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1180号

No.1180     Ryo Onishi              12/23/2018

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雑貨屋のひとり言

PayPayでの支払いで不正があり、多くの人が被害に遭っているようです。クレジットカード登録時のセキュリティーが甘く、盗んだカード情報でも簡単に登録が出来てしまうからです。PayPayを使ったことがない人も突然クレジットカード会社から高額な買い物の連絡があり驚いたと思います。
政府が実施しようとしている消費税アップ時にキャッシュレス支払いで5パーセント還元するというシステムはPayPayよりもっとセキュリティが甘く、クレジットカードを使えば不正が簡単に出来てしまいます。キャッシュレス化にだけ焦点が当たってセキュリティの低いシステムでは、税金の垂れ流しになると危惧しています。こんなことさえまともにできないのにサイバーテロは本当に防げるのか心配です。もっとまじめにやってもらわないと困ります。≪R.O≫

 

河合将介さんのコーナー 

休止中です。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


手作りの母の団子の国訛り

祝い膳母手作りの滋味風味

老母の手で踊るお手玉若く跳ね

ボケてなお鶴折る母の指悲し

ささくれに今更詫びる親不孝



( ニュースひとりよがり )


「日本記録更新」
もうやめてよ −累積赤字国債 

「いざなぎ景気超え」
所詮神話です −街角景気

「紅白出場」
叱られないようにがんばります ーチコちゃん


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(553)「大人のモラルを考える」

近年、「日本人のモラルへの関心」が高まっているそうだ。ある調査によると(年齢・性別・職業・地域によって多少は異なるが)平均して日本人77%が「モラルへの関心」を持っているとのこと。今更説明の必要はないと思うが『モラル』とは倫理観や道徳意識のことで人間としての普遍的価値観(身につけておきたい教養)や社会人として守らなければならない社会規範を指す。その範疇に『マナー』『エチケット』がある。翁は両方とも“礼儀作法“と解釈しているが、敢えて線引きすると『マナー』は、例えば「交通マナー」、「喫煙マナー」、「飲酒マナー」、「(携帯電話の)マナーモード」など、社会・集団が円滑に過ごせるような行動のとり方で『エチケット』より広範囲に使われる。一方『エチケット』は、人と接する時の言動に関して使うことが多く、対面している人(人たち)を不快にさせない心配り、つまり“その人自身の教養度”と言う意味合いが強い、と解釈している。

11月にハワイ旅行をした際、例によって旧友たちとゴルフを楽しんだ。そのゴルフ仲間の1人(日系アメリカ人=元商社マン、70歳)がリタイアして10年ぶりで今年の春、グループで(日本を含む)“アジア30日間の旅”に出かけた。彼いわく「××や△△に行った時、その国(街)の汚さ、空気の悪さ、市民のマナーの悪さに閉口したが、日本各地(東京・京都・福岡・宮崎など)を回って、どこの街に行っても“クリーン・シティ”だったのが印象的。更にホテル・レストランは勿論のこと、交通機関のスタッフや街で出会った人などの“グッド・マナー”にも驚嘆した。教養の違いでしょうか」・・・少々こそばゆかったが褒めて貰ったのは嬉しかった。そう言えば、今世紀に入り外国人観光客の増加(2000年は約476万人、2017年は約2,870万人と、17年間で約6倍)に伴い日本人の“外国人への対応”がスマートになって来ているとのこと(日本政府観光局談)。それに街や川が綺麗になった。勿論、行政や地域ぐるみの“クリーン作戦”が功を奏していることは間違いないが、日本人1人ひとりの公衆道徳意識の高まりが街の空気や風景を綺麗にしていることも確かである。が、しかし、中には(『マナー』や『エチケット』を含む)『モラル』に何の神経も使わない無教養(と思しき)人間もいる。

翁、昨年11月に愛車を手放して以来、歩きが増え、JRや地下鉄の電車を利用する機会が多くなった。それに伴い、かなりムカつく場面に出くわすことも多くなった。卑近な例を挙げると――街(歩道)や駅構内などの人混みの中での「歩きスマホ人間」、車内で、優先席に座り、目の前にお年寄りが立っているのに知らぬフリをしてスマホをいじくっている「マナー知らずの若者」、同じく座席で手鏡と睨めっこしながら眉毛や睫毛をいじったり口紅を塗ったりする「エチケット知らずの化粧女」。翁が見る限り、そういう女のほとんどは(不適切表現だが)“ブス”(翁の偏見による)。いずれにしても、こういう“馬鹿者ども”を見かけると、無性に腹が立つのだが、冷静に考えれば「電車の中のマナー知らずの若者」や「化粧女」は直接には他の人に危害を加える訳ではなく、単に他人に不愉快な思いをさせるだけだから、それほど目くじらを立てることもあるまいが、「歩きスマホ」は危険極まりない。人にぶつかったり、ぶつかりを避けようとして転倒したりなど、他人に直接的被害をもたらすことがある。

他人に直接的被害を、と言えば、「感染病」が流行しているこのシーズン、駅構内や電車、劇場、スーパーなど人混みの中で無遠慮(無神経)に咳やクシャミをする奴がやたら目立つ。翁、今年の春先、電車の中で“鼻ズルズル男”に風邪をうつされ約1週間を無為に過ごした話を今年3月配信の『龍翁余話』(508)「鬼の攪乱」に書いた。普段、神経質過ぎるくらい衛生面で神経を使っている翁なのに、ほんのちょっとした油断で苦しい思いをさせられた。そのことを肝に銘じ、更に感冒への警戒を強めている昨今だが、この際、今一度、“咳・クシャミの飛沫による(インフルエンザなどの)感染症がいかに多いか――「咳・クシャミのエチケット」を、声を大にして促したい。

『咳・クシャミのエチケット』は、小学生でも知っている。咳やクシャミが出そうな時はティッシュやハンカチ、(上着の)袖を使って口や鼻を押さえる。それより何よりマスクを着用することが肝要だ。マスクを着用していても(咳やクシャミが出る時は)人さまの前から少し外れる、または下を向いて、直接、人さま(の顔など)にかからないように心掛けるべきだろう。マスクを着けないで咳やクシャミをする時、ティッシュ・ハンカチ・袖を使わないでする奴がいるが、これは言語道断、絶対に許せないが、時々、両手で口や鼻を押さえて咳やクシャミをする人を見かける。一見、エチケット人間と思われがちだが、実はその手を洗わずにドアノブなど周囲の物を触ると、他の人に感染症の菌をうつしてしまう危険性がある。素手で咳やクシャミを押さえたら、直ぐにウエットティッシュで手を拭くか、近くの水飲み場・手洗い場などで手を洗うことが望ましい。最近、JRや私鉄、地下鉄のホーム、病院、商業ビルなどに水飲み場、手洗い場などが設けられているから、手を洗うと同時に、うがいをするとよい(水飲み場でのうがいは厳禁)。

さて、今号のテーマは『大人のモラルを考える』だが、翁が本当に『モラル』、『マナー』、『エチケット』を求めたいのは(一部の)政治家や役人たちに対してである。彼らの『低モラル』(品格の無さ、無教養ぶり)を見ていると(冒頭に述べた)「日本人の77%がモラルへの関心を持っている」に疑いの目を持ちたくなる。いや、その調査結果は日本人全体の中の数字であって(一部の)政治家や役人たちは残り23%の「モラルへの関心のない連中」と思えば納得出来る。その(一部の)『低モラル政治家・役人』によって「モラル大国ニッポン」は幻となる。2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」はもう直ぐだ。来年7月の第25回参議院議員通常選挙では「モラル度」も選考基準に入れようではないか・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

お粥の美味しさ

先月、新宿にある、お粥専門店で食べたお粥が、あまりに美味しかったので2度も行ってしまった。普段は滅多に食べる機会が無いのだけれど近頃、クライアントさんからのリクエストで土鍋から本格的なお粥を作る機会も増えたので自分も美味しいお粥のレシピを増やしたいと思っていた。お粥は体も温まるし消化もいいし年末はついつい食べ過ぎる事も多いので一日に一食ぐらいはお粥を食べてもいいかもしれない。
お粥なんて栄養も無いし、ただの炭水化物、、、と思っていたらお米には食物繊維も微量ながら亜鉛もマグネシウムも鉄もカルシウムもビタミンB1,B2も入っていて、母のお医者様曰く日本人の腸には一番合う食品なのだそうだ。
母は体調が本当に悪い時は重湯からスタートして体を整える。重湯は米の10倍の水から炊き上げ、その粥の上澄みの白い所だけを食べる。細かい網で越して米粒は食べない。
米の栄養の抜け殻だから美味しくないのだそうで実際残った米を食べてみたら本当に不味かった。 病み上がりの重湯が終わりお粥になると今度はお米の7倍の水でコトコトお粥を炊き上げていく。栄養のある白い上澄みの部分が吹きこぼれないようにじっくり鍋をかき混ぜながらお米とお湯が混じりあってクリーミーな状態になるまで炊き上げる。ちなみに雑炊はご飯を炊いたものを1.5倍ぐらいのだし汁で5−10分ぐらいコトコト煮込む。お粥の5−6倍ぐらい時間がかかるので簡単だけれど、お粥の美味しさに、はまると時間がかかっても出来立てのお粥が食べたくなる。
新宿にあるお粥のお店はいつも繁盛していてカウンターのみの一人でも入りやすいお店だ。それに豊富な種類のお粥には圧倒される。定番以外に毎シーズン事に新しいメニューが出てくる。私が食べた今回のお粥は野菜がたっぷり入ったエビ入りのもの。ダシも美味しく食べた後は体がポカポカ温まり心までほっこりする感じだった。
これからは鍋やおでんの本格的な季節。今まで朝はパンだったけれど朝粥からスタートして、いろいろなお粥を試してみようかと思ったりしている。次回、日本に帰ったら、あの新宿のお粥の店のメニューにどんな春のお粥が登場するのか楽しみだ。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。
 

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

昨夜はちょっと早いクリスマスパーティーを我が家でやりました。
持ち寄ったご馳走をいただいた後、孫たちはプレゼントをもらって大喜びで早速遊んでいました。にぎやかなパーティーは9時半ころまで続きました。この時期、孫たちに何をプレゼントしてあげようかと考えるのは楽しいものです。来年はU君も1歳4か月になるのでさらににぎやかになるなあと思っています。バックにクリスマスらしい曲を流して楽しみました。


"ジャズクリスマス"  Holiday Jazz Trio

01-アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス
02-フロスティー・ザ・スノーマン
03-ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス
04-ジングルベル
05-ザ・クリスマスソング
06-レット・イット・スノー!レット・イット・スノー!レット・イット・スノー!
07-赤鼻のトナカイ
08-サンタが町にやってくる
09-スレイ・ライド(そりすべり)
10-クリスマスの12日
11-ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス
12-ホワイト・クリスマス

Caroll Vanwelden (vo)
Dirk Van Der Linden (g)
Janos Bruneel (b)
Stijn Wauters (p)


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

200本近い消臭スプレーのガス抜きを室内で行ったために起こった札幌での爆発事故は大きな被害がでました。どんな理由があるにせよ、そんなことをしたらどうなるかわからないということが理解できません。最近、非常識な行動をとる人が多過ぎるように思います。

注目されていたソフトバンクの株が上場されました。初値が公開価格を下回り、公開直後の値上がりを期待して公募で買った人は、がっかりしていると思います。

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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1180

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com