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1079号

NO.1079     Ryo Onishi              1/15/2017

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雑貨屋のひとり言

週末は大寒波でこの冬一番の寒さになっています。私たちのいる大阪近辺でも氷点下になったくらいですから、相当な寒さだと思います。大雪に見舞われている地域では特に高齢者世帯の家は大変だと思います。温暖化だと言われているのにこの冬は寒さが厳しいですが、夏が猛暑だったので平均気温はまだ高いということなのでしょうか?≪R.O≫

 

 2017年、年間大予測

 前週のこの欄で『2016年、年間大予測』の結果を書きました。今年も年初にあたり、仲間の皆さんと一年後を予測しあうため、次のような『2017年、年間大予測』表を作りました。雑貨屋ウイークリー読者の皆さんもぜひトライしてみてください。私たちの月例勉強会(一期会)で1月はこの大予測をテーマとして取り上げています。

 今年は年初にアメリカのトランプ新大統領による政権がスタートしたり、ヨーロッパ諸国などで難民問題や、ポピュリズム(反グローバリズム)の台頭など、国際情勢に大きな変化が生まれそうです。

また、日本では相変わらず厳しい日中、日韓、日露間の諸問題、自衛隊の南スーダンでの「駆けつけ警護」発生の可能性など、内外に問題多発が予想され、予測しずらい項目が目白押しです。これらから次の21項目を選んで集約してみました。

(1)日本円・US$の2017年末の値は?(上下5%以内を正解とする)

(2)日本円・ユーロの2017年末の値は?(上下5%以内を正解とする)

(3)2017年末の東証(日経)平均株価は?(上下5%以内を正解とする)

(4)2017年末のニューヨーク・ダウ平均株価は?(上下5%以内を正解とする)

(5)2017年末、NY原油先物相場(WTI)の価格は?(上下5%以内を正解とする)

(6)2017年中に日本の内閣総辞職または衆議院解散はあるか?(イエス/ ノー)

(7)2017年中に日本は国会で憲法改正の発議をするか?(イエス/ ノー)

(8)2017年中にTPPは関係諸国間で最終合意し、締結するか?(イエス/ ノー)

(9)2017年末、トランプ大統領の米国民の支持率は?(注:年末に近い米国ギャラップ社調査による。上下5%以内を正解とする)

(10)2017年中に日本または韓国で日本国首相と韓国大統領との首脳会談が行われるか?(イエス/ ノー)

(11)2017年中に尖閣諸島で国有施設建設、公務員常駐、中国との武力衝突のいずれかが起こるか?(イエス/ ノー)

(12)2017年中に南シナ海(南沙/西沙諸島ほか)で武力による衝突が発生するか?(イエス/ ノー)

(13)2017年中にロシアは北方領土の全部、または一部返還を認めるか?(注:返還日さえ決まればよい(イエス/ ノー)

(14)2017年中に北朝鮮の日本人拉致被害者が1人でも日本へ帰るか?
(イエス/ ノー)

(15)2017年米国はIS(イスラム国)掃討のために地上軍投入するか?
(イエス/ ノー)

(16)2017年中に東京・豊洲市場は正式にオープンするか?(イエス/ ノー)

(17)2017年、日本人(日本国籍保持者)がノーベル賞を受賞するか?
(イエス/ ノー)

(18)2017年中に錦織圭選手はテニス世界四大タイトル個人戦のいずれかで優勝するか?(注:四大タイトルとは:全米オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全豪オープン)(イエス/ ノー)

(19)2017年、松山秀樹USPGAツアーのいずれかで優勝するか?
(イエス/ ノー)

(20)2017年度日本プロ野球優勝チームは?(セ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)

(21)2017年度日本プロ野球優勝チームは?(パ・リーグ)(注:同上)

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


九条が顔をしかめる北の核

銃声にアラブの春は冷えたまま

硝煙が匂う国旗の不仕合せ

天災に戦災 文明が脆い

宇宙から見る国境のない地球


( ニュースやぶにらみ )


「トランプ氏と交代」
チェンジもほどほどに −オバマ大統領

「首相、解散は頭にない」
腹にあるな −野党

「保育施設にうるさいの苦情」
日本人もうるさくなったああ −思いやりの心


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(459)「老いて、なお」

先週号に「毛筆やギター演奏が衰えた。それは練習不足が大きな原因だが、年齢(とし)も遠因の1つ・・・メランコリック(気持ちが萎え、憂鬱)な正月になった」と書いたら
同じ世代の友人たち(読者)数人から「普段、豪気な龍翁さんらしくない、珍しく弱気なエッセイだ。龍翁さんの本心は“老いて、なお”ではないのですか?」と(激励の)“喝”を頂戴した。確かに、翁は後期高齢者になっても「俺は、年齢(とし)なんか、気にもしない」と強がりを言っていた。しかし、さすがに八十路を越えると、いやでも“老い”を感じることが多くなって来た。卑近な例はゴルフだ。まず、ボールが飛ばなくなった。体のひねり(肩や腰の動き)が不十分になりヘッドスピード(クラブ・フェースがボールを捉える瞬間の力=インパクト・パワー)が落ちて来たのだ。飛ばなくなった原因をボールのせいにしたり、クラブ(道具)のせいにしたりしているが、本当は体が硬くなり筋力が衰えて、いいスイングが出来なくなっているのだ。それなのに以前、アマチュア・ゴルファーとしてはまあまあだった腕前の残影を引きずり、無理矢理“昔の光”を追い求めようとしてリズムを狂わせ、ドツボにはまる、の繰り返しが昨今の翁のゴルフである。飛距離が落ちただけではない。視力が衰え、パッティングに支障をきたすようになった。グリーンの状態が読みづらく、曲がり具合や速さを考えていると、肩や手の動きがバラバラになってヘッド(パターの先端)が思うように動かない、結果、ボールが(カップに)届かなかったりオーバーしたりしてスコアを崩す。プロの場合は「パット イズ マネー」で、パッティング次第で賞金(順位)が大きく変わる。

毛筆、ギター、ゴルフが下手になったくらいのことは、まだいいとしよう。困るのは日常生活の中での“老化現象”だ。人名・地名・漢字などのド忘れは今に始まったことではないし、出かける時、携帯電話、ハンカチ、ティッシュ、マスク、薬などを忘れることもしばしば。時には「あれ?俺は今、何をしようとしているのかな?」という一時的心因性健忘症(一時的に過去の記憶をなくしたり、部分的に空白になる症状)に陥ることがある。こうなると「俺は、年齢なんか、気にもしない」などと強がりを言うどころか「あれ?ボケの始まりかな?あ〜あ、俺も年齢には勝てなくなったな」と、あっさり“老化”を認めるようになったのだから“やはり、トシなんだよね”と、ようやく現実を受け入れる。

喰って寝て喰って寝ての正月3ガ日だったので体が重くなり、4日の昼、近くの(品川区立)戸越公園へ散歩に出かけた。その公園は戸越銀座商店街((約1.3kmの、東京で一番長い商店街))経由で我が家から20分程度の距離なので恰好の散歩コースだから、時々歩いている。昨年12月初旬にも(同公園の正門脇に植えられている)ヒマラヤザクラを観に行っ
た。その時はかなり寒かったが、この日の園内は新春陽光が降り注いで比較的暖かく、数組の子ども連れが池の鯉やカモに餌を与えていた。ここは江戸時代初期の熊本藩(細川家)の下屋敷だった。池を中心に渓谷や築山、滝などの配置の中を一周する回遊式庭園であり、ウメ・サクラ・シャクナゲ・イチョウなど四季折々の花木が美しい公園として知られている。翁は、池の傍の東屋で休息した後、池を一周して帰路についた。戸越公園と戸越銀座商店街の間(途中)に戸越八幡神社がある。元旦に初詣したが、この日もちょっと参拝に立ち寄った。緩やかな坂を下ると戸越銀座商店街の中央部に出る。途中、ゆっくりとした足取りで坂道を下る老夫婦を追い越した。初詣の帰りだろう、奥さんの左手には鏑矢、右手は足の不自由な(杖をついた)ご主人の左腕を支えながらの歩きだった。「ご主人は俺と同年輩だろうか?俺はまだ、こうして普通に歩くことが出来る。有り難いことだ」と、健康に感謝したり、若干、己惚れたりしながら商店街に出た。

今まで気づかなかったが、商店街に出た所に“百円ショップ”がある。店内がかなり賑わっていたので、翁もふらふらっと入って行った。客の多くは中国人、韓国人だった。最初は何も買う予定はなかったが、彼らの“爆買い”に刺激されて、翁もついつい(台所用品数点を)“衝動買い”した。支払いに待たされてイラついたが、「東京の中心部からこんなに遠い所(江戸を越える地=戸越)まで来てお金を落としてくれる彼らに感謝しなければ」と気を鎮めて順番を待った。“嫌中”“嫌朝”の翁だが、嫌いなのは彼らの国の為政者であって、彼ら(親日派の)国民は歓迎しなければ、と、思いながら・・・

新年早々、レジ袋をぶら下げて歩く様(さま)は、いささか恥ずかしかったが「正月はこれでいいのだ」と妙に割り切って帰りを急いだ。ところが、5,6分歩いたろうか、もう、第二京浜国道に出てもいいはずなのに、商店街の景色がまるで違う。見慣れない景色は、まるで知らない街だ。「あれ?俺はどこを歩いているのだろう?」と、一瞬、慌てた。何のことはない、百円ショップを出て右に行かなければならないのに、左へ出て第二京浜国道とは逆の道を歩いていたのだ。あ〜あ。何という錯覚、新年早々“一時的心因性健忘症”にかかったのだ。このショックは、かなり大きかった。

去年の秋以降の『余話』を読み返してみると、“老い”に関わる文言が多いことに気づく。
“老い”をそれほど深刻に受け止めているわけではないが、何か思うようにいかない時、その原因を(無意識のうちに)“年齢(とし)のせい”にするようになったのだろう。実はそれ自体が“老化現象”なのだ。35年前、『80歳、いまだ青春!』というテレビ番組を作った。翁が取材(インタビュー)した80歳以上の人たちは、本当に青春を謳歌しているような元気いっぱいのお年寄りばかりだった。彼らは一様に「せっかくの人生、これからだよ」と目を輝かせていた。その年齢になっている翁が今インタビューを受けたら、果たして「これからだよ」と言えるだろうか?残り日は少ないが、友人たちから(激励の)“喝”を貰ったことでもあり、気持ちだけは「これからだよ」でいよう、ゴルフもギターも毛筆も諦めずに【老いて、なお】挑戦を続けよう・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

世界を股に駆ける女

最近のニュースで一番興味深かったのがトランプ大統領の当選。米国のメディアも日本のメディアも殆ど外れた。(一部のジャーナリストと私の友人を除き)
先日、トランプに票を入れたというアメリカ人の人と話していてウェンディーデンという女性の名前が出てきた。トランプの娘、イバンカと仲の良い中国人女性だ。調べてみたらすごかった。生まれは中国人民共和国、山東省、済南市。元々の名前はケ文革。
学歴は広州医学院、そしてカリフォルニア州立ノースリッジ大学と書いてある。どこで
どうやって会ったのかカリフォルニア出身の夫婦と知り合い彼ら家に住んでノースリッジ卒業まで学費や生活費の面倒を見てもらったようだ。その後、20歳以上も年が離れたご主人の方と結婚している。その後、間もなく離婚し彼女はイエール大学でMBAを取得する。その後、香港に向かう移動中、米国のメディア王と言われるルパートマードックスに飛行機の中で出会う。その座席が(偶然?)隣で彼女がうっかり?ワインを彼の服にこぼしてしまった事を切欠に親密になり、それから彼の会社の社員そして役員クラスにまで上り詰め結婚。年の差37歳。試験管ベイビーでマードックスの子供を2人作りその子供の名前を元英国の首相ブレアにつけてもらったとか…その後、ブレア氏との不倫が発覚して離婚、今はロシアのプーチンとの密会も噂されているとか…普段、芸能界のニュースやゴシップは、あまり興味が無いけれど、この手の話には興味がある。
それにしても、すごい女性がいたものだ。スパイ映画を地でいっている感じだ。そのお顔を拝見したら、やっぱり筋金入りのタフそうな中国人女性だった。日本の歴代総理の中にもハニートラップにひっかかった方がおられたそうな…親中派、親韓派の政治家の方はくれぐれも甘い誘惑には気を付けて欲しいものだ。自分一人が餌食になるのなら構わないけれど国民に犠牲を払わせるような事は許されない。世界を股にかけるこの女性、生まれは済南市、かつて通州事件に次ぐ日本人虐殺が行われた済南事件の場所でもある。トランプに票を入れたという人から“ Death of Chaina ”をYoutubeで見られるから見たらいい “と言われて見てみた。その映画に関わった人が今回、名前は忘れたがトランプの政治の中枢に入ったと聞いた。トランプの娘の子供のメイドさんは中国人でその子供に今、中国語を教えているとも聞いた。どこまでも、どこの世界にも入り込んでいるのだな〜と華僑パワーには感心する。
何だかいろいろな勢力が入り乱れてトランプ政権は、もうすぐ船出する。いろんな人がいろんな事を言っているけれど、大きな変化のうねりが来ている事には間違いない。
何だか、この勢いに不安よりワクワク感があるのは、この変化がいい方向にいくという予兆なのだろうか…

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

JAZZ名盤.comというサイトがあり、7000のジャズアルバムの情報が掲載されています。曲ごとの評価が数値化されて表示されています。これからアルバムを探す時の参考にしたいと思います。
私の名盤は何度聴いても飽きないアルバムだと思っています。ぼちぼちと名盤リストを作って行こうと思います。名盤リストに載せたいアルバムを紹介します。Helge Lien Trioの"To The Little Radio"です。すべての曲が素晴らしく、これまでのジャズとは一味違う音楽表現で落ち着いて聴ける癒しのピアノジャズです。


"To The Little Radio" Helge Lien Trio

01-Grandfather's Waltz
02-Look For The Silver Lining
03-Chelsea Bridge
04-Little Sunflower
05-Penelope
06-Ida Lupino
07-So In Love
08-Love Song
09-Amapola
10-Sonor
11-To The Little Radio


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

今週は3ヶ月毎の健診で血液と尿の検査があるので、一週間前から禁酒しています。札幌旅行、年末年始にいつもより飲酒量が増えたので、少しでも結果をよく出したいというささやかな努力?をしています。

近所のショッピングモールは昨年ゴールデンウィークにスベらないリニューアルオープンで、新しいお店がたくさん入りましたが、一つの米国系アパレル店が今月で閉店します。日本市場からの撤退方針を受けての閉店ですが、閉店セールで店内にはもうほとんど商品がなくガラーンとしています。


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1079

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com