Zakkaya Weekly No.334
Ryo Onishi                10/6/2002

雑貨屋のひとり言 発想、三つの側面 さくらの独り言 川 柳 & コント バックナンバー
吟醸みゅーじあむ 一口コラム おいしいLA 健康のお話 雑貨屋ホーム

大型台風21号が関東地方を直撃しましたが、みなさんに被害はなかったでしょうか?送電線の鉄塔がグニャグニャに折れ曲がっている様子をテレビで見ましたが自然の力ってすごいですね。人間の知恵は偉大ですが、自然とうまく付き合わないとひどい目に遭うようです。(R.O.)

発 想、三 つ の 側 面(その2)

前回、頭の老化現象進行を遅らせる一つの方法として、ニュースなり事実に遭遇した時、それをそのまま一面的に「あゝ、そうか」と納得してしまうのではなく、そのニュース・事実を別の側面からも見直し、頭の訓練(頭の柔軟体操)として『三つの側面』で発想することを推奨しました。

その三つの側面とは、

(1) 客観的事実の側面(ニュース、事実などをそのまま素直に受け入れる)

(2)逆転の発想(ニュース、事実などを裏側へ廻って発想してみる)

(3)ユーモア・ジョークの発想(ニュース、事実などをジョークにおきかえてみる)というものでした。

私のこの着眼方法について、何人かの方から賛同のコメントをいただきました。

そこで、私も勇気付けられ、前回に続いてもう一つ実例を以下に示してみます。こんなのはいかがでしょうか。

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(1)   発想の側面1、客観的事実:

 氷は言うまでもなく「冷たい」ものです。通常、水が摂氏ゼロ度以下になると氷になります。暑い時はものを冷やしたりする時、氷を利用します。

(2)  発想の側面2、逆転の発想:

 冷たい氷を使って火を起こすことは出来ないものでしょうか?「そんなことは不可能だ」とするのが常識と言うものです。でも、そう決めつけてはそれで終わりです。

 例えば、氷を削って凸レンズを作り、日向(ひなた)に出て、この氷の凸レンズで太陽熱を集めるのです。火を起こすことが出来るはずです。 

(3)   発想の側面3、ユーモア、ジョークの発想:

 先日、私は氷を削って凸レンズを作り、太陽熱を集めて火を起こすことに見事成功しました。

 ところが燃え上がった火はなんと氷のように冷たいのです。この火は5分ほど燃えていましたが、暖かい周囲の空気に触れ、次第に火勢が衰えてゆきました。
そこで、私はこの火を冷蔵庫の中に収めました。おかげで火はその勢いを取り戻し、今でも燃えています。

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水と氷の関係に関する話題として、以前私はこんな話を聞いたことがあります。

ある小学校で先生が生徒に質問しました。

「氷が融(と)けると何になりますか?」―― 先生は生徒から「氷が融けたら水になります」という答えを期待していました。

そうしたらある生徒が答えました。

「先生!、氷が融けたら春になります!」

――― 独創的な発想に先生は感心したそうです。この生徒の将来が楽しみです。

河合将介( skawai@earthlink.net )but_up.gif (232 バイト)

さくらの独り言変わる

自分の勤める会社は、競合他社だった某会社を買収し合併した。今年8月1日のことだった。そして先日、10月4日をもって社名が変更された。それはグローバルで一斉に、シャンペンの乾杯と同時にアナウンスされた。言うまでもなく、社名変更に伴い会社のロゴもカンパニーカラーも変った。変ったというよりは、全く新しくなった。何かが変った様で、しかしまた何も変らない様な複雑な瞬間だった。「新しく出発することを問われる」と実感したのはその翌日、出社して最初に見る正面玄関、新しいロゴを見た時だった。

その前日だった。「さくらさん、一緒に写真を撮らせてください」と後輩から声を掛けられた。戸惑っている写真嫌いの私に、「今日でこのロゴも最後。さくらさんはこのロゴ一色の人でしたね。寂しくないですか?」と問われた。後輩は目を真っ赤にしていた。私はクールに「今日から一日100回、新しい社名を声に出して練習するんだぁ、私、歳だから」と応えた。スーツの襟からロゴバッチを外しながら涙した前夜の自分を秘密箱にコッソリしまい、後輩の赤い瞳から目をそらした。新しい社名でボイスメールのメッセージを入れ直した。全くうまくいかず何度も何度もやり直した。そんな私を観た周りは爆笑した。しかしその後彼らも同様に、苦労したらしい。私は再認識した。「新社名を、何度も言葉として口に出す」ことが、混沌からの脱出、変化への対応、つまり新出発のおまじないだと。

「初めに言(ことば)があった。言は神と共にあった。言は神であった。」(新約聖書:ヨハネによる福音書1章1節)とある。この「言(ことば)」は、古代ギリシャ語の「logos」の翻訳であり、その意味は「言葉、対話、理性、倫理、理解、知恵」等が含まれている。ちなみに「logos」の反対は「chaos」、混沌とか混乱という意味である。ロゴタイプを略して一般に呼ぶ「ロゴ」は、このlogosから発生している。また、ロゴと合わせて使う色「color」は、インドヨーロッパ語「kel」から派生した「覆う、隠す、守る」という意味がある。こうやって観ると、会社のロゴやカラーの創作に、お金、知恵、時間そして想いや理念を費やす重要性を理解する。今、巨大になってしまった会社がその勢いで大きく変ろうとしている。その時を体験できることは幸運でもある。新しいロゴとカラーに込められ覆われている理念や意味に、自分もコンパスを合わること、それが混沌からの脱出だと悟る。【添付:logo.jpg, color.jpg

現在私は、二つのプロジェクトに参画している。1つは社員8万5千人の人事情報システム(IT)再構築プロジェクト、そしてもう1つは社員3千人の企業変革・チェンジマネジメント・プロジェクトである。共に仕事をするクライアントから学ぶことは、日々膨大である。仕組みや方法を入れ替えるという下流の問題より、ビジョンや戦略的な上流の企業理念やビジョンを学ぶ。前者からは人事部がヒトゴト部ではなく、財務と同等の企業を支えるコアであること。トップの言葉を借りれば、「世界一の企業になるためには、世界一の人事部が必要だ。そのためにも、人事部がもっと外気に触れ刺激を受けて変ることだ。そのチャンスを作ることがトップマネジメントのリーダーシップだ」と。後者のクライアントからは、変えようと願うならまず自らが変れということ。後者のクライアントの今年度スローガンは、「わたしが変る、**(クライアント会社名)が変る」である。昨年のそれは「変えよう変わろう私たち」だったという。社内一般公募で採用されたスローガンらしいが、「企業変革を試みる者であるなら社長自らがまず変わることに挑戦しなけれならない。自分が変わらずして何を変えられようか」という社長の想いが今年のスローガン採用を決定しという。「変る」ということは、とてもとても難しいことだとは誰しも承知の事実、しかしその一歩が案外簡単なことからスタートすることは忘れられている。変化の多かった今週、丁度一年前に読んだ本、「チーズはどこへ消えた」(扶桑社:スペンサー・ジョンソン)をめくってみようと手を伸ばす、、、お香のかほりに聞いているちょっと変ったさくらの独り言。

sakuratsubomi@earthlink.netbut_up.gif (232 バイト)

川 柳 & コント(東京・成近)


( 川 柳 )

義理一つ二の足踏んだ足で行く

建前も本音も脱いで湯に浸る

受け継いだ職 ロボットに引き継がれ

ささやかな土地が書かせた遺言書

産声の裸にもある運 不運


( ニュースやぶにらみ )

  「悲惨」
 今ごろリバイバルなんて   −異国の丘

「チームワーク」
 トウシュの足を引っ張るな  −鳩山党首

「重武装だつた工作船」
不審船、不信船、もう許せん  −日本国民

(東京・成近) E-mail nakawai@adachi.ne.jpbut_up.gif (232 バイト)

あっこのおいしいロサンゼルス

レストラン案内

Yu-Chun Restaurant」――後を引く味、韓国冷麺

3185 W. Olympic Blvd.Los Angeles  CA 90006   213-382-3815

日曜休み  月―土 11:00am〜9:00pm

Yu-Chun Restaurant」はロサンゼルスのコリアタウンにある韓国式冷麺のおいしい店。おいしい冷麺が食べたくて探していたら、友人がすすめてくれた。

韓国式焼肉店などでも冷麺は定番メニューで、焼肉を食べた後は冷麺で仕上げるのが一般的だそうだが、逆に冷麺専門店は冷麺中心のメニューに肉や餃子類を揃えているところが多いようだ。ここは後者の店で、冷麺のほかに、餃子類、カルビ焼肉、うどん、定食風なものを揃えている。

冷麺に使う麺には、その材料によって数種類あるが、Yu-Chunで使う麺は韓国から取り寄せる葛をつかったもの。これは韓国でも近年売りにしている店が多いとのこと。色は日本そばに似ており、滑らかでコシがあって歯ごたえも良い。ツルツルと喉越しよく食べられる。

定番の冷麺、おすすめは「ムルネンミョン(スープ冷麺)」と「ピビムネンミョン(スープのない辛い冷麺)」(各$6.99)。スープ冷麺は牛肉で取ったスープに水キムチを加え、具にゆで卵、きゅうり、ゆでた牛肉などが入っている。冷たいスープに酢の効き具合がちょうど良く、食べれば食べるほど食欲をそそられる。

スープのない辛い冷麺は、日本人にはおなじみのご飯料理ピビンパプの冷麺番といったところ。違うのは、冷たいスープを一緒に持ってきてくれるので、好みでスープを入れながら食べる。辛さのリクエストもできる。具はスープ冷麺と同じ。

他においしかったのは、キムチたっぷりのジャンボ餃子「キムチマンドォ(キムチ餃子)」($5.99)、刻んだキムチがたっぷりピリ辛の「キムチジョン(キムチお好み焼)」($3.99)、スープが深い味わいの「トクマンドォクッ(もちと餃子のスープ)」($6.99)。

店の外観はハングル文字の看板だけで、何が専門のレストランなのか、一見しただけではわからない。黄色い看板が目印。オーダーもわかりにくければ、壁に料理の写真が掲げてあるのでそれを見ると便利だ。

今年7月に6番街にも新しい店をオープンした。そちらではスンドブー(純豆腐)なども食べられるそうだ。

さっか あきこ akikosk@webjapan.combut_up.gif (232 バイト)

一口コラム:「今週の時事ジョーク(50)」

(1)「困ったもの」(その1)米のイラク攻撃

アメリカのブッシュ政権はイラクへの先制攻撃に強い意欲を示し、同盟国や国連への働きかけを強めています。ところが今のところ、積極的支持は英国のブレア首相ぐらいで、NATO始め欧州同盟国の広い支持は得られず、また、アメリカ国内でも、9月24日、カリフォルニア州サンタクルズ市議会が米国のイラクへの軍事攻撃に反対する決議を全会一致で採択したりと、ブッシュさん、孤立感を深めているようです。

 中でも目立つのがドイツです。シュレーダー首相は先の総選挙でアメリカのイラク政策を公然と批判、さらにドイブラーグメリン法相にいたっては、ブッシュ大統領をヒットラーになぞらえる発言までする始末です。

――― さて、これからがジョークです。

アメリカのブッシュ大統領が強力に主張するイラクへの攻撃開始に対して、国内外の批判が強く、さすがのブッシュさんもいらついています。

特に50年来の同盟関係にあるドイツの態度と自分をヒットラー呼ばわりしたドイツ法相などに頭にきた、ブッシュ大統領は思わず言いました。

―――「どいつ(ドイツ)もこいつも困ったものだ!!」

(本当は、「困ったもの」はブッシュさんの方なのかも?)

(2)「困ったもの」(その2)民主党の執行部人事

 「困ったものだ」シリーズ(その2)、今度は日本のニュースからです。

 9月23日に行われた日本の野党第1党の民主党代表選挙は、党員・サポーターの投票により結局、鳩山代表の3選ということで決着しましたが、投票率の低さに加え、その後の執行部人事でももたつき、次の政権を担うかも知れない「野党第1党・民主党」としては、新鮮味とパンチに欠けた感じを国民に与えてしまったようです。

――― さて、これからがジョークです。

 日本の野党第1党である「民主党」はいまひとつ、迫力とパンチに欠けた感じで、国民からの次の政権を任せるには頼りないとみられています。

そう言う状況を見て、「我々までイメージダウンとなり、困ったものだ!」と嘆いている声が海の向こうから聞こえてきました。

誰の声かと良くみたら、――― それは、11月の中間選挙で躍進を狙う、アメリカ野党の「民主党」でした。

(3)メーカーに銃事故責任(カリフォルニア)

カリフォルニア州のグレイ・デービス知事はこのほど、銃を使った事故に対する責任の一部を銃の製造者側に負わせる法案に署名しました。

これは銃規制を訴える運動家らによる銃製造側への批判の高まりにより制定されたものです。

2003年1月1日から施行されるこの法律により、今後、安易な銃販売・宣伝に歯止めがかかることになりそうです。

 ――― さて、これからがジョークです。

カリフォルニア州のデービス知事が、銃規制を訴える運動家らに有利な法案に署名したため、銃規制に反対している圧力団体のNRA(全米ライフル協会)は早速、抗議の声明を発表しました。

その声明には大きな文字で次のように書かれていました。――― 『我々は“狙い撃ち”された。同士よ、防弾チョッキを着て断固戦おう!!』

【注】一方、連邦議会では目下、NRA(全米ライフル協会)の後押しにより、事故の責任から銃メーカーを保護する法案が審議されており、これが成立すると、カリフォルニア州の法律は効力を失う可能性もあるのだそうです。

(4)3290万人が貧困層:米国

数日前、アメリカ主要マスコミが報じた、アメリカ国勢調査局のデータによると、アメリカの2001年の平均一世帯収入は4万2228ドルで対前年比2・2%減、2連続の下落。特に黒人貧困層が不景気の直撃を受け、平均収入が19年ぶりに2万ドル台(2万9470ドル)に落ち込み、全黒人人口の22・7%が貧困層となっているとのことです。

そして、米国内の貧困人口が8年ぶりに増加し、なんと3,290万人にも達しました。これはアメリカ経済が明らかにリセッションに陥っていることを証明していることになります。

――― さて、これからがジョークです。

アメリカ・ブッシュ大統領は、このほど、国民の貧困層の増大を重視し、これまでの政策を大転換する決定を発表しました。

それは、これまでのイラクへの“宣戦布告”から、国民を貧困から開放するための“貧困への宣戦布告”への変更でした。

そうしたら、大むこうから声があがりました。 ――― 『イヨッ、大統領 !!』

(尤も、ブッシュさんにしてみれば、「世界の平和を守り、貧困をなくすためにも、イラク攻撃が必要なのだ」とおっしゃりたいのかも知れません)

【注】米国の場合、「貧困基準」は常に変動し、2001年の場合は、4人家族で年収1万8104ドル(1ドル120円で約218万円)以下となっています。

羅府の庄助 ( skawai@earthlink.net

編集後記

腰の調子が悪くなったのは、暑い夏のせいにして、お酒やビールの飲みすぎに加え運動不足になっているせいではないかと思っています。これを機に摂生したいと思います。
雑貨屋ニュースレターのバックナンバーは下記のURLでご覧になれます。

http://www.ne.jp/asahi/zakkaya/weekly/zwback.htm

Zakkaya Weekly No.334

雑貨屋 店主 大西良衛  gp-bmail.gif (1852 バイト) zakkaya@news.email.ne.jp

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