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NO.922            Ryo Onishi              1/12/2014

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雑貨屋のひとり言

アメリカ大陸は強烈な寒波に見舞われています。ナイアガラの滝も凍っています。かつてトロントに住んだ経験がある私は、強烈な寒波の中での厳しい生活を覚えています。なんといっても怖いのが自動車の運転です。フリーズドレインでワイパーは動かなくなるし、道路が凍結してちょっとブレーキをかけただけで、車が何処へ行くかわからなくなります。雪の上に車が乗り上げると車体が浮いてしまい、動けなくなります。ラジオの天気予報はこう言います。「外出は極力避け、家の中にいてください。車で出かけるときは、毛布、ブーツ、スコップ、ロープ、ロウソク、トランシーバー(セルラーフォーンが使えない場合があるので)・・を準備して出かけてください。」と。今でも、北米の各地でこのような忠告が流れているのだと思います。≪R.O≫

 

2014年大予測

前回のこの欄で一年前の新年に私たちの仲間内で行った『年間大予測』の結果を書きました。今年も年初にあたり、仲間の皆さんと一年後を予測しあうため、次のような『2014年大予測』表を作りました。雑貨屋ウイークリー読者の皆さんもぜひトライしてみてください。

(1)日本円・US$の2014年末の値は?(上下5%以内を正解とする)

(2)日本円・ユーロの2014年末の値は?(上下5%以内を正解とする)

(3)2014年末の東証(日経)平均株価は?(上下5%以内を正解とする)

(4)2014年末のニューヨーク・ダウ平均株価は?(上下5%以内を正解とする)

(5)2014年末(11月)日本の完全失業率は?(上下5%以内を正解とする)

(6)2014年末、NY原油先物相場(WTI)の価格は?(上下5%以内を正解とする)

(7)2014年末、日本国首相の名は?

(8)2014年中に日本の内閣総辞職または衆議院解散はあるか?(イエス/ ノー)

(9)2014年中に首相は靖国神社へ参拝するか?(イエス/ ノー)

(10)2014年中に尖閣諸島で国有施設建設、公務員常駐、中国との武力衝突
のいずれかが起こるか?(イエス/ ノー)

(11)2014年4月、日本の消費税は8%になるか?(イエス/ ノー)

(12)2014年末、北朝鮮、金正恩氏による指導体制は維持されているか?
(イエス/ ノー)

(13)2014年中に北朝鮮の日本人拉致被害者が1人でも日本へ帰るか?
(イエス/ ノー)

(14)2014年、ソチ・オリンピック、日本選手の金メダル獲得数は?(前後3個以内を正解とする)

(15)2014年、ソチ・オリンピック、日本選手のメダル獲得(金・銀・銅)総数は?(前後3個以内を正解とする)

(16)2014年、ワールドカップ・サッカー、ブラジル大会の優勝チーム(国名)
   は?

(17)2014年、田中将大投手は大リーグで何勝するか?(前後3勝以内を正解とする)

(18)2014年度日本プロ野球優勝チームは?(セ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)

(19)2014年度日本プロ野球優勝チームは?(パ・リーグ)(注:プレイオフ優勝でなく、ペナントレース・シーズン優勝とする)

(20)2014年、日本人(日本国籍保持者)のノーベル賞受賞者はいるか?
(イエス/ ノー)

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )


ドッコイショかっては軽く越えたバー

死ぬまでは元気でいたい万歩計

なるようになると座右の銘が言う

根の深い話さらりと生きる知恵

わが道を行く欲望の渦の外


( ニュースやぶにらみ )


「舛添氏の処分」

除名から助命へ −自民党

「逃走の杉本容疑者逮捕」

悔しい 携帯に負けた −警察犬

「初回視聴率20%割れ」

これからが腕の見せ所 −軍師官兵衛


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(311)「国会議員定数削減を議論せよ」

時代劇好きな翁、この正月(連休)の間に、『水戸黄門』(里見浩太郎)と『暴れん坊将軍』(松平健)(2本とも再々放送?)を視た。内容はいつもの“勧善懲悪”のワンパターン。偶然にも(2本とも)“貧しい農民に、不当に重い年貢(重税)を課し、己れたちはぬくぬくと甘い汁を吸う悪代官一味を(黄門様や将軍様が)成敗する”という筋書きであった。
江戸時代には租税徴収の割合を“五公五民”とする取り決めがあった。つまり、収穫の半分を年貢として代官所に納め、農民は残りの半分しか貰えないとする制度である。自然の厳しさ、痩せた田畑と闘いながら血の滲むような労働で得た収穫の半分を“お上”に持って行かれる悪政に、当時の農民たちはどれほどの辛酸をなめさせられたことだろう。時には(代官所によっては)“八公二民“を強制したという歴史も残されている。農民は1日3食を1食に減らして(それもお湯のような粥の中に野菜とも言えぬ草を混ぜて)飢えをしのぎ、それでも耐えられない時には娘を売るか、離村(夜逃げ)するか、一家心中という地獄に追い込まれた農民の悲劇は、単にドラマの空想シナリオではないことが、柳田国男著『日本農民史』をはじめ幾つかの『(江戸時代の)農民史』にも明らかにされている。

悪代官を演じる役者は、いかにも悪人面(あくにんづら)で100%憎憎しさを演じる。上手いものだと感心して視ていたら、いつの間にか、その悪代官の顔と麻生太郎(財務相)の顔がオーバーラップして来た。彼が総理大臣時代に、高級ホテルや高級バーで1回の飲食代20万円を超える豪遊ぶりを非難された時「政治家の間では、20万円くらいの飲食代なんて当たり前、安いものだ」と(口を歪めて)うそぶいた。自分の金を幾ら使おうが知ったことではないが、翁が言いたいのは「庶民の苦しみが分からないボンボン育ちの麻生太郎に財務大臣(財務・財政・金融などの担当大臣)という重責を担わせておいていいものだろうか」ということだ。(庶民感覚の無い政治家は、麻生に限ったことではないが・・・)その麻生が悪代官とダブったのは、正月早々、財務省職員への年頭訓示で「消費税10%」に意欲を示したからだ。今年の4月に実施される消費税率3%アップ(計8%)だって庶民生活に大きな打撃を与える。なのに、来年(10月に)また2%上げると言う。翁はそもそも(安倍政権が言う)「社会保障と税の一体化改革は、全て5%の消費税増税で作られる」と言う論理が気に食わない。平たく言えば、政府(政治家)は、国民(庶民)に重税を課すことによってのみ国家財政の潤いを図り、我が身を削ろうとしないところが悪代官の根性そのものだと言いたいのだ。(国家財政の話は、そんな単純な理屈ではないが・・・)

今年4月からの消費税増税(3%アップ)は、もう決まったのだから今更どうしようもないが、同時に政府は“歳出削減”にも真剣に取り組まなければ、本当の財政の健全化はおぼつかない。安倍政権は、そこを曖昧にしている。このままでは日本政府の経済運営への信頼は、とうてい得られない。“歳出削減”のメニューはいろいろあるが、具体的な歳出削減案は専門家に任せるとして、翁が1つ、声を大にして吼えたいのは「選挙制度の抜本的改革と国会議員の定数削減」である。昨年暮れの臨時国会で、全く議論されなかったのは何故か。「議員定数削減」に踏み込めないのは、文字通り議員自身の“身を切る”問題であるからだ。我が身可愛さの揚句、与野党ともに(この問題は)腰が引けている。そもそも、この定数削減については「消費税の引き上げで国民に負担増を求める以上、議員自らも身を削る必要がある」と自民・公明・民主の3党が合意した“約束事”ではなかったか。

現行の国会議員の定数は衆議院480人(小選挙区300人、比例代表180人)、参議院242人(選挙区146人、比例代表96人)。はっきり言おう、衆参ともに比例代表を無くして衆議院300人、参議院146人でよい(それでも多いが)。つまり衆参合わせて276人を切れ、と言うことだ。議員1人にかかる年間経費(税金)を1億円として年間276億円が節約出来る(被災地の復興事業などに充てられる)。「276億円なんて国家予算の0.04%程度だから議員定数削減もあまり意味がないのではないか」と言う意見もある。馬鹿を言うな、税金を大切に使う、と言うことはパーセンテージではない、金額そのものの重みを考えなければならないのだ。それに、金バッジをつけているだけの無能議員(税金ドロボー)の粛清を図ることが将来の日本の政治成熟に繋がることになるのだ。

さて、安倍首相は6日、伊勢神宮参拝後の年頭の記者会見で「この1年間で景気回復の裾野は着実に広がった。危機は乗り切れた」と言った。翁は吼える「安倍晋三よ、どこを(どの方向を)見て“景気回復の裾野は広がった”と言うのだ?何を根拠に“危機は乗り切れた”と言うのだ?翁の友人で品川区在住の中小企業診断士・F氏の話によると「品川区・大田区内の中小・零細企業の多くは依然、青息吐息。確かに(ムード的には)景気回復の兆しは出ているが、首相の言う“裾野の広がり”とか“危機は乗り切れた”という実感は得られない」とのこと。翁が思うに、F氏の言う「裾野の広がりとか、危機は乗り切れた、という実感が得られない」のは、何も品川区・大田区の中小企業に限ったことではあるまい。全国の中小・零細企業は約430万社(日本の全企業数の99.7%)、その多くが、未だにバブル崩壊、リーマンショックの傷跡を引きずっているのが実態だろう。くどいようだが、安倍首相の「危機は乗り切れた」と断言するのは時期尚早。首相たるもの、常に冷静・的確に国勢の実態(国民生活の現実と未来)を見る“確かな目”を失わないことが肝要だろう。アベノミクス・ムードに浮かれていては“ムード倒れ”が懸念される。

元来、安倍晋三の人柄・見識・行動力・愛国心(情熱)を支持する翁ではあるが、敢えて苦言を呈する「国民に、これ以上の重い負担を求めるなら、まずは(来たる通常国会で)歳出削減、とりわけ国会議員の定数削減を議論せよ。議員自身が我が身を削る覚悟を示すことによって国民は(渋々ながらも)増税に理解を示すだろう。安倍首相よ、麻生財務相よ、ゆめゆめ“悪代官”を演じる勿れ・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

雑貨屋の皆様
先週、日本からロスアンジェルスに戻ってきました。昨年の12月は師走の言葉通り慌ただしく忙しい日々に追われ、あっという間に一か月が過ぎてしました。今回も風邪などひかないだろうとタカをくくっていたら年末にかけて珍しく大風邪をひいてしまいました。お正月はお節料理を作るからと期待させた弟家族と友達をがっかりさせたくなかったので頑張って初めての伊達巻作りにも挑戦し、何とかハンペ

ンと卵を使って伊達巻を作りニシンの昆布巻きや、栗きんとんなども作ってみました。特に今年は日本の伝統料理が文化遺産にも選ばれたので弟の子供たちにも食べてもらおうとはりきって作ってみました。
この雑貨屋の皆様にも見ていただこうと思ったのですが残念ながら、せっかく作ったおせち料理の写

真を撮り忘れました。でも、こちらに戻ってきた2日のその日に、ちょうど私の滞在先のオーナーの友人の方からお節料理の差し入れがあり、とても綺麗に作られていたので、せっかくなのでその方のお節料理の写真を撮らせていただきました。

ところで寒い日本からロスアンジェルスに戻った途端、あの寒さは夢か幻か、あの寒さは何だったのだろう?というくらい小春日和でした。その数日後は26度の初夏のような日もありました。寒いと言ってもしっかり着込めば暖房無しでも過ごせるくらい暖かい陽気なのです。今まで緊張していた体の張りが徐々にとれて、ようやく風邪が抜けてきました。
今週は久しぶりにイブニングハイキングにも参加してきました。今年最初のハイキングということで今回は集合場所からリーダーの家まで45分歩いてそこでスナックと暖かい飲み物を頂き、また45分歩いて戻るというカジュアルなニューイヤーを祝うハイキングでした。私にとっては3か月ぶりの長めのハイキングでした。

さて、ようやく体調が戻ってきたので活動を開始しようと思っています。取り急ぎ雑貨屋の皆様、遅くなりましたが今年も宜しくお願いいたします。
茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

最近はジャズアルバムを仕入れるペースが落ちていますが、それでも昨年は90枚のジャズアルバムを仕入れていました。今年はまだ3枚ですが、その中の一枚に『報道ステーション』のオープニングで流れてくるあの軽快なピアノの曲がありました。聴けば、あーあれね?と言うと思います。今回はそのピアノジャズが収録されている森田真奈美のアルバムI amを紹介します。実に爽快なピアノです。

"I am" 森田真奈美

01-I am (TV Ver_)
02-My Favorite Things
03-Jungle Book
04-m☆gic
05-Yesterday Once More
06-Don't Know Why
07-I am (Full Ver_)

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

定期健診で病院に行きました。相変わらず採血のところは混雑していました。前回は診察前の1時間前に行ったにもかかわらず、予約の時間とはまったく関係ない診察となりました。血液検査に時間がかかるからだと考え、今回はもっと早く行くことにしました。診察の2時間前に着いてやろうと雨の中を歩きました。それでも病院に着くと、すでにいっぱいでした。恐らくこの採血がこの病院の中で一番忙しいのではないかと思います。診察結果は前より改善されていて、気分良く家まで歩いて帰りました。最近、片道2kmくらいの距離は全く気にならなくなりました。元気よく歩けるのは嬉しいものですね。
《R.O.》

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
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http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.922

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com