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NO.642                Ryo Onishi              8/31/2008  

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雑貨屋のひとり言

8月も終わりです。子供たちは宿題に追われ、長い休みを名残り惜しんでいることでしょうし、親たちは、やっとこれで静かになると喜んでいるかも知れません。私は先日のような涼しさに一日も早くなってほしいと思っているだけです。あのやかましい蝉の声が聞こえなくなりました。ぼちぼち秋に近づいています。(R.O.)

引退資金を護る想

 空前の最高値にくらべれば若干値下がりしたとはいえ、ガソリンの価格は相変わらず高く、これがほかの食料品や生活必需品にまで影響し、私たちの家計費を圧迫しています。

数日前のニュースによると、米国における7月の消費者物価指数は予想を大幅に超え、前年同月に比べ6パーセント近くも上昇し、17年半ぶりの大幅な伸びを記録したそうです。米国のインフレ懸念が予想以上に根強いことを示す結果となり、米連邦準備理事会(FRB)はインフレへの警戒を強めていることは確かです。

 諸物価の上昇に対し、給料など家計を支える収入も比例して増加すれば問題は少ないのでしょうが、雇用や賃金が停滞する中での物価上昇ではたいへんです。さらに私のような年金を頼りにしているシニア世代にとって目減りする預貯金などをいかに保全するかは死活問題です。

 先日、このような在米日本人シニアの皆さんの財産保全をサポートするため、私たちロサンゼルス・サウスベイ地域で子弟教育とシニア問題を中心に取り組む非営利ボランティア組織のJERC(Japanese Educational Resource Center)がシニア世代を対象に『大切な引退資金を護る』というセミナーを開催しました。(8月29日、日本語による、参加実費5ドル、会員無料)

今回、講師をつとめた一人、私の友人の長田稔氏は一昨年まで日系企業の現地社長をされていた引退者であり、ご自身の実体験をもとにこのテーマと取り組み、ファイナンシャル・プランナーとしての道を猛勉強された人で、今回は講師として初舞台(デビュー)を飾ったのでした。

共同講師を務めたベテラン・ファイナンシャル・プランナーの福田和恵氏とともに、長田氏も立派な講師ぶりで参加者からの評価も高くさすがでした。(注:長田氏は老後の介護保険を中心に話をされました。私の長田氏デビューの評価点は100点満点で99点としました。残りの1点は、柄に似合わず?!恥ずかしげな表情 ―― これもうぶでカワユイ? ―― が減点でした。長田さん満点でなくてごめんなさい。そしてご苦労様でした!)

引退後の資金の多寡にかかわらず、今回のセミナー内容は私たちシニア世代のすべてにとって関心のあるテーマであり、時宜を得た企画だとたいへん好評でした。

私たちは縁あって日本を離れ、海外(米国西海岸)で生活しています。今回のテーマは私自身にとっても興味深いものであり、このセミナーで得た内容を自分自身の今後の生活設計に役立てたいと思っています。
  河合将介(skawai@earthlink.net)

さくらの独り 言「」

 

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

裕次郎に憧れた日の夏の海

落日がきれい旅人岬とか

海の病み人魚も泣いているだろう

海の病み黒潮のデモ蛇行する

海底に線を引きたい国のエゴ

( ニュースやぶにらみ )

「茶番劇」
姫のご乱心 −民主党

「集中豪雨禍」
水は方円の器から溢れる −気象格言

「モンゴル巡業」
故郷に錦の褌を飾った −白鵬、朝青龍

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

 

森田さんから

                                                  

龍翁余話

龍翁余話(46)「“ゆりかもめ“に揺られて」

8月24日の昼過ぎ、初めて“ゆりかもめ”に乗った ―――――
実は、今号の主題は、翁が理事の一員になっているNPO法人「日本災害情報サポートネットワーク」(J−DINS)が出展した『ハムフェア(アマチュア無線フェスティバル)2008』(8月23日、24日)について、だが、“ゆりかもめ”初体験が面白くて、まずは、童心に戻って「“ゆりかもめ”乗車記」から始めさせていただく。

『ハムフェア』の会場・東京ビッグサイト(東京都有明・東京国際展示場)へ行くのに、車で行こうか、電車にしようか、さんざ迷ったあげく、よし、この機会に“ゆりかもめ”に乗ってみようと(地下鉄・都営浅草線の戸越から)新橋へ向かった。新橋には、翁たちの企画集団APP事務所や、(汐留に)電通(大手広告代理店)や日本テレビがあるので、しょっちゅう行っているし、“ゆりかもめ”の標識もたびたび見ているはずなのに、いざ、乗ろうという段になると、途端に”おのぼりさん“になる。不親切な案内表示にムカつきながら、階段を上り下りして、やっと”ゆりかもめ“新橋駅に辿り着く。日曜日とはいえ、何とまあ、乗客の多いこと、夏休みが終わりに近づいているせいか、家族連れが目立つ。平成7年の開通時には1日平均乗客数は2万7000人ほどだったそうだが、今は1日平均約10万人、8月中旬の東京湾花火大会の時は、1日で25万人を超えるとのこと。駅で(ご自由にお持ち下さい、の)ガイド・マップを入手し『国際展示場』までのチケット(370円)を買ってホームに上った。出発直前の電車に飛び乗る。ほぼ満員だ。平日朝夕のラッシュ時は3分間隔、日中でも5,6分間隔で運行しているが、その数分が待てないせっかちな翁、いや、初めから座る気はない。狭い座席、横の乗客と肩が触れる、前の乗客の足が邪魔になる、と、以前、友人から聞いていたし、地上から高い所を走るのだから外観を楽しもうと、進行方向右側(海側)のドアにへばりついた。
汐留、竹芝、日の出、芝浦埠頭からレインボーブリッジを渡る。絶景だ。成田(千葉)のゴルフ場に行く時、いつもこの橋を通るので、この辺りの風景は目に馴染んでいるのだが、今日の景観は、また一味違う。“ゆりかもめ”で正解だった、とニヤリ。お台場海浜公園、
入り江に点在する小さな島々(黒船来航の際、江戸防衛のため建造した砲台跡)の眺めは格別。次の駅が台場、ここで乗客の大半が降りる。なるほど、フジテレビ、ビーナスフォート、アクアシティなど見学、遊び場所がいっぱいだから。そしてガラガラになった電車は船の科学館、テレコムセンター、青海(あおみ)を経て国際展示場正門に到着(新橋から22分間)、このあと“ゆりかもめ”は有明、有明テニスの森、市場前、新豊洲、豊洲(終点)と続くのだが、それぞれの駅周辺に広がる観光スポット案内はいずれかの機会にゆずるとして、さっそく主題の『ハムフェア2008』へ急ぐことにする。

東京ビッグサイトは、隣の幕張メッセ(千葉県)と並ぶ国際展示場、国際会議場、イベントホールの3施設で構成されている日本の代表的な複合コンベンション施設。翁は何回かこの施設に足を運んでいるが、建物の外観は、どうしても好きになれない。鉄骨がむき出しになっていて、美も人間のぬくもりも感じられない無機質な化け物だ。が、それはどうでもいい、まだ記憶に新しいエスカレーター事故(8月3日)があった西展示場に入る。

『ハムフェア』は、毎年、(社)日本アマチュア無線連盟(JARL)の主催で開催されているが、東京に先立ち、7月19日、20日『関西アマチュア無線フェスティバル(通称カンハム)』(JARL大阪府支部主催=池田市民文化会館)が開かれた。その実行委員の一人、蛭子健策さん(JARL大阪府支部副支部長)が、我がJ−DINSの副理事長であるところから、蛭子さんのお世話で、実はJ−DINSも初出展することが出来た。東京参加も然り。出展総数211。J−DINSブースは“J−023”。1時過ぎ、翁が到着した時は、渡辺理事長、功刀マネージャー、金刺監事、辻、高橋、鈴木、芹沢の各氏がすでに汗を流していた。それに大阪から蛭子副理事長も駆けつけてくれていた。

“出展”と言ってもJ−DINSは展示物をもたないから、もっぱら法人の設立趣旨、活動内容、そしてメンバー募集のPRビデオ放映とパンフ配布でブース前を通る人の足を止めた。そもそも、当NPO法人は、地震等による大災害に備えて国民の防災・減災意識高揚のための啓蒙活動と、“的確情報が命を救う”をコンセプトに、直ぐに被災者に役立つ具体情報を迅速、的確に届ける情報支援を行なうため、昨年の春に設立された。したがって、きめ細かな情報収集には、どうしてもアマチュア無線家の協力が必要だ。そこでこの度の大阪・東京での『ハムフェア』参加は、アマチュア無線愛好家の関心を呼び込むことに狙いを絞った。結果、大阪と東京で数人の(アマチュア無線家の)入会者を得たことは大きな収穫であった。

当NPO法人の渡辺 実理事長(防災・危機管理ジャーナリスト)は、大地震発生のたびに被災地に飛んで、テレビで生々しい現地レポートを行なっているし、『高層難民』、『生き残りマニュアル』など、多くの著書を出しているのでご存知の方も多かろうが、法人としての本格活動はこれからだ。本当は当法人が活動しないで済む(大災害が起きない)ことが一番なのだが、災害は必ずやって来る。9月は、1日の“防災の日”に始まる“防災月間”。大地震などに対する防災意識と備えは365日持ち続けなければならないが、人間「自分だけは大丈夫だろう」という根拠のない希望予測と「どうにでもなれ」という開き直りが“転ばぬ先の杖”を遠ざける。東京ビッグサイトからの帰路、再び“ゆりかもめ“に乗る。もし、東京直下地震が起きたら、お台場やレインボーブリッジはひとたまりもあるまい、と思った途端、災害の恐怖とその後に起きる人災の悲惨さが頭をよぎる。”ゆりかもめ”に揺られて東京湾の夕景色を楽しむつもりだったが、空も海も建物もすべてが鉛色に染まってしまったエンディングであった、っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

ジャズの魅力−今週のお奨めジャズ

1960年、ブラジルサンパウロ生まれ、美人で歌もうまいアーティストをご紹介しましょう。Eliane Eliasはピアニストですが、彼女はボーカルとしても才能があるようです。ボーカルも悪くはないのですが、やはりピアニストとしてのほうが良いように思います。

Eliane Elias "Something For You"

1)Running
2)Oye Como Va
3)Around the City
4)Jammin'
5)Segredos (Secrets)
6)We're So Good
7)Tropicalia
8)Slide Show
9)Vizinha Do Lado (The Next Door Neighbor)
10)Save Your Love for Me
11)Chiclete Com Banana
12)Another Day
13)Segredos (Secrets), Pt. 2


<R.O.>

編集後記


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Zakkaya Weekly No.642

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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