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NO.575                Ryo Onishi              5/20/2007   

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雑貨屋のひとり言

ジーンズをはいている人が多くなりましたね。どこへ行ってもジーンズをはいている人ばかりです。しかも格好のいい人が多くなりました。ジーンズの販売店には「美脚ジーンズ」とか「脚長ジーンズ」とかいっぱいあります。なーんだこれだったのかー?(R.O.)

兄 自 慢

当Zakkaya Weeklyの常連のひとり「東京・成近」とは、私の4歳違いの実兄です。今上天皇(現在の天皇陛下)とは4日遅れの誕生で、この4日の差は天と地の差です。

 この兄は東京の足立区で小さいながらも営々と引き継いでいた親の家業、製菓工場を7、8年前に卒業し、今は奥方と愛犬とともに引退生活をエンジョイしています。

兄は仲間と集い、川柳や世相風刺コントを作ったりして楽しんでおり、弟の私が言うのも変ですが、彼の作品には思わずはっとする出来栄えのものもあり(かって読売新聞の『USO放送』全国版の月間最優秀賞を受賞した事もあり)兄の作品集「五日坊主」シリーズは私の楽しみの一つです。

最近では千葉に住んでいる我々の実姉まで、この兄の影響を受けたのか、川柳句集「忘れな草」をまとめました。

私自身は川柳を作る才能を持ち合わせていませんが、ユーモア・ジョーク・だじゃれは大好きです。なんともわが兄姉弟は変わり者の集まりと言えそうです。

兄・成近の中学・高校の同級生に直木賞作家の半村良氏(本名、清野平太郎、2002年没)がおり、終戦直後の焼野原の中をよく一緒に歩いて学校に通った仲だったそうです。

兄の話によると、高校生の頃から半村(清野)氏は当時あった“赤線”に出入りしていたそうで、兄は「オレもあの頃一緒に赤線に行っていたら、今頃直木賞作家になっていたかも!」が口ぐせでした。でも弟としては真面目一途な兄で良かったと衷心から思っています。

少なくとも私よりは学力が上だった兄でしたが、戦後の貧しい家庭では子供全員に大学教育を与えることが困難であり、末子の私だけが大学まで行かせてもらいました。
 
数週間前の当欄(Zakkaya Weekly No.570、4月15日号)に兄本人が書いていましたが、最近、読売新聞の「USO放送」コラムに彼の新作コントが連続掲載され、また、全日本川柳誌上大会では4位入賞を果たすという快挙を成し遂げました。めでたいことです。
 
兄の川柳作品にはペーソス(哀愁、もの悲しい情緒)の中にちょっぴり光が差し込むユーモアを感じられるものが多く私は大好きです。私の好みの一例は次の通りです。

★ 不器用で また棚ボタを 受けそこね
★ いつか虹 掴めと父の 肩車
★ 町工場 専務で妻で 子の親で
★ 万歩計 朝の桜を 独り占め
★ 仲人の 嘘も時効の フルムーン
★ 別荘は ないが我が家の 風通し

 この兄・成近は当雑貨屋にも長年常連投稿者として名を連ねさせていただいています。改めて調べてみたらなんと、No.166(1999年7月18日号)から連続投稿中ですから7年10ヶ月にもなったことになります。1999年7月といえば故、三本松さんが亡くなる2ヶ月前でした。

 当欄の常連投稿者といえば、“さくらさん”はNo.123(1998年9月21日号)からですから既に8年8ヶ月間休まず連続投稿されています。超多忙な仕事をこなしながらの投稿には敬意を通り越して尊敬の二文字あるのみです。いつの日か「さくらの独り言」が書籍となって出版されることを願っています。

 もう一人の現役投稿者“森田さん”はNo.397(2003年12月21日号)からで3年5ヶ月になりました。森田さんもこちらロサンゼルスで発行されている「TVファン」などの常連寄稿者で彼女の含蓄ある文章にいつも心惹かれています。

 また、毎回とまではゆかなくとも大西さん(雑貨屋店主)もとに集まっている皆さんの原稿は私にとってまさに生きる糧になっています。

 ユーモア精神をいつまでも忘れずに兄弟通じ合えるしあわせを改めてかみしめています。
      河合将介( skawai@earthlink.net )

さくらの独り言結実葉

満開の花びらが人々を楽しませてくれた隅田川沿いの桜並木、今は葉桜となり、人々を癒してくれている。ひと雨ごとに、新緑のかほりが深まり、若葉が美しくはえる。空に向かって腕を広げ、まるで羽ばたく翼のごとく春風に揺らす枝葉が、生命の息吹を感じさせる。今が日本の春の、最も美しい時だと思う。そんな5月19日16時3分、新しい命が誕生した。その名を“結実葉”と書いて、“ゆみは”と呼ぶ。ひとつの命の名前だ。

時折、このさくらの独り言に登場する最愛の姪、有紀が、女の子を出産した。宝に恵まれなかった私にとって有紀は、私の子ども同然。彼女が小さい頃から彼女と私は、誰もが認める特別な関係だった。そんな彼女の初産だから、感激もひとしお、興奮を隠せない私。姪っ子夫婦や私たち家族は、生まれてくる子どもが女の子だろうと分かった頃から、名前についてあれこれと話したものだ。どこの夫婦、どこの家族でもある、ごく当たり前のこんなそんなが、血の繋がりを超えて、幸せの糸を結んでいくから不思議だ。姪っ子夫婦がこの第一子に命名した名前“結実葉”を決定した時、それは偶然にもこの雑貨屋のさくらの独り言に私が「結実」を書いた時と同時だった。これには、雑貨屋愛読者の一人でもある姪夫婦が誰よりも驚き、偶然が必然となる体験となった。彼らはこの“結実葉”という名前を決めた時から誕生までの間、その名を公表せず、ふたりだけで暖めた。偶然の驚きの中で、私にだけは名前を伝えたかったらしいが、家族内の公平さと夫婦の祈りを優先したというから、流石、私の姪っ子夫婦だと自負。

ところで、この若い夫婦が命名した“結実葉”には、どんな想いが込められているのだろう。クリスチャンである彼らは、旧約聖書の詩篇1章、『いかに幸いなことか 神に逆らう者の計らいに従って歩まず 罪ある者の道にとどまらず 傲慢な者と共に座らず 主の教えを愛し その教えを昼も夜も口ずさむ人。その人は流れのほとりに植えられた木。時が巡り来れば実を結び 葉もしおれることがない。その人のすることはすべて 繁栄をもたらす』からとったのだという。27歳で母親、29歳で父親となった彼らの想いは、敬虔な信仰心を礎とした夫婦の、深い愛と祈りなのだろう。名前をつけることを、命の名前と書いて命名、あらためてその意味に触れ、日本語の美しさに心が響く。

さて、隅田川沿いの桜並木だが、花が咲いている時より葉桜の今の方が、桜の香りが強い。不思議だ。花であでやかな桜の木もいいが、葉桜の木漏れ陽の下を歩くのもいいものだ。陽の光に照らされた一枚いちまいの桜の葉に広がる葉脈が、まるで人間の血潮のようだ。今、桜の木の葉は呼吸をし、光合成を繰り返しながら、根や幹に血と肉を補給している。来年の春に、ピンク色の花をさかせる準備をしているという。来年の今頃は、結実葉がヨチヨチと桜の花の下を歩いていることだろう。そんなこんなを考えながら、隅田川沿いの葉桜を愛でる私は、「親バカ」だなとニンマリ、すぐに飛んで行きたい気持ちを抑えるのが大変だ。結実葉・・・ゆみは・・・まだ耳慣れない名前、言い出そうとしてもまだ口が回らない。ならば練習と、結実葉、結実葉、っと呟く、さくらの独り言。

川柳(東京・成近)

 


( 川 柳 )

おーいお茶 落ちた父権の独り言

カッカする妻へ返事の目はテレビ

お多福でいいモナリザは所詮無理

絵に描いた花束が来るEメール

軽いジャブ貧乏神と交し合う

( ニュースやぶにらみ )

「集団的自衛権の行使」
難しい問題です −愛知県警

「加糖の疑い」
旨味を足していた ー蜂蜜業者

「1個百万円の夕張メロン」
一切れで財政破綻 −庶民の台所

河合成近
nakawai@adachi.ne.jp

http://www.adachi.ne.jp./users/itsukabz/index.htm

 

森田さんから

森田さんは都合により、月一回の投稿とさせていただきます。ご了承ください。森田さんが都合で、毎週、投稿できないので月一回程度になります。ご了承ください。
その代わりといっては何ですが、宮古島についての紹介をちょっとずつしていきたいと思います。今週はまた書きそびれましたが・・

 

編集後記

金曜日、久しぶりに甲子園球場に行きました。行くと負けることが多かったのですが今回は勝ちました。今年は安心して見れないダメトラですが、応援はすごいですね。
TSUTAYAの半額キャンペーンが一週間だったので結局全部でジャズばかり50アルバムを借りることになりました。毎日、聴くのが楽しみです。

≪今週のお奨めジャズ≫
今、私が一番気に入っているジャズを紹介します。イタリアンピアニストのAndrea Pozza のデビュー作” Sweet Lorraine”です。力強く特徴のある彼のピアノはすばらしく、どの曲も何度聴いても飽きない曲ばかりです。

1 Yesterdays 06:44
2 I Love You 05:28
3 Sweet Lorraine 05:11
4 Alone Together 05:20
5 All Too Soon 04:31
6 Crazy He Calls Me 06:32
7 If I Should Lose You 04:57
8 If I Had You 05:58
9 I'll Be Seeing You 05:33
10 I Want To Be Happy 04:34
11 Orson 02:29
12 Poor Butterfly 05:30

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Zakkaya Weekly No.575

雑貨屋 店主 大西良衛   http://www.zakkayanews.com/
              
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