weekly

NO.631                Ryo Onishi              6/15/2008  

 weekly

 

LAの観光スポット ホームページ バックナンバー
 .
雑貨屋のひとり言

 JR立花駅の近くにちょっと目立つお風呂屋の煙突に取り付けたアンテナが見えます。私が気になるのですからハム(アマチュア無線)のアンテナです。エレメントの長さが10メートルくらいある短波の3エレメント八木アンテナです。四十年も前のこと、ハムで知りあった近所の方につれられてそのアンテナのある家の人に会いに行ったことを覚えています。
その方のリグ(無線機)はその当時、私たちの憧れの的であったコリンズ社製の送受信機、そして外国製のリニアアンプでした。話をしていると、ちょうどアフリカのアマチュア無線局のコールサインが聞こえてきて、その方がアンテナをアフリカ方向に向け、その局をコールしたら一発で応答がありました。いとも簡単にアフリカの局と交信しているのを横で見ていた私は感動そして興奮しました。そのころ私も10Wの無線局を持っていましたが、しょぼい電波とアンテナ、そして私の英語力では遠い外国との交信など無理でした。しかし私の海外のアマチュア無線局との交信の夢が強くなったのは言うまでもありません。トロントに駐在していたとき(1989年ころ)、庭に15メートルのタワーを建て、そこに取り付けたアンテナと世界一性能の良い日本製の送受信機でその彼がやったと同じこと、いやそれ以上のことをやることができ、私の夢はかないました。インターネットの出現により世界中の人とコミュニケーションがとれる時代ではありますが、電波を使って同じ気持ちを持ったもの同士が交信できるハムは今でも私の大好きな趣味なんだと思います。(R.O.)

欠点こそ最良の長所

【欠点: ふじゅうぶんで、おぎなわなければならない部分。短所。(三省堂、国語辞典)】

欠点のない人間はいません。なぜなら人間は神様ではないんだから。欠点があるからこそ、人間が人間らしくいられるのでしょう。でも、同時に私達人間は自分の欠点を直し、少なくする努力を欠かしてはならないのも事実です。それが社会秩序というものであり人としての道でもあるからです。

私自身も 思えば欠点だらけであり、自分の至らぬ点を数え出したらきりがなく、欠点が衣服を纏っているようなものだと自己嫌悪に陥ったりすることもしばしばです。

では それらの欠点はどうすれば改善出来るのでしょう。最近、私もようやく次のことに気付きました。即ち、自分の欠点を直すには その欠点に反発し対立するのでなく、自分の中にあるその欠点を受け入れ、慈しみ、仲良くすることの方がよい結果になるらしいと言うことです。

年齢を重ねるに従って記憶力が減退してきます。物覚えが悪いということは通常、欠点になる訳ですが、この場合むきになって物忘れに反発せずに 記憶力減退は事実として素直に認め、その代わり何でもその都度、紙にメモする癖を付ける。計算に弱ければ計算機を有効に使う ―― これが 「仲良く」 と言う意味です。

最近、私の中の欠点が“Love me tender ( やさしく愛して )” と言っているのが私にも聞こえるようになりました。

彼ら ( 欠点 ) と仲良く出来たら次は彼らを味方に引き込むのです。 「 物忘れが多い 」 というネガティブ発想を 「 忘却力が充実した 」 と思うポジティブ発想にまで持って行きたいものです。

どうせ過去の記憶や思い出などはその大半がどうでもいいことか、出来たら忘れたいことで占められているのだし、人間の限られた記憶の容量に余裕を持たせるには古い記憶をどんどん捨てなければならないのですから。

「 必要は発明の母 」 であり、欠点があるから人間は進歩する。即ち 「 欠点こそ最大の長所 」 ではないでしょうか。

( 陰の声:上記、国語辞典には、「 欠点=短所 」 とあるじゃあないか。なんで 「 欠点が長所 」なんだよ。お前、国語辞典に逆らうつもりか? そんな事を言い出すところがお前の最大の欠点だ!)
  河合将介(skawai@earthlink.net)

さくらの独り 言「」

 

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

踊り子の道をツアーのバスに揺れ

水平線煙らせ梅雨の伊豆の旅

頼朝の原点語る堂ヶ島

象島が窓枠という額の中

干潮時つながる島に恋の悲話 (象島ー三四郎島)

( ニュースやぶにらみ )

「震度6強」
オリンピッ… じゃなくてサミット出来るのかな −中国

「制裁を一部解除」
善処すると言ってくれたから −日本政府

「問責決議案、信任決議案」
平行線 −ねじれ国会

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://homepage3.nifty.com/itukabouzu/

 

森田さんから

                                     

龍翁余話

龍翁余話(35)「秋葉原無差別殺傷事件」

東京・秋葉原で8日、狂人と化した一人の若者に通行人らが車ではねられ、立て続けにナイフで刺され、7人が死亡、10人が重軽傷を負わされるという無差別殺傷事件が起きた。何とも痛ましい、悲しい、そして腹の立つ事件だ。“狂人”という言葉は、今は一般的には不適切用語、放送でも禁止用語となっているが、翁、やや感情的を承知の上で、あえて使う、「あれはキチガイの凶行だ」と。キチガイ(気違い)とは精神状態が正常でなくなること、また、気が狂った人(狂人)のこと。ならば、精神鑑定が必要だ、と、売名弁護士たちが勇み立つだろう。が、ちょっと待て。犯罪者は犯行の段階で、みな精神異常になっているのだ。いつごろから精神鑑定が法廷で重要視されるようになったか知らないが、精神鑑定(犯罪時の責任能力)うんぬんが裁判過程の中で判決に大きく左右されるようでは、凶悪犯の重罰(厳罰)は薄まり、結果的に無期懲役や死刑はなくなることになる。死刑廃止論者は喜ぶだろうが、本当にそれでいいのだろうか?翁は強硬な死刑論者ではないのだが、鳩山法務大臣が言った「人の命を奪った人には、それなりの償いをしてもらうのが当然」は、同感だ。

近年の法曹界は、どういうわけか、犯罪者の人権を(やたら)尊重しようとする。勿論、客観的、人道的に情状酌量の余地ある犯罪もなくはないし、その場合の犯罪者人権は、多少は考慮されることに(翁は)異存はない。しかし、2001年の大阪教育大学付属池田小学校で起きた無差別殺傷事件(男子児童1名、女子児童7名死亡、男子児童5名、女子児童8名、教員2名負傷=犯人・宅間 守)や、今年3月に起きたJR常磐線・荒川沖駅(茨城県)での無差別殺傷事件(8人殺傷、4日前に1人殺害=犯人・金川真大)、そして今回の秋葉原無差別殺傷事件(犯人・加藤智大)のような凶悪犯罪者に対する人権を、どの程度勘案するのがいいのか、専門外の翁、法律論を述べることは出来ないが、犯罪者の人権を重んじる前に、被害者および遺族の人権と心情を最優先させるべきである、と断言してはばからない。(宅間 守は、2004年9月14日に死刑執行)

1990年代に“オタク文化”の発信基地として注目されるようになった秋葉原電機街、近年はIT産業の集積地「アキバ」として世界にも知られるようになった。日曜、祭日、平日を問わず、アキバ電機街は人・人・人の渦。今年からアマチュア無線を始めた翁も、最近、何回かこの地に足を運んでいる。その際、必ず(アマチュア無線の師匠)S・G先生とS・Mさんが同行してくれる。それとは別に、お二人は、たびたびアキバに出向いて無線機器および部品のハンティングを楽しんでいる。8日、テレビ画面に事件発生のテロップ(文字スーパー)が流れた時、「お二人は?」と心配になり、さっそくメールを入れた。お二人は大丈夫だったが、驚いた!何と犠牲者の中に、S・G先生の教え子、東京電機大学学生・藤野和倫さん(19歳=埼玉県熊谷市河原町)がいた。「悲しいです!」S・G先生の悲痛な心情が返信メールから伝わってきた。翁、何とお悔やみ申し上げていいか、言葉を探す余裕もなく、ただ月並みのお悔やみメールを差し上げただけ。翁は全く知らない学生ではあるが、親友S・Gさんの大切な教え子であるから、身近に感じずにはいられない。10日、さいたま市浦和在住の親友Cさんと朝10時にJR浦和駅で待ち合わせていたので、早めに家を出て秋葉原で途中下車し事件現場に行った。臨時に設けられた献花台には色とりどりの花が積み上げられていた。朝9時過ぎだというのに、若者たち、勤め人、東南アジア系の旅行者グループ、近くの電気店の店員など多くの人が献花台の前で次々と手を合わせる。台の端っこで、ひとり呆然と佇む中年の婦人がいた。犠牲者のお身内だろうか。翁、藤野君や他の犠牲者のご冥福をお祈りしてその場を離れる時、もう一度、かのご婦人に目をやった。今度は目頭を押さえていた。やりきれない!翁の胸に、犯人への新たな怒りと憎しみが沸きあがってきた。

事件発生後、各紙に目を通す。この無差別殺傷事件に関する取り上げ方は各紙さまざまだが、翁が注目した記事は11日の読売新聞朝刊『市民が医師が懸命救助・勇気ある行為』。
「地獄絵のような事件現場で、懸命に応急措置にあたったのは偶然その場に居合わせた医師や通行人だった。医師(徳島県の産婦人科医・西条良香さん)は、近くの携帯電話ショップからタオルを借りて、胸や腹部、背中など被害者の傷口の血止めをした。次第に応援の輪が広がり、“頑張れ”と声をかける人、散乱した荷物を持ってくれる人、自分のカバンからタオルを取り出し、慣れない手つきで応急措置にあたる若者もいた。“アキバ系”と呼ばれる若者たちが、よく助けてくれた(西条医師談)・・・」そして記事は「人の命を奪って自分の欲求を満たす犯人は許せない!」と結んでいた。これは、おそらく記者自身の怒りだろう。本来、記者は、(記事に)主観を交えることは邪道とされているが、この記事に関しては、翁、大拍手を贈りたい。

東京都公安委員会は千代田区の要請で13日、秋葉原の歩行者天国を15日から一時中止することを決めた。35年前に始まって以来、中止は初めてだそうだが、ちょっと待てよ、今回の無差別殺傷事件と歩行者天国とに、直接的な因果関係があるのだろうか?犯人が、“歩行天を狙った”という報道もあるが、歩行者天国を中止したからといって、このようなキチガイは、ターゲットにこと欠かないのが東京だ。それとは別に、確かに最近のアキバは、ユスリ、タカリ、万引きなど治安の悪化が目立ち、歩行者天国の中止論は以前からあった。だが、前記(新聞記事)にもあるように、“アキバ系若者”は、勇気ある行動を示した。彼らは、この事件を契機に、自浄努力に向かってくれるかもしれない、もう少し彼らを信用して、見守ってみようではないか、という考えは甘過ぎるだろうか・・・東京の新名所・世界に誇れるアキバを創る原動力になるのは“アキバ系のパワーだ”に気付いてくれることを願って止まない。っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

ジャズの魅力−今週のお奨めジャズ

久しぶりに住吉のTSUTAYAに行ってきました。そこで見つけ松居慶子のアルバム2枚、そのうちの1枚、Night Waltzをご紹介します。静かなピアノ、癒しの曲です。
ちょっと静か過ぎて音声レベルが低いかもしれません。

松居慶子 Night Waltz

1 NIGHT WALTZ (04:07)
2 MOON LIGHT (05:03)
3 THE WHITE GATE (03:44)
4 EYES WERE MADE (04:28)
5 HOPE (04:57)
6 LAKE OF THE WHITE OWL (04:10)
7 WHERE WILDFLOWERS GROW (05:49)
8 GREY CLIFF (04:30)
9 SEAGULL (04:30)
10 MORNING PASTUR

<R.O.>

編集後記

全米オープン、トーレパインズって難しいコースなんですね。でもさすがタイガーウッズはひざの調子が悪い中で、ついに3日目、首位になったとニュースで知りました。それにしてもタイガーウッズはすごい人気ですね。いっしょにプレイしていた選手がほとんど注目されないのはちょっと気の毒な気がします。
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。

http://www.zakkayanews.com/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.631

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com