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1191号

No.1191     Ryo Onishi              3/10/2019

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雑貨屋のひとり言

以前、雑貨屋ウィークリーで述べたのですが、信号機のない横断歩道を渡ろうとしても、ほとんどのクルマは停まってくれません。歩行者が横断歩道を渡ろうとしているのに警笛を鳴ら し走り去るあきれたドライバーもいます。これは法律違反 (道路交通法 第38条2項 減点2 罰金9,000円)なのに気づいていないようです。先日まで関西だけが悪いのかと思っていました。3月6日のyahooニュースに『横断歩道でクルマが停まらない問題』と題した記事がありました。JAFの調査によると横断歩道でクルマが停まる一時停止率は長野県で58.6%、最悪は栃木県の0.9%、日本全国平均で8.6%と驚きの低い率です。JAFが調査した全国の一時 停止率の結果は下記表のとおりです。

このJAFの調査結果が公表されたことで意識し始めた県もあるようですが、なぜ警察が調査しなかったのか理解できません。
ちなみに、国土交通省によると、日本では2017年における自動車乗車中の交通事故死者数がG7(日本、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア)で最も低い一方、歩行中および自転車乗車中の死者数は人口10万人あたり2.0人と、G7でワーストだそうです。自動車を安全に運転できるようにすることには国を挙げて進めていますが、歩行者への配慮 が欠けていることがわかります。とても残念なことです。歩行者や自転車の事故が増えているのが理解できます。 これはマナーの問題ではなく法律違反ですからドライバーの意識を徹底的に変えるための方策をとらないと歩行者の事故は減らないと思います。≪R.O≫

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


ビートルズあの頃俺も若かった

健さんの映画に酔った昭和です

継ぎ当てた夢風船を弾ませる

壮大なロマン男に金がない

丈夫で長生きライバルに勝てそうだ



( ニュースひとりよがり )


「景気拡大、景気後退」
両方です −格差社会

「ゴーン被告保釈金10億円」
無財とは言わせぬ −東京地裁

「都知事選挙」
前回は 崖から飛び降り
次回は二階へ飛び乗る −小池百合子

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(564)「健康を考える」

翁はこの10年の間に3回(3つの異なる癌で)手術を受け、その3つの科ごとに経過診断(3か月検診)を続けていることと、年齢を重ねるごとに自身の体力の衰えを実感するようになったことなどで、近年「健康問題」に関する新聞記事や広告、テレビ番組やCMを気にするようになって来た。翁たちのシニア会の会合でも「老・病・死」の話題が多くなって来ている。しかし、老化に伴う日常の失敗談、病気に関する情報交換、同年代の友人や著名人の死を悼む話題も(自分たちが今こうして)“生きていればこそ”なのであるから、老いを語り合い、病気を語り合い、死を語り合うことは、裏返せば“今生きていることへの喜び”と言うことになるのだから、けっして気持ちを暗くすることはない。むしろ、それらの情報から自分自身の『健康を考える』に繋げて行きたい、と翁は思うのである。

『健康を考える』――こんな表題で『余話』を書くと言ったって翁は専門家ではないので所詮、病院・医院でのドクターの話やテレビ情報、友人たちの“病気よもやま話”などによる耳学問、新聞記事や広告、当該省庁や公共医療研究機関などのデータからの目学問、そして己れの“体験”、それらを組み合わせてしか語れないので、学術的には正確性を欠くこともあると思うが、そこは“素人談義”ということでご容赦願いたい。

先日、(昨年秋に)厚労省が発表した『平成29年国民健康・栄養調査結果』を覗いて見た。沢山の調査項目があるが、翁が興味関心のある高齢者関連の項目だけを拾って見る。まず、<栄養素等摂取量の状況>の項目を見ると65歳代から低栄養傾向が強くなり(男女とも15%前後)、80歳以上では20%が栄養不足となっている。翁もこの20%の中に入る。恥ずかしながら翁は、現役を退いて以来、外食の機会が少なくなり、代わりにスーパー弁当、コンビニ弁当(麺類を含む)が主流、時々はレトルト食品が加わる。それでも週に1回くらいは夕食に肉類、煮魚・焼き魚(生魚は苦手)を食べる。朝はパン類(特にアンパンまたは手製のピザトースト)、昼は麺類、夜はご飯、と1日3食は欠かさないが、イヤシ食い(間食)が多いせいか、夕食が細くなった。でもメタボは少しも解消されない。以前、K大学病院の栄養士さんに“翁の食事の在り方”について注意されたことがある。「龍翁さんの食事は“炭水化物”過多です。炭水化物は糖質が多く、その摂り過ぎは「早期老齢化」(体内炎症を起し肌に湿疹が出て来る場合もある=顔に出て来たシミはそのせいか?)、「常に何か食べたくなる」(大いに自覚有り)、「エネルギー値の低下」(不明)、「不快な膨満感や鼓腸」(自覚無し)、「免疫機能の低下」(不明)、「不眠または常に眠気を催す」(翁は不眠は無いが、テレビを視たり本を読んだりしている時など、すぐ睡魔に襲われる)「体重増加」(大いに該当)――せっかく栄養士さんにご忠告をいただいたのに現実は、いっこうに改善されていない。炭水化物過多摂取の禍がいつ起きるか、気掛かりではあるが・・・

<高齢者の肥満>は男性31%(翁もその中の1人)、女性22%。肥満(脂肪細胞の質的異常)によって起こる疾患は高血圧・腰痛・脳梗塞などで、高血圧の高齢者は男性が37%、女性は30%だそうだ。翁はまだ脳梗塞にかかったことはないが、高血圧(翁の第1の持病)は10年前の癌手術以降、ずっと薬を飲み続けているし、時々、腰痛に襲われるのでゴルフの時は必ずコルセットを着用、普段でも前にかがむ時は腰をかばうようにしている。

<高コレステロール値>は翁の第2の持病である。これも10年前にドクターから“高コレステロール値”を宣告され“食べてはいけない食品”のリストを貰った。その中に、翁が大好物のチーズ・バター・タマゴ類が含まれていたので「好きな物を喰って命を縮めるなら、それも仕方ない」と開き直ったら、ドクターから薬を勧められ、以後(薬のお蔭で)好きな物を食べても総コレステロール値の正常値は保たれている。K大学病院で3か月ごとに血液検査を行なっているが、血液中の脂質検査の対象は総コレステロール、HDL(善玉)コレステロール、LDL(悪玉)コレステロール、中性脂肪の4つ、そのうち1つでも異常があれば“脂質異常症”と診断される。この中で動脈硬化性疾患(狭心症・心筋梗塞・脳梗塞)と特に関係が深いのは高LDLコレステロール。翁は(幸いにも)薬によって“動脈硬化性疾患”を抑えていることになる。

近年、<塩分控え目、野菜を食べよう、朝食をしっかり摂ろう>などが常識化されて来た。厚労省では「国民の健康・栄養意識の高まり」と見ているようだ。翁にはもう1つ(第3の持病)腎臓疾患(10年前の癌手術で片腎になった)があり、そのため、タンパク質食品を控える、塩分を控える、カリウムを多く含む食品(野菜・果物)を控えるなど、かなり厳しく制限されている。塩分やカリウム食品の自制は問題ないが、前述のように、ご飯・パン・麺類、それに芋類が好きなのでそれらを食べる時は、かなりヒヤヒヤ感がある。

<身体活動等に関する状況>の項目の中の「運動習慣のある人の割合」では、全年代平均で男性36%、女性29%となっているが高齢者の割合は低い。翁の月2回ていどのゴルフはたいした“運動”にはなるまい。高齢者の<理想的な1日歩数>は、男性約5,600歩、女性4,800歩だそうだ。翁は、1昨年の秋に車を手放して以降、公共交通機関を使うようになったが、あまり歩きを好まないので、とても“理想的な1日歩数”には及ばず。このままだと間違いなく年々、足腰は衰えて行く。『余話』のネタ探しに、もっと歩き回るとしよう。もう1つ、翁にとって重要な項目は<歯の健康>であるが、これはまた、いずれかの機会に取り上げることにする。

今号はおおざっぱな『健康を考える』であるが、厚労省が言う「高齢者の健康づくりは、食事、身体活動に加えて、生活状況(暮らし方)も踏まえることが重要である」は、しっかり押さえておこう・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

メープルシロップ

一時、甘味料に凝って世界中の珍しい砂糖や蜂蜜を集めた事があった。その中でもメープルシロップは私の1番好きな甘味料だ。そのメープルシロップの中でも2年前に訪れたナチュラルプロダクトショーで印象に残ったメープルシロップがあった。1匙のメープルシロップを口に入れた途端、今まで味わった事のない、ほのかな香りが口の中に広がってふんわり鼻に抜けた。その自然の滋味あふれる味に一遍で魅了されてしまった。早速、いくつかのサンプルをオーダーして日本のお土産に持って帰った事があった。
そのメープルシロップをコストコストアーで見つけた時は嬉しかった。ウィスキーのようなボトルに入っていてコルクの蓋が付いている。ラベルにはクラウンメープルオーガニックグレードメープルシロップと書かれてあった。そしてバーボンバレルエイジドと記されている。バーボン樽で1年間、熟成させているのでここのメープルシロップは深い味わいと香りがある。
メープルシロップというとカナダが有名だけれど、ここのメープルシロップはニューヨークのドーバープレーンズという地区で育ったカエデから採取したものらしい。
このファームに行くとツアーがあってメープルのテイスティングもさせてくれるらしい。そういうのを聞くと行ってみたくなる。
100%ピュアなメープルシロップは他の甘味料に比べて高いけれど、やっぱりホットケーキやフレンチトーストを食べる時には絶対欠かせない。
カエデの樹液から作られるメープルシロップは考えただけでも、すごく栄養価がありそうだ。ちょっと調べたら他の甘味料より体に良さそうな事がたくさん書いてあった。まず、カリウム(塩分を外に出す働き)がアボガドやバナナよりあり、むくみの改善に繋がる。低GI(血糖値の上昇が穏やか)で糖をエネルギーに変える働きを持つインスリンの分泌をヘルプし、すい臓の負担が軽減されるらしい。ビタミン、ミネラルも豊富で64種類ものポリフェノールが含まれているらしい。腸の善玉菌を作るイヌリンもあり糖尿病予防、抗がん作用、抗炎症作用、リューマチにもいいと書いてあった。
今、医学的な研究でも注目されているらしい。フードサイエンスが発達して今までわからなかった植物の持つ力が発見されている。
自然の恵みを享受するだけでなく、自然に感謝し共存していつまでも自然の恵みを受けられる環境作りを私達もしていかなければと、、、、


茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

陽かげにはいるとまだ冷たい風を感じますが、陽が当たっているところは春を感じます。街を歩く人の服装も少し軽くなっているようです。 はやくコートを脱ぎたい気持ちですが、ジャズを聴いて一足先に開放的な気分になりませんか?
今週はブラジルのトップギタリスト、Torcuato Marianoのソロアルバム"Dairy"です。爽やかなギターの音が花粉症のうっとしさを癒してくれるアルバムです。


"Diary"  Torcuato Mariano

01-May 5:05
02-Blue Bossa 6:58
03-Paula 5:00
04-Diary 7:09
05-The Mission 3:55
06-High Frequency 5:11
07-Mariana 5:23
08-A Letter for You 6:12
09-Ship 3:50
10-Where Love Will Take 5:12
11-Sunny Days 5:24

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

木曜日、孫のKちゃんがお世話になっている幼稚園が「体育あそび参観」を行い、観に行きました。場所は幼稚園ではなく近くの神社でした。ちょっと寒い中、神社の境内で孫たちが元気に走り回っている姿を2時間以上立ったまま観ていたのですが、家に帰ってから眼がものすごくかゆくなり、鼻水がでて困りました。コンタックを飲んでいったのですがあまり効きませんでした。かなりの量の花粉が飛んでいるのではないかと思います。こうなるとスプレーも効果はないようです。やはりマスクをするべきだったと後悔しています。今年からワイフや長男夫婦も花粉症の症状でひどい状態になっています。今年は尋常じゃないようです。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1191

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com