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NO.933           Ryo Onishi              3/30/2014

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雑貨屋のひとり言

普段は特に意識しない呼吸ですが、激しい運動をしなくても心の状態が乱れると呼吸も乱れ、速くなったり浅くなったりします。心身が緊張状態になると呼吸が乱れます。ヨガでちょっとむつかしいポーズをすると、ポーズに気を取られ、呼吸が浅くなっていたり止まっている場合があります。この状態でおこなうと筋肉が硬直するのでヨガの効果はありません。ヨガでは穏やかな呼吸が出来ないなら、無理してポーズを取らないように指導されます。
ヨガに限らず日常生活で穏やかな呼吸ができている状態にすることが心身のバランスが取れていることではないかと思います。たまに自分の呼吸を意識して穏やかな呼吸ができているか確認するのもいいと思います。≪R.O≫

 

左 脳 と 右 脳 (2)

前回、人間の脳が左脳と右脳に分かれていて、左脳は論理・理性・言葉などの機能を担当し、右脳は感情・直感・パターン認識など、感性の部分を担当するということを書き、さらに私たち日本人の場合は、欧米語を母国語とする西洋人と異なり、本来理性を司る左脳で一部感性的認知もしているという学説を唱える角田忠信氏(東京医科歯科大学教授)の話をご紹介しました。

この「角田理論」は日本人のいわゆる 「あいまい(ファジー)思考」 について考える時、大きなヒントの一つになるのではと思われます。そこで今回ももう一度取り上げることにしました。

このテーマについて、わかり易く解説している文章を見付けましたので以下しばらく引用します。(引用元:「JAPAN AS IS−日本タテヨコ−和英対訳版P.42」 by Gakken Co., Ltd.)

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〔日本人の脳〕:日本の音楽会は、どこへ行ってもたいへん静かだ。聴衆は皆文字どおり息を殺して演奏を聴いている。外国の指揮者などは、日本人はマナーがよいと褒めるが、実はこれは日本人の脳のしくみに原因があることが、東京医科歯科大学の角田忠信教授の研究でわかっている。
欧米型と日本型
人間の脳は左脳(言語脳)と右脳(音楽脳)に分かれ、その機能が異なる。左脳は言語や計算、論理的思考を扱い、右脳は音楽、直感的・非言語的世界をつかさどる。この脳の働きの一部が日本人と欧米人で異なるというのが、いわゆる「角田理論」である。

欧米人の脳は左で理性的認知、右で感性的認知とはっきり分かれているのに対し、日本人の左脳には理性的・感性的認知が混在している。母音、笑い声・泣き声などの感情音、風の音・虫の鳴き声のような自然音、邦楽器の音などを、日本人は欧米人とは逆に左脳で処理する。したがって、ため息・せき・嘆声などが音楽の途中に入ってくると、スイッチが左脳に切り替わり、音楽鑑賞が妨げられる。そのために日本の音楽会は静かなのである。

脳の機能の違いは、文化の差をもたらす。欧米文化の論理性、知的に自然と対決する姿勢に対し、日本文化は非論理性、情緒性、自然との融和を特色とするが、この違いは聴覚を通しての自然界の認知の仕方からくるものだと言う。

角田理論は、今はやりの日本人論や日本文化の科学的根拠になるものとして、たいへんなブームになった。湯川秀樹博士は、「近来こんなおもしろい話を聞いたことがない」といったくらいである。

日本語が原因
日本人の脳がこういうしくみになった原因は、母音優位の日本語にあると言う。欧米語(例えば英語)では、「子音+母音」(go), 「子音+母音+子音」(cat) の音節が言葉の単位になるので、母音それ自体意味を持たず、楽音として右の音楽脳で扱われる。これに対して、日本語の母音は、「い」(胃)、「え」(絵) のように単独でも意味を持つので、言葉として左の言語脳で処理される。母音と構造のよく似た多くの自然音も、同じように左脳で扱われることになる。

人間の脳は生まれたときは世界共通、生後6歳ぐらいから9歳までの使用言語によって型が決まる。今のところ、日本人と同じ脳の型は、母音の多いポリネシア語を話す人たちだけということである。同じ日本人でも欧米語を母語とする日系二世は欧米型の脳になる。
(「JAPAN AS IS−日本タテヨコ−和英対訳版P.42」 by Gakken Co., Ltd.より引用)
 

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )


破れ鍋と綴じ蓋で炊くうまい飯

一病の頭撫で撫で元気です

十戒は野暮晩酌の上機嫌

平成の世にも木馬のマイペース

不器用に生きたと自分史の苦笑


( ニュースやぶにらみ )


「消費税8%」

エイプリルフールだよね −4月1日

「説明責任の追及」

猪瀬さんあの時はごめん −渡辺代表

「レアアース」

横車に積んで運ぶのは駄目 −WTO


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(31)「高齢者の睡眠」

『4月』の声を聞いただけで“春爛漫”が脳裡に広がる。<春うらら、うららな春は、げにうらら>・・・晴れた春空、柔らかな陽射しが我が身をつつんでくれるのどかさは、病み上がり(3月30日現在)の翁にとっては百遍“うらら“を謳っても余り有る、”生の喜び“がそこに在る。また、若い頃は『春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く、夜来風雨の音、花落つること知る多少』(中国唐時代の詩人・孟浩然作)だったが、近年の翁の春眠は『カーテンの、隙間を覗く朝ぼらけ、処処街音に、寝床離るる』である。

ところで、このほど厚生労働省が11年ぶりに改訂した『睡眠の質を向上させるための睡眠指針』によると、日本人が1晩で眠る時間は、20年(20歳)ごとに30分ずつ短くなっていく傾向にある、とのこと。つまり、10歳代前半までは8時間以上、25歳では約7時間、45歳では約6.5時間、65歳では約6時間になるという。この論だと80歳代では5.5時間ということになる。だが、個人差があって、そう単純に言い切れるものではあるまい。翁自身の経験で言うと、若い頃、仕事で不規則な生活が続いていた頃は、5,6時間の睡眠で充分だった。時には徹夜に近い仕事もあって朝方、2、3時間の睡眠で次の仕事に移るという日もあった。短時間でも睡眠が深かったのだろう。若いから回復も早かった。生来、翁は“眠り龍”と言われていた。老域に至った今日でも(体調不良の時、あるいは夜中に近辺で事件・事故・自然災害などが発生しない限り)“眠り龍”は健在だ。50歳半ばくらいから夜10時就寝、朝6時起床が習慣になっている。途中、1,2回のトイレ・タイムがあるが、ベッドに戻ってから再び爆睡するまで、数分とかからない。おまけに若い頃から今日まで15分〜30分の“仮眠(昼寝)”が得意、どんな時間帯でも、どんな場所でも・・・だから、翁の1日の平均睡眠時間は今でも(通常)7時間以上だ。

『指針』の中で特に気になるのが「高齢者の長時間の寝床はNG」という点だ。「眠ろうとして寝床で過ごす時間が長くなると、かえって眠りが浅くなり逆効果、昼夜のメリハリのある生活を勧める」としている。厚労省が言う昼夜のメリハリとは具体的にどういうことか明記されていないので、翁流メリハリを考えてみた。昼間の行動時間帯には趣味や交友、散歩など適度の運動で頭脳や体を動かし、少しばかり疲労感を持って就寝するのはどうだろうか?散歩は毎日が理想だが、趣味なら例えば音楽(ギターやウクレレ、ハーモニカなどの独習、友人とカラオケ)、美術手工芸などは週1回でもいいし、(天候のいい時)ドライブ、小旅行などは月1回でもいい。また、気の置けない友人と会ってお茶するのもいい。とにかく、近い未来に楽しみを持つ、それだけでも気持ちに”張り“と”晴れ“が生じる、それが重要だと思う。もっと手軽に、読書もよし、テレビもよし、そして昼間、眠くなったら30分ていどの昼寝もよかろう。夜は眠くなったら寝る。眠くない時は、無理に寝床に行く必要はない、というのが、翁流のメリハリだ。とは言え、近年の翁の夜の読書は、どんなに頑張っても5ページくらいで瞼が重くなる。下戸だから飲酒の楽しみもない。テレビは主としてニュース番組やBSの時代劇(再々放送?)、大河ドラマを視るが、たまには2時間ドラマ(刑事もの)を、でも、たいていは途中でダウン、それでいいのだ。

ちょっと横道に逸れるが、翁には離れ難い”親友“がいる。それは60(歳)の手習いで始めたパソコンだ。パソコンを相手にしていると時間の経過を忘れる。友人との交流手段は、今はほとんどEメールだ。おかげで手書きの字が下手になり、漢字のド忘れも多く、国語的損失は大きいが、もうこの年齢になれば、便利さと楽しみを優先するようになる。おまけに頭・両手(10本の指)を使うことによって、多少はボケ防止に役立っているのではないか、と自己暗示をかけている。時には、声も発する。キーを打ち間違えたり、変換ミスを起こしたりした時など「バカタレ」とか「へたくそ」だとか・・・これも、翁流の息抜きの1つだ。目を保護するために、たまにベランダ越しで遠くを見る。たまに、というのは目の保護もあるが、文章作成に行き詰って(外景を見ながら)頭の中で構成を練り直すための休憩時間でもある。この『余話』を書いている間、何回、ベランダに出たことか、心地いい”春うらら”を満喫して再びキーボードを叩く。

話を戻そう。高齢者に多い『睡眠障害』に目を向けてみる。高齢者は、現役引退、(身内や友人との)死別、独居などによる心理的ストレスによって起きる不眠。また、病気による不眠、例えば狭心症や心筋梗塞による夜間の胸苦しさ、前立腺肥大による頻尿、皮膚掻痒症(ひふそうようしょう)による痒み、関節リウマチの痛み、それらの治療薬の副作用による不眠などは昼間の眠気、夜間の異常行動などの睡眠障害の原因となる。更に、眠れないからアルコール依存症になったり、鬱病や認知症になったりなどの弊害を招く。言うまでもなく安眠は健康で長生きの秘訣、専門医を訪ねるのもいいが、まずは自分流のメリハリのある生活を考える(作り上げる)ことが肝要だろう。

高齢者は長い間、社会や家族に対してそれなりの責任を果たして来た。もう、これからは一切の束縛や制限を受けないで思いのまま(自分の為に)生きる“随意主義”になっていいのではないだろうか(振り返れば翁は、ずっと以前から我が儘に生きている)。そうは言っても、世の中にも家庭内にも社会規範というものがある。規範の範囲内で“随意主義”を試すのも一考。高齢者の健康は社会や家族を幸せにする。高齢者自身の努力で“質の高い睡眠”を実現させられる、そう思いたい・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

アインシュタインに会った!

アインシュタインに会ったと言っても実は先日のナチュラルプロダクトエキスポの会場のブレインフード(頭にいい食品)のコーナーにいたアインシュタインのそっくりさんに会ったのだ。 皆がカメラを向けているので私も一枚パチリと撮ったらアインシュタインそっくりさんと目が合った。 その途端、彼はニッコリ笑っておいでおいでと私を呼ぶジェスチャーをしたので傍にいったら “私を知っているか?“というのでもちろんアインシュタインでしょう?と言ったら笑って “ 日本のネスカフェのコマーシャルに出たんだよ。見た事ある?”というので“ええ、ネスカフェのコマーシャルなら”と答えた。ただ、アインシュタインのそっくりサンが出たコマーシャルは見たことないかも…と心で呟いた。私の返答にアインシュタインのそっくりさんは、たいそう喜んで近くにいた秘書のような女性に彼女は日本で僕のコマーシャルを見たようだよとはしゃいでいた。それで一体どんなコマーシャルだったのかその日早速家に帰ってYoutubeでネスカフェ、コマーシャル アインシュタインと検索したらアインシュタインのそっくりさんが出ていた。

本物のアインシュタインも親日家だった。 そっくりサンにも日本の印象を聞いてみたら日本は大好きで、またチャンスがあったら是非行きたいと言っていた。
せっかくなので一緒に写真を撮って後日それをそっくりさんに送ったらいい写真だからプリントしてデスクの上に飾っておくよと返事が来た。

その話を同じ日に会場を回っていた友人に言ったら “ 僕も同じようにアインシュタインのそっくりさんと写真を撮りましたよ。何だか我々は同じような事をしているのだね〜“とその友人からアインシュタインと一緒に撮った写真を送ってもらった。その写真を見たら思わず笑ってしまった。 男同士なので明らかに女性と一緒に撮る笑顔が違っていてその表情が何とも対照的で可笑しかったのだ。

ところで、このアインシュタインはユダヤ人なのだがユダヤ人が良く食べるベーグルの(ドーナツのような形のパン)お店でアインシュタインの名前が付けられたベーグルカフェがある。初めてこのお店のチ
アインシュタインベーグルカフェ クーポン券 メニュー

ェーンに入ったのは数年前にニューメキシコに行った時だ。それ以来そこのベーグルの店が気に入ってしまい、ブレックファーストはどこに行く?と聞かれると必ずアインシュタインベーカリーと毎朝言って笑われたくらいだ。LAに戻ってきて同じ店を探したらWest LAとオレンジカウンティーにはあってもサウスベイには無かったのだ。ところが今回サウスベイにそのお店がオープンしていたのでアインシュタインついでに行ってみた。

行ってホウレンソウとチーズを焼いたものが乗っているベーグルを頼んでみた。もちもち感があってふっくら焼きあがったベーグルはやっぱり美味しかった。おまけに期限付きのクーポンまでくれたので、もう一回、日本に帰る前にまた食べに来ないとと思った。

さて、いろんな偉人達が名言を残している。アインシュタインもたくさんの言葉を残しているけれど今私たち今の日本人を元気にしてくれるのはこの言葉だと思う。
 

アインシュタインの言葉
近代日本の発達ほど世界を驚かしたものはない。その驚異的発展には他の国と違ったなにものかがなくてはならない。果たせるかなこの国の歴史がそれである。この長い歴史を通じて一系の天皇を戴いて来たという国体を持っていることが、それこそ今日の日本をあらしめたのである。

私はいつもこの広い世界のどこかに、一ヶ所ぐらいはこのように尊い国がなくてはならないと考えてきた。なぜならば、世界は進むだけ進んでその間幾度も戦争を繰り返してきたが、最後には闘争に疲れる時が来るだろう。このとき人類は必ず真の平和を求めて世界の盟主を挙げなければならない時が来るに違いない。

その世界の盟主こそは武力や金の力ではなく、あらゆる国の歴史を超越した、世界で最も古くかつ尊い家柄でなくてはならない。世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。それはアジアの高峰日本に立ち戻らねばならない。我々は神に感謝する。神が我々人類に日本という国を作って置いてくれたことである。
アインシュタイン

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

ボーカルJAZZはバックの音が前に出過ぎず詩の内容がわかりやすくて好きです。英語のリスニングトレーニングにもいいと思います。今週はAnn Burtonのアルバムを選びました。耳元でささやかれているような彼女のやさしい歌声が心地よく聴こえます。

"New York State of Mind" Ann Burton

01-New York State Of Mind
02-You Started Something
03-I Can Dream,Can't I _
04-All Or Nothing At All
05-Come In From The Rain
06-Tell Me More And More And Then Some
07-The Night We Called It A Day
08-Something S0 Right
09-All To Soon
10-Soon
11-Never Never Land

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

フィギアスケート世界選手権は羽生選手、浅田真央選手がどちらも期待通りに優勝という見事な結果になりました。それにしてもハイレベルな戦いでしたね。
3月も明日で終わり明後日からは4月です。花見のシーズンです。近所の桜はまだこれからというところですので楽しみです。そして消費税が8%になります。生活防衛で日用品を家の中がいっぱいになるくらい買った人もいるそうですが、みなさんはどうされているのでしょうか?
《R.O.》


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Zakkaya Weekly No.933

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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