Zakkaya Weekly No.367
Ryo Onishi 5/25/2003
雑貨屋のひとり言 観光スポット さくらの独り言 川 柳 & コント ﾊﾞｯｸﾅﾝﾊﾞｰ 吟醸みゅーじあむ 教育の方程式 おいしいLA 健康のお話 雑貨屋ﾎｰﾑ さわやかな天気だった土曜日、久しぶりにゴルフをしました。腰痛が治ってから3回目のゴルフです。最近はエレベーターを使わず階段を使うなどの自己鍛錬？？をしながら、そしてレンジでの練習も毎週末欠かさずやっていたお陰で？ゴルフ回数は少ないですが日本の狭いゴルフ場になんとか対応できるようになってきたように思います。ちょっと遅いけど・・。(R.O.）
あまり 知られていないL.A. 観光スポット（１５２） サンディエゴのバルボア・パークシリーズのうち、今回はスポーツ博物館のご紹介です。
San Diego Hall of Champions
自動車博物館の前、道路をはさんで東側にある建物が“San Diego Hall of Champions”でスポーツ博物館といえるところです。
70,000平方フィートに及ぶ館内にはアメリカの各種スポーツ競技に関する歴史、サンディエゴを中心とするスポーツ・チームのヒーロー達の栄光の記録、歴史的なシーンをとらえた写真、さらに名選手のユニフォーム、用具、記念品などが展示されています。
40種類以上にわたるスポーツに関して、個人やチーム別の資料等もあり、スポーツ・ファンにとって興味の尽きないところと言えるでしょう。
また、スポーツ・ファンでない人に対してもスポーツの魅力と実際にスポーツをする楽しさを教えてくれるところです。
オープン時間：毎日１０：００am－ ４：３０pm
入場料：＄４（大人）、＄３（65才以上）、＄２（6 －17才）、無料（６才未満）。
但し、毎月第４火曜日は無料。
電 話：(619) 234- 2544
Web Site：http://www.sandiegosports.org
（注）またパーク内共通パス（13ヶ所共通で＄30、13ヶ所＋動物園で＄55）をビジター・センターで入手可能です。
行き方は次の通り（Torrance方面よりの場合）
（１） FWY#405（南）→ Orange County, Irvineで FWY#405 は FWY# 5と合流、FWY# 5 となる。
（２） FWY# 5 になってからさらに南下、San Diego市へ入り、San Diego空港を通過してすぐFWY# 163（北）へ入る。
（３） FWY# 163（北）へ入ってすぐのBalboa Park / Quince Dr.出口でFWYを降りる。
（４） FWYを降りたらBalboa Dr.を左折（南へ）し、すぐの El Pradoを再び左折（東へ）すると正面に Balboa Park 入り口ゲートが見える。
（５） ここまでの行程 ；（Torrance方面からの場合）約１３０マイル、ドライブ約２時間。【お願い】：私（河合将介）は５月１４日（水）から６月８日（日）まで日本で、ロサンゼルスを留守にします。日本へはパソコンを持参していません。この間、私にご連絡いただく場合は私の兄（東京・河合成近）までお問い合わせいただくようお願いいたします。
兄のアドレスは、 nakawai@adachi.ne.jp です。
さくらの独り言 「キャリア・ウーマン」
「女性の活躍」について多大な刺激を受けた一週間だった。パリの卓球世界選手権個人戦では14歳の福原愛選手、アメリカテキサス州のPGAでは33歳のアニカ・ソレンスタム。彼女らの大活躍とそのチャレンジは、「女性」であるが故の感動と力となり世界中に響いたことだろう。それに加え今週は、私の身近で活躍する「女性」先輩陣のパワーにも触れた。女性経営者である篠原欣子さんとテーブルを共にし、お話を聴くことができた。そしてLAで大活躍の女性弁護士立川珠里亜さんと5年ぶりの再開が実現し、女性の可愛らしさとパワーに触れた。それぞれの世界・社会においてキャリアを開拓・構築している女性達の夢と努力に、叱咤激励されたさくらの一週間であった。
資本金6億1,563万円、設立1973年5月24日、売上高1,550億円、社員数1,200名、この会社の代表取締役が篠原欣子さんである。人材派遣業務のパイオニアと言っても過言ではあるまい。「働く女性は素晴らしい」と、女一人で働きながら彼女を含む5人の子どもを育てた母親の姿から学んだという。彼女のビジネス開拓成功のKEYは、①女性だけで立ち上げたこと＝＞きめ細かい基盤作りができたこと、②女性だけの社員構成から男性社員・マネジメントも登用した構成へとチャレンジしたこと＝＞男女それぞれの強味弱味を生かした将来へのビジョン・戦略強化を可能にしたこと、③社員とお客の信用を第一にしたこと＝＞自分も会社も成長した、ということだった。「雇用の創造、人々の成長、そして社会貢献」を理念として新しい社会作りに貢献したいと述べていた。彼女はまた「どんな壁も必ず乗り越えられる、大切なことは、逃げないで立ち向かうこと」と、加えて言った。自宅マンションにて一人で起業し、ここまでの成功を成し遂げた彼女だが、女性の私から見てもとても可愛く、しかしまた大胆なパワーも兼ね備えている。仕事と人に恋をしている女性（ひと）だと想った。
広辞苑によると「キャリア・ウーマン」とは、「熟達した知識や技術をもち、専門職についている女性」と定義づけられている。アメリカ映画「Working Girl」が流行った1988年前後から、ひたすら走り続ける女性のキャリアパスとその活躍が注目され始めた。この頃から「キャリア・ウーマン」の言葉と共に、結婚や出産によって第一線から退いていた女性のワークスタイルとキャリア、そして企業体制も変化した。ところで、英語で女性を意味するWomanの語源は、古期英語の女の人という意味のwifが妻という意味のwifeへ変化し、それを経て現代英語のhousewife（主婦）、 midwife（助産婦）,そしてwoman（女性）が生まれた。その大昔、女性初の専門職者は助産婦だったのかもしれない。またキャリア”Career”の本来の意味は、「競走馬」（添付チャート参照）だったことはとても面白いと想う。さらに、動詞としての”career”は、「急いで運転すること」でもあった。今昔キャリアの定義は違うだろうが、「走り続ける・生涯貫く」というベクトル方向は同じだと想う。そして、走り続ける女性が、過去も現在もそして未来も存在し続けることも、変らないであろう。
4月1日から経営企画室への異動と同時に、私の業務内容は勿論、出席する会議体も変った。今週２回行われた役員会に初出席して驚いたことは、女性出席者はたった私一人であったことだ。外資系企業、日本法人（社員1000名）の役員会出席者数は30名、その中に女性がたった一人。普段から周りは私を女性と認めていないからか、全く違和感ない自然な雰囲気だった。しかし気の弱い私はまるで四面楚歌の敵陣中におかれた人質の思いであった。ところが、会議中弊社のアイディンティティである「成功という目的地まで：あなたの成功は私の成功、私の成功はあなたの成功」と今年のテーマ”One”を何度も繰返される中、もう走り始めている自分をだんだん認識させられていった。「女性の活躍」を再認識させられた一週間だった。そんな週を終えて、新しい一週間を迎えた今朝25日、日経新聞朝刊スポーツ欄に眼がいった。58年ぶりに女性として出場したアニカ・ソレンスタムの惜しくもPGA予選通過できなかった記事の結び文である。「男子プロに混じっても引けを取らないようになるためには、『男顔負け』のパワーを持つ女性の出現を待つしかないのかもしれない」。どんな世界や専門であれ、「走り続ける女性」、それこそがキャリア・ウーマンの語源と真意なのだと学んだ一週間の終わりと始まりだ。走り続ける「男顔負けのパワー」を、天から授かりたいものだと、独り言をつぶやいてみる。今週刺激を受けた、福原愛選手、アニカ・ソレンスタム、篠原欣子さん、そして立川珠里亜さんの走り続けるパワーに、乾杯！しながら。
（sakuratsubomi@earthlink.net）
川 柳 & コント（東京・成近）
( 川 柳 )
能力はともかくコネと金がある
盆栽を見る雑草の意地ひがみ
金賞のさつきよ伸びをしたかろう
ヒーローにされて歯車狂いだし
なあ こけしお前泣きたいときないか
（ ニュースやぶにらみ ）
「長者番付」
あれっ 外人がいない －相撲番付
「ミサイルの部品90％が日本製」
場合によっては里帰りをさせる －北朝鮮
「代わりがいないから しょうがない」
‘小泉首相のこと？’ ‘うちの亭主のこと’
（東京・成近） E-mail nakawai@adachi.ne.jp
http://www.adachi.ne.jp./users/itsukabz/index.htm
レストラン案内 「LALA」――心温まるオリジナルフレンチ
424 E. ２nd St. Los Angeles CA 90012 Tel 213-625-2009
月休み 火－土 6:00pm～10:00pm(ラストオーダー) 日 5:00pm～9:00pm(ラストオーダー)
ロサンゼルスリトル東京のホンダプラザある「LALA」は今年4月にオープンしたばかりの店。さっそくそのおいしさが評判を呼んでいる。メニューの殆どはシェフのオリジナル。フランス料理で鍛えたの基本の上に、シェフの工夫が感じられる。前菜から手作りデザートまで、肩の凝らないオリジナル料理が楽しめる。
オーナーシェフのナオさんは、かつて東京銀座で、一番若いフランス料理のシェフとして話題を呼び、ヨーロッパでの修業経験もある。渡米前には東京のフェアモントホテルの総料理長を務めたほどの腕前。そんな彼が作る料理は、準備の丁寧さがうかがわれ、料理に対する誠実さが伝わってくる。味はとてもさわやかなのに心温まるおいしさ。フレンチをベースに、健康志向も取り入れたメニュー作りを展開している。
地中海風サラダ」（9.25）は12種類の具を使ったライスサラダ。野菜類とオリーブ、アンチョビ、サラミなどが味を出し、量もこれだけで食事になりそうなくらい。「スパイシーシュリンプ」(9.25)はエビとサンドライトマト、チリ、ガーリックをオリーブオイルで軽く炒めたもの。前菜におすすめ。
「エビとホタテのラビオリ」(13.50)で使う皮は一般的なラビオリよりずっとなめらか。具のエビとホタテがたっぷり入り、ロブスタークリームソースが一層味を引き立てる。このソース、残さずパンにつけて食べたくなるおいしさ。柔らかくておいしい「ブレーズビーフ」（16.50）は牛肉の赤ワイン煮込み。焼いた肉を赤ワインだけで煮たあと、フォンドボーなどを加えたもの。その他、魚料理、ステーキ、その日のスペシャルなども揃えている。
最後に忘れてはならないのがデザート（3.75～）。お腹一杯でも、なぜかお腹に入るここのデザートは、甘すぎず最後までおいしく食べられる。もちろんすべてシェフの手作り。「パルフェ」はアイスクリームマシーンを使わない、クリーミーでフワフワの手作りバニラアイス。「ココナッツムース」はさわやかなおいしさ。「チョコレートケーキ」、「クレームブルレ」もおすすめ。
ふんだんに花や緑が配置されたインテリアも、こぢんまりとした店内に暖かい雰囲気を作りだしている。家族でもデートでも、気楽に気軽な値段で楽しんでもらいたい。
さっか あきこ akikosk@sbcglobal.net
先日、近所で火事があり、消防車がたくさん集まってきました。不思議なことに道を間違えている消防車がありました。消防車はナビを使っていないんだと思いました。
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧いただけます。
http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm
Zakkaya Weekly No.367
雑貨屋 店主 大西良衛
zakkaya@news.email.ne.jp
