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NO.752               Ryo Onishi              10/10/2010  

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雑貨屋のひとり言

10月に入りましたが、まだ気候は変則的で、暑い時もあれば寒い時もあり中途半端な感じがします。
服装にしても何を着たらいいか困っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
くれぐれも体調管理には注意していただきたいと思います。
先日、眼科で、眼を調べてもらったら、右眼の一部に白内障が見つかりました。
右眼の視界がすこし曇っているように感じていたのはこのせいだったようです。すぐに手術する必要はないので、様子をみて判断したいとおもいます。加齢による身体への影響がこれからもいろいろとでてくるのでしょうが、うまく付き合っていきたいと思います。≪R.O≫

飛行機通勤

25年前、日本企業の駐在員として、生まれて初めて私はアメリカ(ロサンゼルス)に来ました。海外での生活経験はそれまでにシンガポールがありましたが、東南アジアとアメリカでは国土の大きさから始まり、風俗・習慣、文化など大きく異なり、とまどったものでした。

総務関係全般の責任者として前任者から引継ぎをうけ、仕事を始めた矢先に私をびっくりさせた問題に直面したのが「飛行機通勤申請問題」でした。私が仮住まいのホテルから会社までなんとか迷わず一人で通勤できるようになったばかりの頃、私の部屋に人事部長(アメリカ人)がやってきました。人事部長がいうには、当社のコンピュータ・システム部門のマネージャーであるMr.Hは家庭の都合でPalm Springs へ引っ越すことになったが、車で通勤するには遠距離過ぎる。ついては彼から自家用飛行機による通勤申請が会社に出されているのだが、認めても良いだろうか?というのです。

人事部長としてはMr.Hはわが社のPCシステム全般を任せている優秀で貴重な人材であり、彼をこのまま引き留めたいという思いがあるようで、これはわが社を愛するが故の申し出であり、ガソリン代や機体のメインテナンスなどの飛行機通勤に要する特別費用は本人の自己負担とし、通勤手当は従来通り、ということで彼はO.K.だといっていることを強調していました。

「エッ、飛行機通勤?!?」 私は心の中で叫んだのを今でもはっきり覚えています。アメリカは日本と違うことが多いだろう、とは覚悟していましたが、「ヘー、なるほど、自家用機で通勤とはネ!」

日本にいたころ、会社では種々問題が毎日のように発生し、難問にもめぐり合い処理を任されてきましたので、「従業員の自家用機通勤を認めるか否か」など、本来なら驚くほどのものではない筈です。ただ、日本の会社で起きる問題は、ある程度は予測出来るもので、どんな難題であっても日本人である私の常識範囲内の問題が大半でした。ところが自家用機通勤という発想は少なくとも私の中にはまったくないものでした。アメリカの主要な都市には Municipal Airport(市営飛行場)があり、私の会社のすぐそばにもこのMunicipal Airport がありました。飛行場から直接徒歩で出勤可能だったのです。

ベテランのアメリカ人人事部長からの話であり、上司の立場であるとはいえ、日本から着任したばかりの私など適切な判断ができるとは思えません。「人事部長であるあなたの判断に任せます」と返事をすれば私にとっていちばん楽であり、人事部長も私からその答えを期待していたようです。来米わずか数週間の私には第一、Mr.Hが引っ越すというPalm Springs がどこにあり、会社からどれほど遠いのかすら知らなかったころでした。

人事部長の説明もいちおう筋が通っているし、Mr.Hの愛社精神も賞賛すべきであり、問題ないとは思いましたが、会社のキーパーソンの人事にかかわることでもあり、即答だけはさけ、当時の私の上司である社長の意見を聞いてみることにしました。社長は日本人ではありますが、既に10年以上のキャリアの持ち主で、この国のことは充分承知済みの人間だったからです。

社長は私の説明にたいし、「河合君、人事部門の統括は君の仕事だから君の判断に任せる。ただ君はまだこちらの土地になれていないと思うから忠告するが、飛行機通勤となると問題は通勤費用だけの問題ではないはずだ。この二つの通勤方法の利害を充分検討してから結論を出すべきだと思うよ」

社長に諭されて私は改めて二つの通勤方法の利害を真剣に調べまわりました。ここにその結論だけを記すと、「残念ながら、わが社として自家用機通勤は認められない」ということになりました。その最大の要因は、小型飛行機と気象条件との関係でした。当地の市営飛行場まで出向き、飛行機の飛行と気象条件との関係を調べてみると、飛行は天候気候に左右されやすく、管制塔から飛行許可が出ないケースが結構あるのです。特に小型自家用機の場合は週のうち一日や二日飛べないこともあることがわかりました。本人がいくら出勤したくとも自然が相手では喧嘩になりません。

結局、私が人事部長と当事者本人に面接し、理由を説明し会社の決断を伝えました。本人も惜しまれつつ職場を後にしました。

ほんの数週間前(日本を発つまえ)サニー1200cc で通勤していた私が、自家用機通勤の申請に唖然としたこの案件は私にとって忘れがたい思い出です。それからも毎日のように私にとって“常識の外”の案件続出に戸惑いましたが、時間の経過とともに、私自身の現地化も進みんだようです。それだけに日々の感動、ときめきも少なくなってしまったようです。 
  河合将介(skawai@earthlink.net)

さくらの独り 言「終(つい)の住まい」

今週はお休みです。

川柳(東京・成近)


 


( 川 柳 )

 足湯だけ浸って日帰りのツアー

蔵元の試飲無念の運転手

松茸の村で秋だけ人が寄り

鈍行で行きます景色愛でながら

後期青春ですねと旧婚の湯宿


( ニュースやぶにらみ )

「劉暁波氏に平和賞」
ノーベル賞委員会は度胸があるなあ −日本政府

「クロスカップリング」
それができたらノーベル平和賞 −韓国、北朝鮮

「検察審査会に」
空振り −豪腕

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

森田さんから

今週はお休みです。

龍翁余話

龍翁余話(151)「強制起訴・・・どうする小沢?民主党?」

小沢一郎の資金管理団体『陸山会』の政治資金規正法違反事件で、東京第5検察審査会は4日「小沢氏を起訴すべき」とする起訴議決を発表した。これによって小沢は、東京地裁が指定する弁護士により、政治資金規正法違反(不記載、虚偽記入)で強制起訴される。この事件の詳細については周知のことと思うので省くが、要するに、小沢の資金管理団体『陸山会』の土地購入を巡る事件で東京地検特捜部は、元会計責任者・大久保隆規(小沢の公設第1秘書、西松建設の違法献金事件で逮捕)を政治資金規正法違反容疑で再逮捕、続いて同会の事務担当者だった石川知裕(衆議院議員=民主党離党)と後任の池田光智被告(小沢秘書)を同法違反容疑で逮捕、石川と池田が、陸山会の2004、2005の収支報告書の提出の前に「(小沢先生に)不記載の方針を報告し了承を得た」と供述した。ところが小沢は「身に覚えはない、そんな記憶はない」と否定、検察側も「起訴に相当する根拠(証拠)は見出せない」として不起訴処分にした。

これに対し検察審査会は「小沢氏を尊敬し、師と仰ぐ2人が、小沢氏にとって不利となる虚偽の供述をするはずがないし、4億円の出処についても“政治献金”、“銀行から借りた”、“自己資金”とコロコロ変わる始末。小沢氏の反論は不自然、不合理である」として、2度にわたって“起訴相当”を決定した。3人もの逮捕者を出しているのに「俺は知らん」の、あのふてぶてしさが、濁を清に、毒を薬に、不正を正義に変えてしまうのだろうか?その妖怪ぶりに惑わされる小沢信奉者(チルドレンを含む取り巻き議員)も、民主党の反小沢議員も、有権者も、そして検察も、なんとも情けない、衆愚の極みである。

引き換え検察審査会は“開き直りの小沢”に敢然と立ち向かった。マスコミもこの検察審の勇気ある決定(起訴相当)を一様に支持した。読売は「強制起訴により法廷に立たされる小沢一郎・元民主党代表の政治的責任は重大だ。小沢氏にケジメを求める声が強まるのは確実で、民主党の自浄能力も問われよう」と論じた。朝日は「小沢氏は今こそ、自ら議員辞職を決断すべきである。確かに(現時点では)起訴決定の段階で裁判前だから、有罪が確定しない限り“推定無罪”の原則は働くが、そのことと政治的責任はまったく別問題である」としている。毎日も「小沢氏は自ら身を引け」と迫った。「小沢氏に私たち(ジャーナリズム)は、国会での説明責任を果たすよう、これまで何度も主張してきた。検察審でも指摘されたように、土地購入の原資をめぐる説明が転々とするなど、疑問が拭えなかったためだ。ところが小沢氏はその責任を果たさず、民主党もまた事態の打開に動かなかった。今国会で速やかに証人喚問などの実施を急ぐべきだ」。産経も「潔く議員辞職すべきだ」と訴えた。「刑事訴追を受ける立場に立たされた小沢一郎(民主党)元幹事長は(刑事責任より先に)道義的、政治的責任の重さを知り、今こそ自ら進んで政治生活にピリオドを打つべきだろう」―――

検察審査会とは、検察が独占する起訴権限(公訴権)の行使に民意を反映させ、また、不当な不起訴処分を抑制するために、地方裁判所が無作為に選出した国民(公職選挙法上の有権者)11人によって構成される機関。この制度は古く、1948年(昭和23年)制定の検察審査会法に基づき設置されている。事件を、裁判所へ起訴するかしないかの権限は、原則として検察が独占している(起訴独占主義)。犯罪被害者側が特定の事件について、告訴を行ない裁判がなされることを希望しても、検察官の判断によって不起訴・起訴猶予などの処分になり、裁判所への公訴(提起)が行なわれないケースもある。このような場合、
検察官の不起訴判断を不服とする者の求めに応じて“検察判断“の妥当性、不当性を審査するのが検察審査会の役割である。昨年5月に改正検察審査会法が施行され、強制起訴の制度が始まった。任期は6ヶ月ごとに改選(交代)される。審査員11人のうち8人以上の合意が検察審査会の決定となるのだが、政治家への適用は今回が初めて。“陸山会の政治資金規正法違反事件”は、2度とも“起訴相当”の決定が下された。

民主党内に、検察審査会制度の見直しを求める声が根強くある。小沢自身も「素人が口出しする仕組みがいいのだろうか」と発言したことがある。政権与党が(自分たちの都合で)
制度(法律)にイチャモンをつけているのだ。次元の低い連中だ。考えてもみよ、2度目の議決をした審査員11人は、1度目のメンバーと全員が入れ替わっている。法律的な助言を与える弁護士も交代しており、慎重に客観的な審議が行なわれたことは言うまでもない。無責任な検察審批判は慎むべきだろう。

小沢は、幹事長だった6月、当時の鳩山首相とともに政治とカネの問題の責任をとり“ダブル辞任”をした。刑事責任の有無は別にして“クリーンな政治を取り戻す”(民主党の)
ために避けられない判断だったはず。ところが、わずか3ヶ月後に代表選に出馬、民意の激しい批判にさらされた。政治責任や道義責任の自覚が全くない、いい加減な小沢の姿勢を如実に物語る愚行だった。その彼が、いまだに「離党だの議員辞職など考えてはいない。国民から必要とされている限り現役(現状)で頑張る」・・・あ〜あ、世論の動きも読めなくなった小沢よ、まだ己れが国民から必要とされている、と思い上がっているのか?キミを必要としているのは地元の有権者、辣腕小沢を妄信し、その虚像にしがみついて身を護ろうとする卑賤議員、チンピラ議員だけだということに何故、気づかないのか?小沢よ、去れ。小沢グループも去れ。されば“政界大変革”が起きる。起こそうではないか!真に国家国民のための政治を行ない、世界に“国家の品格“、”強い日本“を示せる国家再建のための健全な政治家集団を結成して“平成革命”を起こそうではないか。そうか、昨今、民主党政権下の未熟政治のお蔭で、国民は今、衆愚から賢者に生まれ変わろうとしている。さすれば、小沢や民主党にお礼を言わなければ・・・っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

ジャズ&ポップ−今週のお奨 めアルバム

今日はアメリカのジャズシンガーでピアニストのBlossom Dearieのご紹介です。
ちょっと鼻にかかったような可愛い歌声がなんともいえません。
ゆっくりそして静かにながれるアルバムを聴いていると気持ちが落ち着きます。
半世紀以上も前のモノラル録音のアルバムですが、今聴いても新鮮に感じます。
これがジャズの魅力、楽しさだと思います。残念ながら彼女は昨年2月、84歳で亡くなっています。

"Blossom Dearie"  Blossom Dearie

1. 'Deed I Do
2. Loverman
3. Everything I've Got
4. Comment Allez Vous
5. More Than You Know
6. Thou Swell
7. It Might As Well Be Spring
8. Tout Doucement
9. You For Me
10. Now At Last
11. I Hear Music
12. Wait Till You See Her
13. I Won't Dance
14. A Fine Spring Morning
15. They Say It's Spring (Previously Unreleased)
16. Johnny One Note (Previously Unreleased)
17. Blossom's Blues (Previously Unreleased)

雑貨屋ウィークリー537号から紹介をはじめたジャズのアルバムをリストにしました。
http://www.zakkayanews.com/jazzlist.htm
《R.O.》

編集後記

今日のキャノンオープン、13年ぶりの横田選手の優勝は感動的でした。それにしても石川遼選手の追い上げは、すごかったですね。
≪iPad使用記≫
iPadはフォトフレームとしても使えます。
iPad自身にはカメラが付いていませんが、パソコン(もしくはiPad)から取り込んだ写真をスライドショーの機能を使って見ることができます。

雑貨屋のブログ→ http://zakkayanews.jugem.jp/
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.752

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com