weekly

1007号
 

NO.1007        Ryo Onishi              8/30/2015

 weekly
LAの観光スポット ホームページ バックナンバー
 
雑貨屋のひとり言

誕生日が近い私たち夫婦に運転免許証の更新ハガキが届いたので先週はじめ更新しに行きました。30分の講習会で道路交通法の変更点を説明されていましたが、その中でも自転車に関する法改正の内容の説明が多くうんざりでした。講義する対象者は私たちではなく、街でいい加減に自転車を乗り回している人たちではないかと思います。一体誰がそういう人たちの教育をするのでしょうか?こんなことを思っているのは私だけでしょうか?5年前もまったく同じことを思いました。≪R.O≫

 

久しぶりのロングドライブ

 以前は暇さえあれば車で州内(カリフォルニア州)の観光地やイベントを訪ねまわり、ある時、行きつけの車メインテナンス・ショップのお兄さんから「タクシーだってこんなにマイレッジは増えませんよ」とまで言われたくらいに我が愛車は活躍したものでした。

 しかしその後、私の腎臓に障害が発生し、週3回の透析を受けることになり、さらに消化器系の癌が見つかって大きな手術をし、そのうえ糖尿病の治療のために毎日数回、指先からの血液採取による検査とインシュリン注射をしなければならず、肉体的にも精神的にもドライブどころではなくなってしまいました。

 私がハンドルを握ってドライブしたとして、いつ襲ってくるかしれない不正血糖値による意識混濁などの問題があり、当面は危険なので車の運転は妻にまかせ、私はもっぱら助手席です。私の妻は、もともと車の運転は好きで抵抗ない性格ですので助かり、感謝しています。

 ロサンゼルスから日帰り、または一泊のロングドライブといえば、ラスベガスやアメリカ西部の国立公園が該当します。元気な頃はこの辺の観光スポットは格好の目的地で、ラスベガスなどは日本からの友人知人を案内して何度も訪れました。

 しかし、そのラスベガスも2009年9月に中学時代の友人夫妻と同行して以来5年間行っていません。変化の激しいラスベガスですから、今頃はどう変化してしまったかるところです。

当地ロサンゼルスから約300マイル(約500キロ)あるラスベガスまでは無理としても、その半分ほどの距離にあるサンディエゴやパームスプリングス周辺までは、それでも2年半ほど前までは時々ドライブで行きましたが、心身ともにその気にならず、これも2012年3月を最後に諦めてしまいました。

最近の体調は決して目立った回復は見られませんが、なんとなく病状に一定の落ち着きのような感じが見て取れ、少しは自分から積極的に動いてみたくなるようになりました。私にとって前向きなサインです。

これまで封印してきたロングドライブも担当医の許可を得、少しずつ再開することにしようと思っています。ただし、透析、糖尿病治療、外食禁止、それに妻の運転に依存するという制限についてはあくまでそちらを優先するので、外出で羽を伸ばすというところにまではゆきそうにありません。

そこで、ロングドライブ再開の1号として8月末、パームスプリングスにあるカジノへ出かけました。カジノなど本当に久しぶりでした。昼頃到着し、広大なカジノ場で種々な機械を相手に遊び、午後7時過ぎまで楽しみました。この7時間、結構動き回ったので大変な運動量だったはずです。いつも通うリハビリセンターでの運動量とは比較にならない量の運動をしたことになります。

私たちのカジノの収支は少々支出超でしたが、これは入場料と思えば納得できる範囲内でした。往復ほぼ300マイルのロングドライブで帰宅後さすがに疲れ、おかげでその夜の睡眠はばっちりでした。
河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

    

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )


生涯学習 徒然草がわかりかけ

落ちこぼれだったあいつの抽象画

同じ主婦ながらお隣り直木賞

会心の作に批評家どもの馬鹿

賞罰はなしに履歴書苦笑する


( ニュースやぶにらみ )


「創業者が離党」

維新の党がんばれ −大塚家具、ロッテ

「世界最速」

―100万馬力? 

―100 ボルト

「怖いもの」

対岸の火事 −日本経済


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(390)「“さらば煙草よ”から、6年」

かつて、翁の仕事(特に海外ドキュメンタリー番組製作)を手伝ってくれていた元フリー・カメラマンのS君が、先日、久しぶりに訪ねて来てくれた。彼の来宅は(と言うより、彼に会うのは)翁が現役を退いて以来だから約10年ぶりだ。S君は翁より5歳下。「元気そうで、何よりだ」「お陰様で・・・でも実は、かつての私の暴飲(酒)と暴煙(タバコ)が祟って6年前に肝臓ガンの大手術をしました。以来、ご覧の通りのジジイになりました」と苦笑する。なるほど、体躯はそれなりに年齢を思わせるが、面構えはまだ、カメラマン時代の精悍な面影を残している。翁はそれが懐かしかった。そして翁は、彼の話を聞いて(偶然にも6年前)自分も同じような体験をしたことを彼に語った。「実は、俺も6年前に尿管ガンに罹り、右側の尿管と腎臓を全摘した。それから半年後に膀胱ガンの手術もした」彼は驚いた「それは知りませんでした。いかに私が長い間、ご無沙汰していたか」「お互い様だよ」「それにしても龍翁さんは、あまり変わっていませんね、少し肥られましたか?」「少しどころか、現役時代、63kgの痩躯を保っていたのに6年前の手術を機に煙草を止めて以来、イヤシ食いが祟って、ご覧の通りのメタボ(笑い)」「でも、お元気そうで何よりです。相変わらずゴルフを?」「それが唯一の楽しみ・・・君も煙草を止めた?」「実は、酒はドクターストップ、いえ、医師の忠告より鬼女房の小言が煩くて(笑い)・・・煙草も止めろと言われ、禁煙に何回も挑戦しているのですが・・・龍翁さんは、スパッと止められましたか?」そこで翁、6年前(2009年)の8月に配信した『龍翁余話』(92)「さらば煙草よ」を(強引に)彼に読ませた。(以下の【】は「さらば煙草よ」から概要抜粋)

【・・・日本列島が熱風(猛暑)に襲われている今夏(2009年の夏)、翁もまた熱い思いで自己革命を起こした。「生涯、お前とは離れられない」と思っていた煙草との訣別である。そんなことを“革命”と言うのは、いささか大げさに聞こえるかもしれないが、半世紀以上も嗜好し喜怒哀楽を共にしてきた煙草との“さよなら”は、翁にとっては一大決心であり、一大革命なのだ・・・】

【・・・翁の周辺で、煙草を止めた友人が多い。その理由の殆んどが“病気”だ。彼らは翁に忠告してくれていた「煙草は百害あって一利なし。龍翁さんも大事に至らないうちに禁煙したほうがいいですよ」と。翁、その都度「酒が飲めない俺にとって煙草こそが唯一の癒し薬・精神安定剤だ」と、つまらない強がりを言っていた・・・確かに煙草の箱には「疫学的な推計によると、喫煙者は、心筋梗塞により死亡する危険性が非喫煙者に比べて約1.7倍高くなります」とか「たばこの煙は周りの人の健康に悪影響を及ぼします」などの注意書きが印刷されている。しかし、そんな脅かしは俺には通用しない、とタカをくくっていたのだが(2009年)5月の終りごろ突然、血尿に見舞われた。驚き慌てて(以前から親しくしていただいている)山形県米沢市の名医・Y先生に診ていただいたら、即座に「尿管ガン」を宣告された。Y先生から東京のK大学病院(泌尿器科)を紹介され、早々に検査入院、手術入院となったのだが、執刀医(主治医)から「煙草をとりますか?命をとりますか?」と厳しく問われた。正直、命が惜しくなった。そうなると臆病風は加速する「もう止める時期が来たのかもしれない」と自分に言い聞かせるようになった・・・】

【・・・そこで、この際、徹底的に煙害への恐怖心を植え付けようと、煙害体験者(大病に罹った友人)や医師の話を謙虚に聴いたり、資料(『たばこの害』)を読んだりして煙草離れに挑戦した・・・煙草には4000種以上の化学物質が含まれ、そのうち発ガン性が分かっているものだけでも43種類あるという。そして喫煙は単独でガンの原因の約30%を占めているそうだ。呼吸器系の肺ガン、喉頭ガン、口腔・咽喉ガン、消化器系の食道ガン、胃ガン、肝臓ガン、膵臓ガン、泌尿器系の腎孟ガン、尿管ガン、膀胱ガン、ほかに循環器系の虚血性心疾患(心筋梗塞、狭心症)、大動脈瘤、末梢血管閉塞症(閉塞性動脈硬化)、脳血栓、クモ膜下出血・・・まだある。喫煙により歯槽膿漏や歯周病、脳萎縮、白内障、難聴、味覚・臭覚の低下、骨粗鬆症、体液性免疫の低下、老化の促進などもみられる、とある。そして恐怖の決定打は「喫煙による余命の短縮」だ。厚生労働省のデータによると、男性で5年、女性で4年、非喫煙者より喫煙者の寿命が短いとされている。脳も体も元気で、出来るだけ長くゴルフがしたい、旅もしたい、エッセイも書き続けたい、と欲張りな翁、これだけ脅されれば、もはや臆病(恐怖心)も頂点に達する・・・】

【・・・2009年8月1日を『さらば、煙草よ』の記念日とするために、数日前から準備に取り掛かった。そして遂に前日(7月31日)で翁の身の回りから煙草が完全に消えた。やれば出来るものだ。今、このエッセイを書いている仕事部屋には、タバコの煙に替わって“お香”の煙が桜の香りを放ちながら部屋いっぱいに広がっている・・・】(以下、省略)

6年前なら翁のリビングのテーブルの上に必ず(台湾・蛇紋石の)吸煙セットを置いていたのだが、今は、それが無い。S君が、ポケットから出しかけた煙草を、そっと引っ込めた。「あ、S君、吸ってもいいよ、今、灰皿を出すから」「いいえ、今日は吸いません。エッセイを読ませていただいて、何だか、煙草が恐ろしくなりました。それと、私の意志薄弱が恥ずかしくなりました」「いっそのこと、止めたら?奥さんのためにも」「あ〜あ、今日は何をしにお邪魔したんだろう(笑い)。さきほどのエッセイを私のパソコンに送っていただけますか?女房にも読ませたいので」「いいとも・・・」それから2人は、コーヒーをすすりながらニューヨーク・ハーレム取材(撮影)の思い出話に時を忘れた。「また龍翁さんとご一緒に、カメラを回したいです」「いいねえ、“さらば煙草よ”と言うタイトルで禁煙推進キャンペーン番組でも作ろうか。日本人の喫煙者は成人男女合わせて約24%(男性36.6%、女性12.1%)、欧米に比べて非常に多い。高視聴率が取れるかも」――“映像馬鹿は幾つになっても年齢(とし)を忘れる”・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

世界のブレンドスパイス 日本編 七味唐辛子

それにしても大雑把に世界を見渡してみても世界各国には其々昔から伝えられてきた伝統料理がありそれに合ったブレンドスパイスがあるものだ。今回は日本の代表ブレンドスパイス七味唐辛子をこのシリーズの最終回としてとりあえず締めくくろうと思う。日本の家庭では大抵どこの家にもあるのがこの七味唐辛子。古くは江戸時代に蕎麦が流行った頃にその蕎麦に合う七味唐辛子として作られたそうだ。もちろん、蕎麦だけでなくソーメンやうどん和風スパゲティ、白菜のお漬物などにも使われ、たった一振りで味が引き立って美味しくなる便利なブレンドスパイスだ。最近では、この七味唐辛子、米国のマーケットにでさえ見かけるようになってきた。このLAでも日本のラーメン屋だけでなく、うどん屋、お蕎麦屋さんのレストランでもアメリカ人の姿を見るようになってきた。こうやって日本食の知名度が上がってくるに従って和風スパイスも売れるようになってきている。七味唐辛子の発祥地である江戸の昔の地図を見てみると両国のあたりに薬研掘りという地名がある。薬研というのは漢方薬を磨り潰す道具の事を言うそうで両国の薬研掘りあたりには漢方医や医者が多く住んでいたようだ。そしてこの七味唐辛子は漢方薬を参考に作られたとも言われていて風邪のひきはじめにも効くと重宝されていたようだ。確かに七味唐辛子に使われているスパイスを一つ一つ見てみると其々に薬効成分のあるもので構成されている。
←江戸の地図 薬研堀町

基本は赤唐辛子、粉山椒、黒ゴマ、陳皮、青のり、けしの実、麻の実 (生姜、白胡麻)などが使われているが地域や各メーカーによって多少ブレンドの仕方や入れるものが違うようだ。
以前、コロラドに数か月滞在していた時にスパイス専門店に入った事がある。その時、日本の七味唐辛子を見つけた時はすごく驚いた。このスパイス専門店のオーナーが日本に行った時に、このスパイスに惹かれて自分で見よう見まねでブレンドしたそうで、それを小袋に入れて売っていた。試しに購入してみたが香りといいブレンドの配合や分量といい、やはり日本の七味唐辛子とは違っていた。珍しいので日本にも持って帰ったがとうとう料理しないまま湿気てしまい日の目を見る事は無かった。日本では名物として信州の善光寺の七味唐辛子、京都の赤七味唐辛子や黒七味唐辛子も有名で最近は柚子七味唐辛子など様々な七味唐辛子シリーズが出ていて面白い。

茶子 スパイス研究家

 

 

 

 

 

 

 

   

ジャズライフ−今週のお奨めアルバム

厳しい猛暑が収まり、ようやく過ごしやすくなってきたのでジャズを落ち着いて聴けます。Paul DesmondのアルトサックスとJim Hallのギターのゆったりと落ち着いた気分で聴けるアルバム"Easy Living"を紹介します。アルバム名のようにゆったりと時間を過ごしたい人にピッタリのアルバムだと思います。

"Easy Living" Paul Desmond

01-When Joanna Loved Me
02-That Old Feeling
03-Polka Dots And Moonbeams
04-Here's That Rainy Day
05-Easy Living
06-I've Grown Accustomed To Her Face
07-Bewitched
08-Blues For Fun

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

我が家のベランダからショッピングセンターの屋上が望めます。2年くらい前に屋上の緑化で芝生が敷かれました。屋上緑化は省エネ効果があり、見かけもコンクリートではなく目にやさしい緑なのでとてもいいと思っています。虫の声もそこから聞こえてきます。鳥もエサがあるので集まります。今は芝生というより雑草が生い茂っている状態です。半年に一回くらいは芝刈りをするようですが、このまま何もしないで放っておくとジャングルのようになるのかもしれません。《R.O.》


雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.1007

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com