鏡前(きようぜん)の粉(こ)を披(ひら)き、蘭(らん)は珮後(はいご)の香(こう)を薫(かおら)す”(時は初春の良き月、空気は美しく風も和らぎ、梅は鏡前で装うように白く咲き、蘭は身に帯びた香りのように薫っている)から引用した」。なるほど意味を解せば頷ける。(翌日わかったことだが)他の候補の万和(ばんな)、英弘(えいこう)、広至(こうし)、久化(きゅうか)、万保(ばんぽう)に比べ『令和』は“まあ、いいほうだ”と思えるようになった。

官房長官の発表後(1日の午後)、安倍首相は記者会見で「春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人ひとりが明日への希望とともに、それぞれの花を咲かせることが出来る、そうした日本でありたいとの願いを込め、決定した」と述べた。拍手するほどの感動も共感もないが“まあ、そんなものだろう”と軽く納得した。

翌日、全国紙の社説を読み比べた。(順不同=要点のみ)朝日「安倍首相は、新元号への理解と協力を求めたが、元号への向き合い方は人それぞれであるし、改元によって社会の在りようが直ぐに変わるものでもない。社会をつくり歴史を刻んでいくのは今を生きる一人ひとりである」――至極、当たり前の説だ。毎日「安倍首相は“万葉集が日本の悠久の歴史や薫り高い文化、四季の美しい自然を象徴しており、このような日本の国柄を、しっかりと次の時代へ引き継いで行くべきだと考えている“と語った。保守的な安倍カラーをベースにした選考であったろう。だが新しい元号に意味づけするのは、あくまでも国民である」――朝日も毎日も(想定通り)若干の“安倍批判”(皮肉)を滲ませた論調である。

読売「安倍首相は“人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという意味が込められている”と説明した。生まれ育った日本の文化や美しい自然を次の世代に引き継いでいくと言う願いは理解出来る。なじむまでに時間はかかるだろうが、おおらかな情緒を感じさせる2文字である。新たな時代を象徴する元号が国民の間で親しまれていくことを期待する」――極めて真っ当な説である。産経「万葉集は、天皇から庶民まで多彩な日本人が詠んだ和歌を集めた優れた古典であり、新元号の典拠にふさわしい。安倍首相は、新元号に込められた願いについて“一人ひとりの日本人が明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせる、そうした日本でありたい”と述べた。『昭和』から『平成』への改元時には新元号に対する1部の批判があったが今は、ほとんど聞かれない。『令和』もまた国民に受け入れられるだろう」――読売、産経ともに、政府や新元号に好意的な論調である。日経は「改元までの移行がわずか1か月と言う短い周知(準備)期間による国民生活や経済活動への影響」(危惧)を論旨の中心に置いており、『令和』に対しては直接的な評価は下さず、出典や趣旨について客観的な解説にとどめている。ただ、企業や自治体等の業務システム混乱、改元をエサにする犯罪発生が懸念されると論じている点が他社と異なる。

政府は、4月1日に新元号を発表したのち、直ちに(日本が承認する)世界195国と国連などの国際機関、在外公館、在日大使館などにも通知した。アメリカ、オーストラリアなどの親日国は“歓迎”の意向を示したが、反日国の中国や韓国は、いつもの通りイチャモンをつけている。あまりにも馬鹿馬鹿しいイチャモンなのでここに掲載する気は起きないが翁は言う「元号は日本独自の伝統文化だ。他国の雑音を気にする必要はさらさらない」。

読売新聞は、新元号が発表された1日から2日にかけて緊急全国世論調査を行なった。新年号の『令和』に「好感を持つ」が62%、「なじみにくい」が31%、無回答7%。発表直後だけに「なじみにくい」が3割あったのは仕方あるまい。何故なら、翁がそうであったから。しかし、時間(日)が経つにつれ翁は(意味や理念が分かるようになって)「なじみにくい」が次第に「なじむようになった」。おそらく「なじみにくい」と答えた人(31%)も今では翁と同じように「なじむようになった」かも知れない。現に共同通信の同様の調査では、「好感が持てる」が73.7%、「あまり好感が持てない」が15.7%だった。

“何でも批判“の野党だが、新元号については全ての野党が必ずしも批判一辺倒ではない。立憲民主党(枝野)「新しい時代が穏やかな国民生活になることを祈念したい」、国民民主党(玉木)「平和と繁栄の時代になることを望む」、日本維新の会(片山)「出典が万葉集であることに満足。『令和』の令は、めでたい、良きことを意味する」、希望の党(松沢)「『平成』と『令和』を組み合わせれば“平和”になる。いい元号だ」、自由党(小沢)「『平成』は『令和』への橋渡し(過渡期)だった」と(新元号への)直接的な感想は避けた。もろに批判したのが(想定通り)共産党と社民党。共産党(志位)「元号制度自体が君主支配の思想に基づくもの。元号は廃止すべきだ」、社民党(又市)「安倍政権が目指す国民への規律・統制への強化を感じる」と訳の分からんことをほざいているが、ともあれ5月1日は改元と新天皇ご即位がつつがなく行なわれ、国民一人ひとりが花を咲かせることが出来る『良き令和時代』の幕開けであることを祈る・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

2019年 花便り

この数日、日本の友人から桜の便りが届き始めた。東京の千鳥ヶ淵公園、飛鳥山公園、上野、目黒等々。母も先週末に近くの新宿御苑に桜の花を見ようと出かけたら、あまりに人が多くて入園する為に並んでいる行列を見て諦めて帰ってきてしまったそうだ。
この時期は特別、花に感心が無い人でも桜の花を意識して心が和むだろうと思う。
いつもは、忙しく通勤や通学している人も桜の花に足を止めて見上げて花の美しさに心を和ませている事だろうと思う。

ワイルドフラワー  

藤の花

ワイルドフラワー

今月中旬からは、また日本だ。もう、東京の桜は終わり八重桜が満開の頃だ。
このサウスベイも春爛漫だ。日本よりも一足早い藤の花も見事に咲いている。
LAから少しだけ花便りを、、、、、


茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

街中に桜の花が咲いてみんなが笑顔になれる季節です。この季節にはどうしても"さくら"にちなんだアルバムを探してしまいます。これまでも何枚か紹介してきましたが、探せばあるんですね。今回見つけたのはシンガーの「さくら」さんが歌う、赤でもなく、白でもない"ロゼ"というジャズアルバムです。スタンダードを集めたアルバムですがサクラさんのハスキーな声が魅力的です。さあサクラいろのワインを持って花見に出かけますか。そしてそこでこのアルバムを聴いてみるのもいいでしょうね。飲みすぎないように注意しましょう。

"Rose"  Sakura

01- You And The Night And The Music
02- Smile
03- Fly Me To The Moon
04- Girl Talk
05- On The Sunny Side Of The Street
06- S'Wonderful
07- Willow Weep For Me
08- The Gift
09- Blue Moon
10- Cry Me A River
11- They Can't Take That Away From Me
12- Moon River
13- The Rose

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

スマホをiPhone 7からiPhone XRに機種変更しました。iPhone 7ではイヤフォンジャックがなくなりました。XRではホームボタンもなくなり、顔認証システムでのロック解除となりました。マスクをしていると認証してくれませんが、いろいろと新しい機能があります。機能がありすぎて使いきれません。スマホを替えるときに写真、電話番号、メモなどのデータの移行に悩むのですが、今回はiCloudを使ってデータをバックアップしました。復元がとてもスムーズにできました。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1195

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com