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1012号
 

NO.1012        Ryo Onishi              10/4/2015

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雑貨屋のひとり言

10月に入り気持ちのいい季節になりましたが、季節の変わり目ですので体調を崩している人もおられるのではないでしょうか?私はシルバーウィークが始まるころに喉が痛くなり咳が出てすこし苦しかったのですが、連休で病院に行けず困りました。連休明けもまだ咳が止まらなかったので医者に薬を処方してもらいましたが、まだスッキリしません。でも今週末もヨガクラスと久しぶりのピラティスに参加して心地良い筋肉痛を楽しめているので元気です。≪R.O≫

 

引退日本人H氏の旅(4)アメリカ人と進化論

H氏はアメリカ旅行中、可能な範囲で立ち寄った土地の人々との交流を心がけたそうです。H氏自身は日本語以外の言語はほんのかたこと程度しか使えませんでしたが、それでも勇気を出して現地に飛び込んでみると、以外に意思疎通ができるものだと実感したそうです。最もH氏の場合はビジネス目的でなく、気ままな旅であり、気楽な立場だったからでしょうが・・・。また、はじめのうち、シカゴから偶然同行した日本人夫婦は海外体験もあり、ある程度英語を話せたので、この夫婦による通訳はH氏にとって役立ち、ありがたかったようです。

アメリカ人と話をしていて感じた違和感のひとつが、彼らの多くが「進化論」を否定し、「創造論」を信じているということだったそうです。「進化論」とは生物種の起源について、原始生物からの進化を想定する立場の学説で、その進化のメカニズムは神による創造ではないということです。ダーウインの学説が有名で、日本では学校で習い、殆どの日本人は「進化論」を受け入れているのではないでしょうか。

「すべての生物は天地創造の神が現在の形に創造したものだ。われわれ人間が猿から進化したなどとはとんでもない」と熱く語る多くの人々に出会いびっくりしたそうです。

アメリカは多民族国家ではありますが、しかしいまだに基本的にはキリスト教の国です。アメリカ国民の4分の3は、キリスト教を信じ、その中でもプロテスタントの信者が人口の半数近いといわれます。そして旧約聖書には、神による天地創造の記述があります。この聖書を重視するプロテスタントから1900年代はじめにキリスト教原理主義が登場し、政治的社会的背景と相まって、次第に進化論の思想は危険だという考えが保守的な人々の間で広まったようです。そして、1920年代には公立の学校で進化論を教えることを禁じる法律が各州で制定されるまでになったということです。

私はまだ行ったことはありませんが、ケンタッキー州には「天地創造博物館(Creation Museum)」というものがあり、この博物館では神が世界を創りだしたという創造説を広めるための諸展示があります。恐竜と人間と一緒に展示されているのです。聖書によれば、すべての生き物は神が6日間のうちに作り出したのだから、大昔は人間と恐竜が同時代に生きていたはずであり、恐竜と人間と一緒に展示しているのです。

たしかに進化論は単なる推論であり、それが事実であるという物的証拠もありませんが、現時点で進化論がもっとも合理的に説明できる学説となっているため、定説として採用されている訳で、日本では私たちが学校で教わってきたわけです。それを宗教上の理由で否定し、ほんの一部の教育委員会といえども学校でも進化論を教えることを禁じるということは、私たち日本人にとって確かに違和感があります。宗教と教育を上手にわけて生きる日本と、そうでないアメリカとの差を感じます。
河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


雨止んだらしい飲み屋の忘れ傘

悪友もいて人脈の花盛り

ちゃんで呼ぶ友賑やかな宵祭り

仲間から出世頭が抜けていき

生涯青春ジャズ葬で送られる


( ニュースやぶにらみ )


「TPP決着へ」

ヤクルト飲んで頑張るぞ −甘利経済相

「維新双六」

振り出しに戻る −橋下徹

「3社一斉値下げ」

もう牛丼は食わない −黒田日銀総裁


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

 

龍翁余話

龍翁余話(395)「増え続ける高齢者詐欺被害」

翁には、ゴルフ仲間をはじめ幾つかの仲良しグループがある。月に2、3度昼食会を行なっている”五反田シニアサークル“もその1つ。そのサークルについては今年の3月29日配信の『龍翁余話』(368)「五反田・目黒川の夜桜」でも紹介した――【数年前、品川歴史館を訪問した時に知り合ったFさんと言う郷土史家がいる(元高校教師)。翁より1つ年下だが、品川区の歴史に関して翁はいつもFさんに教えを乞うている。彼は五反田の隣町・大崎に住んでいるので、出会って以後、時々、五反田で会食したりお茶したりしていた。それがいつの間にか、1人、2人と(仲間が)増え、現在、6人の“老人グループ”になった。翁は“老人”と言う言葉が嫌いなので『五反田シニアサークル』と呼んでいる】――

先日の『五反田シニアサークル』の昼食会で、メンバーの1人Kさん(75歳)からこんな話が出た。「名古屋方面のどこかから健康食品が送られて来て、商品箱の中に〔9月末まで
に商品代金と送料込みで31、200円を送金して下さい〕との文書と現金書留封筒が入っていました。宛て先は名古屋市の某郵便局私書箱。そこで私は女房に”お前、こんなもの、いつ申し込んだんだ?“と訊ねたら、女房”あら、私じゃありません。あなたでしょ?“
“健康食品なんかに知識も興味もない俺が、申し込む訳がない”と言って、ふと、女房と顔を見合わせ“あ、これはもしかして”・・・」Kさん夫婦は(すぐさま)”高齢者詐欺“を疑った。Kさんは以前、某不動産会社の総務部長を務めた人だから“商事法務“(ビジネス上の法律問題に対処する方法)は熟知している。そこでKさんは早速、くだんの品物(健康食品らしき物)と請求書等を持って品川区消費者センター(大井町)に出かけた。すると相談員(中年男性)が笑って「ああ、お宅も、ですか?今月に入って4件目です」――以下は、Kさんが品川区消費者センターの相談員から聞いた『増え続ける高齢者詐欺被害』について、である。

高齢者を狙った“健康食品の送り付け商法”が急増している。高齢者は身体機能に衰えを感じ、不安を持つ人が多い。悪質業者は、そんな高齢者心理につけ込んで高齢者を狙い撃ちにする。Kさん宅のように、いきなり送り付けるケースもあるが、多いのは電話による脅迫「先日、申し込んでいただいた商品を送ります」「え?そんな商品を申し込んだ覚えはありませんが」「いや、注文を受けた時の電話の録音もしてある(これはウソ)。何なら、裁判にかけてもいいんだよ」(次第に脅迫言葉になる)。お年寄りは“裁判”と聞いただけで途端に頭が真っ白になり“もしかして私が本当に申し込んだのかもしれない”という気にさせられる。後日、商品と一緒に現金書留封筒が送られてくる。そして再び電話「品物を受け取ったんだから代金を払え」――被害者(高齢者)側の注意としては@どんなに脅迫されても、絶対に拒否すること。Aたとえ強引に契約させられても(一定期間であれば)“クーリング・オフ”という制度を使って無条件で契約解除に持ち込むことが出来る――Kさんが品川区消費者センターの相談員から聞いた話は概ねこんな内容だった。そこで翁、Kさんの“体験談”を契機に、『増え続ける高齢者詐欺被害』の実態を調べて見た。

“振り込め詐欺”を始めとする特殊詐欺などの被害が年々増加しているということは、マスコミ報道でイヤというほど耳にし、目にする。特殊詐欺とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく言葉巧みに欺き、指定した預貯金口座への振り込み、その他の方法で現金等を騙し取る犯罪。その代表的なものが“オレオレ詐欺”“架空請求詐欺”“融資保証金詐欺”“還付金等詐欺”である。平成25年の特殊詐欺事件は、認知件数が約1万2千件、被害総額は約490億円。認知件数とは警察が把握した被害件数のことで、警察にも届けず、誰にも相談しないで“泣き寝入り”する件数を含めると、実際は、計り知れない件数(被害金額)になる、と警察当局は語っている。“人生経験が豊かなはずの高齢者が、なんで、こんなに易々と詐欺に引っかかるのだろう?”と、いつも不思議に思う。「お金を蓄えているお年寄りが(子や孫への、盲目的な愛情ゆえに)引っかかるんです」とは某評論家の言葉。そればかりではない。やはり高齢者が抱える“健康上の不安(精神不安)”、
“記憶力の低下”へのつけ込みもけっこう多いのではないだろうか?

翁のような“つましい暮らし”をしている独居老人の所にも、時々、妙な電話が掛かって来ることがある。「30万円でオーストラリアの有名ゴルフ場の特別会員になれます」とか、
「先行き不透明な状況の中で、ゴールド(金)が買い得です」(先物取引)などは、まだ、ビジネス的でいいほうだが、ある日、とんでもない電話が掛かってきた。「「○○観光会社です(聞いたこともない会社名)。あなた様は弊社のロイヤル・カスタマーズ(最上級のお得意様)に選ばれました。おめでとうございます。ハワイ、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、マレーシア、台湾などのリゾート地を特別会員価格でご利用いただけます」
そこまでは翁の気分をリッチにさせる巧妙な口ぶり。だが、そのあとがいけない「後日、資料をお送りしますので、ご住所、お名前をお知らせ下さい」翁、この電話を聞いて噴出した。「おいおい、ロイヤル・カスタマーズに選ばれた俺の住所も名前も知らないのかい?いい加減なことを言うなよ。こちらから電話を掛け直すから会社の電話番号と君の名前、所属名を言いなさい」(文章にすると、こんな優しい表現になるが、普段から電話の口調が荒っぽい翁、こんな電話の時は、更に激しくなる)案の定、相手は直ぐに電話を切った。

“政府広報”に似せたチラシを配ってニセの相談窓口に誘導する手口も増えているそうだ。「生活相談や詐欺事件相談は、面倒くさがらずに直接、地域の行政(消費者センター)に相談してください」と消費者庁は呼びかけている。それ以前に、自分も家族も『高齢者詐欺被害』に遭わない方策を考え、話し合っておくことが肝要だろう。とは言っても、奴ら(詐欺集団)は、あの手この手を考えて高齢者を攻めまくる。≪浜の真砂は尽きるとも世に詐欺師の種は尽きまじ≫かも知れない・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

チャイニーズグアバ

先週に続いて今まで見た事も食べた事も無かったフルールについて…

今週、クライアントさんの家の庭に生っている珍しいフルーツを頂いた。大きな木なので梯子に登って長いハサミでチョキンと切らないと届かない。切った途端、ゴロンと地面に落ちた。実を拾ってみたら外側の皮は堅そうだったので傷にはなっていなかった。色は洋ナシのような淡いグリーンで大きさは、ちょうど日本の梨ぐらいだろうか…
どんなフルーツなのかナイフを入れてみると思ったより柔らかく皮も食べられるようだ。中の綿のようなものをくり抜いてザクザク切ってそのまま食べてみたら甘いグアバの香りがした。触感はリンゴより柔らかく甘さは控えめで食べやすい。フルーツの名前を聞くとチャイニーズグアバというのだそうだ。タイグアバとも呼ばれていて台湾、香港、シンガポール、マカオ、マレーシア、インドネシアとアジアでは良く食べられているのだそうだ。米国ではちょうど今が旬の時期らしい。グアバと言えばハワイの淡いピンク色をしたグアバジュースは知っていたがこのライトグリーンのグアバは初めてお目にかかった。このチャイニーズグアバ、他の果物と違ってだいぶ控えめな甘さの果物なので体に良さそうだと思って調べてみたらやはりスーパーフルーツの部類に選ばれていた。リンゴと同じく“一日1個のグアバを食べると医者いらず”と言われているくらい体にはいい果物なのだそうだ。栄養はビタミンABC、ミネラル、たんぱく質、カロティン、繊維、ポリフェノール、フラボノイドが含まれており抗酸化作用もあるようだ。カロリーや糖分が低いのでスナックには良さそうだ。

さて、こちらLAは、まだまだ暑い日が続いている。今週も暑くなるそうで長期天気予報を見てみたら10月20日頃に95度の予報が出ていて驚いてしまった。それでも以前のような湿気を帯びた暑さから、カラリとしたカリフォルニアらしい乾いた暑さに変わってきている。朝晩も、だいぶ涼しい風が部屋に入るようになってきた。クライアントさんの家々の庭に生る柿の木もグリーンから黄色に色付き始めている。

茶子 スパイス研究家

 

さくらの独り言「はなごころ(華心)」

長引く秋雨を恨めしく思う人の多い今年、それでも喜んでいるように咲いたのが、彼岸花。例年より茎が太く、数も多いと聞く。天を仰ぎ見るかのように咲くこの真っ赤な華に、ぞっとするような、ほっとするような、不思議な気持ちにさせられるのは、私だけだろうか。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもの、お彼岸入りを境に、風の色が変わる気がする。そして、かほりも。西から吹き下りる風が、肌に憂いを、心に安堵を運んでくれそうだ。隅田川岸辺の、こちらとあちらに金木犀の甘いかほりが漂い、華心に酔いしれる秋の夜長。秋のお彼岸は春のそれとは違い“聖なる静”だと、ふと思った。

蓮根生産高日本一を誇る茨城県霞ケ浦地方に、広大な蓮根畑があるとは周知のこと。夏の早朝、赤や白の蓮の花が、凛と咲く。畑に挟まれた国道を通り抜ける瞬間、まるでお釈迦様の世界に迎え入れられるのでは、と錯覚してしまうほど。私より背丈のあるその華に近寄る、と、沼の匂いで瞬時に興ざめ、蓮の根と華を、この世とあの世と教える先人を凄いと思う。蓮根の収穫が始まるや否や、田んぼのあぜ道には、彼岸花が咲く。車で通り抜ける速さに似て、時の流れもあっという間、どんな自然環境でも、お彼岸には必ず咲いてくるから、あら不思議。お彼岸間近の秋雨を喜んで芽を出し、一日に10pもの茎を伸ばし、瞬く間に真っ赤な花を咲かせ、そして、1週間ほどで散っていく。『情熱、悲しき思い出、独立、再会、諦め』などを花ことばに持つのも、頷ける。お彼岸の頃になると、様々な華の命と教えが心に響き、花には華の“こころ”があるのだと、敢えて花ではなく、華という字に拘ってみたくなる。

ところで、「暑さ寒さも彼岸まで」とは、春分と秋分、昼夜の長さが変わり、気候も変わることを指す、自然の中に生かされている事象そのもの。しかし、“日本(人)の心”の意味する「暑さ寒さも彼岸まで」は、様々な辛苦、悲しみや寂しさ、そして恨みつらみも、その頃には和らぎ、「もういいのだよ」と赦し赦される時なのでもあると。これは、今は亡き私の父が、秋のお彼岸には必ず語ったもので、今頃になって鮮明に想い出すから、これまた不思議。9月23日、それは父の誕生日でもあった。

一般に「彼岸会(ひがんえ)」とは、すでに彼岸(あの世)に逝った先祖・故人の霊を慰め、冥福を祈り、いま自分が此岸(現世)で元気に生かされていることを感謝する、いわば日本独自の仏事だという。でも私は、“春彼岸は、自然を讃え、命あるものを尊び、自らを明日への力と希望に溢れさせる期間、一方、秋彼岸は、先祖・故人を偲び、敬い、世界の平和を祈り讃美するもの”だと思う。そのような意味でも、春分・秋分は、“国民の祝日”と制定、国民が心を和ませる時であってほしいもの。父は生前、定められた国民の祝日・祭日を心から祝い、必ず私たち娘息子、さらに孫たちにも手伝わせながら、日本国国旗を玄関に立てていた。私の生まれ育った人口3万余りの市民は皆、同様にその習慣を常とした。今思えばそれは、戦場・戦争での実体験を持つ日本国民として、日本の、そして世界人類の平和への祈り、証そのものだったと確信する。華にも命・心があるならば、ましてや人の命・心はどこにあるのだろうかと、自問する昨今だ。秋風に揺らぐ日本国国旗に、彼岸花の“こころ”も切なく揺らぐように思えてならない。さてさて秋の彼岸に咲く花は“曼珠沙華(彼岸花)”、春の彼岸に咲く花は“キンセンカ“に“口紅水仙“と人はいう。その頃は、”さくら まだ つぼみ“だよね・・・っと呟く、さくらの独り言。

 

 

 

 

   

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

これもジャズのジャンルになるのだと思います。ギターとボーカルだけですがとても味わいのあるアルバムです。ギターは、Tuck Andress、ヴォーカルは、Patti Cathcart、"Tuck & Patti"の"Dream"です。
Pattiの優しく力強く語りかける歌とそれに呼応する驚きのギターテクニックのTuckのギターだけで構成されているこのアルバムはジャズファンでなくてもだれでも文句なく楽しめると思います。

"Dream" Tuck & Patti

01-Dream
02-One Hand, One Heart
03-Togetherness
04-Friends In High Places
05-The Voodoo Music
06-From Now On (We're One)
07-I Wish
08-Sitting In Limbo
09-High Heel Blues
10-All The Love
11-As Time Goes By

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

腰は上半身と下半身をつなぐ体の重要な部位ですが普段あまり意識されません。腰痛など無縁だと思っていてもある日突然、ほんのちょっとした動作や姿勢で腰が痛くなることがあります。
以前、咳をしただけで腰が痛くなり、しばらくつらい(情けない)思いをしました。これは突然悪くなったように見えますが、そうなるような原因を作っていたからだと思います。それ以来、腰を意識して生活するようにしています。座っているときも歩いているときもできるだけ背筋を伸ばし、きれいな姿勢になるように心がけています。そうするほうが腰への負担も少なく身体が楽だということもわかります。
ヨガクラスで必ずおこなう姿勢の矯正は生活にたいへん役に立っています。
《R.O.》


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1012

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com