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NO.765               Ryo Onishi              1/9/2011  

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雑貨屋のひとり言

ことしは日本全国で花粉の量が去年の数倍になると予測されています。これまで何ともなかった人でも症状が出てくる可能性があるかもしれません。本格的な花粉のシーズンに入る前に、準備をしておいた方が良さそうです。私の場合は、くしゃみ、鼻水、眼のかゆみ、鼻づまりとすべての症状が出るので、深刻です。心配なので近所の耳鼻咽喉科に行き相談をしました。
最近は鼻の中の粘膜をレーザーで焼く手術ができるようですが、私の場合は、薬を飲んで対策するのが一番いいのではないかということで処方してもらいました。昨年まで飲んでいた市販の薬は眠くなるので飲むのを躊躇していたのですが、今は眠くならずに、効果も高い薬ができています。これだけでなく外から帰ったら、鼻をかむとか洗うとかするといいようです。≪R.O≫

 

2011年大予測結果

 世界的な経済不安も最悪期を脱したとはいえ、昨年は世相、政治、経済、外交すべてにわたってだ厳しい1年でした。昨年末、クリスマス前後の数日間は段雨の少ない南カリフォルニアにしては珍しく連日強い雨に見舞われ被害も出ましたし、全米的にも多くの地域で大雨か大雪のクリスマスとなり、年に一度の年末商戦もさんざんでした。

 一年前の新年に私たちの仲間内で行った『年間大予測』の結果が次のようになりました。この一年間で経済、世相がいかに予想以上に急変したかを改めて語ってくれる気がします。
(1)日本円・US$の2010年末の値は?(結果:\81.15)

(2)日本円・ユーロの2010年末の値は?(結果:\108.53)

(3)2010年末の東証(日経)平均株価は?(結果:¥10,228.92)

(4)2010年末のニューヨーク・ダウ平均株価は?(結果:$11,577.51)

(5)2010年末(11月)日本の完全失業率は?(結果:5.1%)

(6)2010年末、NY原油先物相場(WTI)の価格は?(結果:$89.89)

(7)2010年中に衆議院議解散はあるか?(結果:ノー)

(8)2010年に実施される日本の参議院選挙で民主党は単独過半数の議席となるか?(結果: ノー)

(9)2010年末、日本国首相の名は?(結果:菅 直人氏)

(10)2010年末、オバマ(米)、ブラウン(英)、サルコジ(仏)、メドベージェフ(露)、メンケル(独)、胡錦涛(中)の各氏は全員が現職にとどまっているか?(結果:ノー:英国はデーヴィット・キャメロン氏に)

(11)2010年末、北朝鮮、金正日氏は総書記としての地位にとどまっているか?(結果:イエス)

(12)2010年バンクーバー・オリンピック、日本選手の金メダル獲得数は?
    (結果:0個)

(13)2010年バンクーバー・オリンピック、日本選手のメダル獲得(金銀銅)総数は?(結果:5個)

(14)2010年ワールドサッカー南アフリカ大会の優勝チーム(国名)は?(結果:スペイン)

(15)2010年度、日本のプロ野球優勝チームは?(セ・リーグ、ペナントレース勝率による)(結果:中日ドラゴンズ)

(16)2010年度、日本のプロ野球優勝チームは?(パ・リーグ、ペナントレース勝率による)(結果:福岡ソフトバンク・ホークス)

(17)2010年、イチロー選手は10年連続200本安打を達成するか?(結果:イエス)

(18)2010年、ゴルフの石川遼選手は2年連続日本国内賞金王になるか?(結果:ノー)

  河合将介(skawai@earthlink.net)

さくらの独り 言 “夢を持ち続けよう!”

「あなたの将来の夢はなぁ〜に?」と、訊かれなくなって久しい気がする。最後に訊かれたのは、どれくらい前のことだろう。まだ経験はないが、「あなたの将来の夢はなぁ〜に?」に代わって「あなたの老後の計画はなぁ〜に?」と訊かれるのは、そう遠くない気もする。
一昨年の半ばから昨年の丸1年は、義両親の“老後や介護の生活”の実舞台を通して、うつむいて歩くことが多い日々だった。そんな自分にハッとさせられたのが、この“夢”。自分の明日、老後や介護の具体的なコンセプトやプランは勿論重要だが、死ぬまで“夢”を持つ自分はもっと重要だと気がついた。

人は、たいてい年の初めに1年の計を立てる。子どもの頃「今年の抱負は何だ?」と父にうるさく問われた元旦。今ではそれも懐かしい実家での習慣。昨今の私たち夫婦は、新年にその年の自分の想いを表す漢字1文字を選び、それぞれ別々に10数個のゴールをセッティングして、互いに披露している。これを夫婦間では“今年のゴールセッティング”と呼んでいる。そしてそれを夫婦で、1年の4半期毎に棚卸しし、評価や上下方修正を加える。神妙ではないが真剣だ。今年、主人が選んだ1文字は、“笑”、そして私が選んだのは“夢”。五十路の専業主婦に「あなたの将来の夢はなぁ〜に?」と訊ねる人は、まずいないだろうが、五十路だからこそ“夢”について考えたり、求めたり、広げたりすることが難しく、だからこそ、持ち続けたいと思わされたのかもしれない。

ところで、この言葉を私に示唆してくれたのは、昨年ノーベル化学賞を受賞した根岸英一博士だ。昨年12月10日に発行された根岸博士の著書、これがまさに「夢を持ち続けよう!」(共同通信社)なのだ。この書は、ノーベル化学賞受賞後に、これまで歩んできた根岸博士の足跡を振り返える内容として、生い立ち、渡米後の日々、趣味や語学、そして豊かな人生について語られている。今や話題の人となったが、まったく気取らず、ユーモラスなセンスに溢れ、ソフトだがシャープな感性と表現力がこの本を埋め尽くしている。ところどころ、難しい表現や概念があるが、肯定的でリズミカルな文章で、一気に読み上げてしまった。彼はテレビや新聞・雑誌のインタビューでも、この本の中でも、夢を持ち続けることと自己評価をすることを勧めている。「夢を持つことは素晴らしいことです。ただ同時に皆さんにお伝えしたいのは“自己評価”の大切さです。自己評価というのは、ただ優秀だとか優秀でないなどということではなく、自分の“志向性”を客観的に評価することです。これが夢に向かって進む第一歩だと思います」(本文より)。彼はさらに、『豊かな人生にするために』とう章では、「あくまでも学問の原点は“夢”であってほしい」とまで、夢について言及し、“Pursue Big Dream with Eternal Optimism!”(<必ず成功するという気持ちで>大きな夢に向かって着実に遂行する永遠の楽観主義)の言葉で書を結んでいる。1935年生まれの根岸博士、76歳の夢を持ち続ける日本人だ。

さて、人の誕生や永眠に接したり、社会の変化や影響などに心配したりして、喜怒哀楽と不安や安心の入り混じる私たちの毎日、話題も病気や老後の話も多くなるだろう。でも、“夢”の話に花が咲く壮年期や老年期だと、どんなに素晴らしいだろうかと思う。だから、今年の1文字は“夢”、これからの生活も人生も“夢を持ち続けよう!”と自分に語りかけている。「あなたの夢なぁ〜に?」っと呟く、さくらの独り言。

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )

 
ときにずれあるが夫婦の二重奏

70点これでいいねと凡夫婦  
               
妻の茶に俺もどうやら笠智衆

父母の歳越えてまだまだある迷い

百歳の句集が夢という励み

( ニュースやぶにらみ )

「119番」
通報者ー緊急事態です
消防庁ーこっちもです

「ウサギ年の株価」
駆けるか寝るか −カメ

「シュワルツェネッガー知事退任」
芸能界に戻ることはないでしょう −東国丸知事

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

龍翁余話

龍翁余話(162)「始めよう メタボ予防」

「始めよう」という呼び掛けは、誰に対してではなく翁自身の奮起の掛け声である。それほどに最近、メタボが気になり出した。1昨年8月と昨年1月の(2回の)手術の前までは身長172cm、体重63kg、ウエスト76cmの痩せ型、それが何十年と続いていた。ところが昨年1月の手術の後にタバコを止めて以来、食欲とイヤシ食いが増し、昨年2月から11月までの10ヶ月間で体重が12kgも増え(75kg)、胴囲(ウエスト)85cmの出っ腹になってしまった。肥り始めの頃、慌てて82cmのズボン(近年はスラックスとかパンツと呼ぶらしいが、翁は敢えて“ズボン”と言う)を次々に買い求めたが、悔しいことにそれらもはけず、数本の真新しいズボンが洋服ダンスにぶら下がったままになっている。いや、ズボンだけでなくスーツも数着だ。以後、時々ユニクロに出かけ85cmのコットンパンツやジーンズを買っている。安価で着易くて、洗濯機でジャブジャブ洗えるから、けっこう気に入っている。主としてゴルフやドライブなどのレジャー用だが、元来、ラフな格好が好きな翁、時にはブレザー、コットンパンツ(またはジーンズ)、ズック靴(スニーカー?)のラフ・スタイルで会社や会合に行くこともある。

先日(夜)、テレビをつけっ放しにして雑用をしていた時、「メタボ改善、食生活を変えることなく内臓脂肪を減少させる」という音声が耳に入り、雑用の手を休め番組に視入った。メタボ改善に挑戦するプロスキーヤー・三浦雄一郎さんの“実例“を紹介しながらメタボの恐怖と予防(改善)の方策を分かり易く解説した内容であった。今の翁にとっては実に深刻なテーマだけに、大いに参考になった。そして標題の「始めよう メタボ予防」になるのだが、その前に番組の概要を紹介すると・・・

メタボリックシンドロームとは(今更説明の必要はないと思うが)内臓脂肪の蓄積によりインスリン(血糖値の正常・維持に必要なホルモン)の働きが低下して、糖代謝異常(糖尿病)、脂質代謝異常(高中性脂肪血症、低HDLコレステロール血症、高血圧など)の動脈硬化の危険因子が集積している状態を言う。たとえ、一つ一つの危険因子の程度が軽くても、重複して存在すると動脈硬化性疾患の発症が相乗的に増加するので、高コレステロールに匹敵する“危険状態“になる。簡単に言うと、メタボは高血糖、脂質異常、高血圧を引き起こし、それぞれが重複した場合は命に関わる病気を招くこともある、と言うから怖い。しかし、メタボは食べ過ぎや運動不足など悪い生活習慣の積み重ねが原因だから、生活習慣の改善によって予防や改善が出来る、と(番組は)言う。多少、ホッとする。

78歳でなお現役のプロスキーヤーとして活躍する三浦雄一郎さん、飲み放題、食べ放題の結果、肥満体になり、いつしか胴囲が100cmを超え、高血圧、高脂血症、不整脈などの、いわゆるメタボ症候群に陥った。しかし、三浦さん独自の食事方法と健康管理術で危険水域を脱した。番組は、その体験を主軸に構成されている。画面の三浦さんは、肉類でも魚類でも、とにかくよく食べる。勿論、バランスを考えての食事方法だ。そしてよく歩く。その歩きが独特だ。両足首に、それぞれ重さ5kgの錘(おもり)を装着(両方で10kg)、更に30kgの錘の入った背嚢(ナップサック)を背負って歩く。いやはや余人の真似の出来ることではない。ましてや翁なんか、カメラや水、チョコレートなどが入ったショルダーバッグさえ重く感じるほどのヤワ人間だから、この“三浦散歩術”は全く参考にならない。しかし、メタボ解消には、1に運動(定期的な散歩でよい)、2に食生活の改善(バランスのとれた食事)、3に禁煙・・・思い起こせば、これらの予防法はK病院の主治医からも再三言われていたこと。“俺は意志の強い男だ、タバコは絶対に止めない”とうそぶいていた翁、主治医に「あなたの病気は、喫煙が続けば再発率75%」と脅かされて(?)あっさり止めてしまった。本格的な禁煙開始から丸1年が経過、もう大丈夫だ。翁は、比較的“すんなり”止められたが、一般的に禁煙は愛煙家にとってはかなり苦痛な努力が強いられる。それを考えると、バランス食事も適宜運動(散歩)もけっして難しい予防法(改善法)ではない。どれもが自分の意識(心がけ)の問題だ。しかし翁、食事のバランスには気をつけてはいたが、散歩は“あの暑さ”、“この寒さ”を理由に怠けていた。が、先日の番組で背中を押され「始めよう」の意志決定がなされたことは幸いだった。 
                 
我が家から30分前後で散歩に適した場所(公園など)はないか、インターネットで調べてみた。あるある、知らなかった適所が数箇所ある。35年もこの地に住んでいるのに“地域情報”に疎かった己れの

怠慢を恥じる。早速“龍翁のご近所四季散歩マップ“を作った。その第1回目は『都立・林試の森公園』、東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩10分、拙宅から歩いて25分、適当な距離だ。ここは我が国『林業研究発祥の地』(写真左)1900年(明治33年)に当時の農商務省林野局が”目黒試験苗圃“としたのが始まりで、その後”林業試験場“に名称変更、林野庁の付属となって1978年(昭和53年)まで使用されていた。1989年(平成元年)に『都立・林試の森公園』として開園。東西に700m、南北に250m、それほど広くはないが、都内でも屈指の巨木群、翁でも知っているケヤキ、クスノキ、プラタナス、ポプラ、スズカケノキなどが各所に見られる。管理事務所の話によるとバードウオッチング・グループも大勢訪れるそうだ。園内1周約1時間、手ごろで快適な”自然散策“であった。

1回や2回の散歩でメタボが解消される訳はないが、とにかく“始める”ことが肝心。地元の歴史や文化を再学習しながらの持続可能な“龍翁のご近所四季散歩マップ”、けっこう楽しめるのでは・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

このコーナーで一番多く、紹介しているのがEddie Higginsです。
私がもっとも好きなジャズアーティストの一人だからです。私だけでなくEddie Higginsのピアノを好む日本人は多いと思います。どの曲を聴いてもいい気分にさせてくれ、何度聴いても飽きません。
どちらかというとくつろぎ系の曲なので、ウォークマンに入れて散歩のときに聴くのには向いていないと思います。
3曲目の「祇園小唄」はとつぜんの日本で若干違和感はありますが、これもよしです。

"Again" Eddie Higgins Trio

01 Again
02 How Insensitive
03 Gion Kouta !A Kyoto Blues
04 My Foolish Heart
05 Yellow Days
06 My Romance
07 I'll Never Be The Same
08 Walk Alone
09 Now Please Don't You Cry, Beautif
10 Polka Dots And Moonbeams
11 Will You Still Be Mine?
12 Hurry Song
 
Eddie Higgins (p), Ray Drummond (b), Ben Riley (ds)
1999/VENUS/TKCV-35068


ジャズアルバムの紹介リスト
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

日本全国、寒い日が続いていますが、昨年のようなインフルエンザのニュースをあまり耳にしませんね。電車に乗ったらほとんどの人がマスクをしている異様な光景は見たくありませんから。
≪iPad≫
電子書籍は若い人より中高年の方のほうがたくさん使っているらしいです。
その理由のひとつとして文字を拡大して読めることが上げられます。これは私も大変助かっています。
小さな活字で印刷された本よりはるかに読みやすく快適です。本棚にある本や、雑誌などをスキャンして電子書籍にできるようなのでやってみようかなと思っています。

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.765

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com