Zakkaya Weekly No.378
Ryo Onishi 8/10/2003
雑貨屋のひとり言 観光スポット さくらの独り言 川 柳 & コント ﾊﾞｯｸﾅﾝﾊﾞｰ 成岡流お酒の楽しみ方 教育の方程式 おいしいLA 健康のお話 雑貨屋ﾎｰﾑ こんな時期に台風が日本に上陸するなんて思いもかけなかったですね。日本中に大きな被害をもたらしました。私達の住んでいる地域は特に被害はなかったですがみなさんは大丈夫でしたでしょうか？台風が通過するはずだった昨日の早朝、速度を落とした台風の影響で大雨でした。そんな中、私は前田さんとゴルフ場に向かいました。コンペの幹事役だったので気を揉みましたが台風が過ぎ去り、雨が止んだ中でコンペが無事行われました。ホッとしました。（R.O.）
あまり 知られていないL.A. 観光スポット（１５９） サンディエゴのバルボア・パークシリーズ、今回は模型鉄道博物館のご紹介です。
San Diego Model Railroad Museum
バルボア公園の中心部にある、世界最大級の室内模型鉄道博物館です。広く大きな室内に作られた模型鉄道用の街や山河の中を縦横に敷き詰められた線路の上を、鉄道マニアやボランティアが操縦する各種の列車が行き来しています。
大の大人が真剣に整備をしたり操縦をしている姿は、趣味やお遊びの領域も通り越した本格的なものであり、精密な模型列車や装置はサイズこそミニチュアですが本物以上に本物といった感じです。
また、この博物館には列車用信号機、集中列車制御装置(CTC)機械などについて子供達にも判りやすく学べる展示品も揃っています。
いずれにしても、大人も子供も年齢に関係なく無心に楽しむことに出来るところと言えましょう。鉄道ファンにとって見逃せない品々を入手できるギフトショップ（売店）もあります。
オープン日：火曜日−日曜日
時 間：11:00AM− 4:00PM（但し、土日は5:00PMまで）
入場料：$4.00（大人）、$3.00（65才以上）、＄2.50（学生）、無料（15歳未満）。但し、毎月第1火曜日は無料。
電 話：(619) 696- 0199
WebSite：http://www.sdmodelrailroadm.com/行き方は次の通り（Torrance方面よりの場合）
（１）FWY#405（南）→ Orange County, Irvineで FWY#405 は FWY# 5と合流、FWY# 5 となる。
（２）FWY# 5 になってからさらに南下、San Diego市へ入り、San Diego空港を通過してすぐFWY# 163（北）へ入る。
（３）FWY# 163（北）へ入ってすぐのBalboa Park / Quince Dr.出口でFWYを降りる。
（４）FWYを降りたらBalboa Dr.を左折（南へ）し、すぐの El Pradoを再び左折（東へ）すると正面に Balboa Park 入り口ゲートが見える。
（５）ここまでの行程 :（Torrance方面からの場合）約１３０マイル、ドライブ約２時間。河合将介（skawai@earthlink.net ）
さくらの独り言 「千羽鶴」
冷夏と騒がれた東京にも、やっと暑い夏がやってきた。そして暦は「熱い夏」を想う時を迎えた。1945年8月6日広島に、そして8月9日長崎に、投下された原子爆弾の惨禍を想起し、永遠の平和を覚え祈る時である。この祈りは、日本のみならず全地球上の人類の祈りの時とも言われ、一羽いちわの「折り鶴」に込められ、海や空を越えて届けられる。日米両国のこどもたちや老人と共に折った千羽鶴を米国から日本へ送った、あの頃を懐かしんでいる今日のさくらだ。
今年8月1日午前8時近く、広島平和祈念公園の折り鶴台に吊るしてあった千羽鶴が焼かれた。焼失された折り鶴は14万羽。報道によると、関西学院大四年生（２２歳）による放火だったという。理由は、「大学で留年が決まり、就職できず、むしゃくしゃしていた」からだと伝えられた。この事件に、五臓をえぐりとられるような怒りと悲しみを覚えたのは、私だけではあるまい。関西学院院長らが広島平和公園幹部に謝罪へ行ったらしいが、これまた家庭教育と学校教育や社会教育の、それぞれの責任と役割の混乱の日本の象徴と感じた。激怒もまだ覚めやらぬ私は、ただただ、日本人であろうその青年の10年後の証（あかし）に期待したい祈りでいっぱいだ。
「折り紙」は、日本の伝統文化のひとつとして、今や多くの国のこどもから老人まで親しまれている。なかでも「折り鶴」は、平和のシンボルとして平和を願いながら折られている。この様に折鶴が平和と結びつけて考えられる様になったのは、被爆から10年後に白血病で亡くなった少女、佐々木禎子さんの存在が大きいという。「佐々木禎子さん（当時１２歳）は、２歳のときに被爆したが外傷もなく、その後元気に成長した。しかし、９年後の小学校６年生の秋（昭和29年・1954年）に突然、病のきざしが現れ、翌年２月に白血病と診断され広島赤十字病院に入院した。回復を願って包み紙などで鶴を折り続けたが、８か月の闘病生活の後、昭和30年（1955年）10月25日に亡くなった。禎子さんの死をきっかけに、原爆で亡くなった子どもたちの霊を慰め平和を築くための像をつくろうという運動が始まり、全国からの募金で平和記念公園内に『原爆の子の像』が造られた。その後この話は世界に広がり、今も『原爆の子の像』には日本国内をはじめ世界各国から折り鶴が捧げられ、その数は年間約１千万羽にものぼる」（「広島市の平和への取り組みHP：平和学習-原爆の子の像と折り鶴」より）。
在米時代私は、日米経済開発の仕事に関わる一方、地域社会や学校教育の共有・発展活動にも参画させてもらった。被害者加害者としての謝罪や非難をするのではなく、現在・過去・未来の対峙を学ぶ「生きた教室・歴史」の共有、生き方を学び創出する時・機会（チャンス）だった。幼いものも老いたものも、戦争を知っているものから知らないものへの、平和への祈りの時だった。そのひとつに、原爆記念への千羽鶴プロジェクトがあった。初めて折り紙を手にするおとなもこどもも、一生懸命に折った。一羽を折るのに何時間もかかった老人も高校生も居た。男性も女性も居た。その千羽鶴には、千羽を超える人の手が重なった「祈り」、平和への翼があった。今年もこの暑い夏に「熱かった夏」の時（8月6日・9日）を忘れず、両手を重ね、「平和への祈り」を捧げたさくらだった。いつまでも忘れずに語り続けたい祈りと実践である、っと、焼かれた千羽鶴を想いながら、の、さくらの独り言。
（sakuratsubomi@earthlink.net）
川 柳 & コント（東京・成近）
( 川 柳 )
倒された虚像 冷たい雨に濡れ
テポドンの脅威に平和ボケの歌
北鮮に四股を踏んでる有事法
右向け右 そこにブッシユの顔がある
空耳でなく九條が聞く喇叭
（ ニュースやぶにらみ ）
「選挙に出馬か」
検察庁公認 −田中真紀子
「小泉首相、始球式にストライク」
始めはいいんだが後がねえ ―国民
「不作」
とうとう米まで −景気
（東京・成近） E-mail nakawai@adachi.ne.jp
http://www.adachi.ne.jp./users/itsukabz/index.htm
阪神百貨店にある阪神タイガーショップコーナーに行きました。11時前に着いたのですが、すでにたくさんの人が来ていました。夏休みも重なって大変な人気です。
今日は暑かったですね。私は今週一週間夏休みです。家の中にいるだけでも体力が要るので夏バテしないように何か工夫をしなければと思っています。
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。
http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm
Zakkaya Weekly No.378
雑貨屋 店主 大西良衛
zakkaya@news.email.ne.jp
