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NO.609                Ryo Onishi              1/13/2008  

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LAの観光スポット ホームページ バックナンバー
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雑貨屋のひとり言

年末年始はお酒を飲む機会が増えたわりに、運動量(歩く量も)が減ってちょっと健康的じゃなかったと反省しています。久々にヨガ教室がはじまりました。体中の血液が隅々まで流れ始めたような感じがして気持ちが良かったです。今年もヨガと一日一万歩にチャレンジしたいと思います。(R.O.)

あまり知られていないL.A. 観光スポット(206)

カリフォルニア・カジノシリーズ(4)Pechanga Casino & Resort
 最近、急速に名の知れてきた南カリフォルニア・ワインの産地であるテメキュラ・バレー(Temecula Valley)にあるカジノ場です。ロサンゼルスの南東約90マイル、また、サンディエゴの北約60マイルに位置する Temecula Valley は、南カリフォルニア最大級の美しいワイン・カントリーと言われています。
 
この地域は、水はけの良い花崗岩土に恵まれ、また夏の間も涼しい微風が吹き、夜でも涼しい海抜 1,500フィートの高さにあるため、良質のブドウが採れ、ワイン造りに適した条件を持ったところです。周囲に広がるブドウ畑の斜面や丘、広々とした景観と澄んだ緑の空気、さわやかな風・・等々、そこは都会の喧騒を逃れ、心の洗濯をするには最良の場所ではないでしょうか。

 「ペチャンガ(Pechanga)」とは、1万年以上も前に、このテメキュラバレーに住んでいたアメリカ先住民の部族であり、その名前を冠したカジノが、今回ご紹介するPechanga Casino & Resortです。

2002年にオープンしたこのカジノ場は、この種のカジノ場としては比較的早い時期から本格的にスタートしました。18万8千平方フィートのカジノ・スペースというカリフォルニア州でも最大級の広さを誇っています。併設されたホテル(522部屋)も超がつくほど豪華で、中にはジャグジー付きスイート・ルームもあり高い評判を得ているようです。

 2千台を超える最新スロット・マシンに加え、ブラックジャック、カードポーカー、ミニバカラなど150台以上のゲームテーブルも揃っています。ただし、スロット・マシンはほかのカジノ場に比べ単価の高い機械(5¢、25¢、50¢、1$など)が多く、1¢マシンは少なめです。もちろん、ここも24時間、年中無休です。また、ここには本格的レストラン / バーが12あります。

 ホテル内のヘルスクラブは朝7時から夜8時までオープン、サウナ、プールも含めて、宿泊者なら誰でも利用できることになっています。ここのキャッチ・フレーズは「ロサンゼルスから1番近いラスベガス」であり、ある意味では納得できるかもしれません。

●住   所 :45000 Pechanga Parkway, Temecula, CA 92592
●オープン日 :毎 日
●時   間 :年中無休、24時間オープン
●電   話 :1-888-Pechanga(732-4264)
●Web Site :http://www.pechanga.com/

 行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
(1)FWY#91(東)へ。リバーサイド・カウンティに入って、FWY#15(南)へ。
(2)FWY#15(南)へ入って約35マイル、サンディエゴ・カウンティに入るすぐ手前の出口である、CA-79 South(Indio) でFWYを降りる。
(3)CA-79 South を左折(東へ)約1マイル進み、Pechanga Parkway を右折(南へ)。
(4)Pechanga Parkway を約1マイル程進むと、道路の右側にカジノ場の入り口標識が見えてくる。
(5)ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約90マイル、ドライブ約1時間30分。

  河合将介(skawai@earthlink.net)

さくらの独り 言「マニュアル」

「こちらでお召し上がりですか?お持ち帰りですか?」と、店内に響いた。マネキン人形かロボットが、同じ姿勢で同じ言葉を発する様(さま)を連想した。某ファーストフードレストランでのひとコマ。ファーストフードレストランにはあまり縁のない私、それでも先日、会社の後輩に誘われて行ってみた時の光景。「人間の言葉のぬくもりが感じられない、型にはまったマニュアル通りか?」と、思わず私の口から飛び出してしまったこの言葉・・・今回はマニュアルに関する独り言・・・

マニュアルといえば、何かを新しく購入した場合に付いてくる取り扱い説明書だ。マニュアルは、利用前に通読、あるいは熟読が必須といえよう。そういう私も今、昨年暮れに購入した車プリウスの、2冊のマニュアルと格闘している。車の始動もそうだが、機能の仕組みやルール、車内に表示される様々な記号やその意味、加えてカーナビゲーションシステムの利用などなども含めると、膨大な量の説明資料となり、そのマニュアルを通読するだけでも大変だ。かといって、何とかなるさ、と、マニュアルを読まずに運転すると、「これは何だ?」とか「これはどういう意味だ?」とか、「これはどうすればいいんだ?!」なんてことになり、信号の合間にマニュアルを引っ張り出す始末となる。かといって、新しいPCを購入した時と同様に、駐車場に停めた車内にこもって、一つ一つのコマンドを手で追いながら、もしくは自宅で車内をシュミレーションしながら、マニュアルの1ページ1ページ捲りながら理解するというのは不可能に近い。今や映画や音楽はもちろん、大学や企業の研修もeラーニングやDVDの時代。車のマニュアルもDVDもしくはケーブルテレビによる映像があって、自宅で観て理解できるものだといいなと思うのは、私だけだろうか。テレビの前に夫婦座って、映像化された新車取扱い説明DVDをみたりするのは、分厚いマニュアル本を斜め読みするより、よっぽど効果的だと思うけど。

ところで、私は、マニュアル化や文書化を否定しているのではない。ある一定基準のガイドラインとなるものだから、企業や社会という組織の行動規範やルールを律するものから製造機器や一般製品の取扱い説明などにおいて、明文化されたそれは必須といえる。また、業務やサービス、または危機対策・対応などのプロセスや成果物のマニュアルは、効率化と安全性を高めるものとして必要なものとなる。しかし、一方で、マニュアル通りにやっていればいいといった姿勢やマニュアルに頼りきったサービスは、リスクがあると思う。あくまでもマニュアルが、ある一定のガイドラインだという認識をもち、その範囲内もしくは活用・参考にすることで、自分の仕事や生活、製品作りや利用の価値が高まると再認識したいもの。そういった意味でいえば、マニュアルはあるが使われていないというのは、製品の取り扱い説明の場合も、業務説明の場合も、リスクが大きい(さびしいもの)。マニュアルもルールも、関係の無いところで作られるからそうなるのであって、使う人や守る人が作ると、案外守られたり活用されたりするものだ。車のマニュアルも、作ったメーカーサイドのみで作るのではなく、ユーザーと一緒に作るのも、いいかもしれない。

結婚後、様々な手続きが必要となり、官公庁を始めとする様々な組織団体にお世話になった。戸籍、住民票、印鑑登録や証明、運転免許書、パスポート、各種保険、各種契約などなどにおいて、氏名変更や新規の取得・申請が主だった。それぞれの窓口や担当との数多いやり取りのなかで、“マニュアル”みたいな人もいれば、“マニュアル”を熟知してなおかつ、誠実で親身な対応を、しかもスピーディにやってくれた人もいた。特に、これまで“マニュアル”以下のサービスしか出来なかった官公庁関係(パスポート申請手続き)も、今回は専門性が高く愛情に溢れた対応をしてくれた。頭が下がる思いだった。そして、日頃、私たちコンサルタントが、よくお客様に指示するところの、または、現在の日本企業に問われるところの“文書化”や“マニュアル化”の本質は、明文化された文字ではなく、“人”なのだと、痛感した。マニュアルを熟読することは大切だ。マニュアル化ではなく、人間化されたマニュアルに出会いたいものだ。それにしても、新車プリウスのマニュアルのDVDは、どこかにないかなア・・・っと、つぶやく、さくらの独り言。

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

コーヒーとパンで作った朝の顔

コーヒーに内緒話が浮いている

頼みごと缶コヒーに言いそびれ

カフェテラス銀座夜景の中にいる

コヒーで酔ってるうぶな恋でした

( ニュースやぶにらみ )

「松下の社名が消える」
寂しいな −トヨタ

「涙の逆転劇」
目は口ほどに物言い −ヒラリー・クリントン

「新テロ法成立」
油切れ −野党共闘

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://www.adachi.ne.jp./users/itsukabz/index.htm

 

森田さんから

                   つづく                   

龍翁余話

 

ジャズの魅力−今週のお奨めジャズ

ジャズといえばピアノやテナーサックスなどが主役で、ベースはどちらかというと脇役のイメージがありますがこのアルバムはベースが主役です。このアルバムを聴くなら低音がちゃんと出るオーディオで再生しないと迫力が伝わらないのではないかと思います。もちろんピアノも歯切れが良く素敵なアルバムです。

Brian Bromberg  Wood
 
1 The Saga of Harrison Crabfeathers
2 Dolphin Dance
3 Come together
4 Goodbye
5 Speak Low
6 Freedom Jazz Dance
7 I Love You
8 Straight No Chaser
9 All Blues
10 The Days of Wine and Roses
11 Star Spangled Banner

Randy Waldman p
Brian Bromberg b
David Bromberg ds
Recorded in Dec 2000
1960年12月5日アリゾナ州生まれ。

<R.O.>

編集後記


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Zakkaya Weekly No.609

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
tenshu@zakkayanews.com