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NO.961           Ryo Onishi              10/12/2014

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雑貨屋のひとり言

トロントにいたとき出会った二組のご夫婦が私たちと同じ年の同じ月(10月)に結婚し、子供たちが同じ年でトロント日本語補習校の同級生とわかりました。すぐに親しくなり、家族ぐるみでお付き合いをさせていただきました。20数年前に日本に帰国したら10年ごと(10年前から5年ごと)に再会し旅行することを約束しました。三組の夫婦はもうすぐ結婚40周年を迎えます。来週その二組のご夫婦と5年ぶりに再会することになっています。とても楽しみにしています。
962号は都合で発行が月曜の夜か火曜の朝になるかもしれませんので、ご了承願います。≪R.O≫

 

秋季吟詠大会

私の所属する流派が毎年開催する恒例の「秋季吟詠大会」が今年も9月28日に行われました。当地の日系バイリンガル新聞である羅府新報が毎回この吟詠大会を取材し、数日後の紙上コミュニティ欄で大きく報道してくれています。今回も10月8日付けの紙上に掲載されました。写真はカラー印刷でした。ただ、今回は新聞社の記者が取材時間の調整がつかず、私に原稿と写真提供を依頼されました。以下は「臨時記者?」の私の原稿です。

☆尚道会、華やかに秋季吟詠大会、
新たに14人が昇格し免状うける

国峯流詩歌吟詠・峰月流吟舞尚道会(岡村国定・南加地区理事長)の恒例の秋季吟詠大会が9月28日、ロングビーチ市のハーバー日系人会館で華やかに開催された。同会、南カリフォルニア地区のモントレーパーク支部、コスタメサ支部、ロングビーチ支部、日蓮支部、ニューポート支部、シールビーチ支部、サウスベイ支部に加え、北加からもパロアルト支部が参加し、合わせて40人余の会員が吟詠を披露した。

大会は岡村国定・南加地区理事長の開会の辞で開始された。先亡者への黙とう、池田國臣師範先導による会歌斉唱に続いて、吟詠の部にはいり、無号、初伝、中伝、奥伝、皆伝、総伝、師範と続き、参加全会員が日ごろ支部ごとに担当師範のもとで研鑽を積んだ吟詠の成果を披露した。

今回の大会では久しぶりに14名もの昇格者が誕生し、会の今後の発展に明るい希望の灯をともすことになった。今回の昇格者は次のとおり。

佐藤清峯(初伝へ)、泉華尚、ウオルトン彗尚、ジェンソン弥尚、與儀芳尚(中伝へ)、今泉国泉、藤田国栄(奥伝へ)、ラーソン国靖、野見山国美(皆伝へ)、本田国菜、池田国永、松下国縄、川崎国慎、川崎国精(総伝へ)。

尚道会の会員は週一回詩吟クラスに通い、担当師範から詩吟・吟舞の指導を受けている。詩吟の魅力について、5年目の会員で今回、初伝から中伝に昇格した與儀芳尚さんは「詩吟やってよかったことは歴史と読み書きの勉強が出来ること、学生時代を思い起こします。ボケ防止にはたいへん良いと思います。おなかの底から大きな声を出せば、日常のストレス解消につながり、心身の健康のためになり、詩吟は続けられるだけ続けたいと思っています。ぜひ若い人も参加して欲しい」と話す。

北加パロアルトのメンバーの一員で1960年から詩吟をはじめ、詩吟暦54年という菊池国?さんは「1年に一回は南加の皆さんのもとへ来ることにしていますが、こちらの会員の皆さんはまだ入門して間もなく経験の浅い人でも素晴らしい吟詠をされ、驚いています。これも指導してくださる師範の実力だと思います。これからは詩吟本来の基本は守りながらも、現代風に融合させるなど、時代の趨勢(すうせい)にも合わせる工夫をして、新しい人にも受け入れられるものにしてゆけば、詩吟の前途は明るいでしょう」と語っていた。

吟詠大会の後、二式としてカラオケ大会がおこなわれ、それまでの緊張から開放された会員やゲストたちがお互いの親睦をはかり、和気あいあいの一日を楽しんだ。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )


愛嬌で済まなくなった物忘れ

砂時計お前も少し横になれ

高齢化社会余生の字が重い

お互いが杖と労わり合う老後

霊園のチラシを夫婦して眺め


( ニュースやぶにらみ )


「国民医療費39兆円」

病んでいる −国の財政

「侍ジャパンに大谷選手」

二刀流頑張れよ −宮本武蔵

「待ちぼうけ」

ノルウェイの森で −村上春樹


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(347)「♪汽笛一声新橋を」

10月14日は『鉄道の日』。新橋〜横浜(桜木町)間を日本で初めて蒸気汽車が走ったのが1872年(明治5年)10月14日。『♪汽笛一声新橋を』の新橋駅は、現在のJR新橋駅から東へ300mの“旧汐留駅舎”にあった。先日、新橋で友人たちとのランチ・ミーティングのあと、爽やかな秋風に誘われて『旧新橋駅舎(旧汐留停車場跡)』へ、ぶらり行ってみた。ここに来たのは5年ぶり。同じ題名で『余話』に取り上げるのも(2009年10月配信の101号に次いで)2度目である。

歩いて丸1日かかった新橋〜横浜間を、蒸気汽車は時速34キロ、約55分で走ったのだから当時の人の驚きはいかばかりだったか。 1日9往復、線路脇は毎日、黒山の見物人で溢れたそうだ。乗客といえば、外国人のほか、いずれも上流階級や金持ち商人たちばかりで庶民には高嶺の花、それもそのはず、汽車賃がべらぼうに高かった。上等(1等)は1円12銭5厘(現在価約11,250円)、中等(2等)は75銭、下等(3等)は37銭5厘、下等運賃でも米が5升半(約10kg)買えたほどの高額であったから、庶民はせいぜい停車場見物で“文明開化”を味わったのではあるまいか。下の錦絵は3代目歌川広重(1842年〜1894年、江戸末期〜明治時代の浮世絵師)の画。

東京汐留鉄道開業祭 新橋汐留駅と停車中の蒸気汽車 新橋汐留駅待合所

残されていた設計図に基づき2003年(平成15年)に開業当時の駅舎をほぼ正確に再現したのがプラットホームと駅舎(奥の建物)。建物の向こう側に『鉄道歴史資料室』がある。資料室の展示物は少ないが、鉄道開業の歴史的な経緯や往時の新橋停車場、汐留の活気ある様子を伝える映像は大いに楽しめる。何より入館料無料が嬉しい。

再現プラットホーム(奥が駅舎) 当時のままのレール 当時と同じ場所に『0哩標』

ホームの横に当時のレールが数メートル敷設されている。そのレールの上を最初に走った機関車は、イギリスから輸入した蒸気機関車150形であった(国の重要文化財として現在、さいたま市大宮の『鉄道博物館』に展示されている)。国産の機関車の登場はそれから40年後、大正に入って本格的な国産蒸気機関車860形や960形が完成したことで以後の蒸気機関車は全て国産でまかなわれることになった。これらの蒸気機関車は、世界レベル以上の安全性、耐久性を備え、1976年(昭和51年)まで各地で活躍した。なお、レールの起点には、鉄道発祥の証である『0哩標識(ゼロマイルポスト)』が復元され、当時と同じ場所に設置されている。

英国から輸入した150形(左)と日本初の国産蒸気機関車860形(インターネットより)

鉄道唱歌『汽笛一声新橋を』(大和田建樹作詞、多梅雅作曲)は1900年(明治33年)に作られた長い歌詞、第1集(鎌倉・近江八景・京都・大阪・神戸)だけでも66番まである。その後、第2集(厳島・関門海峡・太宰府天満宮・熊本・長崎)、第3集(日光・仙台)第4集(新潟・佐渡島・金沢)、第5集(伊勢・吉野山・和歌山)、第6集(函館港・小樽・札幌)、と追加された。全374番までを続けて歌うと、1時間30分以上もかかるそうだが、1度は翁の好きなボニージャックスのコーラスで(全部を)聴いてみたい。

今年の『鉄道の日』は、その『汽笛一声新橋を』から142年、東海道新幹線開通から50年。
先日、NHK・BSで『島家三代の物語』を視た(平成23年2月放送の再放送)。明治から平成の今日まで、日本の鉄道の発展に深く関わって来た島家三代(安次郎・秀雄・隆)のドキュメンタリードラマ。明治・大正・昭和にかけての鉄道技術者・安次郎(1870年〜1946年)は1939年に鉄道大臣の諮問機関”鉄道新線調査会“の委員長に任命され”弾丸列車計画“を推進するも戦局の悪化で計画は頓挫、しかし安次郎の夢は息子・秀雄(1901年〜1998年)に受け継がれ”夢の超特急・東海道新幹線“が実現する。更に安次郎の孫(秀雄の息子)隆(1931年〜)は世界の高速列車の最高技術を誇る“新幹線”を海外に普及、特に台湾新幹線指導で高い評価を得た。俳優・緒方直人が安次郎・秀雄・隆の3役を好演。
直人もまた父親(緒方拳)の“役者魂”を受け継ぎ、いい俳優に成長している。翁、いつか『俳優緒方家二代の物語』を書きたい・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

日本人のノーベル賞受賞者

昨日は3人の日本人がノーベル賞を受賞してTVでも新聞でもその話題で持ちきりだった。以前、その中の一人である米国サンタバーバラ在住の中村教授がLAに来て講演をした時があった。もう、十数年前の事だったと思う。その頃、彼の書いた“怒りのブレイクスルー”という本が出版されたばかりだったように記憶している。当時、会社を相手に裁判を起こしたという事で私が働いていた会社でも開発に関わる人も含め会社では話題になっていた。そして興味を持ってその裁判の成り行きを見守っていた。その講演を聞きに来ていた人の中には有名な特許弁護士のH氏や会社経営の方々もいらっしゃっていた。ちょうどその頃、私は興味があっていろんな方の講演会や勉強会にせっせと出かけては様々な分野の方のお話しを聞いていた。米国にいるお蔭で日本ではなかなかお会い出来ないような方のお話しを直接聞く事も出来た。お話しされる方の中には頭が良すぎて私のようなものには難しくてわかりにくい話もあった。どこどこ大学出身のOO教授のOO博士だの肩書の多い先生もたくさんおられたと思うが私にとっては面白いか、面白くないか(個人的に)で正直に反応してしまうのだ。それによって一番前の席にも関わらず眠てしまう事も度々あった。ところが中村教授の話は最初から最後までメチャクチャ面白くて眠くなる事が一瞬たりともなかった。とにかく通快なのだ。素のまま、思った事をストレートに話す中村教授の話は強烈なインパクトだった。そして彼の話す事が一つ一つとても共感出来たし、すっきり明瞭でわかりやすかった。あまりに面白かったので講演が終わってからすぐに中村教授の所にすっ飛んで行って“すごく面白かったです!”と感想を言ったらニコニコ気さくに話してくれた。その頃の中村教授のパワフルな話しぶりは今もちっとも変わらないな〜と昨日のTVを見て思った。
中村教授の今回のノーベル賞受賞や彼の発信する言葉は、またまた研究者や日本の会社にも大いに影響を与えるだろう。これが日本の古い体質や慣習を変える促進剤になるといいなと思う。彼の成功の根底には“怒り”が起爆剤になったと言っていたが彼の研究に対するパッションは、それ以上のものがあったと思う。そこまで青色ダイオードに魅せられた彼の情熱は負のエネルギーから見事に+のエネルギーに昇華した。今後、中村教授に続く若手の才能ある人が出てくることに期待したい。そしてそういう型破りの人が生きやすい日本になってくれたらとオレンジ色の月食を見ながら思った。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

先週のKieth Jarrettのアルバムは静かなピアノジャズでしたが、今週は力強いメリハリのあるピアノで行きましょう。アーティストはカナダ人の女性ピアニストRenee Rosnesです。このアーティストも今回初めての紹介です。アルバムは"Once Upon A Time"でSpringから始まって四季が表現されています。聴きごたえのあるアルバムです。

"Once Upon A Time" Renee Rosnes 

1. You Must Believe In Spring (Renee Rosnes, Ray Drummond and Billy Drummond)
2. Estate (Renee Rosnes, Ray Drummond and Billy Drummond)
3. Summer Night (Renee Rosnes, Billy Drummond and Ray Drummond)
4. Blackberry Winter (Renee Rosnes, Billy Drummond and Ray Drummond)
5. Autumn Nocturne (Renee Rosnes, Ray Drummond and Billy Drummond)
6. Once Upon A Summertime (Renee Rosnes, Billy Drummond and Ray Drummond)
7. It Might As Well Be Spring (Renee Rosnes, Billy Drummond and Ray Drummond)
8. The Winter Of My Discontent (Renee Rosnes, Ray Drummond and Billy Drummond)
9. Spring Is Here (Renee Rosnes, Ray Drummond and Billy Drummond)
10. Lullaby Of The Leaves (Renee Rosnes, Billy Drummond and Ray Drummond)

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm  
《R.O.》

編集後記

大型台風19号が日本列島を直撃しそうです。今日は飛行機がずいぶん低空飛行をしているのでうるさいです。三連休の半分は台風が気になって動きにくいですね。大きな被害がなければいいのですが・・。

八尾市役所に電話をかけ担当の方を呼び出してもらっていると、受話器からにぎやかな音が流れてきました。よく聞くと河内家菊水丸の"河内音頭"でした。地域の特色が出ていて面白いなあとにやにやしながら聴いていました。《R.O.》


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Zakkaya Weekly No.961

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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