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NO.826              Ryo Onishi              3/11/2012  

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雑貨屋のひとり言

東日本大震災のあの日からちょうど一年が経ちました。
毎日のように津波で大きな被害を受けた街や、原発問題で人影が消えた街の様子がテレビの画面に映し出されていますがまだまだ復興には程遠い印象です。
被害を受けた地域の方々は、先の見えない暮らしを余儀なくされ、苦しく長い一年だったのではないかと思うと心が痛みます。一日も早く立ち直れる日が来ることをお祈りします。
≪R.O≫

 

子どもの肥満問題(続き)

先日、日本からのニュースによると、日本中のスーパーマーケットでトマトの売れ行きが急増するという怪現象が起きているようですね。なんで急にトマトが売れているかというと理由は単純明快で、トマトに脂肪燃焼効果がある、即ちトマトに肥満防止効果があるとの論文がテレビ等で報道され、大騒ぎになってしまったようです。

きっかけは京大大学院の研究で、トマトには血液中の中性脂肪を抑える成分を有し、肥満予防に効果がある、との研究論文報道だったようです。トマトだけでなく、トマトジュースまでも一時は全国的に売り切れ続出だったとか、研究結果を発表した学者先生もきっとこの社会現象に驚いたにちがいありません。

ヨーロッパには「トマトが赤くなると医者が青くなる、即ち、トマトが熟せば病人が減り医者が不要になる」という言葉もあるくらいで、トマトが健康やダイエットに効果がないとは思いませんが、日本中が大騒ぎをするほどの大事件だったのでしょうか。以前にも一時期、バナナ、ナタデココ、納豆、ココアなどが日本の小売店棚から姿を消した食品がありました。流行のバスに乗り遅れまいとする日本人気質が見事に出た現象ではないでしょうか。

このように、食べものや栄養が健康と病気に与える影響を過大に評価したり、科学が立証した以上にその影響を信じ固執する現象を「フード・ファディズム(food faddism)」と呼ぶそうです。この言葉を日本に紹介した群馬大学の高橋久仁子教授は著書で、健康への関心が高い人ほど誤った情報も信じる傾向があると説いているそうです。

この原稿を書きながら、日本の農林水産省の消費者相談サイトを開いてみたら、「世界の主な国々における国民一人当たりのトマトの年間消費量」が掲載されていました。2007年の統計で少々古いですが、これによると、アメリカは国民一人当たり年間45kg消費しているのに対し、日本は9kgとなっています。この統計によるとアメリカでは国民一人平均日本の5倍もトマトを食べていることになり、アメリカ国民は圧倒的に細い人ばかりのはずです。でも現実のアメリカは肥満者が目立ちます。

 統計上の数字でも、アメリカ成人のほぼ70%が肥満または肥満傾向にあるとされています。私の住んでいるロサンゼルス郊外など南カリフォルニア地域に限ってみても、は高級住宅地などの一部を除いて、肥満、超肥満が目立ちます。それも肥満の程度がハンパじゃなく、日本の力士でもこんなには・・・といった男女を発見することもしばしばです。そして子どもたちも同じ傾向です。

先日、こちらの新聞に「学校給食、肥満対策メニューが不評:ロサンゼルス学校区、生徒の食べ残し増える」という見出しの記事がありました。ロサンゼルスで子どもたちの肥満対策の一環として、昨年から導入している学校給食のヘルシーメニューが、生徒に不評だという内容でした。

 一日約65万食の学校給食を提供するこの学校区では、以前はチキンナゲットやピザなど脂肪分の多いファストフードがメニューの大半を占めていましたが、生徒の肥満など健康面への影響を懸念してメニューを一変し、ベジタリアンカレーやメキシコ料理のタマレ、キヌワサラダ、タイ料理のパッタイなどを取り入れ、栄養とヘルシーバランスを考えたメニューにしたそうです。ところが生徒たちの食べ残しが増えるだけでなく、彼らはジャンクフードを家から持参したり、インスタント麺を買ったりしているのだそうです。

 ロサンゼルス郡では児童のおよそ3人に1人が肥満であるとされ、同学校区は2004年に学校内での炭酸水の販売を禁止。翌05年には、塩分を控え、飽和脂肪の摂取を制限し、トランス脂肪酸が含まれる食品の提供も禁止しました。また、昨年は風味付き牛乳の販売も禁止。現在は給食に通常の牛乳が出されていますが、子どもたちには不評で、健康メニュー料理とともに捨てられることも多いのだそうです。

ジャンクフードやピザ、ファストフード、それに炭酸水などに慣れ親しんでしまっている児童・生徒たちへの学校給食メニューの改善運動はアメリカにとって将来の国家存亡にかかわる課題かもしれません。
河合 将介( skawai@earthlink.net )

 

さくらの独り 言 「」

今週はお休みです。

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )


駄菓子屋のばあちゃん遠い町へ越し

引越しの荷台にイヌもネコも乗せ

普天間に紆余曲折の先がない

四遷を孟母にさせる放射能

孤独死に隣がこんなにも遠い

( ニュースやぶにらみ )

「禁固刑」
金庫刑ってなんだ? −小沢一郎

「大阪場所」
先ずは把瑠都で −大阪都構想

「ゲノム98%人と同じ」
やだなあ  −ゴリラ


河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(221)「3.11 世界へ“ありがとう“を、もう一度」(拡大版)

あの日から丸1年、マスコミの各紙各局はこぞって“特別企画”を報道している。海外メディア(特にテレビ局)の被災地での取材も相次いだ。その被災地を中心に全国各地で国民的レベルの“鎮魂・哀悼イベント”が行なわれたし、行なわれている。先日、野田首相が「3月11日午後2時46分に1分間の黙祷を捧げよう」と国民に呼びかけた。いい事だ。ところが、そのことについて「政治家が強要すべきではない、パフォーマンスだ」という反発の声が出たそうだが、バカも休み休み言え。いい事を言ったり行なったりすることに、政治家がどうの、パフォーマンスがどうの、と、イチャモンをつけることはあるまい。

未曾有の大災害(死者1万5854人、行方不明3167人、避難者34万2509人=3月9日警察庁発表)であったにもかかわらず、テレビ画面に映る被災地の人々の表情には日を追うごとに明るさが増し、前を向いて歩こうとする言動も増えてきた。政府の復旧・復興策のもたつきを尻目に、自分たちの手でやれることはやろうと立ち上がっているのだ。お年寄りたちの(精一杯の)笑顔や、勉学・野球・サッカー、音楽などに励む少年少女たちのひたむきな姿に、翁は安堵する。しかし、この人たちの心の傷は1年経とうが10年経とうが永久に消え去ることはあるまい。笑顔の向こうに秘められたこの人たちの真情(哀しみ)を思うと、安堵と同時に胸にこみ上げるものを禁じ得ない。

ところで翁は、昨年の3.11から『東日本大震災に対する海外の関心度と支援活動』に注目していた。ご承知のように、それはもう、翁の想像を超える関心の高さと友情いっぱいの支援を頂戴した。国連に加盟する191の国、およびその他の国や地域、約43の国際機関から(まさに世界中から)、それも公的ルートだけでなく民間団体・グループ・個人までもが“東北ガンバレ、日本を救おう“を合言葉に、チャリティーなどの募金活動で集めた義捐金を贈ってくれた。贈られた金額や物資の多少にかかわらず、翁、3.11の1周年を機に、改めて世界の国々(人々)に感謝の意を表したい。

更に翁を感激させたのは、23の国や地域の救援隊の活動であった。外務省記録によると、震災翌日にいち早くレスキューチームを派遣したのは韓国、中国は14日から、台湾は16日から(実は台湾は14日には到着していたが日本政府の中国への遠慮から2日間も足止めを喰らった。失礼な話だ)ロシアも16日から、モンゴルは17日から。その後、豪州やニュージーランドからも(豪州はギラード首相が4月23日、宮城県南三陸町を訪れた。外国首脳としては初訪問、その後、中国の温家宝首相も被災地を慰問した)。また南アフリカやトルコ、インド(インドの海外支援は今回が初めて)、イスラエル(医療チーム)と続く。イスラエルが帰国後、ヨルダンとタイの医療チームが被災地入りをした。タイの医療チームは、日本語がわかるスタッフで編成されていたそうだ。そのほか(来日の日は不同)シンガポール、ドイツ、スイス、イギリス、メキシコ、フランス、インドネシア、スリランカ、フィリピン、そして米国――

ひときわ注目を浴びたのが、米軍による『トモダチ作戦』だ。東日本大震災の災害救助・救援支援と福島原発事故対策を支援することを内容とするアメリカ海軍・海兵隊・空軍・陸軍による連携作戦(主として在日米軍基地から出動)4月5日に海兵隊特殊部隊が到着、翌日にはすでに作戦行動は実施された。この作戦の充分成果を期して3月25日にハワイの常設司令部が東京・横田基地へ移動、『トモダチ作戦』の全指揮をとった。アメリカ海軍は20隻の艦艇を現地海域に派遣した。また、米韓合同演習のため西太平洋を航行中だったロナルド・レーガン空母が本州東海岸域に停泊、3月13日には日本の海上自衛隊災害派遣部隊と作戦会議を行なった。レーガン空母は自国の艦載ヘリコプターだけでなく自衛隊ヘリのための洋上給油拠点の役割も果たした。日米(合同)ヘリ部隊は物資輸送のほか海洋行方不明者の捜索救難活動を行なった。アメリカ海兵隊は船舶が流されて孤立した気仙沼市の離島・大島に救援物資、工事用車輌、電気工事作業員を揚陸させ、日本の陸・海自衛隊と共同して復旧活動を行なった。アメリカ空軍は航空機160機を投入、航空自衛隊と共に三陸沖で行方不明者の捜索にあたった。また仙台空港(滑走路)の修復に協力(わずか5日間でメインの滑走路を使用可能とした)、復旧後、200万トンに及ぶ食料・水・毛布などを被災地へ運んだ。更に、福島原発事故に関しても、無人偵察機を飛ばして撮影した写真を日本側に提供するなど多くの分野で活躍した。そしてアメリカ陸軍はアメリカ本土から第1軍団の救助部隊が来日、物資・薬品等の補給のための前進後方支援拠点を構成した。陸上自衛隊との共同でJR仙石線(仙台市あおば通駅〜石巻駅)沿線の残骸撤去作業などを行なった。現場での『トモダチ作戦』としての組織的活動は4月30日にほぼ終了した。米国政府の発表によると、この作戦に投入された米軍将兵は約2万人、予算は約8000万ドル(約68億円)だったそうだ。

当然のことながら被災地の人たちも日本政府も、海外救援隊に対して深甚なる感謝の意を示したことは言うまでもないが、翁、思い起こすに、マスコミ報道、特にテレビにおける『トモダチ作戦』や他の諸国の救援隊による救援活動の報道(映像)が少なかったような気がする。日本のメディア(全国紙及び全国ネット局)が海外の救援隊の活動ニュースを意識的に抑えたなんてことは(まさか)あり得ないだろうが、実は琉球新報は「(トモダチ作戦は)在沖縄海兵隊の存在意義をアピールしており、救援活動を利用して(基地の)県内移設への理解を深めようとする姿勢が色濃い」とする記事を掲載した。また、沖縄タイムスも「米軍は救援活動を理由に現施設規模を維持する必要性を主張している」と論じた。ああ、情けない、“礼節の国・琉球”のメディアが、そんな狭い料簡でしか『トモダチ作戦』を評価しなかったのか。沖縄には翁の友人も多い。沖縄の歴史、沖縄が抱える基地の実情、沖縄県民の心情も翁は比較的知っているほうだ。だが、言いたい。この2紙は、あまりにも県民(読者)感情を移入し過ぎ、ジャーナリズムの本来あるべき客観性・公共性・真実・事実性をおろそかにしてしまったのではあるまいか、それとも独特の歴史背景(沖縄戦〜占領下〜基地)を持つ沖縄地方紙の宿命というふうに理解すべきか・・・

前述の通り、被災地の人々にとって日本の自衛隊・警察官・消防隊の活躍と『トモダチ作戦』ほか諸外国救援隊の救援活動に対しては、言葉に表せないくらいの感動と感謝がいっぱいだった。とりわけ海外の救援隊に対しては各地で被災者による「アリガトウ」コールが行なわれた。例えば宮城県女川町(おながわちょう)の広場では“THANK YOU USA”(アリガトウ、アメリカ)の文字を、また仙台空港そばの海岸には”ARIGATO“(アリガトウ)の文字を描いて謝意を表明した。『トモダチ作戦』で仙台空港のオペレーションに携わったある米軍(空軍)将校は(あるメディアに)語った「支援活動に派遣された全米軍を代表して言います。我々を迎え入れてくれた日本は隣人であり友人です。その友人たちを支援出来たことは、我々にとって名誉なことです。だから日本の皆さん、ARIGATOと言いたいのは我々のほうです」。      

3月11日、新聞各紙は「福島原発・汚染土問題」「被災地及び周辺県の農業被害」「仕事がないから家族は離れ離れ」などの一般記事のほか鎮魂の日、重い教訓を明日の備えに」(読売)「福島の再建、つながり戻せる方策を」(朝日)「未来のためにNPO革命を」(毎日)「鎮魂と備えを忘れないー災害克服の歴史を学ぼう」(産経)など、いずれも読み応えのある社説を掲載した。テレビでも朝から(実は前夜から)“特番”が放送され、
新たな涙と怒りを誘っている。全部を視る訳にはいかないが、番組表を見る限り“被災地の今”が主流で、外国からの救援隊に関する報道が見受けられないのは。日本の政府やマスコミが“井の中の蛙、大海を知らず”になっているのではないか?アメリカ軍の『トモダチ作戦』を評価し過ぎて他国の救援隊の活躍に陰を落としては申し訳ないので、今号で23の国・地域を紹介した。そればかりではない、世界の人々は東北(日本)に多大な義援金と励ましのメッセージを送ってくれた。更に「礼節の日本、絆の強い日本、逞しい日本」と評価してくれ「私たちはいつもあなたたち(日本人)と一緒にいる」との暖かい心を寄せてくれた。大いなる感謝である。そこで翁は言いたい「3.11(1周年)の今日、鎮魂と哀悼、復旧復興への祈りを捧げ、そして世界へ(心からの)感謝の気持ちを伝えようではないか、“ありがとう”を、もう一度」・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。
 

 

茶子のスパイス研究

 

3月11日

人は身内でも友人でも恋人でも大好きな人がたくさんいればいるだけ、そのぶん別れる時の悲しみも比例して辛い思いを何回もしなければならないのだなーとそんな事を思った。

先週の土曜日は穏やかな春らしいお天気だった。そしてその日、友人の旦那様のお葬式に参加した。先週スパイスエッセイにも登場した朝摘みローズマリーを添えカードに気持ちをしたためてチャペルの受付のカゴにそっと入れた。

この3月の時期は人生の節目でもある。この数年私の自分史の中の大きな出来事があったのもこの3月。まだ記憶に新しい昨年2011年3月は誰にとっても忘れられない未曾有の地震と津波と放射能が日本を襲った。

3月11日その日、日本にいる弟はお客様を仙台空港へ送り、その後車で釜石に立ち寄り仕事のミーティングに参加していた。弟はもう一泊すると仕事の段取りがつくのでどうしようかと考えていたがその日は金曜日で週末にかかるため、やはり次回また出直そうと車を東京に向けて走り出して間もなく20分後に地震は起きた。すぐに携帯電話は通じなくなりラジオをつけると、この地震のために間もなく高速道路は閉鎖されるとアナウンスがあった。そして次に津波が来るので非難するようにと聞き山へ山へと車で逃げた。弟は仕事で日本全国をくまなく回っていたので道を良く知っていたのも幸いした。どんどん山奥に入っていくうちに暗くなって車のガスが無くなってきた。ちょうどその時に小さな村にあるガスステーションを見つけた。停電だった為、店の人にお願いして手動でガスを補充してもらい家にたどり着いたのは夜中の2時半だったという。
その後一週間、弟は全国にある営業所やお客様の安否確認と状況把握に追われヘトヘトになっていたという。

そして私の3月11日その日はオレンジカウンティにあるアナハイムコンベンションセンターで年に1度催されるナチュラルプロダクト エキスポ ウェストという大きなイベントを見学しに行っていた。その日はホテルでイベント前の朝食が振舞われていた。色とりどりのベーグルやパンやシリアル、ミルク、豆乳、ヨーグルト、ジュースなど今回出展している多くの食品会社から提供されたヘルシーな朝食がずらりと並んでいた。食べながら大きなスクリーンに映し出されたニュースに目をやると津波の様子が映し出されていた。その津波は数年前に起きたインドネシアの恐ろしい津波を思い起こさせた。今度はどこのアジアだろうと思っていたら日本語の看板が流されていくのが見えて思わず目を疑った。あの黒い悪魔のような津波が家も畑も車もどんどん飲み込んでいく様を呆然と見ていたら近くにいるアメリカ人が ″家族は大丈夫か?″″友達は大丈夫か?″と声をかけてくれた。現実とあのスクリーンに映し出されている映像が一緒なのか全く信じられなかった。その後会場でも私が日本人だとわかると ″家族は大丈夫か?″と気使う言葉を度々かけられた。

その後3-4日は今までに体験した事のない緊迫感とハラハラした気持ちで居ても立ってもいられないほど不安な気持ちが続いた。
LAでも24時間特別報道番組で福島や日本の状況を刻々と伝えていた。特に米国や世界の状況報告と日本の報道の違いがなおさら私を心配にさせた。一時は東京に1人で住む母をこちらに非難させようかと考えたりもしていた。
水はすぐに売り切れになり近くのマーケットの米の子袋も売り切れになっていた。買いだめをしない母は小さな子袋の米を探し歩いて近所の米屋に行ったら普段より高い値がつけられていて10キロでないと売らないと言われたそうだ。それに腹を立て母はそのまま新宿のデパートに直行したそうだ。そこでは販売店の人がうちはお米を1キロでもいくらでも計り売りしますと親切に応対していたそうだ。母の前に並んでいた杖をついたお年寄りの人は1キロの米を購入していったそうだ。

その時は毎晩、スカイプで母の安否と状態を確認しながらお互いに日本の状況やこちらアメリカで伝えられるニュースの情報交換をしていた。私が言う事を母は初め信じなかったが ″今すぐ健康被害が出る状況ではありませんので… ″と言う台詞を聞いた途端、流石の母もあれ?と疑問に思ったらしい。その後 ″風評被害 ″という言葉をマスコミが使い始めてなおさら
疑惑が出てきてしまった。最近は本当の情報も暴露されるものもインターネットで探そうと思えばいろいろ出てくる時代になったけれど、本当の事が流れるとまずい人たちもいてかく乱させる為に嘘の情報も同時に流してくる。どれが本当でどれを信じていいのかは、自分の直感や感覚を信じるしかないと思う。

その震災後、間もなくして千葉にある建設会社の専務の方から丁寧なメールが届いた。
今年の木材祭りは残念ながら、この震災の為、中止になりました ″と。実は震災前の年に祖母が住んでいた東京の極小木造ボロ屋をリフォームしてくださったのがその建設会社だった。
リフォーム後にこの会社の木材祭りにお客様として母と一緒にご招待していただいた。そこでお客様代表でスピーチしてくださいと言われ気楽に引き受けたら何と400人近いお客様がいらっしゃって驚いた。日ごろお世話になっているお客様に感謝の気持ちとして毎年一回その木材祭りが開かれているという。そのイベントに関わる木材祭りのスタッフの方々、親方と弟子の関係、職人気質の心意気そして、それを縁の下の力持ちで女将たちのテキパキ働く姿にも、またまた感動してしまったのだ。来年の5月は私も今度はスタッフとして何かお手伝いしたいという気持ちになった。そこで頼むと専務の方も快く承諾してくださった。本当なら昨年の5月にそのイベントで何かスパイス料理を作るつもりではあったが311の震災でそれは延期になった。

そして、もう一つこの311の震災後に行ったロングビーチでのヘルスエキスポ、そこでも福島の話題が飛び交っていた。あるセミナーでは放射能から身を守る為のジュースやお茶を紹介していた。免疫力アップになるというそのデトックススムージーの飲み物の中にいくつかのスパイスも使われていたので参考までにそのレセピをご紹介。

デトックススムージー

(コップ7杯分が目安)
トマト:2コ 人参は大き目のもの:1本 ビーツ〔赤カブ〕:1/2 コ アスパラガス:3本
生姜:〔スライスしたものを適当に〕(分量は出来るだけ多めとしか書いていなかった)
ターメリックパウダー:テーブルスプーン1 クミンパウダー:1/2 テーブルスプーン ワカメ(海草と書いてあったので特定はしていなかった):1カップ りんご:1コ クコの実:テーブルスプーン3
ゴマ:テーブルスプーン1 クロレラ:15粒 キーウィ:2コ それらを良質のカップ2杯の水でブレンダーにかけて食事前に2-3回飲むといいらしい。

まだ試した事はないけれど全部一緒にしたらどんな味になるか想像しにくい…
私だったらトマトとアスパラガスとビーツはオリーブオイルとビネガーとスパイスでアクセントをつけた
サッパリサラダにしてキーウィとリンゴはヨーグルトであえたデザートにしてラム酒につけたクコの実を散らし、ワカメとターメリックとクミンパウダーとゴマと+ニンニクが入ったカレースープでも作ってクロレラは単体で取りたいと思った。

今年も3月11日が間もなくやってくる。そして私は3月11日今年もナチュラルプロダクト エキスポに出かける。 今年はどんなものが、どんな会社が出展しているのか楽しみだ。

茶子 スパイス研究家

 

 

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

毎週ご紹介しているジャズアルバムはXアプリにたくさん入っています。しかし、そこから選び出すのが大変です。エクセルで作成したデータベースでまだ紹介していないアルバムをチェックし、いくつか候補を絞ります。そしてXアプリで聴いて、良い感じだと思うアルバムを選びます。アルファベット順にAからスタートして阿川泰子がありました。これまでに2回(568号と770号)紹介しています。
阿川泰子は私と同い年で1951年生まれです。最近テレビのコマーシャルも見かけませんが、いつまでも元気で歌ってほしいと思います。
彼女のちょっとハスキーなやさしい歌声がいいですね。
ルイアームストロングでおなじみのWhat a wonderful worldも彼女が歌うとまったく違う歌に聞こえます。静かに聴きたい時にいかがでしょうか?

"Tiara" 阿川泰子

01-DANNY BOY
02-GREENSLEEVES
03-WHAT A WONDERFUL WORLD
04-HOME, SWEET HOME
05-WHAT IS A YOUTH
06-AVE MARIA
07-LA VIE EN ROSE
08-BOY ON A DOLPHIN
 
ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

 

編集後記

警察官の不祥事が続いています。情けないとしか言いようのない内容で、たまたま一部が発覚しただけで隠れている問題がいっぱいあるのではないかと思ってしまいます。これでは警察不信になります。
防止策を講じるのはもちろんですが、なぜこんな問題が起きるのか真の原因を追求していかないと問題は繰り返されると思います。

≪iPadアプリ≫
Tunemark Radio
Tunemarkラジオは、高度なインターネットラジオチューナーです。世界中の数万ラジオ局が聞けます!
私の好きなスムースジャズがいつでもどこでも一日中聴けます。
ジャンルもクラシックからポップまで幅広く聴けます。
iPod TouchやiPhoneをデジタルアンプにつなげば素晴らしい音質でBGMが聴けます。ときどき話される英語を聴くとサウスベイにいた時、聴いていたFM放送そのもので、とても懐かしく思います。
スリープ機能を使えば、ジャズを聴きながら眠りにつくこともできます。
反対にアラームとしても使えますので楽しいですよ。

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.826

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com