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1078号

NO.1078     Ryo Onishi              1/8/2017

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雑貨屋のひとり言

年末年始はいろんなイベントがあって参加できなかったヨガクラスですが、久しぶりに参加しました。いつもの講師、いつもの参加者が集まってみなさんとても元気です。
ちょっと筋肉痛になっていますが、これで通常の生活に戻ったような気がします。≪R.O≫

 

 年間大予測結果

 2017年が始まりました。新しい年が皆さんにとって良い年でありますようお祈りいたします。

昨年はイギリスでの国民投票の結果、EU離脱が過半数を占めたり、アメリカの大統領選挙でトランプ氏が当選したり、各国でポピュリズム勢力の台頭の兆しが見え、流動化した年でした。世の中が「一寸先は闇」であることを益々思い知らされました。

毎年恒例の年間大予測について、一年前の新年に記した項目について結果が次のようになりました。この一年間で経済、世相がいかに予想以上に急変したかを改めて語ってくれる気がします。皆さんの予測に対する結果はいかがでしたか?ご確認ください。新年度(2017年)の予測項目については次回のこの欄でお知らせいたします。

(1)日本円・US$の2016年末の値は?(結果:1$US=\116.79、上下5%以内を正解とする)

(2)日本円・ユーロの2016年末の値は?(結果:1ユーロ=¥123.06、上下5%以内を正解とする)

(3)2016年末の東証(日経)平均株価は?(結果:\19,114.37、上下5%以内を正解とする))

(4)2016年末のニューヨーク・ダウ平均株価は?(結果:$19,762.60、上下5%以内を正解とする)

(5)2016年末、NY原油先物相場(WTI)の価格は?(結果:$53.72、上下5%以内を正解とする)

(6)2016年中に日本の内閣総辞職または衆議院解散はあるか?(結果:ノー)

(7)2016年、日本の参議院議員選挙で自民党は単独で過半数をとるか?(結果:ノー、参考:改選56、非改選65、単独過半数122)

(8)2016年、日本の参議院議員選挙で新たに選挙権を付与される18歳、19歳の投票率は?(結果:45.45%、参考内訳:18歳51.17%、19歳39.66%)

(9)2016年中に尖閣諸島で国有施設建設、公務員常駐、中国との武力衝突のいずれかが起こるか?( 結果:ノー)

(10)2016年中に南シナ海(南沙/西沙諸島ほか)で武力による衝突が発生するか?(結果:ノー)

(11)2016年中にTPPは関係諸国間で最終合意し、締結するか?(結果:ノー)

(12)2016年米国大統領選挙の結果勝利したのは?(結果:共和党、)

(13)2016年米国はIS(イスラム国)掃討のために地上軍投入するか?(結果:ノー)

(14)2016年中にロシアのプーチン大統領は来日し、日米首脳会談が行われるか?(結果:イエス、12月15・16日、於山口・東京)

(15)2016年中に北朝鮮の日本人拉致被害者が1人でも日本へ帰るか?(結果:ノー)

(16)2016年リオ・オリンピック、日本選手の金メダル獲得数は?(結果:12個)

(17)2016年リオ・オリンピック、日本選手のメダル獲得(金銀銅)総数は?(結果:41個)

(18)2016年、日本人(日本国籍保持者)がノーベル賞を受賞するか?(結果:イエス、大隅良典博士、生理・医学賞)

(19)2016年中に錦織圭選手はテニス世界四大タイトル個人戦のいずれかで優勝するか?(注:四大タイトルとは:全米オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全豪オープン)(結果: ノー)

(20)2015年、松山秀樹USPGAツアーのいずれかで優勝するか?( 結果:ノー)

(21)2016年度日本プロ野球優勝チームは?(セ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)(結果:広島東洋カープ)

(22)2016年度日本プロ野球優勝チームは?(パ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)(結果:北海道ニッポンハム・ファイターズ)

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


いつか虹掴めと父の肩車

叱ってる母さんの目も濡れていた

風の子に太陽という充電機

子の渾名カツオ ワカメをよしとする

算数は苦手な子だが虫博士


( ニュースやぶにらみ )


「2017年」
ー行列をしているね
ービックリ箱です

「首相、今年も経済最優先」
と言うことは去年と同じだな −街角景気

「東京箱根間」
到る処青山あり −駅伝


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(458)「初春や 氣隆隆の 八十路かな」

ちょっと気張り過ぎの感がある句だが、この正月に幾つかメランコリックな(気が滅入りそうな)場面に出遭い、小林一茶の『めでたさも 中くらいなり おらが春』に似た心境になりそうだったので、『余話』で無理矢理、気持ちを高ぶらせようと考えたのが、この句。それでは、メランコリックな場面とは何だったか、と言うと――

元旦の早朝、シャワーで身を清め、朝日が昇ると同時に “瑞光礼拝(ずいこうれいはい)”を行ない、健康で新年を迎えられたことへの感謝と、この1年の、自分自身と、翁が知る全ての人の健勝を祈り、そのあとベランダに掲げた国旗(日の丸)に黙祷して国家の繁栄を祈願・・・去年と同じことを繰り返すことが出来た安堵と喜びに浸りながら、手作りの雑煮と(大晦日に親友宅から届けられた)お節料理をいただいて近くの戸越八幡神社へ初詣・・・ここまでは、めでたい正月行事だが、この後、めでたさに翳りを落とす心境と状況が生じる。

初詣の後、年賀状に目を通す。現役時代は500通くらい頂戴していた年賀状も、引退して10年も経過すれば当然、激減する。それでもここ数年、約200人との年賀状交換が続いた。しかし、それも今年の年賀状を最後に「80歳の峠を過ぎ、“終活の途”を歩むことになったので、来年以降の年賀状は失礼させていただく」ことにしたので、今年いただいた年賀状を1枚1枚丁寧に拝読しながら、送ってくれた人(お一人お一人)に心の中で感謝とお詫びを申し上げた。正直なところ、自分で(高齢を理由に)“賀状を終了させていただく欠礼の段”を申し入れしておきながら、何となく、世の中から遠ざかってしまいそうで、『めでたさも 中くらいなり』という(いささか)寂寞な心情に陥る。

2日は書初め。“今年の言葉”は前号の『余話』にも書いた【新春天地 瑞光中 四海洋洋 旭日紅 万事囘来 風物改 汪然立志 氣隆隆】(タイトルの句の“氣隆隆”は、ここから拝借)・・・雅号と雅号印(落款印)を持っているくせに(普段、習字鍛錬を怠っているので)段々と筆力が衰えて行く。但し、書初めは長年の習慣で部屋に飾るだけの(自己満足の)ものだからそれでいいが、以前、時々、人様に頼まれていた揮毫は、近年はお断りしている。気位の高い(見栄っ張りの)翁、我が筆力の衰えを曝したくないのだ。筆を走らせながら“何でこんなに下手になったのだろう”と情けなくなる。書初めの“氣隆隆”と自分の気持ちが一致しない。ここでも『めでたさも 中くらいなり』の心境だ。

3日の朝11時から2時間、BS朝日の『熱唱!昭和フォーク4  あの素晴しい愛をもう一度』
(再放送)を視た。“フォーク4”だから以前に1・2・3があったのだろうが翁は知らない。堀内孝雄、高山 巌、杉田二郎、ばんばひろふみ、因幡 晃の、いわゆるフォークのレジェンド歌手5人による歌と息の合った軽妙なトークで、なかなか見応えがあった。5人による選曲と視聴者からのリクエストで『あの素晴らしい愛をもう一度』、『サボテンの花』、『好きにならずにいられない』、『見上げてごらん夜の星を』、『出発(たびだち)の歌』、『若者たち』など、いずれも懐かしい歌ばかりで昭和の時代を蘇らせた2時間だった。

正直に言うと翁は、フォークソングはそれほど身近ではなかった。フォークソングとは、元来は民謡や民族音楽のことで、翁が小学6年生頃から(ギターやアコーデオンで)演奏していた“世界の民謡”、“労働讃歌”など、いわゆる『青年歌集』の範疇なら翁も好きだが、次第に極端なプロテストソング(反戦歌、反体制歌などの左翼思想歌)に変わって行った頃から翁はフォークソングから離れて行った。それでも、その時代、時代を物語る歌は何となく耳に残っている。だから『熱唱!昭和フォーク4  あの素晴しい愛をもう一度』の2時間を楽しむことが出来た。ところが――

レジェンド歌手たちの歌声は(もはや)聴き入るほどのものではなかったが、ギター演奏が上手いのには驚いた。フォークソングのギターは、アコースティックギター(生ギター、クラシックギターとも呼ばれる一般的なギター)が主であるが、時にはエレクトリック・ギター(エレキ・ギター)を使うこともある。翁は小学4年生の時からクラシックギターと、アコーデオンを教わり、6年生頃から前述の『青年歌集』や流行歌を演奏していた。特にギターは、弦を押さえる左指(親指を除く4指)の先(てっぺん)がカチカチになるほど練習した。弦を弾く右指も、多少は固くなる。そうなると、いい音を奏でることが出来る。レジェンド歌手たちの見事な演奏に刺激されて、翁も(部屋の隅っこに置いていた)ギターを取り出した。翁の得意曲『二つのギター』『汚れなき悪戯』、『ドナウ川のさざ波』、『ラ・クンパルシータ』などを弾いて正月を楽しもうと、調弦して小手調べに古賀政男の『影を慕いて』を弾いてみたら、愕然!指が動かない、おまけに(指先が柔らかくなって弦を押さえる力が弱いので)いい音が出ない。『影を・・・』を弾き終わらないうちに指が痛くなった。“あ〜あ”、大きなため息をつきながらギターをケースに仕舞う時の寂しさ、悔しさ・・・これでは『めでたさも 中くらい(以下に)なり おらが春』だ。

“毛筆”や“ギター演奏”の衰えは、練習不足によることが大きな原因だが、年齢(とし)も遠因の1つだろう。ほとんど毎週ゴルフに行っているのに高齢化とともに飛距離もスコアも落ちて来た。ましてや、筆箱やギターケースが埃をかぶっているようでは“衰え”も当然、と分かっていても、ショックは大きい。しかし、メランコリックに陥ってばかりいては、せっかくの余生も詰まらないものになってしまう。ならば“80歳の再起”を目指そうとばかりに書初めの短冊【新春天地 瑞光中・・・汪然立志 氣隆隆】としばらく睨めっこ。あがきにも似た鼓舞だが、ようやくモチベーション(やる気)を高めた結果の句が『初春や 氣隆隆の 八十路かな』である・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

2017年、元旦の梅

昨年のクリスマスから元旦にかけて雨が降って寒くなった。今日は何だか底冷えがすると思ったら、仕事に行く途中の道で遠くに見える山々が雪を被って白くなっているのが見えた。昔は、あのあたりの山々を度々登った。今は、なかなか行くチャンスがなく益々その山が遥か遠くに見える。ユタにいる友人は先日雪が40センチ積もってまた雪掻きをしないとならないと嘆いていた。ここLAは寒くても雪が降るほど寒くはならないけれど気温の差が激しい。朝、エンジンをかけて車のワイパーを付けるとウィンドウの端に霙が出来るくらい寒い時もある。かと思うと突然、小春日和のような温かさになり、いきなりタンクトップと短パンを履いている人を見かけたりする。2017年の元旦はすっきり晴れて青空が見えるといいと思っていたけれど期待は裏切られた。2016年の大晦日の日は夕方頃からシトシト雨が降りはじめ明け方近くまで降っていた。元旦は雨が上がったもののうす曇りで弱い薄日が差していた。そんな中ふと庭を見ると赤いものが見えた。良く見ると梅の蕾が開いて鮮やかなピンク色の花がいくつか咲き始めていた。モノトーンの景色の中にポッと灯りが付いたような感じだった。元旦に咲いた梅の花を見ながら自然の営みの不思議さにいつまでも見入ってしまった。桜もいいけれど梅の花もなかなか味わいがあっていい。梅はバラ科の桜属、梅が満開になるといい香りがする。2月になると家から歩いて行ける羽根木公園では毎年梅祭りが行われる。父と祖父の眠る生越も梅の花が満開になる頃、梅祭りで賑やかになる。
写真上:梅の花

 

 

 

写真下:雪山

梅の花と言えば私が好きな湯葉と豆腐の懐石料理のお店の名前も梅の花。
季節毎に旬の素材を付け加えたお料理が出てくる。見ても食べても楽しませてくれる。
その上、ヘルシーなのだから米国のベジタリアンの人が行ったら、さぞかし感動し喜ぶに違いない。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

AmazonのPrimeミュージックでジャズアルバムを探していたら"脳を活性化するジャズ"というコーナーがありました。メロディーが心地よく脳を刺激すると書いてありました。そう思って聴くとそうかなと思います。以前このコーナーで紹介したアルバムの曲も何曲か含まれていました。今回はこの脳を活性化するジャズの中からアルバムを選びました。Brad Mehldauの"Day Is Done"というアルバムのなかの"Granada"です。脳を活性化できるならどんどん聴いてみようと思います。


"Day Is Done" Brad Mehldau

01-Knives Out
02-Alfie
03-Martha My Dear
04-Day Is Done
05-Artis
06-Turtle Town
07-She's Leaving Home
08-Granada
09-Fifty Ways To Leave Your Lover
10-No Moon


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

 

編集後記

100円ショップは人気があります。最近はなにか必要なものがあるととりあえず100円ショップに行って探すことが多くなりました。100円ですが中にはお値打ちの商品があります。2〜3年前に買った鍋の吹きこぼれを防止するグッズは優れもので重宝しています。アイデア商品で構造が簡単なのでコストパフォーマンスがよく、売る方も買う方もうれしい商品だと思います。100円ショップをこれからも賢く利用したいものです。

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1078

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com