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NO.593                Ryo Onishi              9/23/2007   

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雑貨屋のひとり言

今朝早く、六甲道TSUTAYAまで借りたCDを返しに行きましたが、すでに30度近くあり、とてもさわやかとは言えない一日の始まりでした。いつまでも真夏のようでなかなか涼しくならないですねー。
いまだに熱中症で倒れたというニュースが流れていますが、これも温暖化と関係しているのでしょうか?
うっとおしいこともありますが、その先には何か楽しいことが待っているのではないかと思っています。それは自分の持っている可能性なのかもしれません。みなさんは「あなたの夢は何ですか?」と聴かれたらどう応えますか?
先週までは「私の夢は"・・・"です!と言えること」でした。でも今週から「みんながワクワクする社会を創ることです!」に決めました!そのためにまず自分が毎日ワクワクできるように生きて行きたいと思います。もう始まっていますが・・・。
(R.O.)

水 の は な し

 「科学が解明! 健康に生きられる正しい水の飲み方」というテレビ番組(NTV系列、「世界一受けたい授業」、2007年8月4日放送)をレンタル・ビデオで観ました。講師は東京医科歯科大学名誉教授の藤田紘一郎氏で、同氏の著書に「知られざる水の『超』能力」があるそうです。

人体に含まれる水の量はおおよそ新生児80%、成人60%、60歳過ぎた人は50%なのだそうで、加齢とともに体内の水分の比率が低下し、これも老化の現われとか。年を重ねるにしたがって水を欲する感度が鈍くなる(水分欲求のセンサーの鈍化)ので特に老人はのどが乾かなくとも少しづゝ水分補給をしたほうがよいのだそうです。

通常、私たちは体内の水分が1〜2%欠乏するとのどの渇きを感じ、10%減少すると意識障害を起こし、20%減少すると死にいたることがあるとか、私たち人間にとって水分は死活を制するものであることがわかります。

成人は一日平均約2.5リットルの水分を摂り、同量を対外へ出しますが、その内訳は尿・便(1.5リットル)、汗(0.5リットル)、吐息(0.5リットル)などによるようです。

水を飲むことにより体内の老廃物を洗い流し、新陳代謝をうながすことになるのですが、そのための正しい水の飲み方は次のとおりなのだそうです。(尤も、糖尿病や肝臓の悪い人などに当てはまらない場合があるので正しくは医師の指示にしたがう必要があるとのこと)

(1) 朝一杯の水は良い:体をリラックスさせ、イライラやストレス解消に役立つ。昔から朝の水は万病に効くといわれている。

(2)胃腸の弱い人は水をよく噛んで飲む:特に冷たい水は胃を刺激し消化液が充分出ない。

(3)食事の最中にあまり水は飲まない:食前・食後の水は O.K. だが、食事最中に水を大量に飲むと胃腸内の消化液がうすまってしまう。食べ物を流し込むことになり消化によくない。また、食べ物はよく噛んで食べること。

(4)就寝前に水を飲む:人は就寝中に汗などで体内の水分が減少する。そのため血液が濃くなりドロドロになって、これが原因で脳梗塞、心筋梗塞などを起こしやすくなる。一般に脳梗塞、心筋梗塞などは夜明け、午前中に発生する場合が多いのはこのためである。それに備え寝る前に水分を補給しておく。(就寝前の一杯の水を昔から「宝水」ともいわれている)

(5)就寝前に水を飲むと夜中にトイレを催す人はレモンと蜂蜜を溶かした水を飲むと良い。そうすると身体が温まって安眠できる。

(6)入浴前にもコップ一杯の水を飲む:入浴中に汗をかくため、事前に水分補給しておく。

 水を上手に飲むことが若さを保ち、健康でいられる秘訣のひとつであるようです。特に年寄りは渇きに対する感度が鈍いので、脱水症状が起こりやすいとのこと、古希を迎えた私はこまめに水を飲んで若さを保とうと思っています。

 「空気と水はタダ」といわれたのは昔のはなし、最近は空気も水も汚れてきました。いかにして良い空気と水を確保するか、こちらも命にかかわる重大問題です。

  河合将介(skawai@earthlink.net)

さくらの独り 言相思華

今日9月23日は秋分の日、亡き父の誕生日でもある。田舎に居るなら、お墓参りに出かけ、甘党だった父の大好物、“ぼたもち”でも供えたことだろう。2000年9月に日本に帰国し、東京に住んで7年目の秋の今日、お彼岸にお墓参りをした。父が眠るお墓ではなく、友人の亡き奥方のお墓参り。同行した私にとって、東京での、お彼岸のお墓参りは初体験。全てが新鮮、全てが戸惑い、全てが趣ありで、心がドキドキ。この先祖を祀る日本の慣わしは、そのひとつに、浄土思想に由来するものであろうが、この世の旅とそれを供にする家族の寿の命を思った。

お彼岸やお墓参りのあり方は、宗派や地域によって多少異なる。しかし、血の繋がりや何らかの縁あってそのお墓を訪れ、お墓を水で清め、命ある花をいけ、香を焚き、手を合わせて祈るのは同じ。時には、同地内にある親戚や知人の墓にも立ち寄り、ご挨拶に参ることもある。墓の周りを清め、献げものを供える手に、様々な想いが流れくる。しかし、手と手を合わせて祈る時、今昔の時を供に生きた人もそうでない人も、香のかほりのなかで、想いがひとつになるように、一瞬の「静」に癒される。此岸と彼岸の時の、一瞬の融合なのかもしれない。そういえば、秋分の日は、昼と夜の長さが同じになる時ともいう。なんとも不思議な“時”だなと、いっそう想いが深くなる。

ところで、花より団子の私は、お彼岸といえば“ぼたもち”(おはぎ)だ。しかし意外なことにもうひとつ、私の心に残るお彼岸には“彼岸花”がある。この時期になると、通算9年間通った小中学校の通学路にある墓地のいたるところに、真っ赤な彼岸花が咲いていたことを思い出す。小学生の私たちにとって、普段は静かで不気味に移っていた墓地が、お盆とこの時ばかりは、還る港みないに感じたものだ。やんちゃな小学生の私たちが、美しく魅惑的な彼岸花を摘もうとすると、近くのおとなによく叱られた。「彼岸花には、毒がある。摘まずに地に咲かせるものだ」と。仮に食した場合、下痢や嘔吐など、中枢神経を麻痺させるまでの有毒植物だとは、それから随分経って知ったこと。昔の人は偉いものだ。この彼岸花、秋のお彼岸の季節に咲くことから名づけられたというが、これを食べたら“彼岸”しかない、つまり死しかないということだろう。また別名を「天上の花」を意味する“曼珠沙華”ともいう。葉と花が同時に出ないことを大きな特徴として、「葉見ず花見ず秋の花」と幼い頃から教えられたことも懐かしい。

さて、「葉見ず花見ず秋の花」と日本では伝えられるこの彼岸花、隣の韓国では“相思華”と呼ぶそうだ。それは、葉と花が同時に存在しなくても、「花は葉を想い、葉は花を想う」ということらしい。まさに、秋のお彼岸、お墓参りにふさわしいと感嘆。なんと美しい響きの名前だろう。此岸と彼岸の流れを感じる。秋のお彼岸、父の誕生日、今日は時や空間を超えた“相思”の想いを知った。「相思華」、なんて素敵な華だろう・・・っと呟く、さくらの独り言。

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

 雁首を並べ保身の知恵ばかり

逆転の発想スランプを抜ける

十手先読んだ通りの敵の駒 

余白にもまだ一波乱二波乱

大の字になって脳味噌休ませる

( ニュースやぶにらみ )

「スポーツの秋」
よく走り回わったなあ ー福田康夫、麻生太郎

「食欲の秋」
冷や飯は嫌だ −自民各派

「額賀財務相再任へ」
我が家の財務相は万年留任 −亭主

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://www.adachi.ne.jp./users/itsukabz/index.htm

 

森田さんから

                つづく          

龍翁余話

龍翁余話(6)「マヤ・アステカ・インカ展でのハプニング」

翁が15歳の時、九州(大分県)を単身で飛び出し神戸に遊学(神戸の中学、高校を卒業)、高校時代からの親友二人が翁同様、長年東京に住み、時折“三人会”を催して旧交を温めている、という話は、もう一つのエッセー『龍翁の独り言』で何回か紹介したが、歳をとると、お互いに健康問題や冠婚葬祭などの理由で会う機会がだんだん少なくなる。このたび(1年ぶり)の“三人会”は、世界遺産の宝庫・中南米三大文明「インカ・マヤ・アステカ展」を見に行こう、ということで、会期終了(9月24日)間近の20日、東京・上野公園の国立科学博物館に午前10時半、顔を揃えた。病み上がりのT君のことが気がかりだったが案外元気。もう一人のS君、小幅歩きが気になったが“体重が重いから、さっさと歩けないのだろう”と勝手に判断して、ともかく入場した。よもや後で“ハプニング”が起きるとは知るよしもなく・・・
催事(ポスター)・タイトルは「インカ・マヤ・アステカ展」となっているが、年代的に言うと「マヤ〜アステカ〜インカ」の順であるから、余話のタイトルは「マヤ・アステカ・インカ展」にした。

『プロローグ』コーナーで、三大文明(遺跡)の写真を見ながら、二人に「俺、20数年前、南米ペルーの北高地に住む原住民(インカの末裔)を取材したことがあるよ」と自慢した。その時、「館内は携帯電話使用禁止です。お連れの方が離れ離れにならないようご注意ください」との館内アナウンスが流れた。ふと、小幅歩きのS君のことが心配になったが、『マヤ文明』コーナーに進んでからは、翁はもう太古のロマンに魅せられ、二人の存在を忘れてしまった。
“密林の王朝”と呼ばれる『マヤ文明』は、紀元前2000年ごろユカタン半島中央部(現在のメキシコ、グアテマラ)の亜熱帯森林の中で成熟した南米最古の文明。繁栄期の紀元300年〜900年まで計算に入れると、この文明は約3000年も続いたことになる。小さな都市国家が共存、統一されることはなかったという。彼らは鉄器を持たず、土器・石器によって様々な文化・芸術を創生した。太陽神の四脚土器、高台付円筒土器、花崗岩の石碑には、絵で当時の生活様式、王の権力などが刻み語られている。小さな石を組み合わせて作ったマヤ王のマスクなどは、とても数千年前の作品とは思えない新鮮さがある。さらに彼らはジャングルの中に巨大なピラミッドを築くという高度な建築技術を持っていた。トウモロコシなどの農耕を基礎とする彼らは、雨期の到来や気温の高低など季節の変化を予測する必要があった。具体的な太陽観測の説明は割愛するが、要するに彼らはこのピラミッドを通して正確な天体観測を行なっていたのである。
“湖上の大都市”と呼ばれる『アステカ文明』は、14世紀から、現在のメキシコシティ周辺に広がっていたテスココ湖の島に強大な国家を作り上げ発展した。水路(カヌー)を使って情報網を広げ他国(?)との交易で大いに繁栄した。彼らは独自の絵文字を持ち、マヤ文明から受け継いだ精密な天体観測を基に作られた暦を使用した。一方、自然現象や自然物を神として崇拝し、マヤ人と同様に人間の命を捧げる(生贄の)儀式が盛んに行なわれた。当時、領土拡大を図る戦争ではなく、生贄にする人間を捕獲する戦いが行なわれたというから、残酷な話だ。
“天空の都”と呼ばれる『インカ文明』は15世紀、現在のペルーを中心に北はコロンビアから南はチリ中央部まで、南北4000キロに及ぶ巨大帝国を築いた。インカには文字はなかったが、“キープ”という情報記録具を用いて国中に張り巡らされた“インカ道”を往来して情報交換や物々交換を行なったという。また、インカは“黄金の文明”とも言われるだけあって、調度品、装飾品、デスマスクなどには金が多用され、それらの展示品に見学者(特に女性)のため息がもれていた。

これらの文明世界は、16世紀初頭にスペインによって征服され、インカ文明の終焉を迎えた。だが、今日なお、その命脈は続いている。先住民と呼ばれる人たちがまだいる。彼らは三大文明の末裔であることに誇りを持ち、これまでに度々武力闘争を起こした。先住民の権利や経済基盤の確立を求めて、である。10年前の1997年には“サパティスタ民族解放戦線”という非武装の市民組織が誕生した。これは、メキシコにおけるマヤの子孫たちの闘争である。ペルーにおいてもインカ子孫による権利保障や生活向上を求める運動が続いており、ペルー政府は今年4月に一部の地域における非常事態宣言の延長を決め、その成り行きが注目されている。

以上の解説は、当日、展示会場で得た付け焼刃の知識である。インカには古くから死人をミイラにする風習があった。展示会場のエピローグ・コーナーに、幾つかのミイラが展示されていた。翁、気持ちが悪くなり、友人二人を無視して早々に外に出た。12時ちょうど。その日は35度の猛残暑、日陰を求めてタバコを吸いながら二人を待った。15分ほどしてT君が現れた。「S君は?」と尋ねたら「いつの間にかはぐれたが、間もなく出てくるよ」と笑いながら言った。翁、一瞬、イヤな予感がしたが、出口は1箇所だ。その出口を注視しながら1年ぶりに会ったT君と、健康のこと、仕事のことなどを語り合い、時間を過ごした。すでに時計は1時を回っている。T君が総合案内所へ行って、呼び出しを頼んだが「出来ない」ということで、仕方なく翁とT君は(再入場禁止の規則を破って)他の見学者の中に潜り込み、急ぎ足でS君を探したが、結局、徒労に終わった。T君と翁、S君の無事を願いつつ、2時、遅い昼食をとったが会話も湿り気味。このハプニング、それは予測出来なかったことではなかった、と翁、猛省。その夜、メールでS君の無事が確認でき、ひとまず安堵。ともあれ、古代文明の世界から多くを学ぶことが出来たのは三人会のおかげ。年内の再会が楽しみだ。季節(とき)は秋、「ゆっくりと 下る坂道足を止め 金木犀の香り楽しむ」っと、そこで結ぶか『龍翁余話』。

ジャズの魅力−今週のお奨めジャズ

今週も新しいジャズを見つけました。"Manhattan Trinity"というとてもいい感じのピアノトリオです。
同時に見つけたのが、「Misty」「A Love Story」というアルバムです。名前の通りManhattanの都会派トリオです。最近は視聴してから借りるようにしていますが、聴き始めてすぐに良い音を出すトリオだと思いました。
お勧めできるいいジャズです。

Manhattan Trinity
Love Letters


1 Love Letters 04:53
2 DJango 06:40
3 Taxi Driver Theme 06:22
4 NTB 04:03
5 So Many Stars 05:01
6 Till There Was You 04:40
7 Wisteria 05:08
8 Ebb Tide 04:24
9 Blame It My Youth 07:42
10 9:45 Am 03:41
<R.O.>

編集後記


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Zakkaya Weekly No.593

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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