weekly


1186号

No.1186     Ryo Onishi              2/3/2019

 weekly
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雑貨屋のひとり言

先週は久し振りに寒いと感じました。家からうっすら雪化粧した六甲の山が観えました。
世界気象機関(WMO)の発表によれば、一月は北米が寒波で記録的な低温(ミネソタ州インターナショナルフォールズで-50℃)となった一方、オーストラリアでは猛暑(49.5℃)により観測史上最も暑い月となるなど、世界各地で異常気象に見舞われました。温暖化を無視している某国の大統領の無責任な発言はこれからももっと地球からのしっぺ返しを受けることになるでしょうね。≪R.O≫

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


公約という約束の認知症

国有地政治の嘘を聞き飽きる

地方創生おらが村には縁がない

野次るためただそれだけにいる議員

大臣のオウンゴールを待つ野党



( ニュースひとりよがり )


「統計不正」

今度はてんぷらか −もり・かけ

「景気拡大が戦後最長」

この統計も嘘くさい −街角景気

「平年の3倍の予想」

杉花粉も気合が入ってるな −インフルエンザ


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(559)「ストップ詐欺被害」

詐欺集団は、預貯金のありそうな高齢者を徹底的に調べ上げ、あの手この手で攻めまくる。そして高齢者の大事な“虎の子”を巻き上げる。極悪非道・卑劣極まりない奴ら(詐欺集団)だが、高齢者はどうしてこうも易々と騙されるのだろう?同輩(高齢)の翁さえ呆れてしまう有り様だ。高齢者を狙う特殊詐欺の被害額は、年間400億円以上と言う。奴らは嘯く「老人の孤独・無知につけ込むのは簡単だ。騙される方が悪いのだ」――

世界一の高齢国・日本。65歳以上の高齢者人口は(2018年)約3,200万人。内閣府の推計によると10年後には4,000万人(全人口の3分の1)になるそうだ。そうなると詐欺集団による“高齢者を狙う詐欺業”は今以上に横行しかねない。

奴らが言うところの(老人の)“孤独”と“無知”――確かに現代社会は(特に都市部では)地域コミュニティが脆弱な中、独居老人が増え続けている(翁もその1人)。被害に遭った高齢者の多くが(相手が詐欺集団とは知らず)「親身になって話を聞いてくれた」「親切にしてくれた」と犯人を擁護するような感想を述べているそうだ。その点、翁は独り暮らしが長いのと、まだ、少しは社会との関わり(交友や趣味)を持っているので“孤独感”を味わうことはないが、長年、組織の中で働いて来た人が急に組織(仕事)を離れ、家庭にあっては夫唱婦随の生活を謳歌して来た人が“1人”になった途端、“孤独の侘しさ”を痛感するようになる。詐欺集団はそこにつけ込む。一方、老人が“無知”と言うのは失礼な話だが、知っているはずの常識が薄れたり、知識を勘違いしたり、問題を深く考えることを億劫がったりすることは(翁にも)ある。役所や公的団体の職員を名乗ったり、弁護士や警察官になりすましたりなどして接近してくれば、たいていの高齢者は警戒を解く。加えて、ペラペラと公的または専門用語でまくし立てられれば、だいたいのお年寄りが信じ込んでしまう。もう1つ危険なのが高齢者の8割以上が持つ“過信”だ。「自分だけは被害に遭わないぞ」と思い込んでいる。翁もその1人かも知れないが――

夜が弱い翁、(たまにゴルフや会合で遅くなることもあるが)普段は夕方までには帰宅し、シャワーを済ませ、早めの夕食を取りながらテレビ・ニュースを視る。読者各位もご存知だろうがNHKの『首都圏ネットワーク』(月〜金の午後6時10分〜)の中に(あの手この手で現金をだまし取ろうとする)「詐欺集団の手口のあれこれ」と「騙されないための具体的な注意点や撃退方法」を伝える『ストップ詐欺被害』と言うコーナーがある(6:41
頃から約2分間)。格別、宣伝をするつもりはないが、お年寄りには実に参考になる企画だ。これまでに放送されたテーマの幾つか(実例)をピックアップしてみよう。

『簡単に渡すな“タンス預金”』――息子を装った(ガラガラ声の)男から電話「俺だけど、風邪を引いて喉がおかしいので、こんな声で済まないが、実は仕事上の大事な物を無くしてしまった。金で解決しなければならない。500万円何とかしてほしい、助けてくれ。後で部下に取りに行かせるから・・・」“助けてくれ”のセリフで(独り暮らしの)高齢の母親は頭が真っ白になり、急いで500万円を用意したが、時間経過とともに次第に電話の内容を怪しく思うようになり、息子の嫁に電話したら「いえ、そんな話、聞いていませんよ。それに(夫は)風邪なんか引いていません。お母さん、もしかして“オレオレ詐欺”かも・・・」と言われ、直ぐに警察に連絡。危うく難を逃れた。

『“キャッシュカード関連“の話に注意!』――<その1>某カード会社の調査員と名乗る男から電話「あなたのキャッシュカードが偽造されて不正に使われているので新しいカードに換え、暗証番号も変更する必要があります。後ほど担当者が伺いますので今お使いのカードを渡し暗証番号を告げて下さい」。<その2>一般社団法人全国銀行協会(実在の団体)から書類が届いた。「5月からの改元による銀行法の改正で全ての金融機関が”不正操作防止用キャッシュカードに変更することになりました。同封の書類に金融機関名・口座番号・暗証番号を記入の上、ご返送下さい」受け取った70歳代の男性が知り合いの金融機関に問い合わせたところ「そんな改正はありません。銀行から、そんな通知は出していません」<その1>、<その2>とも警察に届け、被害を免れた。

『“訴訟最終通告“は詐欺!』――60歳代の女性の郵便受けに”消費料金に関する訴訟最終告知“の郵便物が届いた。封書に記載された番号に電話したら「裁判を起こされているので弁護士を紹介する」と言われ、別の電話番号を教えられた。その番号へ電話したら(弁護士を名乗る男から)「裁判を取り下げて貰う費用が400万円かかる。後でうちの女性事務員が書類を持ってお宅に行くので現金を用意しておいて下さい」結局、400万円取られた。

『介護保険料の過払い金の返金”の話に乗るな』――市役所の職員を名乗る男から80歳代の高齢者(男性)宅へ「介護保険料の過払い金の返金手続きをするので銀行口座を教えて下さい。後ほど市の職員が書類を持ってお宅に伺います」の電話。不審に思った高齢者が188番(消費者ホットライン)に問い合わせたら「市役所ではそんな作業はしていない」とのこと。直ぐに警察へ。後刻やって来た19歳の少年は待ち構えていた警官に逮捕された。

詐欺集団が高齢者を騙して”虎の子“を巻き上げる手法は限りなくあるが、易々と騙されるのは高齢者ばかりではない。日本人の未婚女性が”国際結婚詐欺“に引っかかるニュースが後を絶たない。そのシチュエーション(状態・局面)は多岐に亘り、あまりにも馬鹿馬鹿しいので省略するが、結婚詐欺男(外国人)いわく「日本女性はワキが甘く外国人に弱い。簡単に騙せる」――それも「騙される方が悪い」のか?ともあれ高齢者たちよ、OLたちよ、もっとガードを硬くしようではないか・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

臓器の入り口

どの本に書いてあったのか雑誌だったのか新聞だったか覚えていないが“口は全ての臓器の入り口だ”というフレーズを思い出した。
今、日本ではインフルエンザが流行っているとかで母も今のシーズンうがいや手洗い外出先でのマスクは欠かせないと言う。確かに口から喉にかけて菌やウィルスが付着し感染しやすいのは確かで予防にマスクをするのは大事な事だ。
最近は家の中の乾燥も酷く家を温めるとそれだけ体からも水分を奪われる。皮膚も目も乾燥が酷い時は加湿器を使って対策をしているらしいが、それでもなかなか家の湿度は正常値にならないらしい。先日日本では湿度が25〜30になっていて乾燥の危険指数を示していた。その同時刻LAは60〜70の正常値だったと思う。
いつ頃から、こんなに日本は乾燥するようになったのだろう。昔は加湿器や空気清浄機などなかった。昔の日本人の暮らしは冬になると囲炉裏や火鉢の上に鉄瓶や煮物の鍋や、やかんが乗っていて常に白い蒸気がやわやわ立ち込めていたのを覚えている。
その水蒸気のゆらぎを眺めているだけで心が落ち着いた。
私が子供の頃は石油ストーブや電気ストーブだった。その頃は、まだやかんを乗せるスペースがあった。家の中が温まるとガラス窓が曇って外の景色が見えないくらい潤っていたのを覚えている。
ところで先週の土曜日に以前から興味があった認知症の勉強会に参加してきた。友人の母親が最近薬をティッシュペイパーに包んで捨てていたのを発見して悩んでいた。父親が亡くなってから認知症が徐々に出て来たらしい。友人は仕事で一日家を空けているので一人で過ごす母親を心配して家の中にカメラを置いてスマートフォンからチェックしているのだそうだ。このサポートグループでは最新の治療法や対策、成功例などを教えてくれる。其々認知症を抱えている家族の悩みもお互いに分かち合える。
そこで口の中のバクテリアが脳に影響を与えという2019年1月24日の記事のコピーを頂いた。最近、日本でも口腔ケアという言葉を良く聞くようになった。
歯槽膿漏になって歯を失うと、呆けやすくなるというのは歯医者さんからも聞いていた。
たかが歯磨きなんてと馬鹿には出来ないものなのだ。そして最近また、新しい歯ブラシを買った。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

オープンキッチンにしたので障害物が減り、これまでちょっと不安定だったリビングルームでのWiFiの電波が改善されました。Air PlayでMarantzのプレーヤーで安定して音楽が楽しめるようになりました。料理をしながらジャズを聴いています。今週はChris Geithのスムースジャズにしました。(1153号で紹介したTimeless Worldに続いて2回目です。
) Island of a Thousand Dreamsはジャケットのような海の景色を思い浮かべながら軽やかな音を楽しめます。

"Island of a Thousand Dreams"  Chris Geith

01 Watch Your Step [3:50]
02 Easy Does It [4:16]
03 Once In A Lifetime [4:12]
04 Coastal Daydreaming [4:26]
05 The Mirror Of Happiness [3:38]
06 Diamonds In The Sky [4:17]
07 Only The Heart Knows [4:52]
08 Flying West [3:51]
09 Above The Clouds [3:45]
10 Island Of A Thousand Dreams [4:43]
11 When Morning Comes [5:46]
12 Tomorrow's Promise [4:15]
13 Blue Horizons [4:10]
14 Eternal Spring [3:59]
15 Yesterday's Goodbye [2:44]


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

1月21日から始まったリフォームが終わりました。
オープンキッチンは期待以上の出来ばえで大変満足しています。久しぶりに朝食を作っていますが、最新のシステムキッチンに慣れるまで少し時間がかかりそうです。
リフォーム中に行けなかったヨガクラスに金曜、土曜と行きました。今日は筋肉痛になっています。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1186

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com