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1130号
新年号

NO.1130     Ryo Onishi              1/7/2018

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雑貨屋のひとり言

2018年、あけましておめでとうございます。本年も雑貨屋をよろしくお願いします。
年末年始の休みが終わったと思ったら、また三連休です。日本は休日が多いですね。
金曜、土曜日にヨガクラスに参加し、筋肉痛になった体がいつもの週に戻ったことを感じさせてくれます。
今年もシンプルですが健康に過ごすために、21時以降の飲食は避け、姿勢良く歩けるようにシェイプアップを継続していきます。≪R.O≫

 

 年間大予測結果

 2018年が始まりました。新しい年が皆さんにとって良い年でありますようお祈りいたします。

昨年はアメリカでトランプ大統領の就任をはじめ、各国でポピュリズム勢力の台頭の兆しが見え、流動化した年でした。世の中が「一寸先は闇」であることを益々思い知らされました。

毎年恒例の年間大予測について、一年前の新年に記した項目について結果が次のようになりました。この一年間で経済、世相がいかに予想以上に急変したかを改めて語ってくれる気がします。皆さんの予測に対する結果はいかがでしたか?ご確認ください。

(1)日本円・US$の2017年末の値は?(結果:1$US=\112.63、上下5%以内を正解とする)

(2)日本円・ユーロの2017年末の値は?(結果:1ユーロ=¥135.22、上下5%以内を正解とする)

(3)2017年末の東証(日経)平均株価は?(結果:\22,764.94、上下5%以内を正解とする))

(4)2017年末のニューヨーク・ダウ平均株価は?(結果:$24,719.22、上下5%以内を正解とする)

(5)2017年末、NY原油先物相場(WTI)の価格は?(結果:$60.10、上下5%以内を正解とする)

(6)2017年中に日本の内閣総辞職または衆議院解散はあるか?(結果:イエス)

(7)2017年中に日本は国会で憲法改正の発議をするか?(結果:ノー)

(8)2017年中にTPPは関係諸国間で最終合意し、締結するか?(結果:ノー)

(9)2017年末、トランプ大統領の米国民の支持率は?(結果:33%、上下5%以内を正解とする)
(10)2017年中に日本または韓国で日本国首相と韓国大統領との首脳会談が行われるか?( 結果:ノー)

(11)2017年中に尖閣諸島で国有施設建設、公務員常駐、中国との武力衝突のいずれかが起こるか?( 結果:ノー)

(12)2017年中に南シナ海(南沙/西沙諸島ほか)で武力による衝突が発生するか?(結果:ノー)

(13)2017年中にロシアは北方領土の全部、または一部返還を認めるか?(結果:ノー)

(14)2017中に北朝鮮の日本人拉致被害者が1人でも日本へ帰ってくるか?(結果:ノー)

(15)2017年米国はIS(イスラム国)掃討のために地上軍投入するか?(結果:ノー)

(16)2017年中に東京豊洲市場は正式にオープンするか?(結果:ノー)

(17)2017年、日本人(日本国籍保持者)がノーベル賞を受賞するか?(結果:ノー)

(18)2017年中に錦織圭選手はテニス世界四大タイトル個人戦のいずれかで優勝するか?(注:四大タイトルとは:全米オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全豪オープン)(結果: ノー)

(19)2017年、松山秀樹USPGAツアーのいずれかで優勝するか?( 結果:ノー)

(20)2017年度日本プロ野球優勝チームは?(セ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)(結果:広島東洋カープ)

(21)2017年度日本プロ野球優勝チームは?(パ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)(結果:福岡ソフトバンク・ホークス)

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


元日の朝も回転皿で来る

初物の数の子だけどロシヤ産

福袋今年の運を開けてみる

鈍行で生きても歳はちゃんと取り

悠々ですか憂々ですか自適



( ニュースひとりよがり )


「遺言」
球は投げても人生は投げるな −星野仙一

「アンニョンハセヨ」
ハロー、ニーハオのルビが付いている −南北高官会議

「26年来の高値」
大根、白菜もかい −カブ


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(506)「戌年所感」

まずは平成30年(2018年)の頌春(しょうしゅん)を祝い、併せて翁自身はもとより、身近な人たちの健勝、広くは国家・国民の安寧を祈願したい。

さて、今年は『戌年』。ここ数年来、新年の『龍翁余話』には、その年の干支の由来を書いているが、今年もまた『戌年』の由縁を調べて見た。いろいろな説がある。中で気になるのは「戌年の“戌”は草木が枯れる“滅(めつ)”の意味がある」と言う説だ。新年早々、こんな話は縁起が悪いので、別の由来を調べたら「季節の変化を受け入れ(草木が枯れて)休眠し、次の歳月に命の種と力を委ねる」つまり「一時的に休息するも、植物も食物も人間も新しい生命を繋ぐ努力を為せば必ず成る縁起の良い年、故に勤勉・努力を要する年」という説を見つけ安堵した。そこで翁『戌』を揮毫する際、「為せば成る 為さねばならぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」(出羽国・米沢藩第9代藩主・上杉鷹山の精神)を思い出しながら『成』を意識して筆を走らせた(右上)。こじつけだが『戌』と『成』は“同形同義”と(翁は)解釈する。

ところで、『戌』と言えば神社仏閣の入り口の両脇、あるいは本殿・本堂の正面左右などに一対で向き合う『狛犬』を連想する。神社仏閣巡りが好きな翁、これまでに沢山の『狛犬』の写真を撮って来たが、写真整理をしながら見比べると、いずれも似ているようでどこかが違う。つまり、全く同じ『狛犬』は見当たらない。ある文献には「飛鳥時代に(おそらく仏教伝来と同時期に)朝鮮半島から伝わった一対の空想上の獣」とある。翁の想像だが、その時代の人々は、倭国(わこく=我が国)には存在しない、つまり見たことも無い珍獣の像を“ライオン(獅子)”と見立て、(魔除けとして)そのまま神社仏閣の玄関口の左右に配置したのではあるまいか。別の文献によると「飛鳥時代は左右の姿に差異はなかったが、平安時代から次第に“獅子”らしき動物と“犬”らしき動物に形状が変化し、それがいつの間にか(参道入り口から向かって)右側が口を開けた角(つの)無しの“獅子(阿像)”、左側に口を閉じた角有りの“吽像(犬)”が置かれるようになった」とある。“阿(あ)”は口を開いて最初に出す音、“吽(うん)”は口を閉じて出す最後の音、仏教では“阿吽”を宇宙の始まりと終わりを意味する言葉としており、我々の人間社会では、2人の人物が、1つの目標に向かって最初から最後まで共に仲良く行動する様(さま)を“阿吽の呼吸が合った仲”と言う。

『狛犬』について、もう少し調べていたら「飛鳥時代の人は、その異形像(獅子)は日本の犬とも違うので、朝鮮半島の高麗(こうらい=こま)から渡来した犬であることを理由に『高麗犬(こまいぬ)』と呼んだ。飛鳥時代は『獅子』だけ、奈良時代を経て平安時代には『獅子』と『高麗犬(狛犬)』に区別するようになった」とある。なお、『高麗』とは、紀元前1世紀から7世紀後半にかけて現在の中国北部の1部から朝鮮半島北部を支配していた国家『高句麗』(こうくり)の後期の国名。つまり『高句麗』が668年に唐・新羅の連合軍に敗れ、それから250年後の918年に(高句麗王族の子孫)王建が当時の後百済や新羅を滅ぼして建国、朝鮮半島を統一したのが『高麗』である。したがって『高麗』の名は今でも朝鮮半島そのものを表し、英語のKoreaの語源ともなっていると言われている。

余談だが実は翁、『高麗』に興味関心を持つようになったのは、15年ほど前に親友のCさんと埼玉県日高市の高麗神社(こまじんじゃ)に参詣した時からである。主祭神は高句麗王族の血を引く高麗王若光(こまのきしじゃっこう)。若光の渡来年と理由は不明だが、多分、亡命だろう。716年、元正天皇(げんしょうてんのう)の御代、朝廷は朝鮮半島から我が国に亡命して来て武蔵国の各地に分散居住していた高句麗人1800人を現在地(日高市新堀)に移住させ“高麗郡”を設置、若光を初代郡長に任命、高麗神社建立も認めた。昨年が創建1300周年、代々の宮司は若光の末裔だけが務めており、現在の高麗文康(こまふみやす)さん(50歳)は第60代に当たるそうだ。境内の植樹脇に立てられた歴代総理大臣の名や、幾人かの皇族のお名前が印象的だった(歴代総理大臣や皇族の高麗神社参詣の理由は別の機会に)。そう言えば、高麗神社の『狛犬』は、参道の途中に在って“犬”ではなく1対とも(高麗の)“獅子”であったと記憶する。

話を戻そう――今年の『戌年』は(冒頭に述べたように)「一時的に休息するも、植物も食物も人間も新しい生命を繋ぐ努力を為せば必ず成る縁起の良い年、故に勤勉・努力を要する年」であるから、じっくりと腰を据えてエネルギーを蓄え、来るべきチャンスを掴み取ろうではないか、と若い人には言いたいが、翁には、もはや“期待すべきチャンス”も、また、それを掴むほど残された日数(ひかず)も少ないので、(『戌年』の守護神)阿弥陀如来の大慈の光を戴きながら、ただひたすら一日一日を大切(安穏)に過ごす年にしたい・・・と、悟ったようなことを言ってみたいが、実は翁、まだまだやりたいことが沢山ある。その1つが“北陸路への旅”――たまたま“戌の方位”は西北西(西と北西の中間の方角)。東京からだと西北は秩父・前橋・長野・長岡・富山・輪島・金沢・高山などの各地。西は甲府・福井・京都・山陰地方から九州に至る広範囲。その中間の方角を地図で確かめると富山・石川・福井の北陸方面になる。北陸をよく知らない翁、北陸新幹線が2015年3月に開通して以来“北陸行き”の機会を狙っていた。『戌年』の今年が好機か――前述の「期待すべきチャンスも残された日数(ひかず)も少ない」の“弱音”はもうしばらく棚上げして、生きている間は諦めずに1つ1つの可能性に挑戦する努力を重ねて行こう、との思いを新たにする『戌年所感』である・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

今週はお休みです。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

Amazon Prime Musicのお陰で、ジャズアルバムの探し方も変わりました。
レンタルでの探し方に限界を感じていたので画期的なことだと思います。以前から聴いてみたいと思っていたアーティストやアルバムが見つかるのではないかとワクワクしながら探しています。
今回紹介するアルバムはその一つです。スイス人ピアニストのThierry Langの"Serenity"というアルバムです。私の好きなタイプのピアノジャズです。きれいな音でヨーロッパ的な感じのするジャズです。ネットでThierry Langの評価を見ても良い評価ばかりです。日本人はこのタイプのジャズが好きなのでしょうね。
 

"Serenity" Thierry Lang Trio

01-Ellen David
02-Overnight Train
03-Serenity
04-Wandering Words
05-Swiss Mountain Smell
06-Mother
07-Wounds
08-Private Garden
09-Novembre

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

昨年末、孫のパパが帰国したので、ほぼ毎日我が家に来ていた孫たちが来なくなり、二人静かに過ごしています。でも三人の孫は近所に住んでいるのでスーパーなどでよく出会います。これくらいがちょうどいいと思っています。今年はもう一人孫が増えそうですのでまた楽しみができました。

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Zakkaya Weekly No.1130

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com