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NO.839             Ryo Onishi              6/10/2012  

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雑貨屋のひとり言

数年前からベランダの手すりに鳩の侵入防止対策をしたのですが半年ほど前に、それが壊れてしまいそのままにしていました。対策はナイロン製の釣り糸をピーンと張っておくだけの単純なものですが、効果は抜群でした。鳩はベランダに侵入する前に手すりに降り立とうとし、そのときに羽に糸が触れるためにそこに留まれず、逃げていくのです。一度その体験をすると鳩は来なくなります。壊れてからも、その糸がない状態でも来なかったのですが、ついに先週、二羽の鳩が侵入してきました。これはいけないと思い、またナイロン製の釣り糸を張りました。ベランダの手すりから5〜7センチほど上にナイロン製の釣り糸がピーンと張るようにするだけです。専用のパーツがないので自分で工夫して作る必要があります。これで鳩は来ないと思います。どなたか鳩がベランダに来て困っている方がおられましたら是非試してみてください。≪R.O≫

 

洋酒飲んで外車に乗って(2)

私はほぼ月に一度、当地(ロサンゼルス)の日刊紙「羅府新報」のコラム欄(磁針)に寄稿しています。今回は以前、この雑貨屋ウイークリー(#750)に書いた表題のコメントを書き直したものを寄稿しました。(6月6日付羅府新報掲載)以下がその文章です。

私がはじめて日本から外へ出たのは1969年で、企業の駐在員としてシンガポールへ行った時だった。日本では年初に東大安田講堂事件があり、また7月にはアメリカの宇宙船アポロ11号が人類初の月面有人着陸を果たした年だ。

私がシンガポールに着任して現地の日本大使館へ挨拶に出向いたとき、日本大使から最初に言われたことは、「戦後24年が経ちましたが、日本人に対するこの国の国民感情は決して友好とは限りません。このようなところでは現地の人たちへの発言はくれぐれも注意し、慎重にしてください。また、もうすぐ2月15日(日本軍によるシンガポール陥落記念日)です。特にこの日は日本人の外出は控えることをお勧めします」ということだった。わずか四十数年前のことだ。

当時のシンガポールの路上では日本車を見かけることは少なく、日本車が走っているのを見つけると、おもわず手を挙げて呼びかけたくなったものだった。日本ではまだ海外の品物が「舶来品」と呼ばれ珍重されていた時代であり、日本人にとって海外は一種のあこがれに似た感情を抱かせた時代だったのだ。

昨年亡くなった私の長兄は、当時私がシンガポールみやげとして免税店で購入した米国製たばこを渡すと、いつも決まっていうセリフが「あっち(シンガポール)では、お前達は洋モク吸って、洋酒飲んで、外車に乗って、舶来品に囲まれて毎日を過ごしているとは豪勢だな」だった。

今アメリカ西海岸で生活している私だが、道路は日本車が目立ち、“Made in Japan”はハイテク技術の象徴といわれるまでになった。「舶来品」という日本語も、もはや死語になっている。

近年、日本の優位性もアジア近隣諸国の追い上げにあっている。例えば特許出願件数は、技術革新を重視する企業の姿勢を示す一つの指標だが、日本の特許出願件数は6年連続で減少しているという。日本企業が自社の開発技術を厳選して出願している事情もあろうが、さびしいことだ。私たち日本人はもう一度「技術と、ものづくり日本」の原点に立ち返り、世界をリードする力をつける努力が必要ではないだろうか。

河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

さくらの独り 言 「」

今週はお休みです。

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )

しょうのない話を発泡酒で流す

友情と言ってもみんな飲み仲間

スカイツリー電気ブランの酔いに揺れ

自分史の真ん中辺の酒の染み

ワイン蔵賞味期限を黙らせる


( ニュースやぶにらみ )

「大飯原発再稼働へ」
どじょうさんほんとに大丈夫? −地下のなまず

「消費税法案の賛成派、中間派、反対派」
ロゴマークの通りです −民主党

「内閣改造」
で任期は? −新大臣


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(234)「森本新防衛相への期待」

もともと民主党にはいささかの期待も持っていなかった翁だが、野田佳彦が総理大臣になった時は何故かホッとした。前任の2人の首相(鳩山、菅)が、あまりにもお粗末だったからだが、何と言っても翁が忌み嫌う小沢派に対抗しての勝利だったから。しかし“ドジョウ発言”はいただけなかった。「ドジョウにはドジョウの持ち味がある。金魚の真似をしても出来ない。泥臭く国民のために汗をかいて働くドジョウ政治をやり抜きたい」と言った。野田流の謙遜表現だったろうが、ニューヨーク・タイムズは「野田氏は、泥の中でエサをあさる魅力的とは言えない魚に自身を例えた」と伝え、ロサンゼルス・タイムスは「謙虚さが政治家の美徳とされる日本においてさえ国民が共感し難い例え話だ」と皮肉った。その通りだ。日本国のトップが泥田に棲む見栄えの悪いドジョウでは困る。“珠玉を追って天を(世界を)駆け巡る龍になれ”と言いたかった。

震災・原発事故後の復旧・復興施策が遅々として進まず、政治も経済も人心も、加えて日本を取り巻く国際情勢も渾沌としている最中に野田政権は発足した。いつの組閣時でもそうだが、翁が最も気にするポストは国家の防衛・安全に関わる防衛大臣、国家公安委員長、それに外務大臣の人選だ。
外相に就任した玄葉光一郎は若いのに(1964年生まれ)党内ではかなりの重要職を歴任、他党(特に自民党)やアメリカにも人脈を持っており、翁は以前から“期待の星”の1人に数えていた。就任時に“論語”を引用して「国益は外交・安全保障(兵)、繁栄(食)、価値(信)にある。日本外交の責任者として東アジアのリスクの最小化、成長の機会の最大化をもって国益の最大化に努める」と意志表明を行なった。翁、それが気に入った。引き換え、防衛大臣と国家公安委員長の2人には怒った。一川保夫(防衛)の就任挨拶「私は防衛問題のシロウト」“お前はバカか?国土防衛を何と心得る?シロウトなら何故辞退しなかったのだ!”もう1人は山岡賢次(公安)、かねてから「私はマルチ商法の推進者」「私はアメリカより中国や南北朝鮮が好きだ」とほざいていた男、そんな奴に国家の治安、スパイ防止、拉致被害者の奪還など出来るはずがない。この2人、小沢グループの幹部ときているから翁、ますます(感情的に)気に食わない。更に、翁を(いや国民や世界中の人を)呆れさせたのが改造内閣時の田中直紀(防衛)の起用だ。翁の長年の友人・米国のジャーナリストG氏は「日本の防衛感覚は狂っている。野田は防衛問題を軽視しているのではないか?こんな低次元の政権とは、まともに日米安保問題は語り合えない」と厳しい論評メールを翁に送りつけた。いかなる党内事情(小沢グループのごり押し)があろうと不適格極まりない人物を防衛・安全の重要ポストに任命した野田の責任は重い。体躯に似合わず肝っ玉の小さい八方美人、民主党の代表程度ならそれでいいが日本国の代表(首相)としては器が小さ過ぎる。“井の中の蛙(泥田の中のドジョウ)大海を知らず”の“張りぼて総理”であったか、と翁、すこぶる幻滅したものだ。

ところが野田佳彦、この度の再改造内閣で“ドジョウ総理”を止めたのか、ようやく“光る人事”を断行した。防衛・安全保障のプロ中のプロ、森本敏(もりもと さとし=拓殖大学大学院教授)を防衛大臣に据えた。民間人とはいえ、中国・ロシア・北朝鮮と日本を取り巻く国際環境への対応を考える時、森本氏のような“領土問題・安全保障問題”で国内外にはっきりと物が言える超専門家を防衛相に起用したたことは、まさに野田総理の慧眼(けいがん)と言うべきだろう。野田自身(4日の記者会見で)「森本氏は安全保障分野では我が国の第一人者。国民への(適切な)情報発信にも万全を期して貰える」と胸を張った。翁も今度ばかりはこの“光る人事”に大拍手を送った。なお、もう1つの重要ポスト・国家公安委員長・拉致問題担当大臣には松原仁が(先の改造内閣に続いて)留任した。松原は以前から、北朝鮮に拉致された日本人を早期に救出するために行動する議員連盟の事務局長代理や日本の領土を守るために行動する議員連盟(いずれも超党派)の事務局長を務めていたから、現在の民主党の中でのこのポストは最適任者である。

さて、森本氏は、かねてより民主党政権の外交・安全保障政策を厳しく批判してきた。「鳩山内閣が海上自衛隊のインド洋での補給活動を撤退させたことで日米関係に微妙な影を落とした。菅内閣による尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の姑息な対応は、ますます中国を増長させ欧米の友好国を落胆させた」。更に「昨年の東日本大震災と東電・福島原発事故の際の菅首相のもたつきは“危機管理意識・能力はゼロ”としか言いようがない」と切り捨てた。野田内閣にも手加減はしない。北朝鮮による長距離弾道弾ミサイル発射時の情報発信の遅れ(不手際)について「まったくお粗末」と批判した。森本氏は、それだけのことが言えるだけの防衛・安全保障の第1級の人物なのだ。防衛大学卒業後、航空自衛官(最終階級:3等空佐)、外務省情報調査局安全保障政策室長、野村総研主席研究員、慶応義塾大学講師、拓殖大学大学院教授(専門は国際政治・安全保障・軍備管理・防衛問題など))を歴任。また彼は、自民党・麻生内閣の時の防衛大臣補佐官も務めた。

森本氏は政治家ではない。何回か(防衛大臣就任の要請を)断ったが、野田首相の「天命と思って下さい」に腹を決めたそうだ。文民統制(シビリアンコントロール)の原則からは何の問題もないのに与野党から異論が出ている。「政治家でない者が、どうやって責任がとれるのか」とイチャモンをつける。能力と責任感のない政治家が多い中、「国会議員でないハンデイを背負いながら国家のために防衛の仕事に専念する」と森本氏は自らの重責(意志)をこう語った。防衛・安全保障オンチの多い民主党議員の中に、これほど腹の座った人物がいるか?翁がかねてより(与野党を問わず)この男こそが防衛大臣にふさわしい人物、と白羽の矢を立てていたのが自民党の石破 茂。現に、彼は数回に亘って防衛庁長官、防衛大臣を歴任した。自民党きっての防衛政策通として知られる。その男までが「森本氏の防衛・安全保障の見識は買うが、万一の時の政治的責任がとれるのだろうか」と異を唱えた。おいおい石破クン、いい加減に野党根性を捨てなさい。「国家のために俺も森本氏に協力しよう」くらいの(器の)大きさを示したらどうだ?石破クンだけではない。“日本再建のために”もうこの辺で自民党自体が歩み寄りを見せよ、そして法案審議を加速させよ。時が無い!

実は翁と森本氏、それに前述の松原氏は同じ某団体に所属している関係上、年に数回お会いする機会を得ている。故に、翁の両氏への期待は大きい。ドジョウ(野田佳彦)が龍になれるかどうかも、2人の双肩にかかっている、とは言い過ぎだろうか・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

 

茶子のスパイス研究

天山の蛍 (1)

箱根の奥湯元に天山という湯治郷がある。そこに友達3人と入梅前に3連泊で出かけた。
日帰り温泉としても人気のある温泉だが泊り客用の部屋は8室しかないので予約を早めに入れておかないとなかなか取れない。3連泊が基本だが数年前に偶然空きが出たので祖母の介護に明け暮れてきた母をねぎらってこの天山に母を連れて一泊した事があった。

前回はちょうどもみじが色付き始めた頃だったろうか…今回は館内に入ると ″いま ほたると出会えます ″と書かれた紙が張られてあった。ちょうど先週の土曜日からほたるの鑑賞会が始まったようだった。年に10日間だけ蛍が見られるその時期にめぐり合わせ、この天山を訪れる事が出来たことを嬉しく思った。

2時半に到着した私たちは早速温泉に入りくつろいで6時からの夕食後中庭で7時半からの蛍鑑賞会を楽しみに待った。時間が来ると中庭の奥のくぐり戸が開かれ1人1人石畳を静かに歩きながらそのくぐり戸を2つこぐってその先に進んだ。
すると暗闇の中で幻想的に光を放って蛍が沢山浮遊している様子が見え驚いた。おそらく100匹ぐらいはいたと思う。その光は明るくなったり暗くなったりしながら瞬いていて地上の星のようにも見えた。上を見上げると木のあたりに停まっている蛍は、まるでクリスマスツリーのランプの光のようだった。垣根越しに近くまで飛んできた蛍にそっと手を伸ばしてみたら蛍が私の手の平に停まった。思わずびっくりして払ってしまった私に ″大丈夫よ、蛍は噛まないから、そのままじっとしていれば、また飛んでいくわよ ″と近くにいた年配の女性が教えてくれた。
子供の頃、蛍を見たことがあったろうか…東京で生まれた私の記憶には蛍の存在は本の中でしか見たことが無かったように思う。

昔は蛍があちこち生息していてその姿を見るのは珍しい事ではなかったようだ。蛍が生息する為の綺麗な水があちこちにあったからで、今はだんだんその姿が見られなくなってきているのは残念だ。
東京でも今、蛍を呼び戻そうと地域、地域で活動をしているという話も聞いたことがある。

泊り客でお母様と娘さん2人でいらっしゃった方に蛍の鑑賞会の事を話したら知らなかったようで2日目の夜、蛍鑑賞会に行ってきたと話してくれた。お母様の出身は山形で子供の頃は蚊帳の中に親が蛍を20匹ぐらい放してくれてそれを見ながら眠りについたと話してくれた。なんと素敵な話だろうと感心してしまった。″昔を思い出して懐かしく楽しい時間を過ごせました。知らせてくれて本当にありがとうございました ″と丁寧に挨拶をしてくれた。

連泊中、雨に降られたら蛍の鑑賞会は中止になるとの事だったがラッキーな事に月曜日から水曜日まで3日間蛍を見ることが出来た。私たちは飽きもせず毎晩蛍を鑑賞した。
たまたま私たちが泊まった部屋の名前が夏蛍だったことも何だか嬉しかった。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

今回のアーティストは796号でご紹介したWynton Kellyです。Wynton Kellyのアルバムの中でも人気の高い作品です。
一曲目のKelly Blueはメリハリの利いたピアノとBobby Jasperのフルートがとても印象的です。
 

"Kelly Blue"  Wynton Kelly     
01 Kelly Blue
02 Softly, As In A Morning Sunrise
03 On Green Dolphin Street
04 Willow Weep For Me
05 Keep It Moving (Take 4)
06 Old Clothes
07 Do Nothin' Till You Hear From Me
08 Keep It Moving (Take 3)


 
ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

蛍って夢がありますね。残念ながら、私はこの年になるまで蛍を見たことがありません。先週、香住に行ったとき、蛍がいるところだと知ったのですが、ほんの少し時期が早かったようで、見ることができませんでした。そういえば、近くに渓流があったのでそこで蛍が見れたのかもしれません。いつか見たいと思っています。

iPad
iPadの2年のワランティが切れようとしています。iPadはバッテリーの持ちがちょっと落ちてきたように感じますが、壊れません。いつまで経っても楽しさも便利さも変わりません。ソフトバンクとの3G通信契約も切れますが、WiFiで使えるので特に問題ありません。

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.839

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com