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NO.856             Ryo Onishi              10/7/2012  

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雑貨屋のひとり言

私のホームページの名前にもなっている雑貨がブームになっています。
大阪のアメリカ村に、"TIGER"というデンマークから出店した北欧雑貨の店があります。
私はまだ行ったことはありませんが、ものすごい人気のようです。
7月21日に第一号店が開店しましたが、売れすぎて商品が無くなり、8月には休業に追い込まれるという異常な事態となりました。デンマーク人の経営者がこのすさまじい売れ行きに驚いているのですからとんでもないことだと思います。最近になってようやく、営業再開となりましたが、相変わらずの人気で売れ行きが好調のようです。人気の秘密は手頃な値段でこれまでの100円ショップとは一味違う面白いものが探せるからだと思います。それと、日本人はなぜか北欧のモノが好きみたいですから。
モノが売れず、不景気な日本で雑貨ショップだけは景気が良いようですね。
私たちも雑貨が好きなので近いうちに"TIGER"に行ってみようと思います。≪R.O≫

 

平野国臣作、述 懐

体調を崩してからの私は、医師の強い指示で単独ドライブも外食もままならず、家庭内でも食事制限のため、口に出来る食品も限られ、なんでも口に出来た以前の生活が懐かしい今日この頃です。いわんや仲間内の飲み会など、とんでもないことであり、足が遠のいています。

加えて、このところ体力の減退が目立ち、何かをするとすぐ疲れが出ます。これまで関係を持っていた各種ボランティア、勉強会グループなどとのお付き合いも出来なくなってしまいました。そんな状況ですが、ただひとつ、趣味の詩吟だけは私の体力の最後の砦としてまもるべく、今でも続けています。体力がダメでも気力で頑張っています。

私たちの詩吟の流派は、地域ごとに担当師範のもと、詩吟教室があり、少人数単位で週一回、勉強会が開かれていますが、春と秋の年2回、全会員が一堂に会しての大会を行っています。今年の秋季大会は9月30日(日)、例年通り、ロングビーチ市の日系人会館を会場に盛大に開催されました。地元ロサンゼルスの日刊紙である羅府新報も取材に来てくれていました。

大会では、会員が一人ずつステージにあがり、自分で選んだ吟題を全員の前で披露します。私が今回選んだ吟題は『述 懐(平野国臣作)』でした。

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★述 懐   平野 国臣作

龍頷(りゅうがん)虎口(ここう)
斯(こ)の射(み)を寄(よ)す
半世(はんせい)の功名(こうみょう)
一夢(いちむ)の中(うち)
他日(たじつ)九原(きゅうげん)
骨(ほね)埋(うず)むる処(ところ)
刑餘(けいよ)誰(たれ)か又(また)
弧忠(こちゅう)を認(みと)めん

(大意):龍のあごと、虎の口のような甚だ危険な場所に近付いて攘夷論に努力したが、その功績と名誉は人生の半ばで夢と化した。
しかし、今、囚われの身であるが、刑に処せられて死んだ後、骨は晒されても自分が尽くしてきた精忠を認めて誰かが弔ってくれるであろう。

 作者である平野国臣は幕末、福岡藩下級武士出身の尊攘派の志士であり、三十歳で脱藩、倒幕論を掲げて全国区の革命活動家となった人です。
勤王僧の月照と西郷が薩摩湾で入水自殺を図ったとき、彼は波間より西郷をすくい上げ蘇生させました。(月照は死亡)
 京に上って朝廷に仕えますが生野の乱で幕府側に捕らえられ、元治元年(一八六四)、京都で新撰組の手にかかって殺害されたたといわれます。享年三十七歳。
平野国臣がもし殺されずにその後も活躍したならば、土佐の坂本龍馬的な存在になっていた人物であろうといわれた人物です。

また、歌人としても優れた才能を示しており、
『我が胸の 燃ゆるおもひにくらぶれば
けむりはうすし 桜島山』

という一首は特によく知られています。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )


ただの風邪ですに安堵の咳をする

癌無情友の遺影が若すぎる

あと十年若かったらの愚痴が出る

しがらみを脱いで良寛さんになる

余白まだたんとある気の余命表


( ニュースやぶにらみ )


「体育の日]
選挙運動に励みます −立候補予定者
「食欲の秋」
どじょう鍋ねえ −国民

「放言」
近いうちに −田中文科相


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(249)「だんだん消えて行く昭和の灯」

翁は最近、やたらに昭和の時代が懐かしく愛おしく思うようになって来た。昭和を彩った人たちの死は、今まで以上に胸が痛む。その人たちと同じ時代に生きてきた親近感が“だんだん消えて行く昭和の灯”を恋しがるのだろう。そのせいか翁、今まで遠ざかっていた“懐メロ”をテレビで視る(聴く)ことが多くなった。

翁は、子どもの頃から音楽は好きだった。『余話』でも何回か自慢話を書いたが、小学校5年の時から、生まれた町の楽団(7人編成の軽音楽アンサンブル)に入ってギターやアコーディオンを弾いた。楽団の演奏ジャンルは歌謡曲、シャンソン、ラテン(特にタンゴ)、ジャズ、フォークソング(当時、流行した世界の民謡『灯』『カチューシャ』『黒い瞳』『バイカル湖のほとり』『ローレライ』『旅愁』などの“歌ごえ運動”で歌われた楽曲)など多岐に亘り県下での素人のど自慢大会、フォークダンス大会、音楽祭などに招かれた。大人に混じってのイガグリ頭のアコーディオン奏者はかなり珍しがられ評判になったようだが演奏は多分下手くそだったろう。それをピアノ(バンド・マスター)、トランペット、クラリネット、ギター、バイオリン、ドラムスが少年の未熟な演奏をフォローしてくれたお蔭で、いっぱしの“アコーディオン弾き”を気取ることが出来た。戦後の混乱期ではあったが、長い間の圧迫から開放された日本人は、やっと自由に物が言え、好きなことがやれるようになり、都市も地方も人々はささやかな楽しみを求める時代が到来した、言うなれば新しい時代への、新しい人間文化が息吹き始めた時代であった。

時代の流れと共に音楽もまた多様化した。「こんな歌い方でよくもまあ、プロの歌手と言えるものだ」(「こんな(わけの分からない)歌詞やメロディで、よくもまあ“音楽”と言えるものだ」耳を塞ぎたくなるような雑音・騒音の類(たぐい)がニューウエイブと称して音楽界を席捲するようになってから、あれほど音楽好きだった翁の音楽離れが始まった。かつて、昭和歌謡界の大御所・東海林太郎(明治31年〜昭和47年)が嘆いた「日本語の美しさを大切にするベテラン歌手たちに比べ、最近の歌手たちは、何故、日本語を正しく発声出来ないのだろう。まるで幼児言葉か外国人がしゃべる日本語のようだ」そして彼が「きれいな日本語で歌える新人歌手」として唯一褒めたのは、デビュー間もないピンキーとキラーズの今陽子(の歌い方)だった。

東海林太郎のようにマイクの前で直立不動の姿勢で歌うこともないが、バック(ダンサー)を付けたり、自分がステージいっぱいに動き回って、まるでヘタな歌をアクションで誤魔化すような歌手(やグループ)が多くなったので、翁、ずいぶん前から『紅白』をはじめテレビの歌番組を視なくなっていたのだが、前述のように最近“懐メロ”番組を視るようになった。それも、聞き流すのではなく聴き入るのだ。亡くなった歌手の歌を現役の歌手が歌うのも悪くはないが、翁はやはり亡くなった歌手の記録映像が好きだ。『歌は世につれ世は歌につれ』(歌はその時代の世情を反映する)と言われるが、同時に『歌は人の道跡を照らす“メモリーズ・ライト”』でもある。あの歌手の、あの歌の頃は、日本は(世界は)こんな時代だった。翁自身はこんなことをしていた――星雲の志に燃えた時代、屈折・挫折の時代、生きる道標(みちしるべ)を探し出した時代、苦く甘酸っぱい思い出もあれば、少しばかり“よくやった”と自画自賛したくなる思い出も蘇る。そして懐メロは親兄姉のこと、幼馴染みや学友・親友たちのことなどを懐かしく思い出させてくれる。しかし、そんな思い出に耽っていると、ふと、寒風が脳裏をよぎる「ああ、歳のせいかな」・・・

今年になってからも多くの著名人が亡くなった。日本の芸能界、スポーツ界、音楽界に絞って翁と同年くらいか、または先輩たちの故人の名を挙げると(いずれも敬称略)<1月>二谷英明(俳優、81歳)、桜井孝雄(元プロボクサー、東京オリンピックのバンタム級金メダリスト、70歳)、堀本律雄(元プロ野球人、76歳)、<2月>淡島千景(女優、87歳)、三崎千恵子(女優、『男はつらいよ』の“おばちゃん”役、90歳)、<3月>諏訪根自子(昭和の天才バイオリニスト、92歳)、榎本喜八(元プロ野球人、75歳)、<4月>青野武(声優、『ドラゴンボール』の神様『宇宙戦艦ヤマト』真田技師長の声、75歳)、<5月>中原早苗(女優、故深作欣二映画監督の妻、76歳)、新藤兼人(映画監督、100歳)、尾崎紀世彦(歌手、69歳)、<6月>伊藤エミ(元歌手、ザ・ピーナッツの伊藤ユミの姉、歌手・沢田研二の元妻、71歳)、小野ヤスシ(タレント、コメディアン、72歳)、地井武男(俳優、70歳)、<7月>山田五十鈴(女優、95歳)、<7月>小嶋秀哉(俳優、藤山寛美らの松竹新喜劇で活躍、78歳)、<8月>津島恵子(女優、86歳)、玉虫一雄(『玉音放送』を録音した元NHK技術者、90歳)、関口義明(『ああ、上野駅』などの作詞家、72歳)、内藤武敏(新劇俳優、86歳)、春日野八千代(宝塚歌劇団最古参のスター、96歳)、<9月>堀川弘通(『裸の大将』などの作品で知られる映画監督、95歳)、玉川スミ(大正・昭和・平成と活躍した三味線漫談家、92歳)、<10月>大滝秀治(俳優、87歳)、馬渕晴子(女優、75歳)・・・・これらの人々の中には翁と親しく交流があった人もいたが、懐メロと同様彼らは激動の昭和を駆け抜けながら我々を楽しませ勇気付けてくれた人たちばかりだ。心からのご冥福を祈る。

翁の年齢になると、新聞記事の“おくやみ欄”がやたら気になる。年下の人の死は胸が痛むし、同輩・先輩たちの死は“昭和の灯がだんだん消えて行く”ようで実に寂しい。しかし、幸いにも歌は消えない。先日、友人から上等のギターを(無期限で)拝借した。指がすっかりヤワになって動きも鈍くなったが、自分で楽しむくらいはまだ弾けそうだ。“懐メロ”を奏でながら過ぎ去りし昭和の時代と忘れ得ぬ人たちを懐かしむ時間も、また、楽しからずや。“人間、生きている限り無為自閉に陥らず、奥深い静寂な余情を味わう”のも、また一興である・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

フルムーンハイキング

9月の最後の週末、去年に引き続き2度目のフルムーンハイキングを企画した。去年は雲に隠れたり現れたりしながら、なかなか月が姿を現さなかったが今年は見事なハーベスト(収穫)フルムーンを見せてくれた。
数日前から参加人数が段々増えて総勢30人以上のフルムーンハイキングになった。こんなにたくさんの人が満月を見ようと集まってくれたのだから今年こそは、ちゃんとお月様が顔を出してくれますように…と願った気持ちがお月様に通じたようで嬉しかった。

太平洋に沈む夕日が見えるこのパロスバーデスのオーシャントレイルは私のお気に入りの一つのトレイルだ。皆でテクテクトレイルを歩いていくとたちまちオレンジ色の夕日が青い空と海に広がって眩い光に包まれていった。トレイルの先にはドナルドトランプが作った風光明媚なゴルフ場がある。緑の鮮やかな芝山から青い海を眺めながらゴルフが出来る。滝あり池あり川ありと変化に富んだコースがあり日本のゴルフ好きな人にはたまらないコースだと思う。

地平線に日が沈み始めるとあっという間に日が暮れる。空の色もどんどん変化していく。ちょうど反対側を見ると気の早い月が左手の丘から昇り始めていた。ハーベストムーンはオレンジ色で大きく見えるのが特徴らしい。暗くなるに連れて月の輪郭や光が強くなっていった。その沈む夕日と昇る月の間のピクニックテーブルの上にはお月様へのお供え物として月餅やフルーツやお寿司など其々皆が持ち寄った食べ物が所狭しと並べられていった。中にはお茶のボトルやクーラーボトルにお酒やカクテルを忍ばせて持って来ている人もいてこっそり私たちはそれを回し飲みしたりして楽しんだ。

より団子というけれどテーブルにご馳走が次々に並べ始められると、もうお月見より団子と言う感じでテーブルを囲んでその回りに人がワイワイ賑やかに集まった。手作りのお月見ダンゴや月餅やら海苔巻きやら、どれもこれも美味しそうだった。早く食べないと人数分無い物もある。あっちからもこっちからも上からも下の方からもお皿に手が伸びる。その時は、もう誰も月など見ていなかった。誰もが食べるのに夢中で、あの静かなオーシャントレイルがその時、あの一角だけはお祭りのようだった。

食べるのが一段落つくと今度は皆、其々にお月様の写真をカメラに納め始めた。中には、お月様をお箸に挟むようにして写真を撮ったり、口を開けてお月様をお饅頭のようにみたてて食べるかっこでポーズをとったり、結婚指輪に見立ててお月様を薬指の上に合わせて写真を撮ったりと私たちは散々、お月様と遊ばせてもらった。

お月見タイムも終わり帰る頃、あたりはとっぷり日が暮れて秋の虫の音が静かにこだましていた。海からの気持ちのいい風に吹かれながら私たちはまたテクテク帰り道のトレイルを歩いていった。後ろを振り向くとヘッドライトの明かりが、まるで蛍の光のように暗闇の中を連なって動いていた。

″行きはよいよい、帰りは怖い ″そんな唄のように、行きのトレイルはどんどん降りていくコースなのだが帰りは登り坂がずっとどこまでも続く。慣れていない人は息が切れて、特にアルコールが入った人は少し苦しかったかもしれない。その日は9月下旬にしては湿気があり海辺でもジャケットはいらないくらいで歩くと汗が出る陽気だった。

車を停めてある集合場所に戻ってから最後の見所がもう一つあった。ようやく登り坂を上がってきたと思ったらハイキングはまだ終わらない。それは公園の傍にある丘に登って見下ろすサンペドロの港の夜景。もう一回急な坂を登り丘の一番上まで行かないとならない。登り坂が続いたのでどのくらいの人がそこまで来るかと思ったら絶景が見られるという誘い文句に釣られて皆サクサク登り始めた。ぽっかり空に浮かんだ満月のお月様と下には地上の星。この夜景がまた素晴らしいのだ。

昔、戦前はあのターミナルアイランドに日本人が3000人近くも住んでいて一つの村として存在していたそうだ。男は漁業を営み女は缶詰工場で働きそこで人が生活を営んでいたそうだ。イタリア漁民でこのサンペドロに70数年前に家族で移住した人が話してくれた。夜になると日本人の男たちが地引網を引きながら唄を唄っていたのを今でもはっきり覚えていると。″こんな風に唄っていたよ ″とジェスチャーを交え訳のわからない日本語で真似て唄ってくれた。そんな事を想像しながら街の灯りを見つめた。

日々、忙しい毎日、たまにはゆっくり空を仰いで心を開放してみるのもいいのだろう。日頃自然と遠ざかっている人、夜のハイキングに初めて参加する人、いつもは違う場所でハイキングをしている人など、知っている人も知らない人も其々いて、こんなに皆が喜んでくれるのなら、また来年も継続してムーンライトハイクをやってみようと思ったりした。

今度はどこで、どんな企画でお月様と遊ぼうかな〜…


茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

数年前に息子夫婦にプレゼントしてもらったソニーの携帯プレーヤーは今でもお世話になっています。先日買ったスマホのプレーヤーで聴くこともできるのですが、このソニーのプレーヤーを持ち歩いています。このプレーヤーにはジャズからポップスまでいっぱい入っていて、久しぶりにJohn Coltraneを聴いてみました。そのアルバムはJohn Coltrane Plays Balladsです。このアルバムは雑貨屋で未紹介でしたので今回はこれを選びました。John Coltraneのサックスは何度聴いても飽きません。

"John Coltrane Plays Ballads"         John Coltrane 

01-Say It (Over And Over Again)
02-Violets For Your Furs
03-I Want To Talk About You
04-Soultrane
05-You Leave Me Breathless
06-Like Someone In Love
07-Time After Time
08-Ruby, My Dear
09-In A Sentimental Mood
10-Why Was I Born _
11-My One And Only Love



ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

みなさんの枕の調子はいかがですか?うまく身体に合っていますでしょうか?枕は頭と頚椎(けいつい)を自然な形で支えられていることが重要なのですが、私の枕はまったく合っていなかったので、オーダーメイド で作りました。今夜から寝るのが楽しみです。快眠を期待して寝れなかったりして・・。

Androidスマホ
幕張メッセで開催されていたシーテック2012では、家電や自動車がスマホでコントロールされているニュースがありました。今やスマホが生活の主役になってしまった感があります。これから先はどうなっていくのでしょか?

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.856

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com