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NO.885             Ryo Onishi              4/28/2013  

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雑貨屋のひとり言

ゴールデンウィークです。日本民族大移動の季節がやってきました。今年は円安で海外旅行より国内旅行のほうに人気があるようです。土曜日に甲子園の"ららぽーと"に行きましたが結構な人出でした。観光地やショッピングセンターはどこに行っても人がいっぱいだろうと想像しています。天気が良いとどこかに行きたくなりますね。大阪駅北側にグランフロントがオープンしました。行ってみたいと思うのですが混んでるのでしょうね。≪R.O≫

 

アメリカの銃規制法案否決

これまで何度となくこの欄で取り上げましたが、アメリカでは相変わらず銃による犯罪が多発し、一向になくなるどころか、減少の方向すら見えていません。昨年末(12月14日)、コネティカット州の小学校で子ども20人を含む26人が死亡した銃乱射事件も、その後しばらく連日のように報道され、全米から注目を浴びましたが、昨年末の大統領選挙でも争点にすらならず、忘れ去られようとしています。

でも、このときはさすがにオバマ大統領も銃犯罪問題に関与せざるをえず、事件直後、「銃の規制強化に向けて行動を起こす」と述べ銃の規制強化に向け、具体案の作成に取り組みました。

その結果、この4月にはアメリカ議会上院で銃規制強化法案の審議が始まりました。審議入りの前日の4月16日は、バージニア工科大学銃乱射事件から6年が過ぎた日であり、首都ワシントンの議事堂前には各地の銃乱射事件の被害者や遺族が集まったようです。アリゾナ州の銃乱射事件の被害者、ガブリエル・ギフォーズ元議員も首都入りし、法案への支持を訴えていました。

今回の法案は、銃の所持を全面的に規制したり、禁止するといったものではなく、銃購入者の身元調査について、展示即売会だけでなく、インターネットでの売買でも徹底するなどの法案であり、私たち日本人の感覚からすれば、「これのどこが銃規制なの?」と疑問を呈したくなるほどのものですが、アメリカにはアメリカの事情があり、そう簡単ではないようです。

そして翌4月18日、議会上院では、この銃規制強化法案の採決が行なわれ、法案は通過に必要な票が得られず“案の定”否決されました。採決の結果は、賛成54票、反対46票で、通過に必要な60票に6票届かなかったのです。(通過には60%の賛成が必要)この審議を議場で見守っていた銃犯罪被害者や遺族の心情を思うと心が痛みます。

この採決結果を受けて、銃乱射事件の被害者や遺族たちと共にホワイトハウスで会見を開いたオバマ大統領は、「今日はワシントンにとって恥ずべき日」と強い口調で怒りをあらわにしていました。オバマ大統領は、法案を通過させない具体的な理由を挙げられる議員は1人もいないと語り、銃規制強化の問題が政治的な取引に利用されているとしていました。上院は今後、自動小銃や、一度に多くの弾薬がこめられる弾倉の禁止などについて修正を加えた銃規制法案の話し合いを行なう予定ですが、これらの案も議会で通過するのでしょうか疑問です。

歴史も、文化も、国土の大きさも、憲法も、違うアメリカ合衆国と日本を比較することは出来ません。したがって日本での銃規制についての考えをアメリカに持ち込んでも意味のないことですが、それにしてもアメリカは国中に銃がはびこり、気の抜けない社会になっていることは確かです。いまさら銃所持の無条件全面禁止とはいいませんが、もう少し皆で知恵を出し合い、アメリカから銃犯罪をなくせたらと願うばかりです。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )


逡巡に火中の栗が焦げている

良心に詫びて踏み絵を踏んでいる

ポケットの中で拳の悔し泣き

詫び状にリベンジとある透かし文字

告発のペン返り血を覚悟する


( ニュースやぶにらみ )


「あの世で」

オーッス  ―田端義男

なんじゃい ―閻魔

「揺らぐアップル神話」

そろそろ落ちるか −ニュートン

「王手!」

将棋連盟どの ーコンピューター将棋


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(276)「京都・古刹巡り」(その2)(拡大版)

前号は、西本願寺、東本願寺、東寺への初参詣記であった。今号は大原の里の古刹巡り、ここもまた、初めての参詣である。午後4時頃、ハワイ本願寺クアイア(聖歌隊)18人、英語ガイド、それに翁の20人を乗せたチャーター・バスは西本願寺から大原へ向かって国道367号を走る。この道路は福井県若狭町に至る一般道だ。烏丸通り(中京区・上京区)から北大路通り(北区・左京区)を抜け若狭街道に入る。この街道は“鯖街道”とも呼ばれる。その昔、若狭で獲れた魚介類を京都へ運搬する物流ルートで、特に鯖が多かったことからその名が付いたと言われている。鯖街道と並行する高野川の(数キロに及ぶ)桜堤は京都でも有数の桜の名所、ソメイヨシノの名残り花がハワイの人たちを喜ばせる。1時間ほどで大原の里に到着。大原は、京都市左京区の北東部の比叡山の西麓、高野川の上流部に位置する小規模盆地、ここに三千院をはじめ来迎院、宝泉院、寂光院など多くの天台宗系寺院が建立されている。宿は三千院脇の老舗割烹旅館・魚山園。

翌朝、魚山園の泊り客が起き出す前の5時半頃、翁独り、カメラをぶら下げて宿を出る。ジャケットを着ているのだが、この時期、里の朝の気温は低い。ブルッときたのは気温のせいだけではなさそうだ。ここは昔、都の暮らしに疲れた都人(みやこびと)が若狭に逃れる逃避の道、反対に、期待と不安に満ちた旅人が都へと向かった道、そして世捨て人の隠れ里・・・三千院の南側の石畳の上り坂を行くと、タイムスリップしたような古(いにしえ)の閑寂枯淡の雰囲気が翁を包む。人影も無い静寂、聞こえるのは坂道に沿って流れる呂川(ろせん)の水音だけ。そう言えば、この川(呂川)と三千院の北側を流れる律川(りつせん)は、音楽の呂の音と律の音(音の調子)を合わせる呂律(りょうりつ)から名付けられたとのこと。そう、大原は“声明(しょうみょう=仏教の経文を朗唱する声楽の総称)”の発祥の地。この声明は日本の歌曲の原点として平家琵琶、謡曲、浄瑠璃、端唄、民謡、演歌の中にも生かされている。なお、酒に酔ってロレツが回らない呂律(ろれつ)も、ここが語源だそうだ。

300m上がった所に『浄蓮華院(じょうれんかいん)』(写真左)、資料によると、1821年に桓武天皇菩提のために建立、とあるが、桓武天皇は第50代天皇(在位780年〜806年)、何故1000年も経って建立されたのか――翁の想像だが、天台宗の開祖・最澄上人が桓武天皇に信頼され“内供”(ないぐ=宮中で天皇の安寧を祈る名誉職務)に任命されたことへの感謝(菩提心)で1000年後、比叡山の高僧たちが建立したのでは?ま、それはどうでもいいが――ここは宿坊、予約をすれば誰でも泊まれる。写経だの禅などの強制はない。「心静かに過ごしてもらえばいい」がこの宿坊のコンセプト。早朝だから門は閉ざされたまま。そこから200m上り来迎院・本坊の参道口(写真中)をくぐって更に100m行くと(前述の)声明の修練道場『来迎院(らいこういん)』(851年〜854年に建立))がある(写真右)。この『来迎院』の上流に『音無しの滝』というのがあるのだが、朝食前の翁の体力では、ここまでが限界。資料によると『音無しの滝』というのは『来迎院』の高僧が滝に向かって声明(しょうみょう)の練習をしていると滝の音と声明が和して滝の音が消えた、という故事によるものだそうだ。その滝から三千院を挟んで南北に呂川と律川に分かれる。ともあれ、朝靄が醸し出す更なる幽玄の世界に独り古刹の門前に佇む翁、平安時代〜鎌倉時代の歌人で一時期、この地に隠遁したことがあると伝えられている西行法師か鴨長明になった気分。

8時30分に『三千院』の山門が開く(写真左)。『三千院』は8世紀に比叡山に建立され、以後、数回移転を繰り返してこの場所に落ち着いたのは1871年(明治4年)だから、この一帯の天台宗系寺院の中では(“親分格”ではあるが)“新参者”?しかし石垣に囲まれ、まるで城郭の体を成す偉容は、さすが1300年の歴史の重さを感じさせる。山号は魚山、本尊は薬師如来、開基は最澄。ここには10を超える重要文化財があるが、翁の目的は苔むす庭園(衆碧園)(写真中)と、園内に建つ阿弥陀三尊(中央に阿弥陀如来、右脇侍に勢至菩薩、左脇侍に観音菩薩)の坐像を安置している国宝『往生極楽院』(12世紀建立の阿弥陀堂)(写真右)だ。無宗教の翁でさえ、その高雅さに圧倒され、カメラを置いてしばし合掌。

『三千院』の北側の参道奥に“大原問答”で有名な『勝林院(しょうりんいん)』がある(写真左)。説明板によると835年に建立。1186年頃、浄土宗の開祖・法然(ほうねん)と天台宗の高僧・顕真(けんしん)が宗論(悟りへの道)を交わしたとある。その左隣に『勝林院』の僧坊(僧侶の住まい)『宝泉院(ほうせんいん)』がある。1012年の創建。玄関の脇に法然が腰かけたと伝えられる“法然上人衣掛け石”(写真中)。この院での圧巻は、客殿から見る庭園の(約700年の樹齢の)“五葉の松”(写真右)だろう。ハワイ本願寺聖歌隊の面々も盛んに「ビューティフル!」「ワンダフル!」を発していた。但し、サービスで出された抹茶の味と作法に、少し戸惑いを見せていたが・・・もう一つ、翁の目に止まったのは廊下に貼られた“丁度よい”の貼り紙。抜粋しよう。
≪丁度よい。お前は顔も身体も名前もお前に丁度よい。幸も不幸も喜びも悲しみさえも丁度よい。歩いたお前の人生は悪くもなければ良くもない、お前にとって丁度よい≫
“過分の戒め”“応分の覚り”の教訓だろう。作者は浄覚(上覚)という平安〜鎌倉時代の真言宗の僧らしいが、詳しくは知らない。

“大原の里・古刹めぐり”の締めくくりは平家物語ゆかりの尼寺・天台宗『寂光院(じゃっこういん)』(写真左)。本尊は地蔵菩薩、開基(創立者)は聖徳太子と伝えられているが建立年など明らかではない。平清盛の娘・徳子(のちの建礼門院)は、第80代天皇・高倉天皇(在位:1168年〜1180年)の中宮(皇后)として第81代天皇・安徳天皇(在位:1180年〜1185年)を出産。源平最後の合戦“壇ノ浦の戦い”で平家が敗れ、わずか8歳の安徳天皇は祖母・二位尼(平時子)に抱かれて浪間へ。その時、安徳天皇は問う「私をどこへ連れて行くのか?」二位尼は涙を抑え「極楽浄土へお連れ致します」。安徳天皇は小さな手を合わせ、東を向いて伊勢神宮を遥拝、西を向いて念仏を唱えたとか。徳子も共に投身したが源氏侍衆に引き揚げられ京都に連れ戻される。以後、ここ寂光院で亡き子・安徳天皇や平家一族の菩提を弔いながら1213年に58歳の生涯を閉じる。なお今年は徳子(建礼門院)没800年にあたり寂光院にて秘仏・普賢菩薩像や建礼門院像などが公開されているが、翁たちは時間の都合でそれを観ることは出来なかった。(写真中は回遊式庭園)。

さて、せっかく大原に来たのだから、頭に薪や花などを乗せて行商する本物の“大原女(おはらめ)”に逢いたいと思ったのだが、土産店のおばさんに訊いたら「5月下旬に大原女祭りがあり、寂光院から三千院まで可愛い大原女たちが練り歩くから、その時にまたおいで」とのこと(写真右は大原観光保勝会HPより)。

京都市と大原の里の古刹巡り、翁はわずか2日間ではあったが何十年分の学習が出来た。宗教のことは分からないが“人の道”を考えさせられる有意義な旅であったことに翁は大いなる満足を覚え、この機会を与えてくれたハワイ本願寺クアイア(聖歌隊)の皆さんに深く感謝しながら筆を置くことにする・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

日本のデパ地下

日本のデパ地下のような食品売り場は、世界を見ても珍しい独特な売り場だと思う。 其々のデパートが競って品数の豊富さやユニークな食材を取り扱っていてディスプレイも工夫されていて綺麗だ。
先日、池袋にあるデパートの食品売り場に立ち寄ってみたら、ここは食品関係の本が並べられているのかしらと錯覚してしまうようなカレーのレトルト食品がズラリと並んでいて、その品数に圧倒された。とにかく種類がすごい。一時、カレーブームにのって近くのマーケットでさえ、大きくブースを広げいろいろなカレーの種類が店頭に所狭しと並べられていた。日本人にとってはいつの時代もブームになろうとなかろうと定番で愛されているメニューには違いないのだけれど、そのデパートのカレーのディスプレイには驚いた。
ひとつひとつ、じっくり見ているだけでも時間がかかる。どれか試しに買ってみようと見ていたら数が多すぎて結局どれも決めきれず辞めてしまった。散々見た挙句なおさら迷ってしまったのだ。ここの売り場の人に、これらのカレーをどのくらい試してみましたか?どれがお勧めですか?と聞くと2−3個試してみたけれど、どれも美味しいですと、あまりインパクトのない返事だった。
いくらカレー好きでも毎日一回カレーを食べたとしても、ここにあるカレーを全部試すのには時間もお金も1人では限界だ。たとえ全部試す事が出来たとしても、どのくらいその味を記憶している事が出来るのだろう。 ふと、そんな事を考えてしまった。
せっかくこれだけ並べられているのだからカレー愛好倶楽部でも作ってひと月に1回でも有志が集まってカレーの試食会をして2−3口ずつ、たくさんの種類を試しながら、あれやこれや評価しながら人気カレーのランキングなどを作ったら楽しいかも…そうしたら、もっとここのカレーコーナーのレトルトも売れるかもしれない。食べて美味しかったらお客さんは、その商品を買うのだし、もっと試食出来るカレーコーナーがあるといいと思う。 ズラリと並べられたカレーを見ながら案外まだ知られていないヒット商品になるものがこの中に埋もれているかもしれないと思った。
そんなカレーのオンパレードを見ているうちに、だんだんお腹がすいてきたのでランチをすることにした。今度はデパートの地下からいっきに上階のレストラン街に行った。これもまたすごいお店の数と品数だ。特に日本のレストランの料理のディスプレイは食欲をそそる。本物そっくりなロウで精巧に作られたサンプルは最近外国人のお土産になっていると河童橋にあるお店の人が言っていた。最近は日替わりメニューのランチがあってその都度、本物のサンプルも店の前に並べられお客さんの目をひいている。
今回は春らしい食材で作られたあっさりランチを食べた。アメリカと違ってどっさりは無いけれど様々な種類の季節の食材を使った料理が其々の器に芸術的に並べられていて上品だ。目で見て香りと食感を楽しむ。こういう食事をすると心もお腹も満足して幸せな気分になる。

アメリカから戻ってくる度に、改めて日本人の食に対する意識に感動してしまう。 さて来週は日本の病院食について書いてみようと思います。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

久しぶりにバイオリンがいいかなと思いStephane Grappelliのアルバムを選びました。
地味なアルバムですが、静かに聴くのにいいと思います。

"Plays Jerome Kern" Stephane Grappelli

01-Smoke Gets In Your Eyes
02-The Way You Look Tonight
03-Can't Help Lovin' Dat Man(1)
03-Can't Help Lovin' Dat Man
04-A Fine Romance(1)
04-A Fine Romance
05-Yesterdays
06-Ol' Man River
07-All The Things You Are
08-Pick Yourself Up
09-Why Do I Love You
10-I Won't Dance
11-Long Ago And Far Away

ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

大学生、高校生がUSJやディズニーランドで迷惑行為をし、それをブログやYouTubeなどに投稿して自慢していたというのですから呆れます。表現の自由はありますが、受けを狙うばかりに非常識でレベルの低い行為が横行するのは悲しいことです。

関西加洲会に参加されていた酒井多英子さんからチャリティイベントのお知らせを掲載してほしいと依頼がありました。このお知らせはイベント開催日まで掲載します。

「がん患者さんとご家族のために」「旅立った仲間のために」「今元気な人のために」
リレー・フォー・ライフ・ジャパン奈良は、がん啓発・がん患者支援のチャリティイベントです。グラウンドを24時間リレーしながら歩く事で絆を深め、地域全体でがんと向き合い、がんを理解し、がんになっても困らない社会を目指します。
2013/10/19(土)12:00〜2013/10/20(日)12:00
於:県立橿原公苑陸上競技場
http://relayforlife.jp/    http://rflnara.jimdo.com/

関西加洲会で雑貨屋のことを紹介しましたが、雑貨屋に皆様のアドレスを送って下されば、配信リストに乗せ、毎週配信させていただきますので、どうぞ送ってください。それ以外の目的で使用することはありませんのでご心配なく。関西加洲会の方に限らず、雑貨屋の読者で配信をご希望される方は遠慮なく雑貨屋にアドレスを送ってくだされば対応させていただきます。

《R.O.》

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.885

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com