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NO.953           Ryo Onishi              8/17/2014

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雑貨屋のひとり言

蝉の声と高校野球の熱戦が真夏を感じさせます。ジワーっと堪える暑さが続いて身体も疲れてきています。でもこのきつい暑さがあるから、涼しくなった時の気持ち良さが倍加するのだと思います。
夏休みも後半に入りキャンプや山登りなどに出かけている人も多いと思います。
家族や友人仲間で自然の中で過ごすことは楽しいものですが、天候の変化には気を配っておかないととんでもないことになります。短時間に大雨が降ることがあるので要注意です。最近は気象予報がかなり正確なので事前に調べておくことが大事だと思います。ほとんどの人が持っているスマホの無料アプリ(]バンドレーダーがお勧めです。)で自分のいるエリアの雨雲の動きを確認しておけば最悪の事態は避けられると思います。≪R.O≫

 

 言葉でない言葉

人から聞いた話ですが、一般にアメリカ人の会話において意思の伝わり方は、話し言葉自体により全体の8%だけが伝わり、あとは話し方のトーン(抑揚を付けたり強調したりなど)により37%、そして残りの55%が表情(話す時の顔付き、ゼスチャーなど)により伝わるのだそうです。

日本人の話す日本語の場合、これはどうなるのでしょうか。感情をあまり表(おもて)に出さない日本人は 顔の表情、言葉の抑揚などに乏しいので 多分、話し方のトーンや表情より言葉自体の占める割合が圧倒的に多くなると思われます。

ところが、日本人には余計なことはあまりいわず寡黙をよしとする風潮があり、その言葉自体も意思の疎通(コミュニケーション)のため充分役立っているとはいい難いでしょう。

では私たち日本人は伝統的にどのように意思を伝えあってきたのでしょうか。それは「言葉でない言葉」が重要な役割を果たしているのではないでしょうか。

日本には昔から「言葉でない言葉」が沢山あります。「あうんの呼吸」、「以心伝心」、「目と目で話す」 (そのくせ 日本人はあまり相手の目を見て話しませんが)・・・などというのがそれです。

英語にも“Unwritten understanding”というのがありますが、これはどちらかといえば“例外的”意味合いに近いものといえそうです。

更に日本には伝統的に「察しの文化」が根付いており、相手の気持ちを察する、即ち、相手がはっきりと明快にいわなくても、こちらが気を利かすことが美徳とされる考え方があります。

私など居酒屋で注文を聞かれ、「そうね、とりあえずビールを2〜3本、それに おつまみ適当に見はからってね」なんていったりしています。考えてみればこんな無責任な注文の仕方はありません。でも日本人の女将さんならそれでちゃんと通じます。 「2〜3本って2本ですか、3本ですか。おつまみは何がいいんですか」 なんてヤボなことは決して聞きません。その時のこちらの雰囲気、様子からちゃんと察して、今日はビールは2本、おつまみは枝豆とマグロの刺し身少々・・といった具合に 「適当に見計らって」 出してくれます。

よくアメリカのレストランで、食事を注文すると、サラダのドレッシングから始まってステーキの焼き具合、胡椒はどうする、粉チーズはどうする、と聞かれ、一々答えなければウエイトレスは引き下がってくれないので閉口します。(そこが個人の好みを尊重する洋食の良いところなのですが・・・)

いつだったかアナハイムのディズニーランド近くのレストランで 「ゆで卵」 を注文した時のこと、案の定 「何分ゆでますか」 と聞いてきたので “I have no idea.” と答えてみたら、金髪のウエイトレスのおねえさんに人をからかうなといった目で睨まれました。

余談ですが 気の利く文化といえば、東南アジアには 例えばタイ国のように気が利き、察しの良い国民性の国が多くあるようです (但し、察しが良く気が利くといっても必ずしも、相手の気持ちを100%間違わずに察することが出来るとは限らないので、察しが良く気が利くが故のトラブルもまた多いそうですが)

話を「言葉でない言葉」に戻しますが、 私達はものを考える時、言葉を用いて論理的に考える以外に、ひらめきのような言葉によらない発想をもすることがあります。

また私など 自分の思いを文字(言葉)にしようとしたら、思いの10分の1も書けなかったということがしばしばです。これは必ずしも勉強不足、語彙不足だけが理由ではなく、言葉によらない思考様式というものもあるからだと勝手に自分を慰め納得しています。

近年、人間の脳についての解明が進んできましたが「言葉でない言葉」の発想・ひらめきなどは 良くいわれる右脳・左脳の働きと関係があるようで、脳の研究者の中には、日本人の脳は大多数の日本人以外の脳に比べて 左右の脳の間の回路が多く、「あいまい思考」に適する脳なのだという人もいます。

左脳は「論理脳、言語脳」ともいわれ、言葉を司どっており、左脳だけで論理的に考えている時はそのまま言葉に直結するので問題ないのですが、直感やパターン認識といった右脳的発想は言葉になりにくいのでしょう。

英語を母国語としている当地のアメリカ人に比べ、「言葉でない言葉」を多用し、「察しの文化」に生きる日本人が使う「あいまい表現」の多い日本語は、「言語脳」である左脳だけでなく、右脳をも駆使する言葉といえるのかもしれません。

私達日本人にとって日本語とは、単なる「読み・書き・話す」言葉だけでなく、「あうんの呼吸」や 「以心伝心」、「察しあう心」まで含む 壮大なものであり、悠久の宇宙のような存在に思えてなりません。

尤も、その「壮大な悠久の宇宙」であるが故に 日本人のメンタリティと日本語が国際社会から疎外されるようでは困るのですが・・
河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )

永久欠番僕の8月15日

不平言うまい今日は8月15日

戦争をなぜするのかと子に聞かれ

平和ありがたし三度の飯が食え

核という自爆装置を持つ地球


( ニュースやぶにらみ )

「中韓への配慮」
くだんのごとし ―安倍首相

「訪日」
東京にしようか国後 択捉にしようか ―プーチン

「食偽装」
木曽路が汚されて悲しい ―島崎藤村


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

句会場(千駄木)周辺散歩(87)
*芥川龍之介ー動坂、田端 A
今回は諸誌の抜き書きです。
『谷根千5号』より。生家が動坂の茶舗内田園の桐生美佐子さんの話。
「芥川さん(の奥様は)は思い出しても色の白いきれいな方で、いつも黒い着物を着てらした。息子(比呂志)さんが卒業論文を出してから戦地へ行きました、とほっとしてらした。一杯飲んできた男性が〔生涯腹立て申さず 一雄〕という色紙を書いていきましたが、今思うとあれは尾崎一雄さんなんですよね」
『谷根千6号』より。不忍通り動坂の矢部弥之助さんの話。
「田端の本店が漬物屋で明治四十二年〜三年ごろ開業。(略)漬け物は芥川龍之介さんの家にも届けてましたし、板谷波山先生(陶芸家)には、うちで佃煮を煮るために使っていた薪を、窯の火薪に差し上げた縁で、波山作の花びんが二つ家宝です。」
大正十二年の関東大震災の時、千駄木、田端は地盤が固いのでさしたる被害はなく、翌日芥川は川端康成、今東光と連れ立って、被害のひどかった浅草や吉原などを一日見て回り、七日には、震災の四日前に女の子が生まれた室生犀星母子を見舞っています。
室生犀星著『杏っ子』より。
「〈杏子嬢は無事か、奥さんは?〉(略)書斎にもどると芥川は低めの声でいった。〈君のところには食い物があるか。〉〈何もない、昨日から百円札を一枚もっていても、どこでも、くずれないんだ。〉(略〉これから、動坂に出て食糧をととのえようと思うんだが、君も行かないかいといい〜」 田端は当時まだ田園地帯で、買い物には動坂まで出たようですね。
近藤富枝著『田端文士村』より。
「…芥川の家で、彼は伯母ふきの枕もとへやってきて、〈これを明日の朝に下島先生に渡してください〉と言って、〔自嘲 水洟や鼻の先だけ暮れ残る 龍之介〕という自句を書いた短冊を渡し、一時半ごろ寝室にひきあげた。」  
明け方、下島医師は芥川の伯母と妻との話声で目を覚まします。「〈変だ〉とか〈呼んでも答えがない〉などという断片が耳に入る。下島はギョッとして床の上に起き直った。芥川の家へいく道はぬかり、あわてる下島の足を滑らせ、何度も転びそうになった。」 
一方芥川の甥の葛巻義敏は小穴隆一の下宿へ駆けつけます。「〈すぐ一緒にきて下さい〉(略)小穴はとび出した。〈ほんとにやったのか〉〈どうもそうらしいんです〉小穴が、義足をつけ芥川家へかけつけると、龍之介の枕頭に下島がいた。二本目の注射をすませ、彼は注射器を片づけているところで、〈とうとうやってしまいましたなア〉と小穴に声をかけた。

龍翁余話

龍翁余話(339)「戦後69年、改めて“国防”を考える」

8月は、祖国の為に戦って散華した将兵たち、戦禍に巻き込まれ犠牲になった民間人たち、全ての戦没者への慰霊と感謝、そして平和への祈りの月である。本当は“戦没者への鎮魂、平和への祈り”は、何も8月に限ったことではないのだが、戦中派(?)の翁には、やはり終戦の日の“8月15日”が重くのしかかる。

69年前の8月初旬、夏休みで川遊びをしていた翁たち学童数人の頭上に突如、山間(やまあい)からグラマン(米海軍の主力戦闘機)2機が現われ、パイロットが見えるまでの低空飛行で、いきなりバリバリバリ(機銃掃射)。あとで聞いたことだが、ガラス張りの麺工場と機関庫が狙われ、十数人が被弾したとのこと。大分県下の我が田舎町が爆撃を受けたのは、後にも先にもこれがただ1度。盆地で四方山に囲まれているのに高射砲(台)も無い。つまり応戦の術が無いまま敵機のやりたい放題が続く間、町の人々は初めて経験する機銃掃射の恐怖に(じっと)耐えた。そんな田舎町でも沖縄戦(1945年3月26日〜6月23日)以後、たびたび空襲警報のサイレンが鳴り響き、その都度、防空壕に避難したが、何故かその日は、サイレンも鳴らず、翁たち学童にとっては、それはのどかな、平和な夏休みのひと時であった。泳ぎ疲れて橋の欄干で日光浴をしていた学童たち(5,6人)は、突然の出来事(機鼻に光る銃火と機銃音)に肝を潰して、4メートルの高さの欄干から一斉に川の中へ飛び込んだ。それまで高所恐怖症で飛び込みが出来なかった翁も、皆につられて夢中で飛び込み橋の下に隠れた。たらふく水を飲んだ。遠くのグラマンの飛行音と機銃掃射の音が(橋の下まで)不気味に聞こえる。多分、10分くらいの爆撃だっただろうが、翁たちにとっては実に長い恐怖の時間であった。その日から数日後にヒロシマ・ナガサキ、そして昭和天皇の終戦の詔書で戦争は終わった。あれから69年目の“8月15日”――

安倍政権は発足以来、防衛政策の基本的見直しを矢継ぎ早に打ち出した。国内(防衛関連)法では、昨年12月に安全保障政策の司令塔となる『国家安全保障会議』(日本版NSC)の設置法と、それに伴う『特定秘密保護法』を成立させた。更には(戦後初の)『国家安全保障戦略』を閣議決定した。今年に入って『武器輸出三原則の見直し』や『集団的自衛権の行使』を(世界に向けて)表明、9月の内閣改造期には、これらの法整備を担わせる『安全保障法制担当相』を新設するそうだ。これら一連の動きは、安倍首相の言葉を借りれば「戦後レジームからの脱却である」とのこと。戦後レジームとは、戦後にマッカーサーによって強制的に作らされた政府の体制や制度のことで「今の時代(国際情勢)の変化に対応しきれなくなったことで憲法改正をはじめ、種々の改革を行なおうとするもの」である。自信たっぷりに「戦後レジームからの脱却」を唱え、胸を張る安倍首相の姿を見て「安倍はまるで独裁者のようだ。彼は日本を戦争へ導こうとする最も危険な男だ」と目くじらを立てる左翼政党や左系のジャーナリスト・学者・評論家たちの反感を買うのも(安倍支持者の翁でさえ)無理からぬように思える。しかし見ようによっては“強いリーダーの出現”ともとれる。翁は『武器輸出三原則の見直し』や『集団的自衛権の行使』については、いささか危惧点を持っているが、基本的には安倍の“強い国づくり政策“には大賛成だ。

翁流に考えてみる――国際法も国際常識もわきまえない、身勝手な論理で軍事力にモノを言わせ周辺諸国に脅威をもたらしている中国・ロシアの厚顔無恥の首領、“歴史認識”しか言えない韓国のヒステリックな女ボス、井の中の蛙で“核遊び”にうつつをぬかす北朝鮮の危険な坊やなど“呆れたリーダー”たちの出現で日本を取り巻く近隣(国際)環境は大きく変化してきている。とりわけ、中国やロシアの軍事的脅威にさらされ続けている我が国は「戦後69年も経っているのに、いつまで駐留米軍の庇護を求め続けなければならないのか?米国頼みも限界がある」という“日米同盟限界説”も無視出来ない現実(米国事情)もある。翁が思うに、独立国家なら「自分の国は自分で守る」という、ごく基本的な(あたり前の)自立自尊の国家建設を考える時代になっているのではないだろうか?だからと言って、翁はけっして“戦争への道“を考えている訳ではない。否、むしろ、1957年(昭和32年)に設定された『国防の基本方針』(専守防衛と国連中心主義)の路線は守りたいし、平和憲法の基本精神も絶対に失いたくはない。安倍首相が言っている「日本は積極的平和主義を貫き国際社会に貢献する」それを信じたい。

ところで、我が国の防衛費は11年続いた防衛費削減に歯止めをかけ、2013年度は前年対比0.8%の増、2014年度は2.8%増額した。これは、中国の“仁義なき海洋進出”(尖閣諸島周辺の領海侵犯など)をにらみ、新たな防衛大綱と中期防衛力整備計画で打ち出した『離島防衛力強化策』を実行に移すための増額であると言われている(総額約486億ドル=約4兆8800億円、世界第6位))。翁、この『離島防衛力強化策』は大賛成だ。

自民党はこのほど『特定国境離島保全・進行特別措置法案』をまとめた。主な目的は、政府が離島のインフラ整備を行ない中小企業への振興策を通じて住民の流出を防ぐ。外国人による不法漁業から日本漁民の安全操業を守る、などを掲げているが、本当の狙いは中国の覇権主義がもたらすドブネズミ作戦(仁義なき海洋進出)、ロシアのドロボー猫領土侵攻(不意打ちはロシアのお家芸)に備え、自衛隊や海上保安庁関連機関を常設して“国境離島を守る”ことにある。海洋国家のくせに今まで離島警備が疎かだったこと自体が怠慢。遅ればせながら政府は今回、離島保全の候補地として北海道の奥尻島や利尻島、長崎県の対馬、中国本土や台湾に近い与那国島などを想定している。だが、外国船が近づいたり、上陸されそうな無人島にも自衛隊・海上保安庁の施設を常設することを考えておかなければならない。施設設置だけでなく自衛隊員や海上保安官の“見回り”も必要だ。69年目の8月15日に翁は吼えた「国境離島警備強化の為のヒト・モノ・カネを惜しむ勿れ。海洋国日本は離島防衛・海洋保全こそが国防の要である」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

寿退社

昨年、一人暮らしの母が手術後、食事の管理とリハビリの歩行訓練が必要になったので4ヶ月ほど東京の施設に入ることになった。幸い全個室で目の前には公園や図書館があり静かな環境で回復するまでゆっくり滞在させてもらう事になった。本当は3か月の予定だったのが私の都合でもう1か月伸ばしてもらったのだ。その時の母のお部屋の担当だった人は実に誠実で思いやりのある若い男の人だった。元彼女が介護の仕事に携わっていたのを見て自分も資格を取りこの仕事に入ったのだと言った。トイレ掃除もいとわなく積極的に何でも分け隔てなくテキパキ動く姿に清々しささえ覚えた。よく気の付く優しい若者だった。母をその施設に預けてLAに戻る直前、その若者と会話をした時に “ この仕事は自分に合っていると思うけれど、これでは家庭を持つ事など不可能なくらい給料が安い ”と嘆いていた。そして次に私がLAから戻って母を施設に迎えに行った時は、すでにその若者の姿はそこの職場にはいなかった。いい人材になりそうな人でも特に男の人の場合は結婚を機に退社していってしまうケースが多いのだと聞いた。そして、この業界では男の人の寿退社が圧倒的に多いのだと言う事を後から聞いてなるほどと思った。こちらアメリカでも介護の給料というのは日本と同じように安い。
一見誰でも出来る仕事のように見えるかもしれないけれどクライアントさんの微妙な心の動きや目線、その日の気分的なものから体調の変化など人間を扱う仕事は知識や経験以上に感じる心が無いと難しいと思う。たとえ資格があっても、不向きな人もけっこういるものだ。体が不自由であっても認知であっても人の気持ちは通じるし案外、彼や彼女らは無意識の中で自分と接する人の気持ちをしっかり判断しているのではないかと思う。それが理屈抜きで好きとか嫌いに表れるような気がする。むしろ、普通の人より敏感に何かを感じ取っているような気がする。上から目線で言う言葉やちょっとした仕草や態度をクライアントさんは敏感に感じとっていると思う。
最近、安部首相が外国人労働者を家政婦さんや介護の世界でも検討しているらしいという記事を読んだ。働く女性には外国人のお手伝いさんを雇ってもらい、子供の面倒を見てもらい、もっと社会に進出して働いてもらおうと提唱している。この提案はパソナの顧問でもあるT氏が強く推進している。日本は若いニート族も含めまだまだ働ける、また働きたい元気な退職者もたくさんいる。企業は単に国内の働き手の賃金を抑えるために安易に外国の安い労働力を入れるべきではないと若手の経済評論家三橋貴明さんがインターネットラジオで意見を言っていた。彼の7月23日の ” おはよー寺ちゃん ”と言う番組で後半にこの介護に関しての意見を言っているのだが “全くその通り! ”と思ってしまった。これ以上、寿退社していく人を増やさない対策を何とか国策とし早急に取り組んでほしいと婆予備軍の私は願っている。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズが大好き−今週のお奨 めアルバム

951号でBill EvansのピアノとTonny Bennettの素晴らしいボイスがコラボしたアルバムを紹介しましたが、今回も魅力的な低音の持ち主Johnny HartmanとJohn Coltrane Quartetが共演した名盤アルバムをご紹介します。
Johnny Hartmanのうっとりする声、John Coltraneのサックス、McCoy Tynerのピアノ、素晴らしいバラードを聴かせてくれます。一曲一曲、文句のつけようのないアルバムです。敢えて言うならCDは31分と短くあっという間に終わってしまうことでしょうか。

"John Coltrane & Johnny Hartman"

01-They Say It's Wonderful
02-Dedicated To You
03-My One And Only Love
04-Lush Life
05-You Are Too Beautiful
06-Autumn Serenade

John Coltrane - ts
McCoy Tyner - p
Elvin Jones - ds
Jimmy Garrison - b
Johnny Hartman - vocal

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

月曜日、大阪福島にある人気のラーメン店に行きました。"三く"というちょっと変わった名前のお店です。ホームページには11時39分(夕方は18時39分)にオープンとありましたので少し早めに行ったのですがすでに数人の行列ができていました。39分という中途半端な時間は店名の"三く"から来ているようです。店の中に入るとジャズが流れています。真空管アンプ(LUXMANのMQ-88Uだと思います。)と大きなスピーカーがあったので、オーナーはオーディオマニアだと思います。暑いのでつけ麺を注文したのですが、とても美味しくいただきました。人気の高いラーメン店であることがよくわかりました。福島にはおもしろいお店がたくさんあります。 《R.O.》

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.953

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com