Zakkaya Weekly No.337
Ryo Onishi                10/27/2002

雑貨屋のひとり言 い い わ け さくらの独り言 川 柳 & コント バックナンバー
編集後記 一口コラム おいしいLA 健康のお話 雑貨屋ホーム

服を夏物から秋物?に代えましたが、これまで穿いていたズボンがきつくなったものがありショックを受けています。お腹の贅肉がついてしまったようです。こりゃーヤバイぞーと真剣にシェイプアップしなきゃーと思っています。食べ過ぎ、飲みすぎに注意、それから運動を心がけたいと思っています。通勤電車も座らずに立っていくぞー。鏡の中の自分の姿を見て、がっかりしないようシェープアップしたいと思います。笑顔も忘れずに。(R.O.)

い い わ け

「いいわけ」とか「弁解」と言うと、私達日本人にとって、なんとなく“後ろ向き”“ネガティブ”なイメージがします。

たとえば自分が何かミスを犯したとき、自分の責任は棚に上げ、そのミスを相手・状況・などのせいにして責任逃れをするような場合を想定するからでしょう。現に私の手許の国語辞典にも「いいわけ」の意味として、「自分のしたことが悪くなかったのだ、と説明すること(ことば)」とあります。【三省堂、国語辞典、第二版】

 日本人は古来、「いいわけ」「弁解」を軽蔑する風潮がありました。
 
以前、ある文化講演会で講師(金田一春彦氏)からこんな話を聞いたことがあります。
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井原西鶴の「武道伝来記」という本があり、その中にこんな話があるそうです。

一人の武士が仲間の武士から、自分には身に覚えのない“言い掛かり”をつけられ、あげくに“果たし状(決闘状)”を突きつけられてしまいました。

“果たし状”を突きつけられた武士は、どう考えても身に覚えがない、しかし、「そんなことはない筈だ」と言うのは武士の道に外れると思ったので、潔(いさぎよ)く決闘に応じました。

そうしたところが、それを聞いた殿様が、普通ならば「まあ、まあ」と止めるところなのですが、止めるどころか殿様は「このときに及び、断りをせず一命を捨つる覚悟、あっぱれ武士の鑑である」と褒め称えたそうです。
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上記の話は明らかに誇張のし過ぎですが、日本のような、比較的“ホモジニアス(均一)社会”では、初めからある程度“相互理解”というベースがあるので、「いいわけ」や「弁解」しないこと、沈黙・寡黙・潔(いさぎよ)さが美徳として通用しています。

ところが、アメリカのような“多民族・多文化・多価値観”の世界では、そうはいきません。常に「いいわけ」や「弁解」の言葉を用意しておかなければ、いつもこちらが悪者にされてしまいます。

これからは私達も、自分のミスを隠す「いいわけ」ではなく、もっと前向きの「弁明」「弁解」としての「いいわけ」表現を積極的に学び、実践すべきなのでしょう。

と言っても、物事には“限度と節度”と言うものがあります。先日、知人(トーランス・トヨタの 林 修さん)からいただいた車の雑誌(JAF- MATE、2001年6月号)に面白い特集を見つけました。

テーマは「車のトラブル現場で聞いた“言い訳セレクション”」というものです。

ここにはの読者アンケートで寄せられた、車のトラブル現場で聞いたすごい「言い訳、名言(!?)の選りすぐり集」載っていました。

“日本の国際化もここまで進んだか?”と言ったら国際社会から叱られそうですが、ここに掲載されている「言い訳」はもはや“超国際的?!?”で、思わず吹き出してしまいます。

こういう特集は、当然ながら極端な例を取り上げているわけで、ジョークと思ってみれば良いのでしょうが、とに角笑っちゃうので、以下、その一部をご紹介しましょう。
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「心に残る(?)言い訳 & 捨てぜりふ集」

(1)一方通行を逆走してきた欧州車のドライバーに注意したら、「外車には国内法は適用されない」と言い訳された(宮城県、41歳男性)

(2)友人の運転する車に同乗した時、居眠り運転をし始めたので指摘したら、「俺は寝ていないぞ。ただ、目をつぶって何も考えていなかっただけだ」弁解された。(東京都、39歳男性)

(3)上り坂で前車に続いて停車していたら、前車が急に後ろにずり下がり、私の車にぶつかってきた。前車のドライバーは開口いちばん、「ちゃんと車間距離とってよ」だって。(三重県、62歳男性)

(4)私と同じ会社の若い O.L.は、駐車場で車のうしろをぶっつけておいて、「私って、あんまり後ろを振り返らない性格だから」と悪びれずに言っていた。(静岡県、43歳男性)

(5)赤信号無視をして警察官につかまった男性。「誰が赤信号で止まれと決めたんだ。俺は知らんぞ!」とものすごく強引なことを言っていた。(佐賀県、73歳男性)

(6)駐車場で互いにバックしていて接触。私は謝ったんですが、後日になって相手に「あなたが謝ったのだから、あなたの方が悪い」と言われビックリ。(愛知県、36歳女性)

(7)右折車線を無視して直進した女性ドライバー、パトカーに止められ、「路面の矢印見なかったの?」と聞かれて、「あれって、道路の模様かと思った」だって。(大阪府、48歳女性)

(8)渋滞時、前車がゆっくりバックしてきた。こちらのクラクションの甲斐もなく、ぶつかってしまった。降りてきたドライバーの男性いわく、「俺は前しか見ない。前を見ていないと前方不注意になる」とへ理屈をこねていた。(兵庫県、62歳男性)

(9)スピード違反取締りで、つかまったドライバー、警察官に「今日は私の誕生日なの、だから大目にみて」と真剣に頼んでいた。(京都府、28歳男性)

(10)駐車違反取締り中の警察官に「あんたたちだって、パトカーを違反駐車しているじゃあないか」と反論していた。(神奈川県、31歳女性)

(11)猫を乗せて運転中、スピード違反の取り締まりにあった時、私は「猫がトイレに行きたそうだったので」と訳のわからない言い訳をしてしまった。(熊本県40歳男性)

河合将介( skawai@earthlink.net )but_up.gif (232 バイト)

さくらの独り言 「ふたたび」

「たった一度しかない人生、いったいどれだけの人に、どんな出会いをしているのだろう」と、ふと想った。八重洲から佃まで歩いて帰った、ある真夜中のことである。出張から帰京したその日、身体は疲れていたが燃えていた心が私を歩かせた。出会いの不思議さやその力に想いを巡らした。「この人とふたたび出会った」という実感と体験に胸が熱くなっていた。「ふたたび」とは、「同じ動作状態などが重なること。二度目。生まれかわり。再来」と大辞林(三省堂)には記されている。人が人と「会える」ということ、これはとても凄いことなのだと想った。

「本当に、さくらさんと会えることをとても楽しみにしていたんですよ」と言って2年ぶりの再会を非常に喜んでくれたのは、西方大作氏。US時代に某プロジェクトで知合った清々しいビジネスマン。私は彼に会う度、必ず刺激を受ける。それは、常に何かに取組んでいる彼の姿勢、そしてシェアーしてくれる彼の成果物や情報等だ。今回も彼は、現在取組んでいる課題を以前と変わりなく話してくれた。感動した。しかしその感動が知的側面のみの感動ではなく、「命」の感激に変るまでそう長い時間を要さなかった。「さくらさん、私、白血病と診断され、でも骨髄移植手術を受け、こうして復職できたんです」と。それから彼は、ここ2年の闘病生活と家庭と仕事について、淡々と話してくれた。某社の大きな応接間に居る私たち二人に、不思議な時が流れた。今までの彼の、もっともっと深い部分が私に響いた。「この人とふたたび出会っているんだ」と、私の胸は燃えた。彼の瞳をしっかりと見ながら、続く話を静かに聴いた。

無意識下・意識下のどちらにあるかどうかは別として、大病後復職の不安は周りや本人の予想を超える場合が多く、その内因及び外因も様々である。不安の多くは内因、つまり本人自身の内面の戦い、人生観や価値観や自信に関わる焦りや疎外感から生じる。逆にエネルギーや満足感は外因、つまり周囲との関わりによる希望と信頼から生じる。西方氏の場合、後者の代表的な例といえる。西方氏は「二度と再び帰れないかも」と片付けた自分の机に戻れた時、会社と自分の関係を再認識したという。彼の机は全てそのまま、彼の帰りを待っていたと。彼の回復意欲や復職熱意を支えたのは、家族や両親やドナーとなった弟君は勿論、彼の勤める会社の理念とその実践だという。更に彼は言った。「たった1つの命を救ってもらった今の自分はレシピエント(骨髄受容者)です。でも骨髄移植に『ふたたび』関わる時、自分はドナー(骨髄提供者)になりたいのです。自分は貰った命をひとつお返しする意味でもそれを実現したい。そしてふたたび海外駐在に挑戦したい」と。「西方大作に今ふたたび出会っている」と私は身体が震えた。私を見送る彼の姿が小さくなるまで、私は彼を見ていた。ふたたび「会う」という確信をもって。

西方さんの勤める会社が、現在私が出張する会社の直ぐ近くだった。こんな近くに居るのだからご挨拶ぐらいはしておきたいと連絡をしてみた。そのうちいつか会えればという程度だった。出張先のプロジェクトが山を迎えていたからだ。しかし西方さんと電話で話した翌週には、この素晴らしき再会が実現した。それは西方さんが直ぐに「いつにしますか」と再会の時を決めてくれたから。その時、毒舌友人O氏の実践論「日程調整の下手な人は公私共に出会いがない。『いつか』ではなく、候補日と時間を具体的に選定しない限り物事は進まない。」や「人は『会う』ことそのものが大切」のメッセージが頭をよぎった。私は少し恥かしかった。私たち人生の出会いでは、誰とどの様な出会いをしているかも興味深いが、一人の人と「ふたたび」という違った出会いがどの様に迎えられるか、これもまた興味深いものだと想う。どんな出会いにも「ふたたび」はある。要はそれを望むか望まないか、チャンスへとひとつでも自分の軸を変える勇気と実践力があるか否かだ。人が人と「会う」ということ、なんと凄いことなのだろう、、、さくらの独り言。

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マキちゃんの健康のお話

−神経痛の防御方法とは..のお話し−

先週は季節の変わり目や天気がドンヨリとした時に現れやすい『神経痛』とは何ぞや?をお話ししましたが、今回はその予防について。

えーっ、そもそも我々は何か体に異常が起きた時に、痛みとなってその事を知ります。
つまり、痛みは一種の警告なので『神経痛』と呼ばれているものを“痛み止め”なる
薬を使って散らしちゃおうというのはチョット違う気がしますねぇ。

っという事は、日頃から『神経痛』が起きる原因をつくらない様気をつけるのが一番。
それではイッタイ何に気をつけるのかーっ?なんですが、

..食事..。

これまず大事。

なぜなら『神経痛』は、大分昔(何号かはいつもの通り、探して下さい)の健康のお話しで、贅沢病とお話しした『痛風』と近い関係があるからなのです。

すなわち、お肉(動蛋食物)、牛乳、乳製品、お砂糖、精製塩や化学調味料、白米、
白パン、そして過食なんかが原因をつくりだす元でもあるので、極力避けた方が良いでしょう。

そしてやっぱり玄米菜食。
とくに、梅干し、海藻類、胚芽食物、酵素、ネギ類、青野菜、植物油(べに花油、オ
リーブしそ油)純粋米酢、根菜類、シジミ、牡蠣、なまこ、シラス干しなどがお薦めです。
これらは、カルシウム、ビタミンB、D、E、K、クエン酸なんかの有機酸などの有効成分が吸収できる事で、体力強化、保温、血液浄化作用に大きな効果を生みます。

民間薬では、クワの枝とヨモギを乾燥させて煎じたものを一日15グラム摂ると良い
んだそうです。(これは漢方薬局で売ってます)
薬草茶として、ハトムギ、ドクダミ、ハブソウを煎じたものをお茶代りに飲みましょう。

こういった事は40歳を過ぎると体に現れて来るそうで、40歳を超えてもそれまでの食事内容を摂っていてはイケナイんだそうです..コワーッ..ミナサマ気をつけましょうね。

僕はまだ40歳には達していない若輩者なんですが(ちょっと自慢)、最近は脂っこ
いものや化学調味料が入った料理がニガテになってきました。
..体が受け付けないって感じで..
だがしかーし、一杯やるのだけは未だ衰えを知らず、先日もお土産にいただいた日本酒をウマイウマイ言いながら結局一升飲んじゃいました。
糖分強いから後々何が出て来るやら..だからやっぱり日頃の健康に対する気配りが大事ですね。

蒔田 龍人

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川 柳 & コント(東京・成近)


( 川 柳 )

太陽が二つ 絶頂期の誤算

ロボットのタクトで社歌が勇ましい

ギャグ詰めた夢風船が飛ばされる

大盛りのサラダの上の余命表

海峡の手前で野垂れ死にをする


( ニュースやぶにらみ )

「迷走する金融政策」
竹中から藪中へ  ― 財政経済・金融相

「実力の基準」
足を引っ張る強さで計ります  ― 自民党

「日本シリーズ予想」
巨人の連続V   ― 小泉首相
西武のリベンジ  ― 反小泉派

(東京・成近) E-mail nakawai@adachi.ne.jpbut_up.gif (232 バイト)

あっこのおいしいロサンゼルス

満腹したら食休み(45)

「鶏鍋」
この鍋料理の正しい名前はわからないが、単純に「鶏鍋」としておこう。先日、日本から来て、我が家に滞在していた友人が教えてくれた鍋料理だ。

私は何でも良く食べるが、少し苦手なものもある。炊いたのと蒸した鶏肉だ。茶碗蒸に入っているものとか、中華の前菜によくある蒸し鶏などだ。味がしっかりついている焼き鳥やから揚げは食べられるというのに。

その私が1回食べて、そのおいしさに2日後にまたリクエストしたという鍋料理だ。鍋だから鶏肉はもちろん炊いたもの。

今回彼女の滞在中、共通の友人を招いて食事をする機会が2回合あり、そのいずれにも作ってもらった。1回目に彼女が絶対おいしいから作ってみるね、と言ったときは、材料だけではどんな味になるのか想像ができなかった。水炊きとも違うし、普通の寄せ鍋風とも違うようだ。

鶏肉が苦手な人でも、絶対食べられると彼女も自身満々。私が鶏肉料理、しかも煮たものは苦手とはっきり言っても、彼女は大丈夫だから食べてみてとせっせと支度を始めた。

出来上がっていよいよ食べてみると、これが実においしい。さすがに鶏肉パクパクとはいかない私だったが、それで普段では考えられないくらい炊いた鶏肉を食べたのは間違いない。

あっさりとしたスープはいくらでも飲めるし、鶏肉も臭みも無く、とても柔らかい。そのまま食べてももちろんおいしいが食べるときに好みで、ラー油をたらすと味が引きしまる。

まず鍋に昆布を入れてだしを取っておく。別の鍋にだしを取るための骨付きの鶏肉をグツグツ煮てスープを作る。昆布だしと鶏肉で取ったスープに一口大の鶏肉、スライスしたニンニク1かけ、たっぷりのキャベツ、厚揚げを入れる。そして味付けは塩のみ。アクを取りながらよく煮る。最後に好みの味に塩加減を整えたら出来上がり。

お代わり用に、別にスープを取った鍋でも昆布だしと合わせて、具を煮込んで置くと手間が省けてよい。スープはあとでうどんやおじやにすることを考えて、多めに作っておくと便利だ。今回はうどんにしたが、これがまたおいしかった。これから寒くなる季節、是非おすすめの鍋料理。

さっか あきこ akikosk@webjapan.combut_up.gif (232 バイト)

 

一口コラム:「今週の時事ジョーク(53)」

一口コラム:「今週の時事ジョーク(53)」
先週、日本からのニュースはなんと言っても、「北朝鮮に拉致されていた5人の方の日本帰国」で、連日、マスコミは大きく取り上げています。ただ、この問題は拉致後、あちらで亡くなったとされる方々もおり、その他まだ未解決の問題も多く、相手が相手だけにたいへん難しい問題です。ちょっと時事ジョークに取り上げるにしては複雑ですので差し控えることにします。

そこで、今回も先週に引き続き、時事ジョークはノーベル賞の話題の続きからです。

(1)カーター元米大統領にノーベル平和賞

今年のノーベル平和賞はジミー・カーターアメリカ元大統領に決まりました。受賞理由は、世界各地の紛争の平和的な解決や、民主主義、人権の推進に貢献したことと発表されています。

カーターさんは1977年から1981年までの4年間、アメリカ合衆国第39代の大統領であった方です。

大統領任期中は他の歴代大統領に比べ、業績、人気ともに目立つ方ではありませんでしたが、退任後は中東、キューバ、北朝鮮など困難な各地を巡り、精力的に活躍した姿が印象的でした。

――― さて、これからがジョークです。

ノルウェー・ノーベル賞委員会は10月11日、2002年度のノーベル平和賞を、ジミー・カーター元米大統領に授与すると発表した。

紛争の平和的な解決や、民主主義、人権の推進に貢献したことが授賞理由としてあげられています。記者会見で記者団が質問しました。

*記者団 「大統領、ご自分では平和賞受賞の理由は何だとお思いですか?」 これに対して、ジミー・カーターさんは次のように答えました。

*カーターさん 「私、ジミー・カーターがこれまで肩(カーター)に力を入れず、こつこつと地味(ジミー)に積み上げてきた活動の成果だと思っています」 

 カーターさん、平和賞受賞おめでとうございました。

(2)「田中耕一さん効果」島津製作所に引き合い続々

島津製作所の田中耕一さんのノーベル賞受賞決定を受け、同氏が開発したたんぱく質分析用の装置だけでなく、島津製作所全体への関心が急速に高まっており、この会社は目下うれしい悲鳴を上げているそうです。

この会社の株価もノーベル賞発表の前日の10月9日は「年初来最安値の261円」だったのが、田中耕一さんノーベル賞受賞が発表された10月10日以来、毎日(6営業日連続)上昇を記録、遂に先週末(一昨金曜日)終値は388円となり、1週間強でなんと約49%(ほゞ1.5倍)に値上がりしています。

ノーベル賞効果はすごいですね。結構なことです。

――― さて、これからがジョークです。

日本の小泉純一郎首相は、内閣は発足当時、田中真紀子さんという目玉と組んで、「小泉 ― 田中コンビ」で国民から大きな支持を受けました。

田中真紀子さんがいなくなり、人気も落ち目の小泉さんは、このたび、人気絶頂のノーベル賞受賞者の田中耕一さんを内閣の閣僚として招きいれ、新「小泉 ― 田中コンビ」で人気復活を狙うことにしました。
(田中耕一さんの方が断るでしょう。でも、もしこのコンビが出来て日本経済が回復したら、田中耕一さんは今度は<ノーベル経済賞>の受賞ということになるでしょうね)

 
(3)イラクでフセイン大統領信任100% 「ノー」の選択肢なし?
 
イラクでは10月15日、サダム・フセイン大統領の信任を問う国民投票があり、有効投票11,445,638票のすべてがフセイン現大統領に信任票を投じ、なんと「100%の賛成で信任された」と発表がありました。私達の常識からすると、この結果は何か変ですよね。

 大統領の信任を問う国民投票は1995年に続く2回目で、任期7年の終了に伴うものでした。(前回は賛成99.96%)

情報省の発表によると、18歳以上の有権者数は全土で計1千175万余人。投票率は97%を超えたことになるそうです。

――― さて、これからがジョークです。

イラクではこのたび、フセイン大統領の信任を問う国民投票があり、なんと「100%の賛成票で信任された」と発表がありました。

この投票結果の発表記者会見で外国のメディアの記者がイラク政府当局者に質問しました。

*記者団 「反対票が一票もないということは、あなたの国には民主主義(デモクラシー)がないということになりますね」 これに対しイラク当局者は答えました。

*当局者 「私達の国イラクにはイラクのデモクラシーがあります。私達はこれを“イラクラシー(Iraq-racy)”と呼んでいます」

【注】1.“イラクラシー(Iraq-racy)”という言葉は、アメリカNBC-TVの深夜番組「Late Night with Conan O’brien」(「The Tonight Show with Jay Leno」の後の番組)で使われていたものを借用したもので、私の作ではありません)

2.実際の記者会見では外国メディアからの同じ質問に対し、イブラヒム副議長は「イラクにはフセイン体制への反対勢力はない。これがイラク国民の意思だ」と力説したそうです。でもやはり1千4百万人以上の国民が全員賛成で反対票が一票もないというのは明らかに変ですよね。

羅府の庄助   skawai@earthlink.net

編集後記

急に気温が下がり、涼しいを通り越し、寒くなってしまいました。風邪を引かないように気をつけたいものです。マキちゃんの健康のお話のバックナンバーを読んでみてはいかがでしょうか?

雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧になれます。

http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.337

雑貨屋 店主 大西良衛  gp-bmail.gif (1852 バイト) zakkaya@news.email.ne.jp

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