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1013号
 

NO.1013        Ryo Onishi              10/11/2015

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雑貨屋のひとり言

昨日から私が住んでいるところの住民を対象にパソコン教室を始めました。先日、住民同士の交流を図るために、コミュニティーが発足され、その活動の一環として始めたものです。住民の高齢化が進んできているのでこういうコミュニティーで交流できるのは大変有意義だと思います。
私が予想していた通り、パソコン未経験だがぜひやってみたい方や、数日前に買ったスマホについて質問される方などが参加され、井戸端会議のような感じであっという間に時間が過ぎました。とりあえず、毎週土曜日に開催するのですが、どんなことをやりたいのか聞きながら対応していきたいと思います。
20年前にJERCの会員を対象にインターネットクラスを始めた時のことを思い出しました。≪R.O≫

 

引退日本人H氏の旅(5)アメリカ人とガレージ・セール

アメリカ全土とはいわないまでも、かなり長距離をドライブし、土地の人々と接しようと努めたH氏が旅の先々の住宅地で、ガレージ・セールとか、ガーデン・セールと称し、日用雑貨品などを販売しているのをしばしば目にしたそうです。

この種のセールはアメリカでは一般的に普及しており、家庭で不要になった日用品や家具など、中には子どもの成長に伴いサイズの合わなくなったものなどを自宅(またはご近所共同で)の車庫や前庭に並べ、超安価で誰にでも販売します。私の調べた資料によると、これは1970年代のアメリカで、リサイクル運動の一つとして盛んになったものだそうです。

ガレージ(車庫)に商品を並べるのを「ガレージ・セール」と称し、前庭(ガーデン)、中庭(ヤード)、で行うのをそれぞれ「ガーデン・セール」、「ヤード・セール」と称しているようです。このほかに「ムービング・セール」、「エステート・セール」などと称して処分販売をしていることもあります。「ムービング・セール」は引越し時の不要品の処分のためのセールです。

「エステート・セール」は上記のセールとは若干異なります。ガレージ・セールみたいに気軽なものではなく、家自体を開放してあらゆる物を売りに出したりします。いうなれば「遺品セール」。つまり亡くなった人の所有品を処理するためのセールなどです。遺産管理人または遺族がその人の住まいを開放して開くもので、制限がない限り誰が訪ねて行っても構わないことになっています。一方、エステート・セールはガレージ・セールよりも値段は高いものの、アンティークに近いものや珍しい家具などが売られていたりしています。

さて、H氏は彼が目にしたこれら個人家庭でのセールについて面白い感想をのべていました。彼によると、超合理主義、実利主義を重視するアメリカ的発想での、リサイクル運動としてこの種のセールはよく理解できる。しかし、自宅の車庫や庭を一般に公開し、昨日まで使用していたであろう生活用品(衣類などプライベート品も含む)を展示し、時には家の中まで他人を入れて見せている。H氏はあるセールでは寝室まで出入り自由となって、中の品物を売っていたのに遭遇したそうです。「こちらの人はプライバシーについて神経質だと聞いてきたが、いったい、どういうことなのだろうか?」というのです。

私としてもこのH氏の疑問に対し、何らか答えなければならず、苦し紛れに次のように解説しました。H氏には充分理解できなかったようでした。どなたか彼を納得させられる適切な解答をお持ちの方がいらしたらご教示ください。

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《私の解説》:アメリカ人といっても多種多様で一律に論じることは出来ませんが、一般論としては日本人にくらべ、アメリカ人はプライバシーを護ろうとする意識が高いといえます。プライバシーとは、私生活や個人の秘密のことで、それが他人から干渉・侵害を受けないよう護ることを「プライバシーを護る」といいます。

一般に日本人の意識に中では、森羅万象すべての八百万(やおよろず)に神が宿り、どんな些細なものでもいったん手にしたモノに対し、何か縁(えにし)を感じ、自分の分身のように思えたりするものです。一般的なアメリカではモノはモノであり、八百万(やおよろず)でもなければ分身でもありません。人とモノとの区別が明確なので、人に対するプライバシーは重視してもモノに対するプライバシーという概念は希薄なのかもしれません。モノに対する思い入れがあったとしても、より合理性に重点を置いているのではないでしょうか。
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余談ですが、最近、日本でも「ガレージ・セール」や「蚤の市」など、似たようなセールが流行し始めているようです。日米のセールのシステムの違いがあり、単純に比較が出来ませんが、私の体験と見聞からすると、日米のセールの価格設定に大きな違いがあるようです。

日本のセールでは、「私の大切な思い出の品」といった感傷が先立ち、「思い入れ」の値段まで含めた価格設定になりがちのようです。アメリカのガレージ・セールや、ガーデン・セールでは本来の市場(中古)価格の5%、10%でなどというものがざらです。背広やズボンは10ドル内外、玩具や調度品などが50セントなどという場合もあります。中には料金は買手が決めるというケースもあります。ただし、最近、この種のセールをビジネスにしている業者がいるようで、この場合は注意が必要です。
河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


年金の元は取るぞと万歩計

趣味多忙祖母が一番元気です

生きてます元気です酒旨いです

今でしょと伸びた寿命がけしかける

長老の知恵パソコンが聞きに来る


( ニュースやぶにらみ )


「ノーベル物理学賞受賞」

ニュートリノの重さを実感しました −梶田博士

「将来有望」

うちの子は土いじりが好きで −教育ママ

「残念ノーベル文学賞」

今年は医学 物理学の本をー読書の秋


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

 

龍翁余話

龍翁余話(396)「続・高齢者詐欺〜“その手に乗るな!”」

“たまたま”(偶然)というものは、あるものだ。先週号『龍翁余話』(395)「増え続ける高齢者詐欺被害」を(10月4日に)配信したところ、翁がかつて奉職していた東京工学院専門学校(東京都小金井市)の現校長・亀田俊夫先生から「『龍翁余話』を拝読、高齢者の詐欺被害状況がとても参考になりました。ところで(たまたまですが)10月7日に小金井警察署主催の“地域安全運動・市民の集い”が、武蔵小金井駅前の宮地楽器ホール(旧市民交流センター)で行われますが、そのイベントで(小金井警察署の依頼による)わが校演劇科学生の“高齢者詐欺被害防止”の寸劇を公演します。よろしかったら、久しぶりに本校演劇科の学生たちの芝居を観にいらっしゃいませんか」とのお誘いを受けた。

少し解説――何故、工学系の学校に“演劇科”か――これまでにも『余話』で、翁が映像制作(プロダクション経営)と専門学校の教員の二足の草鞋を履いていたことを何回か書いたことがある。その専門学校とは東京工学院専門学校のこと。1956年(昭和34年)に名古屋の名城大学付属「東京テレビ技術学校」として創立、(今年で)56年の歴史を有する由緒ある学校。今から40年前、翁、当時の理事長田中健児先生(現会長)から“芸術学部”新設の要請を受けた。そんな大事業を翁が1人で出来るわけはない。そこで翁の仕事関係(放送・映画・音響・音楽・演劇)の仲間たちの協力を得て立ち上げ1975年(昭和50年)にスタートさせた。翁が教師として在籍したのはわずか8年、その頃、本部校舎は代々木にあったが1991年(平成3年)現在の小金井市に白亜のモダン校舎が完成、移転、工学系は専門課程の2年制と大学課程の4年制、芸術系は専門課程の2年制で今も脈々と歴史を積み重ねていることに(翁)言い知れぬ感慨を覚える。しかも(たまたま)当校演劇科の学生が、(つい数日前に)翁が吼えた“高齢者詐欺被害防止”と同じテーマの寸劇をタイミングよく公演するということに何か因縁めいたものを感じて嬉しかった。なお、当演劇科から現在、第1線で活躍している俳優の哀川 翔(あいかわ・しょう)や鷲生 功(わしゅう いさお=無名塾)その他、かなりの数の俳優やタレントが巣立っている。

さて、本論に入る――前号で述べた通り“高齢者詐欺被害”は年々増え続けている。ここ小金井警察署管内(小金井市・国分寺市)でも同様に深刻な地域社会問題となっている。同署の資料によると、ひったくりや空き巣事件は、ここ2,3年減少傾向にあるが“振り込め詐欺”だけは増加している(具体的な数字は省略)。“振り込め詐欺”とは(前号でも説明したが)、いわゆる“オレオレ詐欺”、“架空請求詐欺”、“融資保証金詐欺”、“還付金詐欺”などの総称。小金井警察署管内で起きた“振り込め詐欺”の被害者の年齢別・性別を見ると(平成25年度)60代17%、70代46%、80代33%、つまり70代、80代の、いわゆる後期高齢者の被害が約80%近くを占めている。そして性別を見ると、男性26%に対し、女性は約3倍の74%、女性高齢者がいかに騙されやすいか、と言うことになる。
“高齢者が詐欺被害に遭わないためには、どんなことに気をつければいいか”を演劇科の学生たちが実に分かりやすく具体的なストーリーで「その手に乗るな」の寸劇を演じた。それを文章にすると、まず『オレオレ詐欺』とは――子どもや孫、親族、あるいは警察官のふりをして現金を振り込ませる詐欺のことで、子どもや孫、親戚のふりをする手口は、まず「携帯電話の番号が変わった」などと電話をかけてくる。翌日、「友人の保証人になってしまって困っている。○○○万円振り込んでくれ」、「会社のお金を使い込んでしまった。
今日中に会社にお金を入れないとクビになるだけでなく、告訴されるかもしれないので、至急、○○○万円を振り込んでくれ」などと情に訴え、現金を振り込ませたり、友人や会社関係者と名乗る者が自宅までやって来て現金を受け取る。また、警察官などになりすます手口は、「あなたの口座からお金が(不正に)下ろされている」とか「あなたのキャッシュカード(番号)が事件に使われた。それらの事件を解決するために、あなたのキャッシュカードが必要になる」などと電話をかけ、銀行協会職員と名乗るニセ者が、キャッシュカードを受け取りに行く。

『架空請求詐欺』とは――「サイト利用料金が未納」、「契約不履行につき、裁判所にあなたに対する訴状が提出された」などと架空(ウソ)の話をメールやハガキで告知し、現金を請求して振り込ませる。『融資保険金詐欺』とは――「お金を融資する」といったメールやハガキを送り付け、融資を受けるための保証金などの名目で現金を振り込ませる。『還付金等詐欺』とは――社会保険事務所や自治体職員、税務署職員などのふりをして「医療費、
保険料、税金が還付されます。還付期限が間近ですから、早く処理しないとせっかくの還付金がもどらなくなりますから、すぐにATM(現金自動受け払い機)の場所に行って、そこから(いま、申し上げる私の電話番号へ)電話してください」と言葉巧みに誘導する。被害者がATMの所へ行って電話すると、「私の指示通りにATMを操作して下さい」本人(被害者)が気が付かない間に、相当のお金が他人(犯人)の口座に振り込まれる・・・

演劇科の学生が演じた「その手に乗るな」の寸劇を、大勢の観衆(ほとんどが小金井市・国分寺市の市民)は、笑ったり拍手したりしていたが、果たして、どれだけの人が“わが身に起こり得る問題”と受け止めたであろうか?小金井警察署の係官は言う「常に、振り込め詐欺等の予防キャンペーンをやっていますが、ほとんどの人が“自分は大丈夫”と思い込んでいます。しかし、実際の場面に遭遇すると、なぜか皆さん、(詐欺師の)話を信じてしまいがちになります。それだけ犯人の手口が巧妙というか巧みな話術を用いるんです。“自分は大丈夫”という根拠のない安心感の隙間に彼ら(詐欺師)は簡単に侵入して来ます。家庭の固定電話はいつも留守電にしておきましょう。どんな脅しの電話、うまい話でも、必ず誰かに相談しましょう」・・・平成25年度の全国の特殊詐欺事件は、認知件数だけでも約1万2千件、被害総額は約490億円。これはけっして“他人事”ではない。“わが身に起こり得る問題”を再自覚しなければ・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

スパイスクラッカー (ワサビ & ソイソース編)

食いしん坊の私にとってマーケットに行くことは、ただ必要なものを買いに行くだけでなく新しい商品を見たり珍しいものを発見したりする事も楽しみの一つだ。
以前、この雑貨屋のエッセイにもスパイクラッカーの事を書いた事があるがこのナビスコのクラッカー、いろんなスパイスを取り入れたクラッカーをバラエティ良く揃えている。今度は何と和風テイストのワサビと醤油シリーズが出ていた。昔はグリーンマスタードと呼ばれていたのに最近はちゃんとワサビという日本の和名で商品名が記載されるようになってきている。それだけ日本食がアメリカ人の間で浸透してきている証拠で嬉しい。
以前、ワサビグリーンピー(ワサビ味の豆)のスナック菓子をこちらのマーケットで買って食べた事がある。ところが極端に辛くその中に時々激辛が混じっていて鼻にツーンと来て涙目になりながら食べた経験がある。他にもアメリカ生産のワサビ味のコーンチップスも試した事があったがいずれも、また買いたいとは思わなかったし日本の会社の製品では無かった。
ところが、今回の新商品で購入したワサビ&ソイソース味のスナックは、なかなか美味しくて日本人にも充分受け入れられる味だった。
ブラウンライス(玄米)と全引き小麦粉をブレンドしたものを焼いているせいか歯触りも良くクリスピー(パリパリ)で食べやすい。ビールにもお酒のおつまみにも合いそうだ。パッケージの裏を見るとEdamame(枝豆)のディップのレシピが書いてあった。
このスナックに合うディップとして枝豆のディップが紹介されていて、そう言えばこの数年の間だろうか、枝豆も和名で呼ばれるようになった。
ところで、このワサビには食べるだけでなく抗菌作用や防カビ作用、血栓予防、美容効果など調べると沢山いろんな効用が出てくる。前回、日本で小型の木製折りたたみカフェテーブルを注文した時、ボックスを開けたらプ〜ンとワサビの匂いがした。見ると小さな小袋に説明書きがあって“これはワサビの抗菌作用、防虫効果の為に入れたものなので安全な匂いです。”と書いてあって、こんな所にもワサビが使われているのだな〜と感心した。
最近、アメリカ人の知人から改めて日本食の素晴らしさを褒めたたえるメールを頂いた。
そのメールに添付されていたコラムのタイトルは
Why you should eat wasabi with your sushi ? the secrets behind 10 Japanese food pairings
何故、日本食の刺身を食べる時にワサビが使われるのかという事が医学的にも科学的にも詳しく説明されている記事だったらしく日本食がいかに利に叶ったものであるか、それを読んで知人は非常に感動したらしい。
今更なのだが私達日本人が当たり前に思っている事、気にとめていなかった事が外国人からしたら素晴らしく感動する事がたくさんあるのだ。私が日本にいた頃は日本文化や日本食、伝統芸術、文学どれも、その価値があまりわからなかった。それが日本を離れて米国に住むようになって米国人や他の国から来た人たちから逆に日本の素晴らしさを教えられて目が開くようになった。
今回も日本人は2人ノーベル賞を受賞した。まだまだノーベル賞を受賞するに値する人は日本にたくさんいると思う。ワサビの話から脱線しそうなのでこのへんでやめておこう。


茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言

今週はお休みです。

 

 

 

 

   

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

今週もこのコーナーで初めて紹介するアーティストです。
Xアプリへの登録がもれていたアルバムを偶然に発見しました。
ジャズピアニストErroll Garnerの"Plays Misty"です。
タイトルのMistyはある日、ニューヨークからシカゴに向かう飛行機に乘っていたErroll Garnerが、窓の外に霧がたちこめているのを目撃し、その景色をヒントに、瞬間的に創ったそうで、とても美しい旋律で素晴らしい曲です。曲の途中(1分38秒のところ)で音が一瞬止まるのでCDの音飛びかと思ったのですが、これは彼の特有のテンポだそうです。Mistyは彼のもっとも有名なオリジナル曲で、多くのアーティストが演奏しています。
Erroll Garnerのピアノタッチは独特でこれが彼の魅力になっています。Erroll Garnerのファンになりました。

"Plays Misty" Erroll Garner

01 Misty
02 Exactly Like You
03 You Are My Sunshine
04 What Is This Thing Called Love
05 Frantenality
06 Again
07 Where Or When
08 Love In Bloom
09 Through A Long And Sleepless Nigh
10 That Old Feeling

Erroll Garner ( piano )
Wyatt Ruther ( bass )
Eugene "Fats" Heard ( drums )

下記アドレスで"Misty"が視聴できます。
http://upopjazz.music.coocan.jp/errollg.html

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

中国人による爆買いがずっと話題になっています。今日、近所の大型スーパーに行ったらものすごい数のオシメを買い占めている中国人グループがいました。ある特定のメーカーのオムツが棚からごっそりなくなっていました。爆買いをするのは別に良いですが、ああいうみっともない買い方はやめてほしいですね。必要な人が買おうと思っても買えない状態になるのに売ってしまうスーパー側の対応も問題だと思います。《R.O.》


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1013

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com