Zakkaya Weekly No.369
Ryo Onishi                                     
6/8/2003

雑貨屋のひとり言 観光スポット さくらの独り言 川 柳 & コント バックナンバー
吟醸みゅーじあむ 教育の方程式 おいしいLA 健康のお話 雑貨屋ホーム

6月5日、第3回関西加州会に出席させていただきました。今回の会場はあの台湾の医師が宿泊した都ホテル大阪でした。ロスOBの鈴木さん(近鉄)のお世話ですばらしい会場、サービス、お料理でした。昨年同様、ロスからJATVの北岡さんが参加され、大いに盛り上がりました。16年前、ガーデナ市に住んでいたとき、お隣の家だった酒井ご夫妻に声をかけられ、大変驚きました。スモールワールドですね。(R.O.)

あまり 知られていないL.A. 観光スポット(154)

サンディエゴのバルボア・パークシリーズのうち、今回は国際民芸博物館のご紹介です。

Mingei International Museum

 世界各国の民芸品を収集・展示しています。また、風俗習慣を紹介するためのセクションもあり、民族色溢れるエスニックな衣装なども見ることが出来ます。
 
ミュージアムの正式名称は“Mingei(民芸)International Museum”と言い、“民芸”と言う言葉の産みの親といわれる学者、故 柳 宗悦(やなぎそうえつ)博士に因んで名付けられた博物館です。

 この博物館は世界の文化と芸術についての理解を促進する目的で1974年に設立され1996年にこの地にオープンし、世界の民芸(art of the people)の宝庫展示場として一般に公開されています。 

オープン日:火曜日−日曜日(月曜日は休み)
時 間:10:00am− 4:00pm
入場料:$5(大人)、$2(学生、及び6 −17才)、無料(6才未満)。
     但し、毎月第3火曜日は無料。
電 話:(619) 239- 0003
WebSite:http://www.mingei.org 
(注)またパーク内共通パス(13ヶ所共通で$30、13ヶ所+動物園で$55)をビジター・センターで入手可能です。

 行き方は次の通り(Torrance方面よりの場合)
(1) FWY#405(南)→ Orange County, Irvineで FWY#405 は FWY# 5と合流、FWY# 5 となる。
(2) FWY# 5 になってからさらに南下、San Diego市へ入り、San Diego空港を通過してすぐFWY# 163(北)へ入る。
(3) FWY# 163(北)へ入ってすぐのBalboa Park / Quince Dr.出口でFWYを降りる。
(4) FWYを降りたらBalboa Dr.を左折(南へ)し、すぐの El Pradoを再び左折(東へ)すると正面に Balboa Park 入り口ゲートが見える。 
(5) ここまでの行程 ;(Torrance方面からの場合)約130マイル、ドライブ約2時間。

河合将介( skawai@earthlink.net

さくらの独り言 体重計

オフィスを抜け出し、体重計を買いに出かけた。体重数値の現状把握と減量調整の必要性を感じたからだ。店内に並ぶ多種多様の機能を備えたおよそ30種の体重計の中から、そそくさと1つを選び、購入した。その間5分もかからなかった。その夜、帰宅するなり説明書と格闘、個人データの設定と登録をした。その間なんと15分。そしていよいよ測定。なんと今年1月末に比べ3キロ、術後から6キロも太っていた。ショック!だった。救いは体脂肪と内臓脂肪の両数値が標準であったことだ。今後この体重計は、さくらの大切なカウンセラーになりそうだ。

「おい、ちょっとこの頃太っただろう?よかったな。健康の証拠だ、俺は嬉しいな。」とは、兄貴分玉三郎の言葉。「そういえば、ちょっとふっくらしたね。安心だね」とは、LAの鶴田浩二こと井出氏。そして友人クマ太郎は、「最近中太(中年太り)になったので」と余計なひと言を言いながら、中太の万年筆をプレゼントしてくれた。私の手術から、ちょうど2年が過ぎた。あの頃心配してくれた方々が、私の体重増量を喜んでくれる。しかし「やっぱりそうか、どうりで洋服がきつくなったんだ」と、焦りのさくら。歳をとるにつれ身体も丸くなったが、どうせ丸くなるなら心も丸くなれればいいなと、ため息をついてみる。

さて、「はかる」と読む漢字は、なんと18個もある。しかしもともとは「量る」、穀物の重さを量るという意味からきている。人が物をはかることを考え出したのは、遡ること今から約1万年も前だという。その時代の人々が最初にはかったのは「時間」だった。次に道具や住居を作るようになって「量や重さ」そして「長さ」をはかる(量る・計る・測る)ようになった。原始時代における生活が個から集団になった時、モノを正確にはかる必要性がでてきたのだろう。米国で未だに使用されているフィートがもともと足の長さであることからもわかるように、その昔「長さ」の単位の起源は、人間の身体の一部が基準だった。また、重さを量る天秤は人間が最初に作り出した計器で、その発生は既にエジプトにおいて紀元前5000年以前だという。ところで、地球上の重力や地球の自転による遠心力の影響により、「重さ」が場所・位置によって同一でないことは周知のことである。モノには質量があり、これに重力加速度が働いて「重さ」になる。よって地球上では緯度によって重さが異なる、つまり南北極では重く、赤道に近くなるほど軽くなることになる。例えば福島県で体重50キロの人が北海道では50.031キロ、沖縄県では49.954キロとなる。また、体重計による計測は常に「平ら」な場所でなければならない、とは常識だ。これは、地球が引っ張る力(体重)が、斜めになった面に引かれる力と体重計に作用する力に分解されるため、実際に体重計にかかる力が小さくなってしまう。つまり実体重よりも小さい数字が体重計にあらされる結果になってしまうのだ。こんな「はかる」という漢字や「重さ」の発生等は、高校時代の国語と物理の授業で学んだこと、体重なんて気にもしなかった頃の話だ。

先日ある人から「人の心を計れる機械があればいいのにと思ったものです」と悩みを打ち明けられた。思えば日本人は、心の状態を色で表現する英語などと違い、人と人の和、正義、真実、考えなどを「はかる」という言葉を使って表現する場合がある。「心が重い」という言い方もその一例だ。ただ面白いことに古代エジプトでは、地上で最も軽いモノは羽毛とされ、人間の心はそれよりも軽くなければならないと言われ、人間の心が羽毛より重くなる場合は罪のせいであり、よって羽毛よりも軽いハートを持つ魂だけが天へ導かれるとされていた。この伝説を知り、「体重が重くても心が軽ければ、天国へ行けるんじゃん!」と喜んださくらである。体重計、少しでも軽くなりたいと願いつつそっと両足を置く、「身体も軽くぅ〜、心も軽く〜ぅ」とおまじないを唱えながら、っとさくらの独り言。

sakuratsubomi@earthlink.netbut_up.gif (232 バイト)

川 柳 & コント(東京・成近)


( 川 柳 )


カタカナ語辞典で今日を呼吸する

世相百態 コンビにの24時

江戸っ子の意地 ビル街の鬼瓦

江戸っ子だってねえ貧乏しなはれや

10万人ライブ 若さというマグマ


( ニュースやぶにらみ )

「ベストファーザー賞受賞」

貴乃花改め貴乃パパ   ―花田光司

「当社の清掃用具」

会社まではきれいにできません ―ダスキン

「日韓の盛り上がり」

サッカーに負けた  −首脳会談

(東京・成近) E-mail nakawai@adachi.ne.jpbut_up.gif (232 バイト)
http://www.adachi.ne.jp./users/itsukabz/index.htm

レストラン案内 「Japonica Sake Bar & Dining」――ロサンゼルスに本格的Sake Bar登場
1304 1/2 S. Pacific Coast Hwy. Redondo Beach CA 90277 Tel 310-316-9477
週7日営業  月−土 6:00pm〜12:00am 日 5:30pm〜10:00pm(ラストオーダーは閉店1時間前)

日本の粋な町家を思わせる外観。格子風の柱で左右に分けられた店内にはテーブル席が整然と並ぶ。正面カウンター上の棚には日本酒の瓶がオブジェのように置かれ、それ以外の無駄な装飾は無い。実にすっきりとした内装。

ロサンゼルス空港の南に位置するレドンドビーチ。ここにある「Japonica」はカウンターを含め42席。隠れ家的に酒と料理を楽しむにはもってこいのこぢんまりとした店。ロサンゼルスにあって日本に居るかのような、多彩な日本酒の品揃えが自慢。メニューを開けると、まずは日本酒がずらりと並ぶ。

扱う日本酒は40種類。大吟醸酒、吟醸酒、純米酒など、甘口、辛口、日本各地の蔵元の味が揃う。入荷によってはメニューに載らない秘蔵品もあるとか。その日の気分に合わせて好みを言えば、マッチする味を選んでくれる。それぞれの特徴ある味がグラスで楽しめ、値段も様々だが、うれしいことに日曜日から水曜日はサケナイトと称し、5ドルで大吟醸酒、吟醸酒、純米酒から1種類ずつ3種類のサンプラーが味わえるという。日本酒党にはおすすめ。もちろんボトルキープもできる。

料理は和食をベースにした居酒屋風メニューからフレンチ感覚のものまで並ぶ。いずれも酒にも合い食事にもなる味。「スモークドシーフード」($12.00)は、ホタテなどが軽く燻製にしてあり、ほんのりとした香りでおいしい。添えてあるバジルとトマトソースでまた違う味になる。エビの「クリームコロッケ」($9.00)も人気の一品。「海鮮サラダ」($15.00)はその日のおすすめの刺身がすっきりと食べられるボリュームあるサラダ。また、しめサバの押し寿司「バッテラ」($7.00)もよく出るそうだ。

「飲むこと、食べることだけが目的ではなく、何よりも心地良さを提供したい」とマネージャーの佐田さん。「おいしい酒と料理は心地良くなるための手段」と言うとおり、1人の時間をじっくりカウンターで楽しむも良し、仲間とわいわい楽しむも良し。バー感覚でもレストラン感覚でも楽しめる店である。
午後7時までのハッピーアワーには生ビールを1ドルで提供中。
さっか あきこ 
akikosk@sbcglobal.netbut_up.gif (232 バイト)

土曜日は遠いゴルフ場へ朝早くから出かけ、遅いスタートで待たされ、蒸し暑い中で初心者の人とプレーし、帰りは大雨で渋滞、家に着いたら8時半、さすがに疲れました。
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http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.369

雑貨屋 店主 大西良衛  gp-bmail.gif (1852 バイト) zakkaya@news.email.ne.jp

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