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1029号

 

NO.1029        Ryo Onishi              1/31/2016

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雑貨屋のひとり言

先週は西日本の各地で軒並み氷点下の気温となりました。久しぶりに寒いと感じた週でした。南の島に雪が降るという珍事もあり、島の人たちはさぞかし驚いたでしょうね。明日から2月です。まだしばらくは寒さが続きますので寒さとうまく付き合っていきましょう。
そんな寒さを吹き飛ばす嬉しい出来事がありました。日本人力士、琴奨菊の優勝はこれからの相撲をさらに面白くしてくれると期待しています。≪R.O≫

 

て に を は

 俳句の表現について、こんな話を聞いた事があります。

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 俳句の宗匠(師匠)と弟子たちが初夏のある日、旅先で一軒の農家に世話になった時のこと、夕方、その農家の主婦が米をといでいると、目の前の田んぼを蛍が飛んでいる風景に出会いました。

 早速、弟子の一人がその情景を俳句にしました。
 ――― 米あらう 前に蛍が 二つ三つ ―――

 その句をみた兄弟子が言いました。
「お前の句には蛍の動きが感じられない。『前に蛍が...』よりは『前へ蛍が...』の方が良いと思うが・・」 そしてその句を次のように直しました。
 ――― 米あらう 前へ蛍が 二つ三つ ―――

 それを聞いた宗匠が言いました。「さすがは兄弟子だ。良い句になった。しかし、まだそれでは不充分だ。そこは『前を蛍が...』にした方が良いだろう」そして次のように直しました。
 ――― 米あらう 前を蛍が 二つ三つ ―――

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 『前に蛍が...』の場合は、ただ蛍がそこにいるというだけの情景で動きが感じられないのに対し、『前へ蛍が...』とすることにより蛍の動きを表現できます。ところが『前へ蛍が』だけではまだ蛍が飛び交う情景は浮かんできません。『前を蛍が』として始めて蛍が、目の前を縦横に飛び交うさまが表現されます。宗匠は、基本的な『てにをは』の使い方を弟子たちに教えたのでした。

 日本語の場合(外国語もそうかもしれませんが)、『てにをは』の使い方ひとつで言葉の意味・内容、が微妙に変ってしまいます。まさに『てにをは』おそるべしと言えましょう。
(【注】:てにをは=@助詞の通称。また、助詞・助動詞・活用語の語尾・接尾語などの総称。Aことばづかい。B話のつじつま。【講談社、国語辞典】)

 また『てにをは』だけに限らず、ひと文字の書き違い、ミスタイプでとんでもない事態になる場合もあり、こちらの方は格好のジョークのネタになります。こんな間違いを集めたジョーク、小話も多いようです。

 インターネット上に紹介されている他人様のそんなジョーク、小話をいくつかご紹介しましょう。

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(1)夫婦ゲンカのとき、父が母に「バカモノ!」と言うのを、間違って、「バケモノ!」と怒鳴ってしまった。ケンカはさらにひどくなった。

(2)先日、父は、男にフラれて落ち込んでいた姉をなぐさめようとして、「おまえ、人間は顔じゃないぞ」と言うところを、「おまえの顔は人間じゃないぞ」と言ってしまった。

(3)近所のおばさん達のおしゃべりを聞いてしまった。多分『ポリープ』の話題だと思うのだが・・・・
「昨日お医者で調べてもらったら喉に『クリープ』ができているらしいの」
「あら、奥さんそれを言うなら 『クレープ』 でしょ」

(4)私の姉はお見合いの席で 「ご趣味は?」 と聞かれ、「はい、お琴を少々」と上品に答えるつもりが、「はい、男を少々」と言ってしまった。

(5)私の姉は渋い男性が好みで、特に“怒れる男”に興味があるという。ある時、姉は間違えて「私は“いかれた男”が大好き」と言ってしまった。

(6)私の父は何かというと「贅沢は敵だ!」という。ところが先日、うっかり間違って「贅沢は素敵だ!」と言ってしまった。

(7)家族揃って夕食をとっているとき、何かの拍子に怒った父が、「誰のおかげでメシが食えると思ってるんだ」と言おうとして、「誰のためにメシ食ってんだ!」と怒鳴った。そこで私と姉は「自分のためだよ」と答えた。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


豆腐屋のラッパ昭和を売りに来る

跡継ぎがない豆腐屋の寒い朝

嫌煙権なんてマッチは言わなんだ

裕次郎そして私も若かった

自分史の挿絵にD51の雄姿


( ニュースやぶにらみ )


「マイナス金利」

銀行にお金を預けると利息を取られますよ −詐欺電話

「甘利大臣の疑惑」

謝礼はしょうがないよ −教科書会社

「琴奨菊優勝」

感激した −君が代

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(410)「2月の諸事」

4年に1度、閏年(うるうどし、じゅんねん)がやって来る。今年がその年。平年の2月は28日で終わるが閏年は1日追加されて29日まである。これを閏日(うるうび、じゅんじつ)と言うそうだ。閏年や閏日を説明するには太陽暦(ユリウス暦、グレゴリオ暦など)を解説しなければならないだろうが、それは翁が全く手も足も出ないジャンルだからご容赦いただくとして、ふと、2月29日生まれの人の誕生日祝いは4年に1度だろうかと、小学生並みの疑問を抱いたので早速、調べて見たところ「年齢計算ニ関スル法律」(1902年、明治35年に出来た法律、現在も運用)には「2月29日生まれの者は平年・閏年を問わず、2月28日午後12時をもって加齢されるので(平年では)3月1日生まれの者と同じである。但し、戸籍上は、あくまでも2月29日生まれとする」と規定されている。したがって29日生まれの人の誕生日は(平年は)3月1日、ということになる。

ところで2月はご承知のように別名“如月(きさらぎ)”と言う。これは中国の2月の別称だが、日本の2月はまだ寒さが残っているので“衣を更に重ねて着る”ことから“衣更着(きさらぎ)”また、もう直ぐ春が来て草木が生え始める月なので”生更木(きさらぎ)とする説などがある。翁は“衣更着”が好きだ。芭蕉の俳句に【はだかには まだ衣更着の あらしかな】((春とは言え)裸でいるにはまだ寒く、衣を着た上に更に着なければならない、そんな如月の嵐よ)というのがある。今の時季にピッタリの句だ。

さて、2月は日数が少ないわりに行事が沢山ある。1日は『テレビ放送記念日』――1953年(昭和28年)2月1日午後2時、東京・内幸町のNHKから「JOAK−TV,こちらはNHK東京テレビジョンであります」の第一声が放送された。3日は『節分』――翁も人並みに「鬼は外、福は内」と小声で呟いて豆撒きをしたり、恵方巻をほおばったりする。ご承知のように、恵方巻とは恵方(歳神がおられる方位)に向いて食べる太巻き(巻きずし)のことだが、その習慣は1998年(平成10年)にセブンイレブンが発売したのが始まり、と言うから、商魂に乗せられて、と思うと、ちょっと癪に障るが、恵方巻は美味い。

7日は『北方領土の日』――これまでに『余話』で何回か“北方領土問題”を取り上げたので、ここでは詳細を語ることは控え、ポイントだけをおさらいしておこう。政府は1980年(昭和55年)に2月7日を『北方領土の日』と定めた。それは、1855年(安政元年)2月7日に江戸幕府と帝政ロシアとの間で“日ロ和親条約(日ロ通好条約)”が締結された日にちなんで決められたもの。この条約によって、択捉(えとろふ)・国後(くなしり)・色丹(しこたん)・歯舞(はぼまい)群島は“我が国固有の領土である”ことが国際法上も認知された。しかし、1945年(昭和20年)8月、ロシア(当時ソ連)は“日ソ不可侵条約”を一方的に破棄して北方に武力侵攻、4島を不法占拠した。故に翁はロシア政府を“ロスケのドロボー猫”と呼んでいる。それから71年、この地に移住したロシア人はすでに3世の時代になり、約2万人(軍関係者を含む)が居住している。北方領土を平和的に返還させるには、どのような解決策があるか、日本政府の長年の重大課題だが、いまだにその糸口さえ見つからない。いい知恵はないか?(北朝鮮の拉致問題と同様)政府の辛抱強い交渉と全国民が諦めることなく(大声で)“返還”を叫び続けることが肝要であろう。

11日は『建国記念日』――明治政府は1873年(明治6年)に2月11日を建国の日として『紀元節』と定めた。『紀元節』は(古事記や日本書紀に基づき)日本初代天皇・神武天皇ご即位の日をもって定めた祝日とされている。終戦後『紀元節』は廃止、1967年(昭和42年)に政府は2月11日を『建国記念の日』と定め国民の祝日とした。その年の2月11日、翁、高千穂峰の“天孫降臨之碑”参詣の折り、眼下に広がる樹氷林の神秘に魅せられ1句詠んだ【高千穂に 日本心(やまとごころ)をたづぬれば 樹氷こたへし 天をみるべし】(高千穂峰に立って、日本精神とは何かを考えた。“天を仰げ、天が答えを出してくれる”眼下の樹氷林からそんな声が聞こえてくるようだった)・・・このことは2013年2月10日配信の『龍翁余話』(265)「紀元節の思い出・高千穂峰」に書いた。

2月22日は『竹島の日』――竹島は、日本海の南西部に位置する岩石で出来た島。本来は人の住める環境ではなく無人島であるが、1953年(昭和28年)以降、韓国が武力行使によって不法占拠、韓国の警官や兵士が入れ替わり常駐し実効支配を継続している。当然、日本政府は韓国に対して強烈に抗議し“返還”を求め続けているが、韓国は一向に耳を貸そうとしない。規模こそ異なるが“やり口”は北方領土を不法占拠している“ロスケ”と同じ“ドロボー猫”だ。本来『竹島』は、1905年(明治38年)2月22日に島根県隠岐郡隠岐の島の所属所管であることを国内外に告知、それから100年目の2005年(平成17年)に島根県議会は2月22日を『竹島の日』と定めた。改めてこう書き並べてみると、日本の周辺には韓・露の“ドロボー猫群団”、北朝鮮の“人さらい(野盗)群団”、それに中国の“ドブネズミ群団”が、舌なめずりしながら“日本の隙間“を窺っている。「戦略的互恵関係の構築」も結構だが、そんな平和的、紳士的”外交辞令“を発してばかりはいられない。彼らは、いつ、どんな仕掛けをして来るか。そこでチラッと、日本の防衛力強化について吼えたくなるのだが、今号はテーマが違うので、それはいずれかの機会に・・・

『2月の諸事』――ほかにも楽しい行事は沢山ある。秋田県や新潟県の『かまくら』、秋田県の『なまはげ紫灯まつり』(いずれも2月中旬)、スポーツでは『別府大分毎日マラソン』
(7日)、『プロ野球オープン戦開幕』(20日〜3月21日)、『スーパーラグビー』(26日)、
『Jリーグスーパーカップサッカー』(27日〜)、『東京マラソン』(28日)など・・・実は翁、2月のスポーツは、いずれも縁が遠いものばかりだが『別大毎日マラソン』だけは楽しみにしている(猿の高崎山がTVに映るかも)・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

2月のスパイス フェンネル

先週の土曜日に訪れたファーマーズマーケットで新鮮なフェンネルを見かけた。フェンネルはセリ科に属するのでセロリにも似たような匂いをもつ。今頃、パロスバーデスのハイキングトレイルを歩くと緑の葉っぱを見かける。地中に埋まっている根の方を今の時期に採取して葉と一緒に魚料理に使うらしい。そのまま、ほっておくとグングン伸びて夏には黄色い花をつける。そして秋には2メートルぐらいに成長して枯れて種を付ける。茎がまだ緑のものは、ちょっと早いので乾燥して茶色になっている茎の方から種を取るといい。種を口に入れて噛んでみると、生薬のような独特な甘い香りが広がる。そう言えば日本の胃腸薬の中の成分にも、このスパイスが使われているものもある。料理には使った事がなくても昔から薬として馴染んでいて、大半の人が知らない間に摂取した経験のあるスパイスなのだろうと思う。
和名はウイキョウ((茴香)中国のブレンドスパイス5香粉の中にも入っているスパイスの一つだ。インド料理の店に行くと食後の消化促進と口臭消しとして、このフェンネルがテーブルの上に置いてあるのをよく見かける。
スパイスに使う植物の部位というと花、葉、茎、根、種、実、花そして樹皮から採れるものだが、このフェンネルは花、葉、茎、根、種と全てが其々使える。ところで子供の頃に初めて西洋野菜のセロリを食べた時の印象は今でも強烈に残っている。あの独特の香りに閉口した事、美味しいとはとても思えなかった。子供の頃に食べたものや匂いの記憶は、かなり幼少の頃まではっきりと記憶に残っているものだ。セロリも強烈だったがフェンネルは、もっと個性的なアクがあって食べた瞬間Xだった。フェンネルの初体験は数年前サンタフェ近くの山に住んでいた友人が料理に出してくれた。確か何か肉料理と一緒に炒めて出してくれた中にフェンネルの根をスライスしたものが入っていた。あまりにも、その強烈な匂いで何の肉料理を食べたのかも記憶が飛んでしまっている。普段は滅多に残さずに食べるのにフェンネルだけは、お皿の端に押しのけた。とにもかくにも、あのフェンネルの匂いがきつくて食欲が失せてしまうくらいだった。それ以来フェンネルは食べたことがない。もしかしたらセロリのように、また食べるチャンスがあったら今度はそんなに違和感がないかもしれないけれど、今のところは、どうしても自分からは手が伸びない。先日、サーモンとライムとこのフェンネルの葉と根のスライスしたものをホイル焼きしてヨーグルトで料理しているのを見た。スパイスと素材の相性と料理の仕方で味は劇的に変わるものだ。いつか、またフェンネル料理に挑戦してみたくなる日が来るかもしれない。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

 

 

 

   

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

夜もジャズを聴きながら寝ることにしています。スローテンポのジャズを選び、ボリュームはかなり低めにして聴きますが、心地よい音がリラックス効果を高めてくれます。私は寝つきが良いので短くタイマーをセットしています。
寝る前に聴くためにアルバムを探したのではありませんが、たまにはバイオリンを聴いてみたくなりました。これまで何度か紹介している寺井尚子のバイオリンです。
寺井尚子カルテットによるクラシックから映画音楽まで多彩なジャンルが選曲されたアルバムは味わい深い音色で聴けます。


"Limelight" 寺井尚子

01. Prelude in E minor
02. Chaconne
03. Love Theme from The Godfather
04. El Choclo
05. Terry's Theme〜Smile
06. Pictures At An Exhibition
07. Merry-Go-Round
08. Somewhere from “West Side Story”
09. Sing, Sing, Sing
10. Ave Maria
11. Travel In Dream
12. Summer Fantasy

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

先々週、大阪のルクアを見て廻っていたとき、ある店の店員と世間話をしました。神戸に住んでいるその方のおじがアマチュア無線をしているとのことで 私もかつてやっていたというと、電話してあげてくださいといってコールサインと名前を書いたメモをくれました。でも電話番号はありませんでした。彼は同じアマチュア無線家同士だから連絡は簡単にとれると思ったのかもしれません。WEBでコールサインを検索したら生年月日や開局年月日などが出てきて、意外とわかるんだと感心しました。
試しに自分のコールサイン(JA3PJM)で検索してみたら、カナダでアマチュア無線をやっていたときのコールサインと住所が載っているリストを見つけました。つぎにカナダのときにライセンスされたコールサイン(VE3/JA3PJM)で検索してみたらデンマークのアマチュア無線局のonlineログ(業務日誌)に1989年11月に私と交信した記録が載っていました。26年以上も前の記録が出てくるなんて驚きです。あらためてWEBでいろんなことが調べられることがわかりました。
《R.O.》


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1029

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com